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2010年6月14日 (月)

日本 vs カメルーン】岡田武史監督コメント

6月14日(月) 2010FIFAワールドカップ南アフリカ
日本 1 - 0 カメルーン (23:00/フリー/30,620人)
得点者:39' 本田圭佑(JPN)

●岡田武史監督(日本):
「やはりカメルーンというチーム、非常に個々の技術、フィジカル能力が非常に高く、タフなゲームになると予想していましたが、非常にタフなゲームになりました。
前半はまだ少しゆとりがあったんですけど、やはり後半、我々の一つのポイントとして、プレッシャーをかけ続けられるかどうかというところがポイントだったんですが、押し込まれたら、もう1回前へ出る。守備のところまでは、本当に選手は最後までよく集中を切らさず頑張ってくれたと思います。ただ、やはりもう少し攻撃に出て行けるようなものがないと、上には行けないと。

今日の終了のホイッスルというのは、次のオランダ戦の始まりですので、オランダ、デンマークという強いチームとまたやらなければいけない。そのために我々はまた一歩進まなければいけないという感想を持っています。勝点3、アウェイのワールドカップで初めての勝利ということですが、まだ何も我々は手にしていないと思っています。ここからいい準備をして次の試合に臨みたいと思っています」

Q:試合直後に思ったことを教えてください。
「疲れたな、というのが本音で、正直、次のオランダ戦のことがすぐに浮かんだので。今日は本当に勝つということに徹した試合をしたので、次、オランダにどうしなければいけないのかというのが、頭に浮かびました」

Q:前半のスローペースとかはほとんど日本の狙い通りの展開だったと思うが、そういうふうにすればカメルーンを抑えられると分析したところをもう少し詳しく話していただければ。もう一点は、オランダに関してメンバーなり、どういうふうにするのか、今言えるところを。
「カメルーンをいろいろ分析したところ、やはりあまり前から行き過ぎると、向こうもガンガン来る展開になるだろうと。ある程度、(ボールを)持たせた中からプレッシャーをかけるという方が得策じゃないかと。
後半になれば、カメルーンの方が勝たなければいけないという気持ちが強いだろうから、ずれてくる。そういう展開に持っていきたいというふうに思っていました。そういう意味で、少しストッパーのところにはプレッシャーに行かないで、特に左のストッパーの方にボールを集めさせるというふうに考えていました。
次のオランダ戦に関して、恐らくフリーでディフェンスラインからパスを出させると、かなり精度の高いボールが出るんじゃないかというふうに考えています。そういう意味で、それに対応できる戦い方、選手でいかないといけないんじゃないかなと思っています」

Q:試合前のミーティングの中で、以前、特別な言葉を用意しているとおっしゃっていましたが、その内容をもし話せれば。それから前半から非常にこまめにメモを取られたと思いますが、多分ハーフタイムに伝えることを整理されていたと思いますが、ハーフタイムにどんなことを選手に伝えたのでしょうか。
「試合前に特別なことを言うつもりはないと昨日、記者会見で言ったと思いますが、それほど特別なことは言ってないです。昨日、オーストラリアとドイツの試合を見て、やはり受けに回った戦いだけはしたくないと。攻守にわたってこちらからしかけていくような戦いをしようというようなこと。あとは精神的なことを少し言いました。

ハーフタイムには、恐らくイドリスが出てきて、ジェレミが出てきて、ロングボールを入れてくると。その時に、こぼれ球を拾うように、それと闘莉王と中澤が何回か2人で競っていることがあったので、それをはっきりしろと。あとは、右サイドからいい攻撃になっているんですけど、左サイドの方が、遠藤にもう少しボールを回して、遠藤から左サイドに展開するようにと。もう一つは、前半の終りくらいから、エトーが中に入って、19番の右サイドバックがガンガン上がってきていたんですが、それに対して大久保がつききれてなかったので、エトーには長友がそのままついて行けと。譲り渡さずに、そして大久保が頑張って19番(ムビア)につけと。だいたいそういうような指示をしました。

Q:岡田監督はJリーグの監督時代から選手に自主性を求めていたと思うんですけど、今日の試合で選手の自主性がいろいろな場所で見れまして、今までのチームと変わったなと感じたのですが、何がポイントだったのですか。
「何がポイントというか、ここまでの流れの中で選手たちが、自分たちでやらなきゃという気持ちになったということじゃないかと思います。ある意味、いい感じでチームがきていて、結果は出ませんでしたけど、いい感じできていて、問題が一つ、二つあったんですけど、それを解決できてきたので、選手たちも手応えを持っていたと思います。そういう中で、やっぱりここで結果を出したいという強い気持ちがあったんじゃないかと思います」

Q:AFPの者です。非常に空席がかなりの数で目立ったんですけど、その辺は何か感じていましたか。
「他の試合もテレビで見ている限り、空席のある試合もありましたし、日本から遠いということで、日本のサポーターもたくさん来られなかったのでは。われわれにとって客席が空いているかいっぱいかというのは、それほど大きな問題ではなかったです」

Q:1つ目は、選手が国歌斉唱のとき、肩を組んでいましたが、あれはどういう経緯でなったのか。2つ目は、以前から岡田監督の特徴というのは、相手の良さを消すことが武器かなと思っていたのですが、それは親善試合等や本番では違って、親善試合ではあえてやってこなかったけど、本番ではそれを出していい結果が得られたのかなと思ったのですが、それについてもお聞かせください。
「1つ目の質問に関しては、選手たちから『今日、国歌のときに肩を組みたいんです』と。『いいですか』と。『いいよ』と。『ベンチも一緒に組んでくれますか』と。『喜んでやるよ』と。選手から言ってきました。
2つ目の質問に対しては、自分ではそうは思っていないので、相手の良さを消すことで勝ったとは思ってないですけど。今までここ一番という時には、そういうこともやりましたから、チームを成長させたいという指導者としての気持ちというのは失っていないので。今日も成長してきた中で結果を出してやりたい、ここは勝ちに徹しなきゃいけないということで、ある程度、そういうこともやりましたが、それだけでは決して勝てなかったと、消すだけでは勝てなかったと思っています」

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