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2012年10月14日 (日)

38節:アビスパ 1-1 栃木、20121014、いろんなコメント

●前田浩二監督(福岡):
・奪った後、テンポよく速く攻撃に移ること
・カウンターに注意すること
・攻撃はクロスからシュートで終わらせよう

●上野優作ヘッドコーチ(栃木):
・ラインコントロールをしっかりやろう
・チャレンジ&カバーを心がけよう

●前田浩二監督(福岡):
「みなさん、こんばんは。はじめに多くのサポーターの方が来てくれたことに感謝しています。結果として1-1で引き分けてしまいましたが、最近のゲームで色々と課題があったにも拘わらず、選手たちは集中を高く持ち、最後まで切らさず、勝利を求めて走ってくれたと思っています。PKで先制点を奪われたことで、相手が引くような形になったため、そこをこじ開けることにトライしたわけですけれども、前半のうちに、もう少し突破を仕掛けるとか、ゴール前に人数をかけるとか、前で受ける、前へ出すというところを積極的に仕掛けていれば、2点目、3点目もあったと思いますが、次の甲府戦には手応えがつながるゲームだったと思います」

Q:前半がもったいなかった気がしましたが、後半に入っての修正ポイントはどんなところだったのでしょうか?
「前半がもったいなかったという表現もありますが、栃木さんのブロックが固かったということだったと思います。それに対する微調整に少し時間がかかったということだったと思っています。後半に関しては、出し手と受け手のイメージで、斜め前にボールを出す、斜め前でボールを受けるというところを、もっとテンポを上げて行こうということ。アタッキングサードに入った時の裏への飛び出しを積極的にやろうというのが二つ目。そして、三つ目はクロスに人数をかけようということでした。サイドで数的優位を作ってクロスに入って行こうと。そうすれば今度はバイタルが空くので、そこを突いて行こうということです。その3つのことを話しました」

Q:城後選手を、今季初めて先発から外しましたが、コンディションの問題なのか、戦術的な意図なのか、教えていただけるでしょうか?
「両方あると思います。彼が天皇杯も含めて、唯一全試合に先発で出場していますので、心身両面において、いろんな意味でピークを迎えていたという理由がひとつです。加えて、栃木さんが堅守速攻というスタイルを仕掛けてくることが予想され、中盤を制してからサイドへ展開する中で、石津が調子を上げてきていたので、ここでチームの土台を上げるためにも、戦術的なことも含めて彼を起用しました」

Q:その石津選手の今日のプレーについての評価を聞かせてください。
「まず評価できるのは、フィジカル的に90分間持ったということです。それと、彼の最大の武器は前を向いて仕掛けられるというものですが、今日の栃木戦はオープンなゲームにはならないと思っていましたが、その狭いスペースの中でも、その力が発揮できるだろうと思って送り出しました。初先発だったので緊張するかとも思いましたが、最初のプレーでしっかりと乗ってくれたと思います。ですから、次の休み明けの練習が彼にとっては大事になってくるのではないかと思います」

●上野優作コーチ(栃木):
「まず最初に栃木から福岡に足をはこんでくれたサポーターに感謝したいと思います。ここが、栃木からどれだけ離れているのかは、ここで生活したことのある僕が良く知っていますし、その福岡まで応援しに来てくれた方には本当に感謝しています。その人たちの前で勝点1しか取れなかったことは非常に残念ですけれども、この1が今後に活きてくることを願っています。試合に関しましては、上手く先制点は取れたのですが追加点が取れないという形でした。また、前半は守備一辺倒になってしまったという反省点があります。後半については、奪いに行くというパワーを出して、奪ってからカウンターというものを、もう少し決めようということを話して臨んだのですが、そこは、いい形が何本か出たので、そこを決め切ることが出来たら勝ちゲームに持っていけたんじゃないかなと思います。自分たちの、守備を強固にして、そこからのカウンターという形、栃木らしさというのは見られたのではないかと思っていますが、勝てなかったということに関しては非常に責任を感じています」

Q:後半の早い時間帯に相手に点が入って、それが福岡に勢いがついた一番の理由だと思いますが、それ以外に、チームとして上手くいっていなかった点などはあったでしょうか?
「後半の立ち上がりに福岡さんの勢いに押されたかなというのがありましたが、ワイドミッドフィルダーとボランチの間のスペースを上手く使われたかなというのがあります。そこも修正ポイントとして挙げていたんですが、攻撃に行って、すぐに戻るというのは中々大変ですし、そこに入った後でも、全員が寄ってきて、中を締めて防ぎ切ればと思っていました。相手のシュートが(大和田選手に)当たって入ってしまったので、少し不運な部分もあったのかなと思います」

Q:劣勢になってから高木選手と久木野選手を投入しましたが、その意図と評価を教えてください。
「まず高木に関しては、ワイドミッドフィルダーの横を使われていたので、高木を入れることで、そこで奪ってカウンターという形を効果的にするために投入しました。高木は途中からリズムも良くなってきて、攻撃の起点にはなってくれたんじゃないかなと思います。久木野に関しては、先週のトレーニングから非常に好調でしたし、シュートのセンスも持っていますので、最後のゴールを割るという部分で、彼のシュート力や、一瞬のひらめきにかけたという部分があります」

●石津大介選手(福岡):
「練習とか、紅白戦の時から、あそこでボールを受ける意識は持っているし、それが自分のストロングポイントでもあるので、あそこで常に受けようという意識がありました。前半は相手も間延びしていない状態だったので難しかったんですけれども、後半に入って間延びしてきていたので、フリーで受けられるシーンが増えたんじゃないかなと感じています。前半は大事に行きすぎてシュートを打てなかったので、ハーフタイムのロッカールームで、惇(鈴木)に『相手にあたってもいいから1回打ってみろ』と言われて打ったら、ああいう結果になりました。前半から支配出来ていたので、焦らずにやっていれば崩せるし、点が取れる。後は最後のところだけだからと話していたので、自分たちのペースでやれたんじゃないかなと思います。90分間出たのは大学を卒業してから初めてだったので、どうかなと思う部分もありましたが、夏に体力面を作っていたので、涼しくなってやれたのかなと思います。でも、点を取ったことは嬉しいんですけれども、チームが勝っていないので、モヤモヤした感じです」

●鈴木惇選手(福岡):
「不運な形で失点してしまいましたが、いつもなら、そこで攻め急いでカウンターを喰らうことが多かったですけれども、大胆さが足りない部分はありましたが、焦れずに外から行ったり、悪くないボール回しは出来ていたと思います。前半はミドルシュートが少なかったので、周りの選手に積極的に打ってほしいと伝えましたし、それで1点取れたことで、自分たちがバイタルへ入った時に焦ってアプローチに来たりというのがあり、そこから上手くサイドまでは展開できました。でも、そこからのクロスとか、最後のスルーパスの精度が低かったので、自分も含めて、次の試合に向けて修正するしかないです。こんな順位でも来てくれるサポーターがいるので、自分どうこうではなく、来てくれる人達のためにやらなければいけないと思いますし、目の前の1試合、1試合を勝つためにプレーすることに変わりはありません」

●末吉隼也選手(福岡):
「90分間主導権を握っていた試合だったので、もったいない試合でした。それにみんなに迷惑をかけてしまいました。後半に逆転出来れば良かったのですが、栃木の守備が固くて逆転出来ず申し訳なく思っています。あの1点で栃木が引いてしまったのですが、焦れることなくボールを回して、相手に隙が出来たらシュートを打つという考えでプレーしていました。それが石津のゴールだったと思います。あれをもっと続けなければいけませんでした。ミドルで点が取れたのですが、そこへ、ワンツーなども含めて攻められればよかったのにと思っています」

●サビア選手(栃木):
「PKは、浩二(廣瀬)に聞いたら『蹴っていい』ということだったので、自分が責任を負う形で蹴りました。しっかりと落ち着いて決めることが出来ました。ただ、前半はしっかりと集中して試合に入れて1-0で折り返せたんですけれども、後半は良くなくて、ペースも掴めず、同点に追い付かれた後に2点目が取れなかったことが大きかったと思います。先制点を取っている試合は結構多いのですが、2点目のゴールが取れないのは、ジャッジに対してイライラしてしまったり、冷静さを欠いてしまうという要因もあると思います。残り4試合。しっかりと全力で戦うだけです」

●山形辰徳選手(栃木):
「スタジアムの雰囲気はいいですし、懐かしい感じでやりやすかったですけれども、残念な結果に終わってしまい『悔しい』というのが今の正直な気持ちです。(急な交代は)気持ちの面では常に準備をしているので問題はありませんでしたが、チームとしては、予想外の交代枠を使って難しい試合にはなったと思います。それでも、どうにか逃げ切りたいと思っていましたが、相手もホームでしたし、勢いもありました。難しい試合でしたが、この結果を前向きに捉えて次につなげたいと思います。以前にいたチームだからと言って、気持ちが落ちたり、上がったりすることもありませんし、どこでも、いつでも、どんな状態でも同じ気持ちでプレーしていますが、それでも、福岡に負けたくないという気持ちはありました。勝ちたかったですね。でも、とにかくやるしかないので、いい準備をして次に備えたいと思います」

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