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2008年1月15日 (火)

アビスパ福岡2008新体制発表記者会見

●都筑興 代表取締役社長:

「昨年は大変お世話になりました。チーム運営のご協力と、ご支援を賜りましてありがとうございました。今日から練習が開始され、いよいよシーズンが始まるということで身が引き締まる思いであります。いろいろとご心配をおかけしたこともございましたが、本日は新体制のご紹介と、新加入の選手のご紹介をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします」

●リトバルスキー監督:
「今日は選手全員が非常に前向きに練習に取り組んでくれ、初練習は非常に良かったと思います。このいいスタートが、いいシーズンの幕開けになることを願っています」

●田部和良GM:
「9人の選手が入ったわけですが、いずれも経験のある選手が多いと思っています。併せて、経験のあるスタッフを招へいすることができ、強力なスタッフ構成ができたとも思っています。まずは、その面々をご紹介させていただきます。
まずヘッドコーチのクルークは昨年からの継続になります。
それからコーチの篠田善之。昨年度はアビスパの中学生年代の指導に当たっていましたが、本人の選手時代から数えて在籍13年という経験を生かして我々を助けてくれることになりました。
次にフィジカルコーチのクレア。彼はイタリア系のオーストラリア人で、イタリアのセリエAのトリノで選手としてプレーをしていましたし、フィジカルコーチとしては、セリエAのパルマ、イングランドのクリスタルパレスなど、世界のトップの経験を持っています。同時に、2006年のW杯で、後半の運動量で日本を上回って逆転勝ちしたオーストラリア代表チームのフィジカルコーチもしていました。すなわち、彼はうちに足りないもの、後半になって運動量で相手を凌駕するチームを作ってきたわけで、その部分も彼に期待している部分です。
次にGKコーチの藤川孝幸。皆さんはご存知だと思いますけれども、東京Vの選手として、GKコーチとして活躍し、そのあとは神戸、仙台のGKコーチを歴任したほか、C大阪ではトップコーチとしてフィールド全体を見ていましたし、静岡FCでは監督の経験もあります。そういった意味で、GKはもちろんのこと、幅広く彼の経験を生かしてもらいたいと思っています。
それから新しい通訳の鄭炳圭(チョン・ピョンギュ)。彼は日本生まれの在日3世で、日本語、英語、韓国語を話すことができるほか、自分でもサッカーをやっていましたし、アメリカではフィジカルコーチの勉強もしています。クレア・コーチのハイレベルなフィジカルトレーニングを選手たちに伝えるためには、単なる通訳では専門的な部分に対応できないので、そういう部分で彼の通訳以外の経験も生かしてもらいたいと考えています。
次にコンディショニングコーチの藤野英明。ピッコリ監督がチームを率いていた時にトップチームのリハビリを担当するコーチとして働いていました。彼も経験がありますし、ATの資格も持っている優秀なコーチです。
それと去年と変わりませんが、トレーナーの宮田栄次と李龍熙(リ・ヨンヒ)。それにうちのユース年代のトレーナーとして昨年まで活動していて、今シーズンからは、平行してトップチームも担当してもらうことになった野田直司です。特にキャンプなどで非常にハードなトレーニングを課したりするときに3人体制が整えられるように対応しました。
あとチームのマネジャーの池田と、おもにキットを担当する伊藤、それに通訳の早川 エジソン正吉です。エジソンは鄭炳圭と2人で活動することになっています。以上が今シーズンのスタッフです」

「引き続き、新加入の選手を紹介します。
まずはマーク・ルダン。彼はドイツのチームでの経験もありますし、オーストラリアではシドニーFCで経験のあるセンターバックです。近々ではシドニーFCがACLで浦和レッズと戦って、シドニーのホームゲームで2-2、浦和のホームで0-0という試合をしているんですけれども、その時彼はワシントンとのマッチアップをしていて、その2試合でワシントンはゴールを挙げることができませんでした。強靭なフィジカルに加え、リーダーシップという面でも非常に期待しています。

次に黒部光昭です。ご存知の通り、福岡大出身の選手で福岡のことはよく知っており、『お帰りなさい』という選手です。実績としては申し分なく、日本代表選手も経験しています。去年は怪我のためにチャンスがなかったんですけれども、福岡に帰って来て非常にモチベーションも高く持っていてくれています。

それから中島崇典です。彼は八千代高校のキャプテンとして高校選手権で活躍した後、湘南ベルマーレに入団し、その後、横浜FCで4年プレーしていましたが、今回、完全移籍で一緒にやってくれることになりました。左利きでキックの精度が高い左SBが本業の選手ですけれども、左であれは他のポジションもやれる選手です。うちには左利きの選手は彼と鈴木惇しかいないので、そういった意味で精度の高いキックに規定しています。

その鈴木惇です。10歳からアビスパでプレーしている選手です。今日の夕方からU-19のカタール遠征に行くんですが、その前に記者会見に出てきています。うちの生え抜きで、精度のある技術の高い選手です。体は小さいですけれどもファイティングスピリットの旺盛な選手なので、将来を期待しています。昨年もトップチームでプレーしているので試合に出るチャンスは十分にあると考えています。

次に大久保哲哉です。背の高い選手で、駒沢大学、横浜FC、JFLの佐川急便、柏でプレーしています。佐川急便ではJFLの得点王としての実績を残しました。今回は柏レイソルからのレンタル移籍ですけれども、シーズンを通して活躍してくれると思っています。大柄な選手にありがちな走れない選手ではなく、ダイナミックに走ってプレーできる選手です。

そしてハーフナー・マイクです。横浜F・マリノスから来てもらいました。ご覧のとおり背が高い選手ですが、大きさを生かしたヘディングの強さはもちろん、スペースへ抜けるプレーだとか、前を向いて1対1を仕掛けるプレーだとか、そういったプレーが出来るし、好んでいるし、ヘディングの強さに加えてそれを期待しています。私自身はU-20日本代表として出場した5月にツーロンの大会で彼を見ていますけれども、その試合でフランス相手にゴールをしたシーンを覚えています。

次は大山恭平です。うちのユース出身のFWの選手で、昨年はU-18日本代表にも入っています。彼は典型的なストライカータイプの選手です。課題としてはフィジカルの部分で、将来性といういことで非常に期待しています。

最後にGKの吉田宗弘です。彼は非常に経験豊かなGKです。去年はうちの神山竜一が全試合に出場しているんですけれども、彼に持っていない部分、経験、コーチングに非常に優れています。彼の持っている経験を若い選手に伝えるという意味も含めて、非常にチームの力になってくれると思っています。また、我々にとっては彼が入ってくれたことは非常に大きいと感じています。多分最大のライバルになるかも知れないC大阪の正GKだったわけですから、彼がうちに来てくれたのは大きな力になるはずです。

また、先ほどリリースしましたが、中払大介が完全移籍で福岡に戻ってくることになりました。先週末に合意したばかりで引っ越し等々が済んでおらず、こちらに合流するのは18日になると思います」

Q:それぞれの選手に対する監督の期待を教えてください
●リトバルスキー監督:
「マーク・ルダンはシドニーFCでの経験がありますし、キャプテンとしてリーダーシップを発揮していました。体も強靭ですし心配していることは何もありません。また、黒部は経験豊富な選手であり、実績も申し分ないと思っています。長い間活躍している選手ですし、彼に関しても何の問題も感じていません。また今シーズンの我々の重要なミッションのひとつであるゴールを取るということに関しても彼の経験が生きるはずです。

中島選手は横浜FCで一緒にやりましたが、彼は左SBですが攻撃的なセンスを兼ね備えた選手です。強い左足からのシュート、クロス、それにFKに特徴があります。非常に難しい左SBというポジションですが、彼はこなしてくれるでしょう。鈴木惇選手は去年から我々と一緒にトレーニングをしてきて強くなったと思います。去年から高いモチベーションを持って挑んでくれていましたし、今シーズンはプロとしてレベルアップすることで、素晴らしい未来が開けることを信じています。

ジャンボ。大久保選手のことですが、彼は体が大きいだけではなく、ボールのファーストタッチ、コントロールの上手な選手です。J2においては、彼のようにボールをプロテクトして攻撃の起点となれる選手は非常に重要だと考えています。

そしてマイク・ハーフナーは去年から興味を持っていた選手で、ここにいてくれることを非常にうれしく思っています。ユースの代表として国際経験もあり、J1での経験もあります。残念なことに十分な出場機会には恵まれていませんでしたから、その機会を求めてモチベーションを高く持ってくれているはずです。背が高いだけの選手ではなく、ディフェンスの背後を取る動きに秀でた選手だと思っています。とにかく、彼が福岡にいることが非常にうれしいです。

大山も去年から我々と一緒にトレーニングをしていました。非常に才能豊かな選手で、動きだしのタイミングのいい選手だと思っています。この福岡で彼の成功があり、素晴らしい未来が開けると思っています。黒部選手のように経験のある選手からたくさんのことを学んで成長してくれることを確信しています。

吉田は非常に素晴らしいGKです。他にもいいGKならいますが、彼はいいGKというだけではなく、経験のある素晴らしいGKだと思っています。以前我々との対戦した時に、うまいことに加えて、強いリーダーシップを発揮して戦っていたことを覚えています。オンザピッチ、オフザピッチの両面において活躍してくれることを望んでいます。また、GKを構成する上において、年齢のバランスというものが非常に重要だと私は考えています。神山も六反も素晴らしい選手であることは間違いありませんが、まだ少し若いということで、経験豊かな選手が入ってくることは非常によいことだと思っています。

そして、ここにいるすべての選手に共通して言えることは、身体能力が高い選手であるということと同時に、リーダーとしてプレーできる選手だということです。また、現状に満足することなく、常に前に向かってグイグイと進んでいく選手たちだと思っています。そういう選手たちがひとつになって戦ってくれることを期待しています」

Q:改めて今シーズンのチーム作りのテーマを教えてください

●リトバルスキー監督:
「まずお話ししておきますが、チームを構成する上においては、ひとつのテーマに縛られるのではなく、様々な要素を考えながらチーム作りをしなければいけないと私は考えています。
その上で強いチームを作るには、いくつかのポイントがあります。DFに関しては1対1で絶対に負けないことです。そういう部分で、リーダーとしてプレーしてくれるマーク・ルダンを獲得しました。またFWに関しては今までは選択肢を多く持っているとは言えない状況でしたので、特徴のあるFWを選んだつもりです。また、GKについては非常に素晴らしい選手を取れたと思っています。また攻撃参加という部分ではSBの役割が非常に重要になってくると思っています。
そういう観点から、DF、GK、SBを選択しましたが、もうひとつ重要なことはフィジカルの部分です。体力的に強いということだけではなく、コンディショニングという意味で、どんな強いチームに対しても負けないコンディションづくりを出来るようにしていきたいと思っています」

●マーク・ルダン選手:
「アビスパに来れたこと、この場にいられることをとてもうれしく思っています。町も非常に美しいと感じました。しかし、我々はJ1昇格というひとつの目的のためにここにいるので、全員で一丸となって戦いたいと思います」

●黒部光昭選手:
「久しぶりに福岡の地に戻って来て、また、自分が育った環境に戻って来れたことを凄く幸せに思っています。J1に昇格するというチームの目標はもちろんですが、それを自分のものにして、全試合に関わって勝利に貢献したいと思います。応援をよろしくお願いします」

●中島崇典選手:
「横浜FCから来ました中島崇典です。J1昇格という経験を一度しているので、その経験を生かせればと思っています。よろしくお願いします」

●鈴木惇選手:
「まずプロの生活をアビスパ福岡でスタートさせられることをうれしく思っています。今年はチームがJ2なので、J1昇格を目標にして、その中で活躍して代表にも選ばれたらと思っています」

●大久保哲哉選手:
「柏レイソルから来た大久保です。またリトバルスキー監督、田部GMとまた一緒に仕事をさせてもらうことになり、非常に光栄に思っています。僕自身初めての福岡ですが、早くチームに慣れて福岡の一員としてチームの昇格に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願いします」

●ハーフナー・マイク選手:
「マリノスから来たハーフナー・マイクです。自分にとっては初めての移籍ですが、いい経験になると思っています。みんなでJ1昇格できるように頑張ります。応援をよろしくお願いします」

●大山恭平選手:
「アビスパにはレベルの高い選手がそろっているので、その中で競争して、1日でも早く試合に出て、チームのJ1昇格に貢献したいと思います」

●吉田宗弘選手:
「福岡は僕にとってはチームも、町も初めてですし、移籍は自分にとって大きなチャレンジだと思っています。チームの目標としてJ1昇格がありますが、僕自身もJ1でプレーしたいという気持ちが強いですし、自分が積み重ねてきたものをチームの中でうまく出せればと思っています。神山、六反というGKがいる中で、お互いに刺激しあって競争が激しくなれば、それはチームのためになると思いますし、その中で最終的にJ1昇格という目標が達成できればと思います」

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