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2011年9月25日 (日)

20110925:アビスパ 2-1 広島(12540人)、いろんなコメント

●浅野哲也監督(福岡):
・前線からしっかりとプレッシャーをかけること
・最終ラインの高さをコントロールしていくこと
・攻撃の際、良い距離を保つこと

●ペトロヴィッチ監督(広島):
・攻撃に関して、難しいコースを狙おうとするばかりではく、フリーな選手を使いながら、簡単にプレーしよう
・フリーなスペースがあれば、積極的にドリブルでボールを前に運ぼう

●浅野哲也監督(福岡):

「ありがとうございました。いつもの繰り返しになりますが、ホームでこういう雰囲気を作ってくれたサポーターの皆さんに感謝したいと思います。
我々は1試合も落とせない、特にこれから先の試合で全て勝点3を取らないと目標を達成できないと、今週の頭から選手たちに再度言い続けて、特に、守備のところで戦うということ、粘り強く、押し込まれても必死で体を張ってゴールを奪わせないという、本当に基本的なところからやってきました。実際に今日は、そういうシーンが何度も見られて、選手は逞しく戦ってくれたと思います。ゲームは、非常に特長のある広島の攻撃、特にワイドに広がっているミキッチ選手のアタックは脅威でした。それに対し、前半は4枚のDFで上手くスライドをして、出されてもラインを下げて対応しようと、ボランチ、両サイドハーフの選手が下がって、押し込まれる展開になるけれども、そこでしっかりと跳ね返すという守備プランで臨みました。攻撃については、今日はボランチに末吉と鈴木惇を入れて、まずは守備で中盤の強さを見せながら、奪ってから速くということを頭に描きながらやりました。いつものように中町がボランチなら、彼が前へ飛び出していくのですが、今日は、その役割を末吉がやってくれて、あのゴールにつながったのだと思います。また、重松にしても、城後にしても、いつも以上に守備で頑張ってくれました。いい形は、そんなに多くはありませんでしたが、シュートまでいく、やりきるという攻撃は、ある程度出来たのかなと思います。非常に苦しいゲームでしたけれど、我々は勝点3を取るために諦めずに戦うだけなので、こういうゲームをアウェイでも出来れば、多分、いい結果につながっていくのではと思っています」

Q:今日のピッチに出る前に監督が一番強調したことは、どんなことだったのでしょうか。
「私がバトンを受けてから言っていることですが、とにかく90分間戦うということ。それは、いろんな場面での戦い。1対1、球際、空中戦、ゴール前の守備、ゴール前の攻撃、そういったところで、いかに戦えるかということで取り組んできました。今まで落としてきたゲームを振り返ると、そういった部分がどこかで欠けていて、それで結果につながりないということがありました。ですから、とにかく90分間頭を働かせて、体を動かして集中しよう、どういう状況になっても集中力を切らさずに、戦うことを忘れるなと、改めて、今までよりも強く話しました」

Q:前の2人で取った2点目のシーンは、監督にはどのように映りましたか。
「本当に前の選手が諦めずに追ってくれました。でも前から追っても広島はつなぎが上手く、かわされる危険性もあったんですけれども、そこは執念ですよね、基本的に。彼らのあの位置でも奪いたいというアプローチのスピード、迫力から生まれた1点だと思います。もちろん、トレーニングの中で前線からプレスに行こうとは言っていましたが、今日の得点のシーンに関しては、彼らの勇気ある判断が、ああいう形で得点につながったのだと思います」

Q:中町選手が先発から外れた理由を教えてください。
「もちろん、中町という選手は我々のチームにとっては絶大な存在感のある選手です。ただ細かいことを言えば、ここ数試合、失点に絡むような切り替えの遅さだったり、ボールへの寄せが甘かったり、あるいは簡単にマークを外してしまうというところが続いていました。彼にも映像を見せながら修正はしたつもりだったんですけれども、どうしても出てしまうということで、敢えて、キャプテンである彼をベンチで置くことを選択しました。ただし、彼に対する私の評価は変わりませんから、スタートじゃないけれどもチームと一緒に戦ってくれ、チームを盛り上げて、今日の一戦、お前の力で勝たせてくれと言いました。そして彼も、途中からの出場になりましたけれど、本当にアグレッシブに戦ってくれましたた。また、今日は末吉と鈴木のダブルボランチでスタートしましたが、末吉は最近途中からの出場が多く、なかなか先発で出られない時期があったにもかかわらず、トレーニングの中で非常にアグレッシブにやってくれていました。それが今日、彼が最初から出る要因だったと思いますし、彼のプレーが周りの選手に影響を与えたと思っています。得点を取りましたから目立ちましたけれど、得点ではない場面でも彼のアグレッシブな姿勢がチームに浸透したと思います」

Q:もう一人のボランチの鈴木選手に対しては、どのように評価をされていらっしゃいますか。
「守備のところでは前よりも非常に整理されてきたと思います。前半は、マイボールになった時に簡単に失ってしまう場面が何回かありましたけれど、守備に関してはワイドにズレてくれて、非常に運動量も多く、考えながらプレーしていてくれたと思います。全体的には今日は守備に重点を置いていましたので、非常に頑張ってくれたと思います」

Q:広島のストロングポイントを消すという意味では、中盤の両ワイドの選手の頑張りも必要だったと思います。試合前には、どんな言葉をかけて送り出したのでしょうか。
「両サイドに比較的技術の高い成岡、松浦選手を起用したのですが、本来でしたら、もっと前で攻撃に専念させたいところでした。特に前半は、後ろ4枚と両サイドハーフが、結構低い位置まで守備に行ってしまうという状況があったんですけれども、それは敢えて、彼らにそういう役割をやってくれと話しました。そして、攻撃になったら、そこからパワーを出して前へ出てくれと。厳しいけれども、そこはやってくれと言いました。後半の途中から、後ろを5枚にして前への力を使おうと思ったんですけれども、その前に成岡が2点目を取ってくれました。今日の成岡、松浦の上下のアップダウン、守備への戻り、これは非常に良かったと思います。彼らはもっと攻撃をしたい選手なので、あれだけ守備にパワーを注ぐというのは彼らのストロングポイントを消してしまう要素だったんですけれども、広島を相手にした場合、彼らにそういう役割をやってもらわないと非常に苦しくなる。敢えて、その役割をやってもらいました。逆にしっかりと守備をすることで、攻撃に出た時に、彼らのドリブルや前へ運ぶ力が活きるとも思っていたので、彼らは本当によくやってくれたと思います。今日の中盤の4人は大変だったと思います」

●ペトロヴィッチ監督(広島):

「我々にとってとても痛い敗戦になりました。試合前からわかっていたことは、今日の試合は決して簡単にはいかないということでした。なぜなら、福岡はここまでの戦いの中で、多くのゲームで際どい戦いをしてきたからです。今節の全ての試合の結果を見れば、いかにJリーグが厳しい戦いであるかということがわかると思います。前半は我々の入り方が良くなく、しかも動きが重かったように思います。その中で相手の1つの攻撃から失点してしまいました。後半はいい戦いが出来ましたが、7、8回と決定的なシーンを迎えながら決め切れなかった、そういった後半だったと思います。あれだけのチャンスを作りながら、1点しか入らないと、勝利をあげるということに関しては、やはり難しいんじゃないかと思います。福岡にとっては戦った結果が勝利につながったのだと思うし、我々は決定的なシーンを多く作りながら、それでも決められなかったということは運がなかったと思うしかありません。選手たちは、よく戦ってくれたと思います」

●城後寿選手(福岡)
「いつも今日みたいな試合をしなければいけないんですけれど。今日はアップの時にサポーターの方から『サポーターに悔しい思いをさせるな』というメッセージをいただいたし、応援してくれているサポーターに悔しい思いばかりさせていた。久しぶりですけれど、サポーターの皆さんに喜んでもらえたし、気持ちの面で強い所を見せられた。最後の失点は余計でしたが、今日はいい試合だったんじゃないかと思います。欲を言えば、アシストだけじゃなく自分でも決めたかったです。前半1本、後半1本、決定的なチャンスがあったので、そこを決めておけば、もっと楽な試合に出来たと思う。もっと練習から突き詰めていきたいと思います。また次の試合でも勝点3を取ることで上位との差を詰めれば可能性が大きくなるものもあると思うので、もう気持ちを切り替えて、次の試合に向けて準備したいと思います」

●末吉隼也選手(福岡)
「チームとして勝つしかないので、勝利に貢献できるように攻守でハードワークすることを意識して試合に臨みました。また、広島の攻撃の起点を抑える役割を監督から与えられたので、そこも意識していました。(鈴木)惇とバランスを見ながら、いい形でボールが取れたら、どちらかが出て行こうと話していましたが、それがゴールにつながって良かったと思います。まだ前半だったので、ゴールの喜びに浸る時間はありませんでしたけれど、勝てて良かったです。いまみんな前向きに練習に取り組んでいるし、スタートもサブも関係なく、意識を高く準備しているので、それが今日の結果につながったのだと思います。これからもチーム一丸となってた戦って行きたいと思います。一番大事なのは、やはり気持ちの部分なので、チームが一つになって相手に向かって行きたいと思います。自分たちは勝つしかないので、次の試合も今日のようにアグレッシブに、攻守において相手を圧倒できるように戦いたいです」

●成岡翔選手(福岡)
「(得点シーンは)広島はああいうところでつないで来るチームなので、城後がプレッシャーをかけてくれたら、そのこぼれ球が自分の所に来ました。1人でプレッシャーに行ってもボールは取れなかったでしょうし、何人かでプレッシャーをかけてボールが奪えたのが良かったです。相手のサイドに引っ張られて守備に追われるとしんどいので、サイドバックと話して、出来るだけ前から行けるようにはしていました。今日は気持ちが出た試合が出来ましたが、これが当たり前だと思っています。今まで、これが出来なかったのでやられていたんだと思います。とにかく、もう後がないですし、ホームゲームでしたから、アグレッシブにやって行こうとみんなで話していました。なんで今まで出来なかったのかと言われたら、何とも言いようがありませんが、これが最低限で、今までサッカーが出来ていなかったということだと思います」

●山岸智選手(広島)
「相手が前から来ていたし、アグレッシブにボールを取りに来ていたので、少しバタバタしてしまって、1点目を奪われてからは悪い時の状況が出てしまったのかなと感じています。もっと両サイドを上手く使いながら戦って行かなければいけないと思います。ミキッチの突破は効果的でしたけれど、チームとして、どうやって戦って行くかというところで、今日は本当に良くなかったです。いつも通り背後を狙おうと思っていましたが、相手が前から来る中でバタバタしてしまって。そこを抜けてしまえばチャンスになっていることも多かったんですけれど、やはり負けるときの試合というか、こういうふうになってしまったと感じます。どこかでリズムを変えるようなパスや動きが、今日は足りませんでした」

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