« 28節:アビスパ 1-3 湘南、20120812、いろんなコメント | トップページ | 30節:アビスパ 3-2 富山、20120822、いろんなコメント »

2012年8月19日 (日)

29節:北九州 4-2 アビスパ、20120819、いろんなコメント

●三浦泰年監督(北九州):
・後半の入りはポジティブにいくこと。
・マッチングを忠実にすること。
・点を取りに行く意識をしっかり持つこと。

●前田浩二監督(福岡):
・相手より反応を早く。
・リスク管理をきっちりと。
・迷わずいこう。

●三浦泰年監督(北九州):

「いつもの勝利は勝った瞬間の笛の直後、一瞬で、1分をもたないで過ぎ去ってしまうというか、そういうことが多いんですが、今日の勝利はいつもよりも少し長く勝利の瞬間を喜んで味わっていたいなという気分になる試合だったなと思います。ただ、もうすぐ連戦で、中2日で次の試合があるわけですから、こういうダービーらしいサッカーができたことを自分たちの自信につなげて次の試合に臨んでいきたいなと思います。

今日の試合のポイントは後半の入りだと思います。前半もちろんいいかたちで2点取れましたが、前半のアディショナルタイムで失点することは非常に試合を難しくした状況になりましたし、後半ポジティブな気持ちで切り替えて入っていけるかどうか、そこにはしっかりした戦術的なものと、しっかりした彼らのまとまるという、集団で団結、結束して後半を臨めるかということ。やはり点を取りに行く意識を持てるかということ。1点リードしているわけですから。このへんがポイントだったと思いますが、いい入りができたと思っています。彼らは勇敢に90分間プラスアディショナルタイムを戦い抜くことができましたし、我々の思うダービーらしい、ダービー観の強い、ダービーの雰囲気を出せた試合になりましたから、これはサポーターも我々のやってきたことを大きな目で評価、目先の評価、目先の勝利ではなく、先を見据えた勝利だとサポーターも認識してくれるんじゃないかなと思っています。

いま戦った選手たちは初年度に戦った福岡とのダービーを味わった選手は少ないと思います。ただそういう中でクラブの歴史というものが1ページ、同じ県で同じカテゴリーで戦うというダービーに1ページめくることができたと思いますし、我々はJリーグの大先輩であるアビスパに追いつこうとするのではなく、アビスパさんとは違う道を進んでいかなければ彼らの上にいくことはないんじゃないかなと。そういう意味では自分たちがアビスパと違う道を見つけて進む第一歩、スタートが切れたんじゃないかなと思っています。

4点を取ると攻撃に注目しがちですが、最終ラインが若いということ、もちろん最後に点を何が何でも点を取りに来る状況の中で、守備陣のミスを一番後ろにいる佐藤優也がしっかりカバーして決定的なシーンを防いだ。監督にとっては彼が今日のMVPではないかなと思っております。
ただFW陣もなかなか点を取れない試合が多かった中で今日のようなきれいな得点をFW陣が取れましたので、今まで取れなかった分、このあとしっかりしたかたちで継続していけるように、FW陣のいいパフォーマンスに期待したいなと思います。
今日は本当に数多くのメディアと数多くのサポーターが集まってくれて非常にありがたく思います。いい試合ができたなと思っております」

Q:若いDF陣の踏ん張りというのはどういうところか?
「ラインを高く保って、強いセンターFWに対してプレッシャーを掛けながら、裏に出るボールをケアする、そういうことを90分続けましたが、イージーなミスパス、イージーな取られ方によって後半何度かGKと1対1のシーンを作られる状況にあった。いいプレーを続けてはいるもののミスが起きた。そういうところを佐藤優也がカバーしてくれた。
DF陣に関しては合格点はあげてもいい出来だったんじゃないかなと思います。彼ららしいアグレッシブなしっかりしたマーキングから相手のボールを奪う、非常にスピーディーなディフェンスができていたと思います」

Q:端戸仁選手の2点目は彼の得意とする点だったと思うが、端戸選手への評価は?
「もちろんこのダービーという雰囲気、彼もコメント(ヒーローインタビュー)で言っていましたが、やはりレベスタでの彼自身のパフォーマンスに納得いっていなかった部分もあっただろうし、それをなんとか本城のサポーターの前で取り返したい、彼の強い信念、強い気持ちというのがこういうゴールを生み出したと思いますし、トレーニングああいう位置では簡単に決める彼ですから、本番で、我々にとって大事な試合でこういうゴールが見えたのは非常に心強いなと思います」

Q:前回のダービー後に『怖がっている』という話があったが、今はどうか?
「もちろん試合の展開もあるし、ホームとアウェイの違いもあるし、準備の中で彼らに過剰に敏感にダービーの大きさを反応させてしまった可能性もあります。今回は2回目だということ、それと負けてたということ。そして(福岡が)勝ち続けている、そういう意味ではアビスパのほうが強い過剰なプレッシャーがかかっていたのではないかなと。我々は前回のダービーよりもそういう意味では落ち着いて、アグレッシブに戦える状況、そういうところが勇敢に戦えた一つの要因だと思っています」

Q:池元友樹選手への評価は?
「大分で非常に難しい試合になり一人少ない中で、我々の流れが自分たちのほうに来る大事な得点をアウェイで挙げることができた。それをやはり連続して、それもホームで取りたかったと思う。そういう意味で彼に勝負強さが戻ってきたんだろうし、点は取れなかったものの、彼はトレーニングの中でしっかりとした努力と準備を続けていた。それが現れていると思いますので、これからも継続して努力していってほしいなと思います」

Q:鈴木慎吾選手に望む役割と、今日の試合での評価は?
「彼が来た日から彼に言ったのは、若手の見本になってくれということではないと。君自身が、このクラブで幸せになるためにプレーしなさいと。それは何かというと、自分のプレーをしなさいということ。ただ、自分のプレーをするためには、周りを理解しなければいけない、周りを生かせるようにならなければいけない、周りとの関係をしっかり持つことが自分が生きるということ。それと同時に仲間を生かすということ。彼がそういう、私の持っている考え方を理解してトレーニングしてきた、そういう意味では彼が34歳という年齢で、我々の選手にはないゲームをコントロールする落ち着きであったり、我々のサッカーとは違う視野を持った部分がある。彼にそういう資質がきっと出るだろうなと思っていましたし、それを過剰に期待したのではなく、彼がこの試合を楽しむことができればいいなと思っていましたので、そういう意味では、彼が出場して本城で勝利して、彼が初ベンチの大分でも勝利して、彼にとってはいい2試合だったと思います。
これを彼自身も続けていくことで、彼の選手としての幸せが付いてくると思いますので、これからも精進してほしいなと思います」

Q:勝点82は現実的にはなくなったが、新たに数字の目標は立てたのか?
「なくなった瞬間のミーティングで彼らには新しい目標、新しいイメージする数値は伝えてあります。ただそれはメディアには伝える必要はないと思っています。我々が我々の道をこのあと進むということです」

●前田浩二監督(福岡):

「ダービーをアウェイで迎えて残念な結果に終わりました。多くのサポーターに来ていただいたにもかかわらず敗戦になってしまって申し訳なく思います。
しっかり今週、準備してきたんですが、一瞬パニックになることで連続した失点を招くことが続いていて、しっかり落ち着いてプレーすることで、自分たちのリズムができるシーンがたくさんできるので、そのへんが課題だと思います」

Q:落ち着けない試合が続いている要因は?
「まず一つは、過去のことは変えられないんですが、昨年J1からJ2に落ちたトラウマの状態を断ち切れないというところが一点。そこで今のチームというのはほとんど入れ替わって、1シーズンまともに過ごした選手が古賀と城後ぐらいで、初めて1シーズン通用している選手が(ほどんどだ)。そういう意味でまだ試合の流れを読み切る力がない。本当に落ち着いてプレーしていければ大丈夫ですが、うまくいかなかったときにトランスな状態になってしまう。落ち着いてミスのことも含めて想定内の中でプレーしていければそんなに落胆することはないんですが、一挙に出てしまうというところが、パニックになってしまう要因だと思います」

Q:2点を取られたあと、押し込む時間が増えたが、練習でやろうとしたことと今日のプレーが違っていたようだが?
「練習でしたシーンもありました。裏へ蹴るシーンもありましたし、裏というのではどこにスペースがあるか、それが我々としたら北九州さんがバイタルが空く、向こうは今度は締めてきたので、2点を取ったこともあって。じゃあどこにスペースがあるかというと左右にスペースがあるということと、ボールバックしたときに背後、またバイタルが空くという繰り返しで、トレーニングもしていましたし、どこが嫌なスペースかというのをみんな突いていたと思います。サッカーというのはトレーニングした以外のことが出るのがサッカーですので、選手が判断して、実際に前から奪いにいってオズマールが2回、あとはサイドから入れて城後が1回のチャンスがあった。そこで決めていれば、決めるところで決めるかが勝敗になると思います」

Q:神山選手が飛び出してしまった判断については、どのようにお考えでしょうか?
「前掛かりに行っているところで、リスク管理をしながらだと思っています。彼自身を責めきれるところではないし、失い方だったり、相手もそういうところを狙ってくるというところだと思いますので、しっかりチェックをしていきたいと思いますし、ベンチから見ている範囲でいうと、前掛かりになっているシーンであったり、彼と映像をみてしっかり話をしたいと思います。しっかりと映像を見ながら分析、検証したいと思います」

Q:連戦だが、次に向けてどういう練習をするか?
「トレーニング自体はたくさんできるとは思いますので、しっかり精神的な部分と、ここに来てすごく目の前の部分を見がちですので、また難しいですけれど、体力的なところ、いまここでみんなでしていかないと。しっかりコンディション整えていきたいと思います」

Q:途中出場の山口和樹選手への評価は?
「彼はケガをする前も、した後も常にチームのことを考えてグラウンド内外、クラブハウス含めて、本当にチームのことを考えて行動できる選手で、全治6カ月という診断だったんですが、彼の努力で短くなったということ。練習では1回しかトライできなかったですが、こういうせっぱ詰まった状態でのプレーできるメンタリティを持っているという意味で、決断しましたが、十分に期待に応えるプレーだった。彼の日頃の努力、人間性、それからチーム愛というのがすべて出るいいプレーだったと思います。細かい部分はまたこれから詰めてやっていきたいと思います」

●端戸仁選手(北九州):
「前の福岡戦が不甲斐ない試合だったので、恥ずかしくないプレーをと心がけた。(池元へのアシストは)GKをかわした時点でコースがなかったので、中でタイミング良く入ってくれたのがイケさん(池元)でした。ダービーでも1勝は1勝なので、この次がすごく大事になってくるので、それに向けていい準備をしていきたいです」

Q:56分の得点は得意な位置からのゴールだったと思うが、振り返ってどうか?
「得意な位置というか、あの位置でボールを出してつぶれしていることもあったので。FWの点も、中盤、ディフェンスが繋いでのことで、チーム全体のことなので、これからも続けていければと思います」

Q:通算8ゴールとなった点については?
「1ゴール1ゴールの積み重ねだと思うし、来たチャンスをものにするのがいい選手だと思うので、こういう今日みたいなチャンスを生かせるように、試合に出続けて、ものにできるようにしたい」

●池元友樹選手(北九州):
「最高の雰囲気でできて勝てて良かったです。得点は4点ですがもっと回せたかなと課題も見えた試合でした。今年はなかなか結果を出せていなかったので、こういうダービーで決められたのは良かった。続けていきたいです。(得点シーンは)最高のパスを(端戸)仁が出してくれたので、落ち着いて決めるだけでした。なかなか前回も一昨年も得点も勝利できていなかったのでなんとか決めたいという思いが強かったですし、これからも続けていきたいと思います」

Q:FWが4点を決めたことについては?
「いいチームはFWが点を決めるのが一番だと思うし、やっぱりこうやってFWの選手が結果を残すと競争も激しくなるし、毎日の練習からしっかり意識していきたい」

Q:福岡とのダービーでの初勝利について、どう思っていますか?
「たくさんの人が来てくれていい試合ができた。これからの歴史に非常に大事なことになった。サポーターの人たちがそういう雰囲気を作ってくれた。一緒に戦おうという気持ち、一丸になっているのを感じました」

●常盤聡選手(北九州):
「流れ的にも苦しい時間だったのでなんとかしたいという思いで入ったんですが、失点もしてしまって。(得点場面は)ちょっと遠かったですが、思い切り。GKがちょっと前に出てきていたので」

Q:福岡とのダービーでの勝利については?
「今シーズン1回戦って、アウェイで勝てなかった悔しさもあるので。今日は本当にたくさんのお客さんが来てくれて、こういうゴールがたくさん入る試合で、楽しめる時間が大かったと思うし、こういう試合をチーム全体でできた。4回目で初めての勝利で、僕たちとしては歴史上初めてで、ギラヴァンツとしていいスタートかなと思います」

●佐藤優也選手(北九州):
「一つ一つ。この連戦が続きますけれど、一つ一つしっかり勝っていきたいと思います」
Q:DF陣が若く、その中で佐藤選手の役割も期待されていると思うが?
「若いけれど、自分がどうにかするということより、自分も11人の中の一人。そういう中で助けられる部分もあるし、助ける部分もあるし、そういう部分では引っ張れるところは引っ張るけれど、キローラン木鈴もしっかりリーダーシップ取れるし、金鐘必も今まで悔しかったと思うけれど、しっかりやれている。いまこうやってゲームを取れているので、これからも続けたい」

Q:今日も佐藤選手のセーブが光っていたが、その点については?
「終わるまでは8.0の評価が、点を取られれば3.0になるので、そういう部分は悔しいですが、切り替えていきたいと思います」

●古賀正紘選手(福岡):
「試合が終わってから、前の選手に『客観的に見て失点が多いのはなぜか』という話をしたんですが、現時点では、同じ状態での失点が続いていることに対する明確な回答が見いだせていません。同じ失点が続いているということは、間違いなく、根本に何かがあるはずです。局面だけを見れば、もっと体を張ってシュートコースをブロックするだとか、マークにつくだとか、そういった部分があると思うんですが、リーグ序盤から中盤にかけて失点が少なかった時と比べても、ピンチの質はそんなに変わっていないのに、それがいま、なぜ入ってしまうのかという部分では、もっと映像を見ながら回答を見つけなければいけないと思いますし、そうでない限り、同じ失点が続くと思うので、チームや、選手で、もう一度、話し合わなければいけないと思っています」

●鈴木惇選手(福岡):
「福岡ダービーという意識はありましたし、北九州との試合は、昇格だとか、J2だとかとは関係なく、どういう形でも勝たなければという気持ちは強かったんですけれども、それが出来なくて残念です。失点は、個人、個人の問題もあると思いますが、チームとしてのズレが生じているところもあるし、失点している時間帯が前節と一緒で、同じことを繰り返してはいけないと思っています。次はやらなければいけないと言うしかありません。2-1に戻したまでは良かったんですけれど、3点目を取られた時間帯が悪かったし、その後も時間があったので慌てずに攻めようという話だったんですけれど、決める所を決めないと今日みたいな試合になると思います。点差はありましたけれど、時間がある限り追いついて、追い越そうというつもりで戦っていんたんですけれども、それが勝ちにつながらなくて残念です」

|

« 28節:アビスパ 1-3 湘南、20120812、いろんなコメント | トップページ | 30節:アビスパ 3-2 富山、20120822、いろんなコメント »

アビスパ福岡2012関連記録&コメント」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 29節:北九州 4-2 アビスパ、20120819、いろんなコメント:

« 28節:アビスパ 1-3 湘南、20120812、いろんなコメント | トップページ | 30節:アビスパ 3-2 富山、20120822、いろんなコメント »