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2011年8月14日 (日)

20110814:アビスパ 2-1 川崎、いろんなコメント

●浅野哲也監督(福岡):
・2列目からの飛び出しに注意しよう
・ボールホルダーに対して、もっと寄せていこう
・サイドに大きくボールを動かしていこう

●相馬直樹監督(川崎F):
・奪ったボールを大事に
・切り替えの意識を早く
・攻撃時、動かす部分、動く部分、工夫していこう
・立ち上がりから集中してゲームに入る

●浅野哲也監督(福岡):

「ありがとうございました。それから、ホームということもあって、かなりのサポーターの方が来てくださいまして、大きな声援を選手たちに与えてくれたことに対し、この場を借りて感謝を申しあげたいと思います。そのパワーがなかったら、恐らくこの結果はなかったと思います。
ゲームは、立ち上がりから選手たちが非常にアグレッシブに戦ってくれました。前節の反省として、ブロックは作っているんですけれども、なかなかアタックに行けないというところがあり、とにかくボールを奪わないと攻撃につながらないということを今週トレーニングで選手たちに言い続けてきました。今日は全員がボールを奪おうということで、非常に厳しい球際を見せてくれたと思います。もちろん、フロンターレの攻撃力を我々はすごく強大に感じていましたので、そういう意味では、奪いに行ってかわされるというのが非常に怖かったんですけれども、かわされても戻る、カバーするというところで選手たちが意思統一をしてくれた。危ない場面はたくさんありましたけれど、GKの六反をはじめ、よく体を張って、あのフロンタ―レの攻撃をセットプレーからの1失点に抑え、その後の失点を防いでくれたと思っています。ただ我々は勝点3を積み重ねていかなければいけないので、攻撃力も課題だと思っていました。特に、ヤマザキナビスコカップを含めて5試合で点が取れていない状態で、やはり点を取るという課題も守備と同じようにあった。選手たちに言ってきたのは、『攻撃のための守備だよ』ということで、それで前からボールを追ったり、奪った瞬間に出て行ったりというところが非常に良く出ていたんじゃないかと思います。最後は、ああいう形で失点をしないという形の守りをしましたけれど、これが勝ちきるサッカーであり、こういう展開になったらしっかり守りきるという戦いを、これからもしていきたいと思います」

Q:前半は1失点に抑えていたとは言えピンチが多く、これまでだと後半の早い時間に失点して一気に崩れるという形が多かった。今日は、後半からまたパワーを持って前へ出ていきました。具体的にどのような指示をされたのでしょうか
「まず全体的な指示ですと、前半と同じようにラインを高くして背後を恐れるなということを丹羽を含めて守備の選手たちに伝えました。決して恐れるな、出されたら戻ればいいと指示をしました。そして、前半は1点をリードされているけれども、まずは0-0のつもりで行く、失点をしない、奪ったら速く攻撃をするということを徹底させました。後は選手たちに自信を持たせるために、ちょっと抽象的ですけれども、『ここからがお前たちの時間だ』と伝え、絶対に相手の背後にスペースがあるから、城後、英也(岡本)、翔(成岡)、あるいは途中から入った佑昌(田中)らに、そこを狙うように、そして押し込んだら、冷静にフィニィッシュに持って行くという指示をしました。『絶対にチャンスが来るから、そこは逃すな』と言いました」

Q:5月以降、得点がなかった城後選手が2得点を挙げました。何か個人的に伝えたこと、もしくは変化を感じられたところはありましたでしょうか
「確かにこれまでは、彼が孤立したり、周りとのコンビが合わないという試合が何試合かあって、彼自身がストレスを抱えてた試合もありました。しかし彼の背後に出るスピードだったり、フィニィッシュの精度の高さは、当然、私としては期待するところではあります。得点がない現状では、彼のゴールにつながる能力に期待して、そういった内容のアドバイスはしてきました。とにかく我慢をして、絶対にチャンスが来るから、しっかりと集中してゴールを決めろと。抽象的かもしれませんが、細かいことよりも、意識を強めることで彼の良さが出るんじゃないかと思ったので。疲れていたら途中で交代も考えていたんですけれども、彼は疲れた中で能力を発揮できるタイプなので、敢えて今日は最後までやってもらいました」

Q:初めて監督として迎えたホームゲームの感想を聞かせてください
「楽しかったですね、非常に。前節のG大阪戦も楽しかったんですけれども、結果的に負けてしまったので喜べなかった。このスタジアムの雰囲気だとか、選手たちの躍動感をベンチで見ていて、今日は気持ちの面の強さを感じながら、いろいろと考える時間は楽しかったです。疲れましたけれど。フロンターレは非常にパワーを持っているチームなので怖かったんですけれども、それ以上に、選手たちが必死に戦っている姿をベンチで見ていて、このチームの指揮を執れて幸せだなと感じました。もちろん、今日で終わりじゃありませんし、ここからが正念場だと思っています。手放しで喜べないんですけれども、今日の選手たちの戦い方に関しては満足しています」

Q:最後の笛を聞いた瞬間は、どんな気持ちでしたか
「そうですね、うれしかったですね。日本代表で点を取った時くらいですか(笑)。アディショナルタイムが4分間あったんですけれども、絶対に失点をしないという雰囲気になっていたので、絶対に守ってくれると選手たちを信じていました。ホイッスルが鳴った瞬間は、素直にうれしかったです」

Q:改めて残留争いを勝ち抜く決意を聞かせてください
「先ほども言いましたけれど、この1勝で終わりではなくて、これからが大事だと思います。ロッカールームで選手たちに伝えましたけれど、もう次の試合のスイッチは入っている。まずは体をしっかりと休めること、そしてチーム全体でいいトレーニングをして次の試合に臨むこと。今日のことは終わったことですし、我々は勝点3を取り続けないと可能性がなくなるわけですから、次の試合にも、アウェイですけれども、今日以上のパワーを持って臨まなければいけないと、気持ちは切り替わっています」

●相馬直樹監督(川崎F):

「……ちょっと……少し冷静に喋れないかも知れないです……。非常に悔しい負け方で……。
ここのところ苦しい状況になっていますけれど、何とか次……。とりあえず今日のこと……。負けられないとの思いで送り出したゲームが、こういう結果になり、また次にというように何とか切り替えたいなと思います」

Q:前半から落ち着かない展開でしたが、一番の問題点と思われるのは、どの辺りだったのでしょうか
「一番というのは難しいですけれど……。勝てていないことで自信が多少失われているのかと思います。そこを何としても勝ちたいという思いが、逆にぎこちなさにつながってしまったのではないかと思います。しかし、状況は変わらないので、何とか切り替えるしかないと思っています」

●城後寿選手(福岡)
「今までだったら、1点取られてズルズルと行く試合が多かったんですけれども、今日は90分間を終わって勝てばいいということで臨んでいたので、それが表現できた試合でした。最初のゴールは、同じようなシーンが前回対戦した時にもあったので、とにかく落ち着こうということに集中して打ちました。体勢も難しかったんですけれど、力も抜けていいコースに行ってくれたと思います。2点目は相手が滑ってきていたのが分かったし、1点目を取れたことで少し余裕もあり、1点目があったからこそ、2点目があったと思います。点を取らないことには自分は何も変われないと思っていたので、今日は2点を取れたことに満足しています。今はまだ何が変わったかはっきりは分かりませんが、気持ちの部分では変わったところは見てくれた人に少しは伝えられたと思いますし、諦めない気持ちは上手く表現できたんじゃないかと思います」

●六反勇治選手(福岡)
「監督が代わって大きく変わった部分はない。意識の部分やラインコントロールの部分で修正するところがあって、期間が短い中で戸惑いもあったんですけれども、その成果が、監督が代わって初めてのホームで出たということはチームにとって大きいと思います。監督が代わってホーム1試合目で勝てたのはすごく良かった思います。試合では、川崎Fは取ってから前へのスピードがすごく速いし、ボランチの2人がいい選手なので、そこからのサイドアタックや、ミドルシュートが増えるだろうと思っていました。それに対する準備は良くできたと思いますし、押し込まれたときにも相手のダブルボランチにプレスをかけることも出来ていたと思います。後半の立ち上がりに一発で裏を取られる場面があったんですけれども、そこで失点しなかったことは大きかったと思います。失点する要因はあったんですけれども、失点しなかったということが、今日、勝てた大きな要因だったと思います」

●松浦拓弥選手(福岡)
「フロンターレの怖い部分はショートカウンターが上手くて速いというところと、ボランチからFWへのダイレクトプレーが怖かった。ただ、いつもよりラインを高く保てたと思うし、オフサイドも取れていたりと、練習の中でやれていたことが試合に出たので、いいゲーム運びが出来たんじゃないかと思います。また、球際で強く行くことは、どの選手もやらなければいけないことですけれども、これまでは強く行って負けていたところもあったんですけれど、改めてチーム全員で再認識してやれたことは良かったと思います。ただ、今回は逆転で劇的に勝てたんですけれども、チャンスが僕にもあったので、そこを決めていれば、もう少し楽に試合が進められたんじゃないかと思います」

●登里享平選手(川崎F)
「先制点がすごく重要だということも分かっていましたし、それが取れて、ピンチもありましたけれど全員が体を張って0で抑えられて良かったと思います。けれど、前半のラスト10分くらいからセカンドボールが拾えなかったというところで、ショートカウンターを喰らったり、相手にリズムを作られてしまいました。コンパクトににすることを意識するということはみんなできていると思うんですけれども、しんどい時にできていない部分がある。もっと連動して、もっと運動量を多くしてコンパクトを維持できれば、もっと楽な戦い方ができると思う。そこをチームとして徹底してやっていかないといけないと思っています」

●中村憲剛選手(川崎F)
「試合は続きますし、とにかく、みんなでやっていかなければいけないのは間違いない。ちょっとずつズレてきている部分があると思います。みんな意識しているんですけれど、オフサイドになってしまったり、少し長くなってしまったり。そういう細かなところが、はまっていた時は勝っていたり、負けなかったりしていたんですけれども、そういう細かいところで、今は苦しいところがあると思うので。今は我慢のしどころなんですけれども、もちろん変えていかないといけないところもあると思います。けれど、今までやってきたサッカーを180度転換するのは違うと思っています。過去に3連敗や、7戦勝ちなしとか、色々と経験してきましたけれど、人任せにせず、自分たちがこの状況に立ち向かっていかなければいけない、誰かがやってくれるんじゃなくて、1人1人が責任を持ってやっていかなければいけないと思います。今もやってないとは思いませんが、今までと違うからこういう結果になっていると思うので、下を向かず、前を向いて頑張ります」

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