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2008年11月19日 (水)

カタール 0-3 日本、いろんなコメント

20081120
●岡田武史監督(日本):

「今日は当面のライバルということでタフなゲームになると予想していました。まず選手たちが臆することなく戦う姿勢を全面に出して戦ってくれた。これが一番今日の良かったところではないかと思います。何度かチャンスを作る中で前半1点しか決められなかったのが、後半の立ち上がりに2点目が入ったのが非常に大きくて、これでみんなも余裕をもって本来のボール回しが出るようになったと。

 その前にもう一点くらい決めておかなければという場面もあったんですが、ともかく選手が最後まで90分間を通してディフェンスにおいてはサンドウィッチをして相手の前線にいいボールを入れさせない。そして前に出されたらサンドウィッチをするという事をとにかく繰り返してくれた。そして攻撃においてはパスして動くという基本的な事をやってくれた。この勝点3は非常に大きな勝ち点3になると思います。ただ、まだ我々は何も得ているわけではない。まだまだチームの精度を上げてこの後の残りの試合を、ワールドカップ予選は何が起きるかわからないので、最後まで戦い続けたいと思います。ともかく今日は一丸となって戦ってくれた選手に感謝したいと思います」

Q:3-0にリードしてから、3人の交代は攻撃の選手だったんですがこのあたりはどんな事を考えてのものだったのでしょうか。

「ディフェンスラインの二人と、二人のディフェンシブミッドフィルダーのところは非常に安定していたので、そこはいじりたくなかったという事が一つと、こちらが点を取ってからディフェンスラインからのロングボールが多くなったので、そこを蹴らせたくなかったので前の方で走れる選手ということ。それと前線の方がやはりどうしても運動量が多かったので、へばってきてどうしても遅れがちなタックルを受けるので、動きが遅くなるとケガをする可能性が高くなる。それで前の方を代えました」

Q:これで年内はこの試合が最後なんですが、ここまでの予選を通じてのチーム作りというか、その成長、手応えはどうなのでしょうか。あとは精度を上げていくとのことですが、少しどういう事なのか教えて頂けますか。

「結果として、非常に今日のように3点も取れて内容もそこそこのゲームができる時、または、結果として今日も2点目の玉田のゴールが入らなかったら、これはサッカーだからどうなるかわからない。そういう風に結果から見ると出来、不出来はあります。ただ、我々がやろうとすること、コンセプトに対してチームというのは本当に少しずつです。確かに少しずつですが、確実に進歩してきている、という手応えは持っています。

それから精度という意味では、我々は技術で勝っていかなければならないので、技術的なミス、今日は命取りにならなかったんですが、今後命取りになる可能性がある技術的なミスが何本かあった。それからこれから精度を上げるという(こと)。
(あと)精度ではないですが、やはり代表チームというのは寄せ集めであることから免れないのですが、それでも自分のチームという、チームとしての一体感。集まって試合をするだけでなく、ここに来た時には自分のホームチームなんだという一体感をもっと醸成していきたいと思っています」

Q:3点取れておめでとうございます。これはカタールのバックラインのミスだと思われますか。

「サッカーというのはミスの競技です。手でやる競技はミスは少ない。サッカーはミスの競技で、それをいかにカバーし合うのか。もしくはいかにそこを突くかという競技なので、我々もたくさんミスをおかしていますし、カタールも当然ミスをおかしている。失点した時はミスだと思います。今日は運良くミスの時に我々が点を入れられたと、いうだけのことだと思っています」

Q:(ケガで不在の選手がいたことについて)不安というのはあったんでしょうか。

「いない選手を心配しても仕方ない。自分でどうしようもないことを心配しても仕方ない。全く考えていなかったですね」

Q:監督が就任されて今日はベストゲームだったと思いますが。

「ボクはホームのオマーン戦の方が、自分の中では良かったかなと。今日も悪くはないんですが、と思っています」

Q:カタールの2トップの縦方向への変化については?

「カルファンがどうしても下がるので、アイツが張ってくれてた方がうちはありがたかったんですが、どうしても下がってくるだろうというのはうちのスカウティング部隊が言ってましたので、選手も頭に入っていたと」

Q:相手のCBをこじ開ける時の田中(達也)選手が出ていく動きについては?

「今まで1トップ気味にやってきたときには守備の時に相手のボランチを意識しすぎてスタート位置が低くなっていたので、今日はもっとストッパーにプレッシャーをかけるというのことがあったし、攻撃の時にどうしても一歩遅れるということで今日は2トップでやったんですが、今後はどうするかわからないですね」

Q:3点目を取った後、バーレーン戦の事が頭をよぎることは?

「よぎらないですね。ただ、隙を見せたくなかったので、闘莉王にはそれをずっと言い続けていました」

Q:(中村)俊輔をあそこまで使い続けたのは。

「問題あったら使わないので」

●ブルーノ メツ監督(カタール):

「日本のように強いチームと戦う際には、ミスを最小限に抑えなければならいのだが、今回は度重なる間違いを犯してしまいました。立ち上がりは良かったのだが、最初のゴールを決められてから悪循環が始まり、2回目のゴールへとつながってしまった。フィジカルもモチベーションも下がり、体もあまり動いていなかった。後半に入ってからは、巻き返そうとしたんですが、引き続き3度目のゴールを決められてしまった。
 今回の試合で日本の強さを痛感しました。個人個人、技術的にもカタールよりも勝っていたことを認識しています。カタール側も、初歩的な間違いを繰り返してしまったのも、一つの原因かと思っています」

Q:最初のゴールが早く決められたことによって悪循環が始まったとおっしゃられましたが、その他にも敗因があるのではないでしょうか。

「最初のゴールを決められたときにはまだ巻き返しの可能性があったと思う。ただ、46分ごろに2点目を決められたのは運が悪かった。身体的にも心理的にも非常に悪影響がありました。これは戦略的にも全ての可能性を打ちのめされた間がありました。2点目が決まったときには全てが終了したように思えた。ただ、ポジティブな点をいえば前半に3~4回のチャンスがあった。ただ、この時に決めきれなかったのは選手たちがもっとよりよい攻撃を行えなかったからだろう。結果的にチャンスをものにできなかったのは残念です。

Q:今回7失点してしまったが、次の目的は何でしょうか。

「確かに7失点というのは大変痛く、2位確保は難しい。夢を見ていたい気もするが、現実的には難しいだろう。次の現実的な目標は3位を確保することになる。これも難しいのは理解しています。本日のゲームは非常に残念な結果に終わり、自分自身も残念に思っていますが、自分のチームよりも強かったことを認めざるを得ない。またカタール代表は犯してはいけない間違いをたくさん犯してしまった。この点を大いに反省したいと思います」
Q:9番のサイド選手が期待通りの動きをしなかったのではないのか。

「2対0と追い込まれたときにどうしてもアクションを取らなくてはならなかった。そういう事もあって、サイドを送り込んだが、実際には25分間の間に結果をもたらすことができなかった。サッカーとはそういうもので、後からあの判断が間違っていたのではないかといわれるかもしれないが、もしあのときにアクションを取っていなければ、なぜあのときにアクションを取らなかったのかと言われるようなもので、難しいと思う」

●寺田周平選手(川崎F):
「(ミスは)思いがけないプレーでした。ワールドカップ予選ははじめてでしたし、独特の雰囲気にやられました。
 緊張したつもりはなかったが、どこかいつもと違ってました。自分のパフォーマンスは、不甲斐ないところがあった。素直には喜べないです。勝ってホッとしました。それに尽きます」

●田中達也選手(浦和):
「誰も簡単に行くとは思っていなかった。先制点が取れたのがよかった。しっかり動いてみんながしっかりした守備の意識をもっていたのでやれたと思う。
(ロッカーでは)みんなで喜んでいましたが、ボクはホッとしました。試合前は緊張していたので、一人ではなく、みんなで戦って有利にやれました。
 まだまだチャンスを作って行かないとダメだと思うが、勝点3を取れたのは良かった。
 FWとして点が取れて良かったが、何より自分たちのサッカーが出来たのがよかった。気持ちが高ぶるものがあったが、冷静に戦えていればもっと良かったと思う」

●内田篤人選手(鹿島):

「パスコースの選択はボクがやっていました。あのタイミングで持てば誰かが走ってくれる。
 バーレーンで3-0から3-2にまで行かれたので、無理して行かないようにした。球回しとか、カバーリングだけすればいいかと思った。
 相手のプレスは90分続くかと言うと、中東(のチーム)はバテる。3点を取れたことよりも、無失点の方がよかった。
(寺田については)気を使うところもありましたが、経験もあるので問題はなかった。
(ファールについては)中東はああいうプレーばかり。ユースの時からああしたプレーの後、倒れてるのは日本人ばかりだった。そこで向こうを倒すくらいでないと、と思った。
(アーリー気味が多かったのは)真ん中がルーズだった。そこにパスを通していいのかなと思うくらいだった。かなりルーズだったと思う」

●大久保嘉人選手(神戸):
「相手はバテたと思う。もっと回せたとも思う。
(連動については)みんなが動いていた。ただ、もっと連動してほしかった。ディフェンダーを引きつけたところでキープできれば、サイドの選手は中に入っていけると思う。
 最後の方は、裏に抜け出せるタイミングでサイドに出していた。こういうところで点を取れるようもっと徹底したかった」

●長谷部誠選手(VfLヴォルフスブルグ):

「相手のCBは走り込んでバウンドするボールの処理がうまくないという映像があった。それを(田中)タツヤが巧くやってくれた。
 1点目についてはタツヤに聞いてくれた方が早いと思うが、あれはスカウティングがやってたことです。
(2点目のところは)玉田さんがフリーだったが、あそこで打つとは思わなかった。打つことが大事ですね

●中村俊輔選手(セルティック):

「(テープで)制限している。セルティックの試合を見ている人はわかると思いますが、どこかで気の利いたパスをためらうとかがあった。その分今日も前半に判断して、(大久保)ヨシトと玉田と(田中)タツヤの良さを出す試合をしようと思った。
 今日の勝利は監督の采配だと思います。最後、0で終わりたかった。最後に入ってきた選手が、いい守備をしてくれた。(佐藤)ヒサトのファーストトラップは良くなかったが、取られないようにタックルした。最後のああしたプレーが良かったと思う。
 自分の得点したいという思いはあると思うけど、チーム状況を考えて、あの数分をやれたのは大きい。寺田さんが入ってもよかった」

●遠藤保仁選手(G大阪):

「0でおさえられたのは良かった。チャンスらしいチャンスは与えなかった。守備がよかった3点取れたのは良かった。アウェイで勝点3を取れたのはよかった。
 相手の14番が、特に後半は守備に反応していなかった。
(入りは苦しかったが)しっかり回せた。もっと回せたが悪い時間なりに失点しなかったのが良かった。
(最後は)失点だけしないようにした。全体的に良く回せたと思う。
 フィジカルは強かったが、セバスチャンも脅威ではなかった。攻守の切り替えが、合宿をやるごとに良くなってきている」

●玉田圭司選手(名古屋):

「シリア戦で作れた。3-1で勝ててカタールに入れたのが良かった。チームがやることをそのまま続けることができた。いい形で試合を出来た。
 大事な試合だとわかっていた。勝点3を取って帰りたかったので、その点はよかった。試合の入りも良かった。自分たちも勝つことしか考えていなかった。その中で気負わずにやれた。それが良かったと思う。
(岡田監督は)監督として好き。その人のために頑張ろうと思ってやっている。相手にも巧い選手がいたが、怖いプレーはさせなかった。相手のCBは汚いだけ。前には強いが、裏には弱いと聞いていた。
(田中達也とは)かぶらないようにしようとしましたし、孤立しないようにも気をつけた。
(自分自身に)自信はあるが、もっと成長しないと。
(ドイツのチームからの進歩は)若いし、上の人もいる。バランスが取れている。関係もいいし、誰とでも話せる。サッカーの質は最高ではないが、上があると思ってやっている。走るサッカーは自分たちに合っていると思う。
(得点場面は)ダイレクトでああいう形のシュートを打てば何かが起きると思い、思い切り打った。いい収穫だった。ああすれば何かが起きる。それは自然に思った。左45度は結構入るよね(笑)」

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