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2012年10月21日 (日)

39節:アビスパ 2-3 甲府、20121021、いろんなコメント

●前田浩二監督(福岡):
・積極的にサイドからの攻撃でシュートを仕掛けよう

●城福浩監督(甲府):
・取った後のボールを割り切って奥に入れるか、つないで行くかをハッキリしよう
・中を閉じながらバランスをとって守備をしよう
・良いポジションを取りながら、サイドにボールが入った時にスイッチを入れよう
・優勝は簡単なものじゃない。まずは15分を大切に戦って、チームで勝利を掴みに行こう

●前田浩二監督(福岡):
「敗戦は受け入れがたいものがありますが、甲府さんのJ1昇格、J2優勝におめでとうございますと一言お伝えしたいと思います。6000名近くの方に集まっていただいたにも関わらず結果が伴わなかったのは残念ですし、本当に申し訳ないと思っています。また、選手たちはサポーター、ファンのため、子どもたちのためということで力を出し切ったと思います。この負けは受け入れがたいものがありますが、前を向いて進んでいきたいと思います」

Q:前半で3失点。立ち上がりから厳しさが足りなかったように思いますが、監督はどのように捉えていらっしゃいますでしょうか?
「今シーズン、同じようなケースでやられていますけれども、甲府さん相手に悪い面が全部出てしまったと思っています。ただ、皆さんも見てお分かりの通り、後半は甲府さんにあまりチャンスはありませんでしたし、やれば出来るという選手たちがそろっているんですが、窮地に立たないとエンジンがかからないという選手が多く、私がチームを預かってから、自発的、自主的にプレーするというところが課題ですけれども、それでも、一歩、一歩、成長していることは間違いないと思います。ただ経験ということで言えば、甲府さんの平均年齢は30歳、我々は25、6歳だと思いますけれども、明らかにゲーム数、タフさというところ、経験不足が露呈してしまったのかと思います。ただ、そこは言い訳でしかありませんから、自分たちに向きう合う、自分たちで分析する、そして改善する力を養っていかなければ、やはりズルズルと来てしまう。トレーニングから突き詰めてやってはいますが、相手の優勝にかける熱さだったり、自分たちのモチベーションを保つ強さだったりということを含めて、プロとして最後まで戦うという根本的なところが、まだ足りないのかなと思います。私が預かっている選手たちですので、選手たちだけに責任があるのではなく、私自身にも責任があると思っていますので、しっかりと選手とトレーニングを積んで行きたいと思っています」

Q:受け入れがたい敗戦とおっしゃいましたか、どんなところで、そう感じられたのでしょうか?
「後半、我々は積極的にボールを保持して何度かチャンスを作ったということが1点と、前半の45分がもったいないものでした。最初はCKからのセカンドボール、2点目は同点に追いついてからの1分後、3点目が前半残り2分での失点というところでは、普段から気を付けている失点でもあります。同点に追いついてホッとしてしまいましたが、そこで、もう一歩つめなければいけない。相手に隙を与えちゃいけないというところで、相手に勢いを増されてしまうというところが、我々が勝点3を取れない理由でもあります。後半、選手を交代して挽回に入ったわけですけれども、最後の所でのもったいなさに尽きると思っています」

以上

●城福浩監督(甲府):
「我々は今シーズン、10000人に満たない観客数から始めて、前節はホームで満員に出来たというところ、あるいは、複数の練習場で練習をしながら結果を出してきたという意味でも、我々は勝ち取ってきた集団であるということでは、今日、他のチームの結果はどうであれ、自分たちで勝ち取ろう、それが我々らしいと言って選手たちを送り出しました。選手たちが、その意をくみとってくれて、本当に強い気持ちで試合に臨んでくれたと思います。内容としては、最後に押し込まれてしまいましたが、選手、スタッフ、サポーターが一丸となって勝ち取った優勝だったと思います。本当に彼らを誇りに思います」

Q:財政的にも劣る中で、このクラブが、こういう結果を勝ち取ることが出来た最大の理由は、どういうところにあると考えていらっしゃいますか?
「本当にギリギリの人数の中で、営業、現場スタッフ、主務らがグラウンドをとり、グラウンドを作って練習し、毎回、全撤収をしながら次の日に臨むという毎日を過ごす中で、これまで、栄光と悔しさを繰り返してきた歴史から、もう悔しい想いをしたくないという気持ちが一緒に働いている中で伝わってきました。あるいは、去年からここに残った選手たちも、あるいは新しく来た選手たちも、自分たちはこのまま終わらないという強い意識を持ってグラウンドに立ち続けてくれた賜物だと思っています。本当に、いい環境ではなかったからこそ、財政面ではJ2の中でも苦しかった状況だったからこそ、なし得た一体感だったと思いますし、苦しい時も含めて、ぶれずに目標に向かえたからだと思っています。もちろん、いろんなことがありましたけれど、現場を仲間たちが背中を押し続けてくれた1年だったと思います」

Q:ヴァンフォーレ甲府というクラブにとっては初めてのタイトルになりましたが、このタイトルがクラブにもたらすものは何だとお考えですか?
「J1であろうが、J2であろうが、トーナメントであろうが、優勝を経験出来る選手、スタッフは、Jリーグの中でも、そう多くはありませんし、このクラブに所属して10何年経っている選手でも、優勝を経験していない選手が当たり前のようにいます。そういう意味では、この優勝にすごくこだわっていましたし、彼らとともに優勝を勝ち取れたというのは嬉しく思います。クラブが一つの歴史として、次のステージで結果を勝ち取るためのベースになって行けばいいなと思います」

Q:監督のアクションなどを見ていますと、前半の内容にはさほど満足していないようにも見えましたが、その前半の受け止め方と、メンバーを見れば、アビスパ福岡には能力の高い選手たちがいる、そういうチームに立ち向かうために、選手たちに1年間まっとうさせ続けてきたことは何だったのか教えてください。
「前半に関しては、そんなに悪い内容ではなかったと思います。ただ、相手のポゼッション能力が高い、選手たちの個々の能力が高いチームなので、ボールは回されるかも知れないけれど、焦れずに辛抱して、奪って、我々のサッカーをするという意味では、そんなに悪くはありませんでしたし、2点目、3点目は非常に美しいゴールだったと思います。ただ、自分たちのミスでピンチを招いていた繰り返しがあったので、1回、2回、繰り返した時に、相手が何を狙っているのか、自分たちが何をした時にピンチになっているのかということを指示している最中に、またピンチが訪れたことがあって、少し厳しい言葉をかけました。二つ目のご質問に関しては、今日で39試合目になりましたけれど、全くスタンスを変えずに1年間を過ごしてきました。開幕3連勝した後、ゴールデンウィーク明けまで、本当に苦しい時期がありましたけれども、毎試合、毎試合、我々が目指すサッカーの中で、何が出来て、何ができなかったのかということを、フィードバックのビデオを作り、グラウンドで選手たちと話し合ってきました。負けても成果を確認するし、勝っても課題を確認する。試合後は必ず自分たちと向き合った3日間があって、その次に対戦相手の対策を綿密にやる2日間があって、この5日間というのを、どんなにいい時でも、悪い時でも続けてきました。そうすることによって、なぜ勝点1に終わったのか、なぜ勝点0で終わったのかという悔しさが選手の骨身に染みてきた。その成果が後半戦の無敗記録につながったと思います。チーム作りとしては最初から何も変わらない、それが一番大事なことだと信じてやっています」

Q:1点差ゲームの勝ちが非常に多いのですが、何が良くてここまで1点差ゲームでの勝利が多いのでしょうか?
「一昨年の柏さん、去年のFC東京さんのように戦力が抜群に整っているチームは5点差で勝つ試合というのが何試合かありますが、我々はそこまでの差を見せつけられないというのが現状だと思います。まだまだ、我々は力を付けていかなければいけません。1点差で終わってしまうというのが現実だと思います。ただ、それを勝点3に結び付ける、勝点1をもぎ取るというところでは、前半戦は内容的には全く悪くなかったけれど、勝点3で終わるはずが勝点1に、勝点1に終わるはずが勝点Oに終わってしまった15、6試合があったからこその今だと言えると思います」

●オズマール選手(福岡)
「自分のコンディションは上がってきているし、チームとしての守り方も理解できるようになってきた。今日のゴールは、みんなのおかげで取れたものだと思う。けれど、負けている状態から同点に追いついたにも関わらず、その直後に失点してしまい、チームとしてのディフェンスを、より改善していかなければいけないと感じる。自分たちはホームとしての戦い方を見せなければならなかったし、こんなに重要な試合なのに、あまりにも簡単なミスが多すぎた。トレーニングでは、いい準備が出来ているが…。ただ、ピッチの上でプレーするのは選手たち。自分たちでより良くしていかなければならない。繰り返しになりますが、今日はホームゲーム。自分たちの戦いを見せなければならなかったのに、悲しい気持ちでいっぱい」

●鈴木惇選手(福岡)
「正直、やりきった感じが全くしない試合で不完全燃焼のまま終わってしまって、しかも、ホームでああいう試合をしてしまって、相手に優勝まで決められてしまって、終わった瞬間は情けなくて立っていられないくらい悔しかった。ダヴィにも得点以外のところでは1人で持ち込まれたというシーンはなかったと思うし、1人、1人は頑張っていたと思うが、それが上手くつながらなかった。チームとしてのやり方は甲府の方がハッキリしていた。ボールを持っていないときは前から連動して潰しにきたし、ボールを持った時はダヴィに素早く当てるのか、サイドに当てるのかという判断が全体として出来ており、そういう差はあったと思う。練習中から、監督からは余り細かいことは言われず、自分たちで話しあいながらやっていて、難しい部分もあるが、最終的に、その場でやるのは自分たちなので、今日みたいな時にどうやるのかというのを自分たちで判断出来るようにならなくてはならない。今日の試合では、11人が11人、それぞれ違う感じ方をしていると思うので、前の選手と後ろの選手で、もっと意見をぶつけ合ったりとか、細かいところ突き詰めて行けるようにやっていかないといけないと思う」

●高橋泰選手(福岡)
「点を取られる時間帯が悪かった。今日は入り方も良くなくて、少しだらっとした感じをベンチで感じた。それがそのまま出てしまった前半だったと思う。先制されて追いついた後の1点が…。点を取られた後、点を取った後の5分というのは意識しているはずなんですが、そこで取られてしまい、普段から取り組んでいることが試合で出せていないなと感じた。時間帯によっての戦い方というのはやっていく中で身につけていかなければならないのですが、今シーズンは上手く試合を進めることが出来ず、それが試合にそのまま出てしまっている部分があると思う。今日の甲府は後半アディショナルタイムのCKの時に上がってこなかったが、1点を争う試合を上手く取れていくのが甲府のようなチームだと思いますし、繰り返しになるが、そういったしたたかさとか、試合巧者ぶりというのは、試合をやっていく上で身につけなければいけないのですが、その辺が、もろに出てしまった試合だったと思う」

●永里源気選手(甲府)
「昇格を決めてから次が難しいと思っていた。選手は優勝を目標にいい緊張感でやってきた。レベスタは好きなスタジアム。古巣だけど、それ以上にゲームに出たらチームのためにやろうと思っていた。チームのために我武者羅にやった。(ゴールは)ご褒美かなぁと思う。いいクロスを福田選手が上げてくれた。東京Vで一緒にやっていたので信頼していた。(甲府にとって)J1残留が来年の勝負。残り3試合が大事なると思う」

●山本英臣選手(甲府)
「ゲーム前から勝てば優勝と分っていて臨んだ。ただ、苦しい時はゲーム中だけでなくそれ以外のときでもサポーターが応援してくれて自分たちは救われて今日を迎えることができた。(優勝が決まって胴上げされたことについては)予想してなかった。まだ僕はベテランじゃなくて中堅だと思っていたので(胴上げは)いいもんではない(笑)。人を胴上げする方がいい。昇格が決まって今日は難しいゲームになると監督に言われていた。この先も難しいゲームになるが、いい緊張感を持って不敗記録へのチャレンジになると思う。喜ぶのはオフにしてシーズンをやりきりたい」

●伊東輝悦選手(甲府)
「(試合には出なかったが)優勝して良かった。昇格と優勝を目指してスタートして、前節の昇格を決めて今節優勝を決めることができて目標達成。シーズンは終わっていないし来年のこと(契約)は決まっていないけど、充実した1年を過ごすことができたと思うし、残り3試合勝っていい形で終わりたい。来年も頑張りたいと思っている」

●柏好文選手(甲府)
「今日は勝てば優勝という試合だったけれど、チームとして硬さはなかったと思う。最初の15分は相手のプレッシャーが速いので注意して入った。後半の終盤は3-2で逃げ切る試合になったけれど、こんな試合が続いていたし、モノにしてきた。逃げ切る自信はあった。優勝にふさわしい戦いができたと思う。振り返ると個人としてもチームとしてもいい1年。でもこのままJ1に行けば駄目だと思う。残り3試合は先を見据えてやりたい。自信がついたのは確かだけどもっと上のレベルを見ないと駄目だと思う。J1の方がレベルが確実に高いので昇格して良かったでは終わらないようにしたい」

●井澤惇選手(甲府)
「素直にうれしい。(10番を背負ったシーズンは個人的には)点は取れなかったがチームとして結果を出せたことが凄くうれしい。来年は(ユースまで所属した)FC東京と対戦できることも嬉しい。城福監督も同じだと思う。あと3試合全部勝って胸を張ってJ1に行きたい。今日は硬さはなかったけれど、同点にされてから火がついたと思う。1-1になってから自分たちのペースでできたと思う。後半は相手も前から来ていて自分たちのペースという意味ではできなかった。福岡は個人のレベルが高いチームなので、マークが曖昧になりやすい間に入ってくるので難しい時間帯があった。サイドハーフの石津選手はいいドリブルをしてくるので掴みにくかった」

●盛田剛平選手(甲府)
「前半はDFラインから蹴ってくる福岡のボールに上手く対応できなかったが、裏をケアして対応した。甲府の選手と選手の間に入ってくる福岡の選手を上手く消せなかった部分もあるが、最後は裏をケアすることを考えていた。失点はしたが最後はどうにか…。過去に昇格を経験したことはあるが、ピッチ上で優勝を経験したのは初めて。36歳になってそういう場に立ち会えたことは幸せ」

●石原克哉選手(甲府)
「今年のチームなら当然とまでは言わないけれど優勝に値するメンバー、スタッフ、フロントだったと思います。過去にも優勝を狙うチャンスもあったけれど、今年はサッカーだけじゃなく選手の性格、ブラジル人も含めて国籍関係なくチームのためにプレーできる選手だったと思います。ここ数年で一番のまとまりがあった。勝つために何ができるかをみんなが考えることができた。スバ抜けて強くはないが、負けないゲーム運びはできていたと思う」

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