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2008年6月15日 (日)

広島 1-1 アビスパ、いろんなコメント

20080615
●ペトロヴィッチ監督(広島):
・前半は多くはないものの、チャンスはつくれている。
・後半は、バランスに気をつけること。
・しっかりと声を出して、コミュニケーションをとること。
・もっと走って闘うこと。

●リトバルスキー監督(福岡):
・サイドチェンジをもっと有効に使って、ボールを保持する時間を長くしよう。
・中盤のマークをもっとタイトに。
・立ち上がりの10分、特に注意する。

●ペトロヴィッチ監督(広島):

「予想通り、福岡はウチの選手に4人~5人、マンマークにつけて、ディフェンスから入ってきました。相手が自陣に引いたところでゴールを決めるのは、簡単ではない。だけど、試合はコントロールしていたし、チャンスもつくれていました。ポストに当たった2本のシュートが入っていれば、楽になったのですが。
 選手はゴールできると信じて闘っていました。それが、1点目につながったと思います。ただロスタイムに、それまではほとんど枠に飛んでいなかった福岡のシュートが決まってしまった。
 痛い引き分けだと思います。ただ、負けたわけではないし、サッカーでは起こりえること。選手は本当に良く頑張っていたと思うし、褒めたいと思います。また、最後まで応援してくれたサポーターの皆さんに、感謝したい。

Q:後半のシステム変更の意図は?
「正直、ケガでいない選手のことを言うのは好きではないが、森脇がどれほど重要な選手か、誰もが再認識したと思います。前半、結城が右サイドを上がっていましたが、彼にとってそれは、得意なプレーではない。結城は、他の場面ではいいプレーを見せてくれていたが。そこで、槙野を右サイドに持っていって、後ろから数的優位をつくろうとしました。福岡のような形をつくられると、後ろから数的優位をつくることが重要になります」

●リトバルスキー監督(福岡):

「前半は二つのラッキーが、我々にありました。2回、広島のシュートがポストに当たりましたからね。あの時間帯に失点しないことが、我々にとって非常に重要でした。
 後半は戦術を変え、柏木の投入に備えました。しっかりと準備していたし、全員が守備に対応していたので、チャンスもつくれたと思います。
 後半は疲労が見えた選手を交代させました。残念ながら、ミスから失点し、その後はリスクを背負って2トップに変えました。みんな、ファイティング・スピリットを見せてくれたと思います。
 1ポイントは、妥当な結果でしょう。山形戦に負けていたので、今日の試合は勝ち点をとるのが非常に重要でした。みんな、闘う気持ちを前に押し出していましたね。」

Q:戦術変更のポイントは?
「柏木は前に飛び出してくるスタイルですし、そこに山形選手をマークにつけて、明確な形にしました。あと、服部と槙野もあがってくるので、そこのマークもしっかりと指示しました。槙野が特に脅威だったので、田中を彼のサイドに変えてケアしました」

●森崎和幸選手(広島):
「特にあわてることはなかったし、チャンスはそれほど多くはなかったですが、決定機もつくっていました。ポストに当たったり、不運もありましたね。
 0-0での折り返しにも、焦りはありませんでした。ただ、4バックに変更した後、特にやりにくいということはなかったのですが、いいコンビは出せなかった。ただ、いつもそういうコンビネーションが出せるわけではないですからね。
 相手のミスから(高萩)洋次郎がボールをカットして、よく決めてくれました。ただ、残り10分の闘い方は問題。同点シュートそのものは、スーパーなもの。だけど、その前から全体的に寄せが遅くなり、受け身になってしまいました。ゴールが決まる前に、中村選手にシュートを打たれたのですが、そこも全体の反応が遅くなっていたから。切り替えも遅くなっていましたし、球際でも競り負けていました。一人一人が、勝負どころの時間帯を理解し、しっかりと闘わないといけない。
 負けているわけだから、相手は絶対に前に出てくる。それは、当たり前のことです。そこで、こちらが攻撃的な守備を仕掛けないと。誰かに任せるのではなく、近くにいる選手が、厳しく寄せていくことです。もっと厳しく、激しくいかないと、こういう結果は起こりうる。
 次の試合が重要になります。この結果で、自信で失う必要はない。今日のことを教訓にして、次に向かえばいいと思います。」

●佐藤寿人選手(広島):
「槙野や僕のシュートがポストに当たったのは、アンラッキーというよりもギリギリのところでした。
 あれだけ福岡に引かれて、マンツーマンで守られていたのですが、槙野の突破からチャンスもつくれてしたし、狙い通りの攻撃はできたと思います。ボールがあまり前に入ってこないことも、予想していましたから。
 ただ、いい形で先制できたし、絶対に勝ちきれる試合でした。相手のシュートをほめるとかではなく、それを打たれたことが問題だったと思います。
 外から見ていて、残り5分くらいから、もっとボールをキープできる場面もあったと思います。そういうしたたかさが、今日は足りなかった。2-0にする必要はないし、相手にも攻め手があったわけではないですからね。
 相手が2トップにしてきたし、後ろが押し込まれるのは、仕方がない。それよりも、相手にいいボールを蹴らせないようにすることが大切だと思いますが、それができなかった。最後は跳ね返すだけになっていたし、そこを周りが助けないとしんどくなる。
 しっかりと守りに入るのか、もう1点をとりにいくのか。そこを明確にしないといけない。
 チャンスはそれほど多くなかったけれど、あの状況では仕方がない。ただ、セットプレーの数も多かったので、そこをもっと有効に使いたかった。槙野もよく上がってきてくれていたし。フリーに上がって、ワンツーなんかも有効に使えていたと思います。
 後半は4バックになったのですが、すぐにいい形になるとは限らない。ただ、前に人数が増えたことで、プレスがかかるようになって、洋次郎のゴールが生まれたと思います。その後、いつも通りの形に戻ったわけだから、失点してはいけない。
 水戸もホームでいいサッカーをしています。粘り強くハードワークしてくるチームです。ウチは、ホームで引き分けているし、その借りを返さないといけない。
 今日は勝てた試合だったし、勝ち続けることができればよかったんだけど、引き分けで止まってしまった。ただ、ここから勝っていけばいいこと。
 こういう試合の終わらせ方をしっかりと意思統一しないといけない。こういう時こそしっかりと声を出し、いろんなことを伝えていかないと。2度と、こういう時間帯での失点をしないように。
 甲府戦で負けて学んだことを、次に活かせるようになった。今日の結果を、しっかりと次に活かしたいですね。」

●田中佑昌選手(福岡):
「何とか追いついたという感じで、まだまだもっと改善すべきところはあると思います。
 まず守備から入って、攻撃に切り替えることを今はやっています。ただ、最後は点をとることしか考えていなかったので、自然にシュートを打ちました。キーパーは見ずに、ほとんどイメージだけでうちました。球の軌道やキーパーの動きを見て、入ったのかなと思いました。
 やっぱり、みんなが守備の意識を高く持つようになったのが、(良くなった理由の)一番だと思います。マンツーマンな感じの守り方なので、みんな自分の前の選手には負けないようにやっています。
 これからも、もっとたくさんの勝ちが必要ですね。そのために、もっとハードワークして、みんなで闘っていくことが一番大事だと思います。」

●久藤清一選手(福岡):
「広島のDFラインにいる3人が3人とも出てこられると、少しマークがずれて大変だったし、なかなか捕まえられなかった。ただ最後の最後、みんなが身体を張って止めていたのかな、と思いますね。
 失点の場面もミスからでしたし、ああいうのを無くせばよくなる。もちろん、広島の(サッカーの)方が全然いいですけど、引き分けられてよかったです。
 全体の流れは、よかった。あんなシュートが入ってしまうし。あれは、流れが悪ければ、入らないシュートだと思います。(入ったんだから)流れがよくなっているのかなと思います。
 ホームで、山形にああいう負け方をしたのがよくなかった。だから今日は、最後までみんなが頑張れたことは大きいです。
 後半の最初、僕が前に出ることができて、ジャンボ(大久保)とうまい形にディフェンスできて、パスミスも誘うことができていた。ただ、交代した後から、また流れが悪くなりました。あそこは、入ってきた選手の役割を、もう少ししっかりしていかないといけない。(交代が)入ったところでずれて、相手の流れになった。入ってきた選手は、自分がどういう役割なのか、しっかりと意識を持って入ってきてほしい。
 前の試合の敗戦は、システムが変わって、みんなの意思統一ができていなかったのが大きい。マンツーマンかゾーンか、はっきり伝わっていなかった。入ってくる選手もベンチも、そこはしっかり伝えてほしいと思います。選手は言われたことをやるだけなので。」

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