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2012年5月17日 (木)

13節:栃木 2-0 アビスパ、20120517:いろんなコメント

●松田浩監督(栃木):

「1点リードというアドバンテージを持ってのスタートだったんですけれども、そのリードを保ったまま、そして広げられたっていうのは最高の形になりました。一番良いシナリオになりましたけども、まあしっかり勝ち切ったということが、とにかくいまはホっとしているというか、うれしいですね。選手は規律正しく、やるべきこととかやろうとすることを、きちんと任務を遂行してくれたんじゃないかなと思います。以上です」

Q:選手たちは落ち着いてやっていたが、練習のなかで想定できたことが大きかったか。
「まあそう…そういうリハーサルというかシミュレーションというか。そういうことをやっといたということは、当然やっていないよりは落ち着いた形になると思うんですけれども。ただ、一番大事なのは、この前草津戦のときに2-0の試合で、2-1に追いつかれて。2点差のゲームというのは難しいとか言うけれどもそれは何故かと言うと、2-0になった時点で勝った気になっているので、1点追いつかれたりすると、『あれ?もう勝った気になってたんだけど?』っていうので勝てない。勝点3が獲れないというところが、あまりにも落差が大きいので、パニックになってしまうというか平常心じゃなくなってしまうということになると思うんです。今日もその69分からで1-0で勝っているということで、勝った気になってると、やっぱりものすごくその1点を守りきりたいだとか、余計な力が入ってしまうというか、平常心でなくなる可能性がある。まあ実際に平常心ではなかったとは思いますけど、それをどれだけ抑えられるかというか…パニックになるのを。その分を上手くコントロールしてくれた結果じゃないかな。だからあと20分残ってて、普通のゲームだったら1-0で勝ったと思う人はいないと思うんですね。でも何となくこう、再開試合っていうふうに構えて、1-0でもうあと20分しかないと。そういうことになると、何か勝たないとものすごく惜しいというか。まさしく2-0のゲームと一緒なんだけど、そういう気持ちになることが一番良くないということですよね。だから、そういう部分を上手く持ってプレーしてくれたと思う。だから、変にビクビクする、ナーバスになることもないし、『正しいと思うことを、つなげるときはつなげばいいし』という当たり前のことをただ当たり前にやるという状況でやってくれたことが、まずは相手の古賀が上がってきてパワープレーなんてのも想定はしましたけど、そういうシミュレーショントレーニングをやった以上に、その部分のメンタルをコントロールできたことが一番大事だったんじゃないかなと思います」

Q:GK武田が負傷ということで控えのGKがいなかったが、特別な気持ちはあったか。
「そうですね。結局、控えにGKがいないということは、彼、柴崎に何かあったときに、フィールドプレーヤーがやらなきゃいけないわけで、それはやっぱり何とか避けたいなとは思うんだけど、そればっかりはわからないですから。また、もう一人のGKも怪我。怪我でなければGKを控えに入れたい気持ちではいたんですけれども…こういうことになりましたね。ですから、いたほうが良かったには良かったですけど、いないわけですから。変に相手チームが…たとえば、控えがいないからって痛めつけにくるわけでもないですから、そのあたりはフェアにやってもらったんで良かったと思います」

Q:残り20分といういつもと違う試合を実際にやってみて、今日はどういうサッカーになったと思うか。
「想定範囲内というか、相手はかなりとにかくハイテンポにくるということですね。もうスローインの(ような)、そういうセットプレーでボールが切れたようなときも、とにかく全てクイックでやってくるし、もう一秒たりとも無駄にしないということですよね。その通りにやってきましたし、通常の20分間、20数分のパワープレー。古賀選手を上げてパワープレーというのは、普通の90分の試合ではちょっと長過ぎると思いますね。みんな疲れてるわけだから、20分も続かないと。ただ、今回の場合はレアケースなんで、続くわけだから。最初からパワープレーもあるだろうなということも考えていました。いずれにしても、ハイテンポのゲームに相手はしてくるということで、それであと20数分なんだけど、体力的に100%みんなが持ってるというところがいつもと違うところ。我々としてはなるべくテンポを下げるとか、上手くゲームを進めて、時計も進めると。そういうことが必要だったわけですけど、それによって心理戦というか、彼らも焦れてくるというかね。でも、一番相手に心理戦で勝ったのはやっぱり2点目だと思いますね。そういう意味では、2点目が一番大きかったわけで、それでずいぶん楽になったと思いますね」

Q:セットプレーで2点目をとりましたが、今回の試合に備えた練習としてセットプレーで追加点というのはイメージしていたのか。
「セットプレーはいつもですね。今日に限ったことじゃないです。いつも狙ってるプレー、得点パターンですけど、今日に限ってじゃないです。今日に限ってを言うと、最初に荒堀選手が抜けていったような、ああいうカウンターアタックですね、しっかり守備を固めて。彼らは3バックにしてくるかということになるわけで、もしくは、4-4-2が2-4-4のような形で前がかりになってきてってことになると、カウンターアタックが決まりやすいわけで。そういう形は何回かあって、それで点をとれたら『まあ予定通りだな』ということだと思いますけど、そこでちょっと点をとれなかったのは……。まあとれるチャンスがあっただけに、ちょっとアレですけど。でも、セットプレーでもうとにかく、どんな形でも1点が一番大きかったわけだから。いつも練習しているセットプレーを上手くそこで使ってくれたということだと思います」

Q:アディショナルタイムになって交代カードを2枚切りました。山形選手ではなく、赤井選手。鈴木修選手ではなく、本橋選手。怪我明けの2人をあそこで使ったのは、単なる時間稼ぎの他に別の意図はあったのか。
「やっぱり高さですね。相手がパワープレーですから、一番ヘディングの強い2人ということですね。ベンチの中で」

●前田浩二監督(福岡):

Q:交代カードが1枚残っていましたが、最後まで切らなかった理由は?
「まずCKから1失点してプランが狂ったことがひとつ。あとは交代カードを切ると言っても、普通のサッカーとは違うので、結局リズムに乗り切れるかどうかが大事だった。カードを切ると言うよりも、もう一度やるべきことを浸透させることを優先した」

Q:失点シーンはまたセットプレーからだったが、あのあたりの守備に関してどのように感じていますか?
「第11節まではセットプレーからの失点が0だったが、最近増えている原因のひとつとしては単純に足が動いていないこと、ボールに向かう姿勢が本質的に足りていないからだと思う。十分に相手のことも研究して情報も与えているし、トレーニングもしているけど、ちょっとナーバスになっているところもあると思う」

Q:プランが狂ったとおっしゃりましたが、今日のゲームプランを教えてください。
「まず古賀を前線に上げて3トップにした。その狙いとしては、単純にゴール前の人数を増やしてゴール回数も増やすと。普段の、我々のボールを動かしてサイドから攻めることを徹底してやるところを目指したが、どうしても1点を取られると相手も勢いが付く。奥深くからのボールが入らずに縦一辺倒になってしまう悪循環に陥ってしまった。我々のプランとしては、より深くからえぐりたかった」

●廣瀬浩二選手(栃木):
「激しい20分間の中でしっかり点も取れたし、0に抑えられたことも大きい。今日の試合は栃木の良さが出しやすかった。しっかり守ってからの攻撃ができていた。相手がどこでもしっかりやりたいと思う。次の湘南戦では自分達を試すいい機会。しっかり最後まで集中を切らさないようして、監督の意図を表現できるようにしたい。追加点は大きかったと思うし、楽になった。そこから集中力を切らさずに戦えたし、皆がしっかり判断してプレーができた。やっとホームで決められたので、次も取るべきところで決めたい。先制点が取れれば、相手は今日のように焦る。(通算201試合出場の試合で点が取れたので)300試合に向けて(スーパーマリオのように)軽いキノコダッシュができたと思う」

●チャ ヨンファン選手(栃木):
「先制点のアドバンテージはあったと思う。今日はチームの勝利のために貢献しようと思ったので、勝ててうれしく思っている。相手のパワープレーは想定内だったし、トレーニングでもやったので、逆に上手くうちの戦い方にハマったなと。怪我人が続々と復帰しているし、全体的にチーム力がアップしつつある。このまま順調にいけばJ1を狙えるし、狙える位置に付けていると思う」

●荒堀謙次選手(栃木):
「(カウンターから惜しい場面もあったが)ここのところ、惜しい場面が続いている。監督が使ってくれているので、そろそろチャンスをものにしないとポジションが怪しくなる。今日は皆がしっかり20分戦う意識で試合に入れた。1点のアドバンテージは深く考えなかった。試合は最後まで何が起こるかわからないのでね。でも、追加点が入った時にはホッとした部分もあった。0で抑えられたことも大きかったと思う。試合前に色々なシミュレーションができたし、それがあったのでいいゲーム運びができたと思う」

●菊岡拓朗選手(栃木):
「こういう試合は初めてだったし、何が起こるかわからなかったので、多少アバウトに、でもセーフティに試合をしっかり終わらせることを心掛けた。蹴る選手にプレッシャーを掛けることは指示としてあった。ロングボールを蹴る時にプレッシャーを掛ければ蹴りづらくなるので、そこはしっかり行くようにした。20分なので体力も続くし。すぐに点が入ったから良かったけど、1-0のまま行っていたらわからなかった。(直接FKのシーンは)ちょっと力んでしまった」

●高木和正選手(栃木):
「今まで20分のゲームはやったことがないし、難しくなることは覚悟していた。相手のゴールキックから始まるので、立ち上がりが重要になると思っていた。早い段階でセットプレーから点が取れたのは大きかったと思う。危ないシーンもあったけど、チームとして戦うことができた。気持ち的には0-0で入ろうと思っていたけど、心のどこかに1点のリードがったので落ち着いてやれた。ただ、試合が終わってなかったので勝った、という気持ちはなかった。1-0で勝っているので、ある程度セーフティにやるところはやろうと、チーム全体で話した。それをしっかり表現できた。(追加点のシーンは)最初に蹴る時はニアサイドに蹴ろうとしたけど、そこは相手のフリーマンの選手がケアしていた。ゴール前に浩二君(廣瀬)と和範(菅)がいたので、そこに速いボールを蹴れば点になると思っていた。蹴る前のタイミングで変えたけど、上手くいって良かった」

●神山竜一選手(福岡):
「立ち上がりに向こうにセットプレーで取られた時点で勝負は決したのかなと。お互いに難しい試合だったが、うちは次に向けて切り替えるしかない。セットプレーから最近やられているが、監督は取られたらその分、点を取ればいいだろうとも言っている。そこは開き直って、失点しないことが一番いいけど、そこを抑えつつ前が点取ってくることを待ちたい」

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