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2013年11月24日 (日)

2013 J2 第42節 福岡 2-0 岡山(レベスタ)

2013年11月24日(日) 12:33キックオフ[ 観客 9,605人 ]
レベルファイブスタジアム

●マリヤンプシュニク監督(福岡):
・素早くボールを動かそう
・前への意識を、より強く持って戦おう
・ハードワークして、エネルギーがなくなるまで、最後まで走り切ろう

●影山雅永監督(岡山):
・2失点にあわてず、じっくりと、1点、1点、返していくこと
・マークの受け渡し、ポジションのスライドをていねいに行い、声かけを多くして、厳しい守備を立て直すこと
・奪ったボールは前へ運び、シュート数を増やしていくこと

●マリヤンプシュニク監督(福岡):
「みなさん、こんにちは。今日のような良い試合でシーズンを終えられることを、非常に幸せに思っています。もちろん、勝利したことが、その大きな理由のひとつです。最初の30分間、我々は非常にいい試合をしました。あれが我々が来シーズン目指していきたいサッカーです。いいゴールが生まれました。2点目に関しては少しラッキーな部分もありしたが、今年、ツキが無いことが多かったので、たまにはこのようなツキがあるのもいいものだと思っています。ただそれ以上に幸せを感じ、満足している部分があります。それは、多くの観客の方たちに、スタジアムにお越しいただいたことです。とても素晴らしいことでした。我々は、来年、大きなチャレンジをすることになりますが、このような素晴らしいサポートを受けたことで、皆さんが、これからも良いエネルギーを我々に与えてくれるのではないかと、将来に向けての希望がわいています。年間を通してスタジアムに来てくださった方はもちろん、今日、スタジアムにお越しいただいた観客の皆さん、大塚社長、アビスパの役員の皆さん、スポンサーの方、そして、我々の試合に関わってくださっているスタッフ、様々な関係者の皆さんに感謝したいと思います。特に、年間を通してハードワークしてくれた、私のコーチとスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。そして最後に、私の選手たちにありがとうと言いたいと思います。シーズンの途中には上手くいかないこともありました。けれど、彼らはハードにトライし続けてくれました。来年も同じようにトライし続けてくれるものだと思っています。そして、来年も、また違った形での変化が生まれると信じています。ただし、皆さんがご存じの通り、クラブは厳しい経営状況にあります。ですから、来シーズンに関して、私はここで大きな成果を約束することはできません。J1、J1と型通りの目標をあげることもありません。来年は育成の年、そして成長の年だと私は考えています。だからと言って、私に野心がないわけではありません。選手たちも大きな野心にあふれています。ただ、我々は現実的な面も見ていかなければならないのです。ステップ バイ ステップで進んでいきたいと思っています。ですから、我々を助けてください。メディアの皆さんは、サッカー業界の中でとても大切な役割を担っています。我々のパフォーマンスが悪い時には批判をしてください。でも、今日のような試合があった時には、我々の事をポジティブに取り扱って、スタジアムに多くの観客が足を運ぶことになる活性剤になってください。今日のふたつのゴールは19歳の選手から生まれました。彼らは我々アビスパの将来を担ってくれる選手なのです。そして、我々はすべてをかけてアビスパを強くしていきたいです。ですから、九州の高校、大学のサッカー部の監督、そのほかの九州のサッカー関係者の方たちと力を合わせて九州を代表するアビスパを作っていきたいです。福岡は九州の首都のような存在です。もっとも大きな街であり、経済力があります。だから、将来、J1のチームがここにあるべきだと私は信じています。その目標を達成するために一緒に力を合わせて頑張っていきましょう」

Q:三島選手のゴールが生まれる前のプレーで、中原選手がオ チャンヒョン選手にパスを出した場面で、監督が不満そうな態度をされていたのが印象に残っているのですが、あのパス自体は満足されるものではなかったのでしょうか?
「中原選手が、オ選手にパスを出した時に、私は逆サイドに振った方がいいのではないかとイメージしていました。ところが、私のイメージとは裏腹に、ボールは三島選手にわたり、ラッキーな形ではありましたが、強いクロスボールが ゴールに吸い込まれて行きました。もちろん、そういう形でゴールが生まれるのも全然アリですし、私自身にとっても、ゴールが生まれるということが最も幸せなことです。その時の表情や、表現は違ったもののように見えたでしょうが、それ以降の場面に関しては、なんとも思っていないばかりか、うれしく思っています。私も血と肉でできた人間です。そして長い時間仕事をしています。私は仕事に関する運動量が多いので、当然、中にはミスもあります。私のミスがゴールにつながるのであれば、私は積極的にミスを作っていきたいと思います」

Q:ふたつお聞かせください。まず、夏までは6位以内を捉えられる位置にいながら、その後、後退してしまった理由です。ふたつめは育成についてです。来年は育成中心ということでしたが、現時点で具体的に考えていることがあれば教えてください。
「まず最初に、2番目の質問にお答えしようと思います。皆さんも、我々が変化を遂げて去年とは違うチームになったことをご覧になったと思います。我々のチームには、J1で活躍するような、あるいはJ1のスター選手になれるような選手はいません。その代わり、三島、金森、中原、パク、牛之濱など若い選手が成長してきました。ですから、彼らのような選手を九州の中から、もっと、もっと探していきたいと思っています。そして若い選手たちにチャンスを与えていこうと思います。さらに、クラブの経営状況が改善できれば、九州圏外からも良い選手を獲得し、もっと強いチームを作ろうと思います。そのためには時間とお金が必要です。ただし、お金はすべてではありません。我々のプランと計画を実行することができるオーガナイズされた組織があれば、それは可能だと考えています。次に最初の質問についてです。私が福岡に来た当初はチーム状況は良かったのですが、9月は我々にとって非常に厳しい時期でした。でも私たちだけではなく、メディアの皆さんや、ファン、サポーターの皆さんの方が、もっと苦しい気持ちでいたことだと思います。今年の状況でいえば、ガンバ大阪と神戸に対して互角で戦えるチームはJ2の中には見当たらず、残りのチームで3位から6位までをあらそうという非常に難しいリーグになっていたからです。その中で、長崎さんは今シーズンのビッグサプライズで、素晴らしいシーズンを送りましたが、来シーズンの我々は、もっと素晴らしいシーズンにすることができると信じています。そのためには、もっともっと汗をかかなくてはいけませんし、ハードワークをしていかなければなりません」

●影山雅永監督(岡山):
「1年間お疲れ様でした。そして、今日の試合、お疲れ様でした。徳島に負けてプレーオフの可能性がなくなった時に、『もう一度戦おうぜ』ということで準備をし、ホームの最終戦で負けてしまったわけです、我々は。そこからもう一度、選手たちは苦しかったと思うんですけれども、1週間準備をしてくれました。試合はいい入りだったと思います。我々もアグレッシブ、相手もアグレッシブ。そのアグレッシブさと球際のしつこさの部分で、立ち上がりは上回れたと思います。そんな中で、少ない相手のチャンスが入ってしまった。2点目もクロスだと思うんですが、わかりませんが、そうやって2失点をして、多少、意気消沈したかもしれないですね。それでも前半はまだ、自分たちのサッカーをやりきってですね、1点入ればというところまで、自分たちを律しながら攻撃に出ていくという姿勢を見せてくれていました。後半、早い段階で点が取れればと思ったんですが、まあ後半は単発な攻撃に終始してしまいました。相手も2点のリードを守りながら効率よく攻撃を仕掛けるという戦い方をしてきましたから、最後まで穴が開けられなかったのかなと思っています。今日もたくさんのサポーターが、新幹線を準備していただいて、たくさんの方が岡山から我々の背中を押しに来ていただきました。そうした方に、来年につなげるために、たくましい姿をお見せして、みんなで笑って終わりたかったところでしたが、それができなくて非常に残念でした。2失点をして、後半ここからという時に、さらなるパワーを見せられなかったこと、これが今年の終盤に向けての我々の姿を象徴しています。こういったものを、もっと、もっとパワーアップして相手を上回ることをしていかないと、我々も、もう一段高いレベルに自分たちを持っていくことができないのかなと思いながらシーズンが終わることを、さみしく思います。皆さんが来てくださったことを感謝しつつ、来季はもっと、もっとパワーアップすることを誓って、今からしっかりと来季に向けての準備をしていかなければいけないのかなと思いました」

Q:ここ何試合か失点が増えている印象がありますが、終盤になって失点が増えた理由を、どのように分析していらっしゃるのか教えてください。
「いくつかの側面があると思います。福岡は、いわゆるバイタルエリアと呼ばれるところに人を多く割いてきて、それが上手くボールが動くときには、攻撃が、特に今日は素晴らしかったと思います。そういったものがまずあって、それを止めることができなかったというのがひとつ。それとやはり、チームは生き物だなと思うことがありますね。ここのところ失点していることがあって、思い切りのよいディフェンス、判断のスピードが、失点を重ねることによって、少しずつ自信が失われてきているのかなと思うようなシーンが散見されましたね。自信を持てと言って持てるのであれば、100回でも、200回でも言うのですが、実は、終盤の大事なところで失点を重ねていったことで、それが少しずつ削ぎ落ちて行ってしまったのかなと、今は思います」

Q:昇格争いが大詰めになってからの失速というのが大きくて、去年も大詰めで勝てないことがあったと思うんですが、それが実力なのか、状態なのか、経験なのか、どういったことなのでしょうか?
「それが分かれば手を打つんですがね。ひとつは、我々が最後に3連敗で終わったことで力の無さを感じるところもありますが、本当に紙一重のところなので、このリーグは、そういうリーグだというのが理由のひとつだと思いますね。我々は、8位、9位、10位あたりで、勝てば何位、負ければ何位というところを意識しながら、あるいは意識しないようにしながら、いろんなことを思いながらやってきたわけですが、我々よりも上のチームも、下のチームもそうなんですよね。いくつか勝てば6位が見えてくるというチームを数えると、非常に多くのチームが幅の中に入ってきてしまうリーグだったのではないかというのが、ひとつですね。それから、その団子になっている塊をオーバーするような力を持っていないと、必ずとか、絶対とかは、このリーグにはないと思いますね。それを上回る何かがないと、余裕を持ってと言ったらおかしいですが、そこで勝ち切って、6位以内をキープしながらリーグを進めるというようなことにはならないのかなと思いますね。それは、最後に崩れてしまった守備を、ずっと維持することなのかも知れませんし、相手を上回る攻撃力なのかも知れませんし。私がいま思うのは、何かひとつをやればいいということではないということです。サッカーとは、いろんな要素がつながって出来上がる、本当に難しいスポーツですからね。全体的にチーム力をアップさせることが必要かなと思いますね」

Q:シーズンオフは、何が足りなかったかというのを探すということになりますか?
「探すことはないと思うんですよ。サッカーをトータルで上げなければいけないわけですから、じゃあ攻撃力を上げましょう、じゃあ守備力を上げましょうと言っても、サッカーは攻撃力を上げたからと言って点を取られないわけではありませんし、守備力を上げたから勝てるかと言ったら、引き分けが多くなってしまいますよね。守備をしながら攻撃もし、フィジカルでも負けずに、判断も早くしてと、いろんな要素が本当に複雑に絡み合っているスポーツだと思いますから、それらのすべてをサッカー選手として、チームとしてレベルを上げることが必要なんじゃないかと思いますね」

Q:終盤で戦う相手チームが良かったという話が監督からありましたが、底力を見せられた、その部分で、底力を見せられなかった終盤だったように思いますが。
「おっしゃる通りだと思いますね」

Q:それは何なんですか?また戻ってしまいますが、シーズンオフに、その部分というものは課題として見えるものなんでしょうか?
「前の質問にも答えましたけれど、生き物ですからね。『戦おう』『相手に負けずに上回ろう』と思いながらも、それまでのゲームであったり、その試合の流れであったりで、選手たちのメンタリティであったり、自信みたいなものが本当に動いてしまうのがサッカーですから、それを上回らせることができなかった私の力かもしれませんね。私も、来年、もっともっとパワーアップして、チームに力を還元できるようにしたいですね」

Q:最後に3連敗して、サポーターからブーイングが出てもおかしくない状態でも、今日は拍手で送られて、どのように感じられましたか?
「それはシーズンが終わることはさみしいですし、残念ですし、皆さんには申し訳ないと思っています。彼らには、もっともっと笑って試合を終えられる、終わった後に、みんなで笑いあえる試合を来年は増やしていきたいと思います」

Q:選手たちが少し自信を失った部分もあったかも知れないということで、選手たちには、どういう言葉をかけてあげたのか、あるいは、かけるのかということでは
「よく戦ったということを言いたいと思います。3連敗という形になりましたので、選手たちも落胆していますしね。順位も下がっていく中でふがいなさも感じていると思うんですが、1年間まったくダメだったのかというと、そんなことは全くなくてですね、非常にトレーニングの中で全力を出す、試合の中でも、そのメンタリティを持って戦いながら出す、ということをシーズンぎりぎりのところまではできていたわけですよね。それを紙一重で上に行くのか、下に行くのかという団子状態で難しかったリーグを、本当に1年間、トータルでは選手たちは戦う姿勢を見せてくれたのではないかと僕自身は思っていますからね。お疲れ様でしたと声をかけたいですね」

Q:シーズンが終わった今の率直な気持ちを簡単に教えてもらえますか?
「悔しいですね。残念ですが、選手たちは非常によく戦ってくれましたからね。次に試合がないのは残念ですが、これから我々はいろんな準備をして、今シーズンの反省も含めてやって行かないといけませんが、選手たちには、1回、ゆっくりと休んでほしいですね」

※福岡の選手コメントは後ほど掲載します

●千明聖典選手(岡山):
「それほどわるいイメージでやっていたわけでもない。個人的にはボールを取るべきところで取れていたと思う。そういう時間帯をもっと長くしないと。立ち上がりの2失点は厳しい。点を取るチャンスも、いつもの慎太郎(清水)だったら決めていたような…。難しいですね」

●近藤徹志選手(岡山):
「多くのサポーターが来てくれて、ホーム最終戦で負けているので、絶対勝ちたい試合でした。あの時間に失点したことは、今日の大きなポイントになってしまったと思います。最近の試合を無失点で終われていないので、ゼロで終わりたかったんですが、失点はすごく残念です。すべての面でレベルアップしないと上にいけないと思うし、もっとチーム力をつけないといけないと思います」

●石原崇兆選手(岡山):
「最後まで負けたくなかったですし、今年さいごなので出し切ろうと、がむしゃらにやっていました。前に運びたかったし、追いつくために必死でした。前半で2点取られたことが大きかったんですが、自分たちもフィニッシュまで行き切れなかったので、そのあたりは、自分の力はまだまだ。FW陣は頑張らないといけないと思います」

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