仙台 3-0 鳥栖、いろんなコメント
20080429
●手倉森誠監督(仙台):
・守備の対応は出来ているので、同様に集中していこう。
・攻撃面は、繰り返し攻撃し、最後までプレーをやりきろう。
●岸野靖之監督(鳥栖):
・ボールの失われ方が良くない。
・もっとグラウンドを広く使って攻めよう。
・シュートが少ないので打っていこう。
・相手10番(梁)のマーク受け渡しをしっかりしていこう。
●手倉森誠監督(仙台):
「相手チームの調子がいいという状況と、我々の置かれている今の状況を考えた時、前節から中2日のホームゲームということで、タフなゲームになることは覚悟し、今ある全ての力を出さないことには成長しない、というところを話して挑んだ試合だった。
ハーフタイムで『1点勝負になるだろう』と言い、選手もそれを覚悟して試合に臨んだが、見事3点取ってくれた。試合の運び方、取った後のプレーなどで、これまでの経験を活かして90分、状況に応じたプレーの選択をした。取った後に辛抱して、追加点、さらにダメ押しというあたりも、ゲームの中で悔しい思いをしたのを、今日爆発させることが出来た。
毎回こういうゲームをできると思っていたところ、皆さんやサポーターをやきもきさせてしまったが、これからもこういうゲームを常にやっていけるところまで、ようやく来たのかなという感じだ。次の広島戦に向けて、いい波に乗れる勝ち方が出来てよかった」
Q:今日、木谷・岡山両選手が先発出場して、守備面だけでなくピッチ全体に与えた影響は?
「岡山は前回メンバー外だった。外から試合を見ていた時、彼ももちろん悔しい思いをしていただろう。彼は頸椎を捻挫していたので、もう1試合見送ろうとしていたし、今日もサブからというところも考えていたが、お互いにコミュニケーションを取ってチームの状況や立場を見た時に、調子のいい鳥栖を相手に、木谷と岡山でいきたいというところで、彼はやってくれるということだった。
見事に、復帰したゲームで守備の統率ができたことと、セットプレーから得点してくれたということで、本当にチームに活を入れてくれて感謝している。
影響としては、ラインコントロールと、あとは鳥栖のフォワードはJ2の中でも力のある2トップだが、それに対してラインの牽制で駆け引きしたり、腕を使われたりしてもしぶとく戦っていた。やはりトレーニングではそう簡単に教えられないところでの経験を、今日はいかんなく発揮してくれた」
Q:岡山選手の先発起用はいつ決断した?
「昨日の夕方に話をして、次の日のミーティングまでには決めると話していた。しかし私としては使いたいというところもあった。今日は(地元紙に)予想スタメンも書いてもらったのに、すみません(笑)」
Q:今日、平瀬選手が出場したからこそできたことは何か?
「やはりゴールを取ってくれたことを評価しているし、前半にお互い一進一退の中でも、ちょっとしたタイミングでも前でタメを作って落ち着かせてくれた。後半の相手の運動量が落ちた時にも、またうちのディフェンスラインを押し上げてくれるような、ボールキープの仕方をしてくれた。あとは裕希(中島)との絡みだ。ずっとサブにいた選手だが、十分今日はできたことを評価している」
Q:今日のゲームで攻撃と守備がうまくいったのは、これまでと比べて何が変わったのか?
「開幕してからここまで、成績が勝ったり負けたりして、引き分けも多いゲームの中で、やっていることは間違いではないと、ボールをしっかり動かしてゴールを目指していくところと、ダイナミックさというところを、続けてやってきた。
そして結果が出ないときに、やり方を変えるのではなくてやり通し、いつかは必ずこういう勝ち方にはなるだろうと信じてやってきたのだが、皆さんはかなり、ここに来るまでに時間がかかってしまったと感じていると思う。ようやくそういう形になれたのは、やはり続けてきたためだ。
今日、水がこぼれるような失点をしなかった理由は、やはり水戸戦の得点後の相手の取られ方というところで十分悔しい思いをしているので、もうああいう悔しい取られ方は二度としたくないという、チーム・選手の気持ちの表れである。
中2日の試合で、前回ああいう悔しい思いをした中、全ての力を出さない限りは勝てない。そしてその全ての力を出すには気持ちしかない、という話をしていた。そうなった時に、一人一人の今ある力を出し切ろうとすることと、その力をみんなで合わせた全力というところで、気持ちを合わせて戦うという意味で気合いが必要だと話して挑んだ試合で、今日は気合いを見せた戦いをしてくれたと思う。
だから、今日やれたことを常にやることで、リーグ戦の勝ち星を増やしていけると思っている」
Q:監督としては、ベースができた手ごたえはあるか?
「ベースを作るために今までやってきた。いつも試合で勝っても負けても、常に何かチームが前に行くためのきっかけにしないといけないと思っているので、まずはこれをきっかけにしてやっていきたい」
●岸野靖之監督(鳥栖):
「総括…今日は仙台、非常に良かったのではないか。以上かな」
Q「圧倒された…うーん。そうかな。それはいろんな取り方があると思うが、今考えて言えることは、仙台は前で少し起点ができていたのかなと。そこからいい展開が多かった。
鳥栖はそこがちょっとというか、ほとんど前でいい展開ができなかったのかなと。だから攻め上がれる回数も非常に少なかったし。そういうことかなと思う。
そんな中でも、失点しないようにしていけばいいのだが、セットプレーから2つ入って、最後はおまけみたいだった。
今日は仙台はそういう、前に行く力があったし、非常にバランスよく、人がいい形でポジションを取れていたし、非常に良かったのではないか」
Q:今日の試合を前に、前節の反省を踏まえてセットプレーからの失点をしないよう気をつけていたと思うが、今節も2点をセットプレーから取られてしまったことをどのように考えるか?
「どのようにというか、アカンでしょう。取られたらアカンので、例えばマークのところだとか、人の配置だとか。セットプレーは守る側にとっては、リアクションで動かなくてはいけないものだから、そういうところでアクションを起こされても、守れるようにしたい。答えになっているかどうかはわからないが、前回もセットプレーから失点したし、今回も2つ(失点が)来たので、これについてはじっくり考えるというか、やり直しをするのは、大いに必要かなと思う。セットプレーだろうが何だろうが、失点しないように。
3点目みたいなああいうのは余計。その余計なのを絶対減らさないと、これはアカンのかなと。
今日は攻める回数が非常に少なかった」
Q:攻める回数が少なかったというのは、本来やろうとしていたことができなかったからか?それもと仙台の攻撃によって、防戦にならざるを得なかったからか?
「これもまたじっくり、映像などをもう一回見て分析するが、今の印象でいくと、どっちも言えると思う。
仙台も非常に良かった。次の狙いも非常に早かったし、(仙台が)しばらく勝っていないとなっていた中で、今日は勝たなアカへんかなという気持ちが良く見えていた。
我々の方とすれば、どこにボールを運ぶべきかと。それから非常に失い方が悪かった。サッカーの場合では自分たちから意図して動くのと、相手に動かされるのとがあって、どっちが気持ちよくサッカーできるのといえば、自分たちからどんどん動いていくほう。意図したボールを展開するという点で、今日は仙台の方が気持ちよく展開していたのは事実だ。
失い方のところで、我々の方の良くなかった部分もかなりあった。それプラス今日は、仙台の『勝たなアカへんで』というのが上手くミックスしたのではないか。ミックス攻撃でやられた」
●平瀬智行選手(仙台):
「ちょっと今日は立ち上がり、相手に回される部分があって、なかなか自分たちのリズムを作れないまま前半を終わっちゃったんですけど、後半に入って相手の体力が落ちてきたところがあったので、上手い具合にボールも回せたし、いい崩しもいくつかあったし。いい勝ち方で、スッキリしました」
Q:4戦連続、追いつかれての引き分けというこれまでの結果を受けて、今日はどういう気持ちで試合に臨みましたか?
「前節の試合の悔しさを繰り返さないようにということでピッチに入ったんですけど、今日はみんな、1点入ってから気が抜けるのではなく、今まで以上に集中していたという感じがあったし、その中でももう1点取ろうという、前に行く気持ちが強かったので、今日はホント、安心して見ていられました」
―そういうチームの流れを作ったのも、平瀬選手の先制ゴールだったと思うのですが?
「僕というよりも、みんなの気持ちが入ったボールが、たまたま僕の前に転がってきたというだけなので。でもそれを決められて、そこからチームの勢いが増した形になったので、結果的には本当に良かったです」
―自分の感覚のようなものが、試合の出場時間も延びることによって、出てきていると思うのですが。
「そうですね。長い間やるというか、僕のプレースタイルは、途中からやるというタイプではなく、長い時間でどんどんリズムを作っていくタイプだと思っています。その中でいいコンビネーションだとかが出てきているので、楽しいです」
●岡山一成選手(仙台):
「4月はちょっと、自分のいろいろなことがあって迷惑をかけたので、今日はチームに勢いをつけさせたいなという考えは持っていました」
Q:「今日は勝負どころだから、絶対に負けられない。だから、もしかしたら無理をさせてしまうかもしれないが、岡山選手を出場させたい」という監督の気持ちを受けてどう思いますか?
「誠さん(手倉森監督)ともすごく話をしましたし、僕の中でも、サッカーのキャリアの中で首という(ケガの)箇所は経験がなかったので、ちょっと不安なりいろいろな思いはありました。でも誠さんと話をして、リハビリの関係者とも本当に協議をして、自分の中でも「やろう」と決めたので。ピッチに立ったらそういう言い訳はできないし「それのせいで負けた」と言われるのだけは絶対嫌だったので、良かったです、勝てて。
今日の勝ちは、自分の思いとして言えるのであれば、リハビリ(に関わったスタッフ)の戸掘さん、安川さん(共にトレーナー)、原ちゃん(原田PT=理学療法士)の3人の力やなと思います」
Q:守備の要として、今日はどんな試合運びを考えていましたか?
「僕は後ろから、いかに前の人たちに攻撃をしてもらうかを考えた時に、ラインの高さ、上げ下げの部分をすごく意識しました」
Q:その「守」と「攻」の関係は、上手く行きましたか?
「それよりも、僕とか公亮(木谷)も、若い頃そういう経験してきたんですよね、苦しい中で。だから今の広大(渡辺)やイチ(一柳)がすごく苦しんでいる部分も、僕たちは経験してきたんです。あの二人は、これからのベガルタを背負っていく上で、すごくいい経験ができたと思います。僕らはちょっと経験があるから、その辺の対処の仕方のパターンを知っているというのはあるんですけど、イチや広大のパフォーマンスがすごく悪かったわけじゃなく、これをいい経験にしてほしいと思います。僕たちにまた何かあったときに、信頼できる仲間なので」
Q:2点目のヘッドでのゴールは、大きいゴールだったと思います。
「自分の中でも気持ちを出せたなという。ホントにリハビリの中で僕を復帰させててくれた原ちゃんが『今日(ゴール)取れるよ』って言ってくれてたんです。『取れる?ヘディングで取れる?』って聞いたら『取れるよ』って言ってくれたから、すごく安心感を持って…リハビリの苦しい日々を一緒にやってくれた、トレーナーとPTの3人に、ホントに感謝したいと思います」
Q:今日は久しぶりの「ユアスタ劇場」でした。
「前のホームの試合を見ていて『次勝ったら、なんか面白いことしたいな』って思っていたし。梁のダンス(今日の「ユアスタ劇場」は、梁選手の応援歌とダンスが多く取り込まれた)は…ホントキャプテンで、梁は苦労しているんですよね。だからその梁のダンスで、みんなで踊りたいとずっと思っていました。『もうちょっと、打ち合わせをしてよ』って周りからは言われましたけどね(笑)。これからやっていこうかなと思っています」
Q:これからは強豪との試合が続きますが、今後に向けて一言。
「強豪というか、どこのチームも、今のJ2、ずば抜けて戦力に差があるところなんてないんですよ。ホントに1戦1戦の積み重ね。取りこぼしをしたとか言われるかもしれないですけど、僕らにとっては最終的に勝っていくために、強豪とか格下とかはないんです。だから1戦1戦、勝っていくだけです」
Q:30代になって最初の試合、完封とゴールということで、いい皮切りとなったのでは?
「そうですね。ホントに。20代の最後の締めはあまりよくなかったので、30代の最初って、ちょっとは意識しました。でも誰も何も言ってくれないので、ひっそりと30代最初の誕生日を迎えました(笑)」
●藤田祥史選手(鳥栖):
「良いボールがなかなか来なかった。攻め込まれる時間が多かった。
立ち上がりは特に悪くなかったけど、途中から判断が悪かったのか、ボールを取られる位置が悪く、そうなると次の展開が厳しくなった。こちらのミスもあったが、最後は仙台との技術の差、なのではないか。
自分に関しては、運動量が少ないから代えられたのではないだろうか。
短い時間だが、次に向けて切り替えていきたい」
●衛藤裕選手(鳥栖):
「ボールと奪っても、初めのところにきついプレッシャーがかかっ
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