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2007年9月

2007年9月29日 (土)

山形 1-2 アビスパ、いろんなコメント

●樋口靖洋監督(山形):
・タイミングを合わせたプレスでボールを奪おう。
・前線はサポートを使って相手DF裏へ抜け出そう。
・積極的にクロスに飛び込み、シュートで終わろう。

●リトバルスキー監督(福岡):
・前線にボールが入ったらDFは押し上げてコンパクトに保つように。
・サイドバックへのプレッシャーがきついので、早めに斜めのボールを入れること。特に立ち上がり15分。

●樋口靖洋監督(山形):
「内容よりも結果が必要なこの時期に結果が残せなかった。非常に残念です。前半1回、後半1回、ミスを突かれて失点というところで、そういうところを逃してくれない、したたかな福岡だと思います。状況は非常に厳しくなりました。しっかりそれを受け止めて、我々は我々のプレーをしっかりとさらに高めて、可能な限りチャレンジしていくというところをもう一遍、天皇杯を挟みますが、仙台とのダービーに向けてまたしっかりと準備したいと思います」
Q:全体的にパフォーマンスが良くなかったというか、ミスも出てボールをつなげなかった印象ですが、連戦の影響など何かあったと思いますか?
「まず、パフォーマンスはそこまで悪かったと思っていないです。ある程度、守備の部分では前半ちょっと突かれましたけど、向こうの強力な2トップのところを閉じることができた。それから、ポゼッションの時間もここ数試合に比べたらずっと長くできた。やりきる部分、最後のアタッキングゾーンのところでの精度でミスが出てやりきれてないというのは確かによくないところですが、それが疲労によるものなのか、技術的なものなのか、もう一度ビデオを観て確認します」
Q:前半で財前選手を代えたのは、戦術的な理由ですか?
「正直、体のキレがちょっとよくなかったですね。本来、彼は中盤で時間をつくるところで、逆にノッキングが起こるようなシーンが多くあって、当然、点数を取りに行かなきゃいけないので、戦術的にはサイドを突破する選手をどちらかのサイドに入れたいということで、佐々木を入れました」
Q:前節までは右SBに前田選手を使い、今日は須田選手を起用しましたが、右SBの起用に関して、監督としてどんなふうに把握していらっしゃいますか?
「正直言って、それぞれができることとできないことが、今の状況ではある選手です。それをどう相手に合わせて、あるいはチームの形に合わせて使い分けるかというところで使い分けをしていますが、彼らには、できることはもっとゲームのなかで発揮してほしいし、できないことはトレーニングでチャレンジしていくということを求めていくしかないと思います」
Q:今日はサイドからクロスを上げるシーンはあったんですけれども、途中DFの足に引っかかったり、思いきって上げきれてないように感じました。中との関係でどんな課題がありますか?
「かなり粘り強くサイドを対応されたというのがひとつですね。抜ききって、突破しきってというのは、前半に石川が上げて横山が打ったシーン、後半に本橋がポイントをつくってからミドルシュートを打ったシーン、あのぐらいしかないかなと。そこまで深くえぐれてないという部分がひとつ課題です。それから、ああいうタイミングで抜ききる前に上げてくるというのが佐々木勇人の持ち味なので、中の呼び込みがそのタイミングで入れるかというのは合わせていかなければいけないと思います」

●リトバルスキー監督(福岡):
「今日の一戦はオープンなゲームで、両チームにいくつかのゴールチャンスがあって、しかしアタッキングサードではうちのほうが上回って、これにいい準備、いいフィニッシュを特にアレックス選手はしてくれました。今日の試合で1勝を挙げたことを本当にうれしく思います。守備面に関しては、前よりよくなってきて、特に集中力を保つことができて、1対1の対応でほとんど負けてなかったと思います。ディフェンス面ではレベルアップしたと思います。中盤の選手も全員、必要なときにハードワークしてくれました。比較の話になりますが、ここ何試合かと比べると、中盤の守備もだいぶよくなってきたと思います。このハードな1週間、距離的に3000kmぐらい移動して、幸いなことに私たちが勝ち点7を獲得することができました。今後は、選手たちに2日間の休養を与えますが、そこでリフレッシュ、充電して、また次の戦いに備えるようにしたいと思います」
Q:ここ3試合、久藤選手をベンチに置いて、流れを変えるような形で使っていますが、城後選手が3試合、試合を重ねるごとによくなってきて、その城後選手の存在があるからそうした形が使えるのかなと見ているのですが、そのへんはどうお考えですか?
「現在、うちのチームで16人から17人を戦力として考えています。その選手たちはみんな試合で結果を出せる選手たちですが、試合では11人しか選べません。場合によって、選手にも休養を与える必要もあります。久藤選手に関しては、後半から入っても流れを変える力を持っているし、城後選手自身もいまは悪いサッカーをしていません。いいサッカーをしているので、こういう形で久藤選手を起用しています」
Q:今日は後半ロスタイムまで無失点でしたが、バイタルエリアで相手の起点を潰す動きとクロス対応について、それぞれの評価をお願いします。
「今のチームで、スペースをうまくカバーできるようになって、マークも縮めてマークすることができて、うちのディフェンス、特に4バックを突破することはだんだん難しくなってきたと思います。チームとして機能することができました。選手1人1人がいろんな意味で5%から10%集中力を高めて、相手がサイドから攻撃してもそれほど破られることがなくなりました。特に、以前よりもしっかりしたマークができて、集中力を保つこどかできているので、このような結果になったのだと思います」
Q:このあと、天皇杯のあとに京都戦になりますが、今日は京都戦に向けて自信になる内容ではなかったでしょうか?
「今週、かなりハードな1週間だったんですけど、試合によってだいぶ自信をつけることができたと思います。特に若手は自信を得ることができて、ポジティブな流れになっている思います。まず天皇杯で勝って、それからまた京都戦に備えて準備したいと思います」

●本橋卓巳 選手(山形):
「負けちゃったんで、悔しいだけです」
Q:久しぶりのゲームでしたが、試合前の心境は?
「いや、いつもと変わりないです。いつもよりかリラックスしてたぐらいですね」
Q:守備では起点を潰すはたらきがありましたが?
「全体を通して、そこまでやられたという印象はないですけど、でも結局負けてるってことは何か原因があったりするので、それをチームでまた調整できればいいかなと思います」
Q:その原因とは?
「自分もあったんですけど、決めるところで決めないと負けちゃうし、あとは2点目はセットプレーだったし。セットプレーでやられるのは流れが悪いほうに行っちゃったりするので、そういうところでは絶対やられちゃいけない部分だと思います。ほかにもあると思うんですけど、そこはみんなで話し合って修正していく部分かなと思います」
Q:その本橋選手のシュートシーンは、浮いてしまいましたか?
「そうですね。申し訳ないです。あれが決まっていれば1-1になって、まだわからなかったので。申し訳ないです」

●根本亮助 選手(山形):
「あまりやられた感じはしなかったんだけど、結果的に負けてたというのが率直な印象です。ミスとかで点を取られて。そのミスが2本ともなかったら点を取られなかったわけだし、残念ですね」
Q:根本選手の起点のところで、かなりプレッシャーが激しかったようですが?
「それでも、ファウルを取ったり、うまく収める場面をつくれたので、その部分はよかったです」

●アレックス 選手(福岡):
「(2ゴールを挙げて)いい気分でした。シーズンが終わるまで、ずっと得点を取りたいという姿勢で試合に臨んでいます。今日も幸いなことに、得点を挙げることができました。特にチームメイトのお陰、神様のお陰でもあるし、素晴らしいボールを出してくれたので、それで点を取ることができました。1点目は、ヒサからハチミツ付きのボールでした(笑)」

●川島眞也 選手(福岡):
「全員声も出てたし、集中力も最後以外は切れなかったです。自分の前の、マークしてる相手には自由にやらせないということを心掛けていました。遅れてでもボールに行ったら自由にできないし、ボールに寄せるということを意識してやりました。最終的には1対1の場面になるので、ゴール前だったり、ラストパスだったり、1対1で負けなければ点を取られないわけですし、パスのところで自由にやらせなかったらラストパスも出ませんし。ディフェンダーと中盤の距離感や、中盤とフォワードの距離感が、今日は90分間、間延びすることなくプレーできたので、その点ではよかったです」
Q:最後の失点した時間帯は、チームとしての課題と認識していますか?
「そういうところでもっと落ち着いて、クリアならクリア、つなぐところはつなぐともっとはっきりできたら、あの失点はなかったと思います」
Q:京都が引き分けましたが?
「気にならないということはないですけど、自分たちが勝たなきゃどうにもならないので、そういうことはあまり気にはしてないです」

●田中佑昌 選手(福岡):
「先制点を取れて追加点も取れたので、結果としては2-1で勝ってよかったんですけど、後半の立ち上がりとか危ない場面が多かったので、そういうところをしっかり直せば、次はまた問題ないと思います」
Q:攻撃の部分で、田中選手がサイドで起点になるシーンが少なかったようですが?
「前半からボールに触る回数とかチャンスメイクする回数が少なかったので、自分としては満足できる内容ではなかったです。思ったよりも体のキレがよくなかったです。もっと自分的にはやれると思ったんですけど、あまり動けてなかったので。でもチームが勝つことが第一優先なので、その結果が得られたことはよかったと思います」
Q:次の京都戦につながる試合だったと思いますが?
「そうですね。京都には3回負けているので、絶対勝たなきゃいけないし、次勝てば、また昇格ラインもグッと近くなるので、次の試合が一番大事な試合になるんじゃないかと思います」

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鳥栖 1-1 草津、いろんなコメント

●岸野靖之監督(鳥栖):
・いい動きをしている選手がいても、パスを出す方が見逃している。
・プレッシャーをかける時は全員でかけろ!

●植木繁晴監督(草津):
・前半のプレーを続けよう
・攻撃はフィニッシュまで持っていこう
・守備は相手の二列目からの飛び出しに気をつけて

●岸野靖之監督(鳥栖):
「90分通して非常に悪いパフォーマンスだった。結果・内容ともに非常に残念です。そういうゲームをしてしまった責任は痛感している」
Q:前半途中で内間を変えた理由は?
「戦術的なところです。やるべき仕事ができてなかった。非常に緊張(余裕がない)状態が続いていたので、早い段階で動いてあげないとチーム全体に負担がかかると思った。送り出すときは当然いろんないい形で送り出すが、まずそれができてなかった。攻守ともに、いいところが出せない状態が続いていた。待つのか次の手を打つのか…そういうところで次の手にいった。清水は変化がなかった。僕らは勝ちにいっているので勝つためにどうするかを考えた」
Q:失点の場面を監督はどう考える?
「ベンチから角度的に誰がどうするのかよく見えなかったが、僕の覚えている範囲ではシュートを打った瞬間はフリーだった。あの得点エリアでフリーの選手がいること自体、あってはいけないこと。選手として声を出せないのが原因にある。選手として大きくなりたいならまずそこから。守備っていうのは組織で守るので自分がどうしてほしいのか言ってもらいたい。今年の失点の3分の1は声出しができてないせい」

●植木繁晴監督(草津):
「前半、いい時間にチャンスがあったのに点が取れなかった。後半、点を取ってからは全体が間延びして失点につながってしまった。GK退場後については良く頑張ったと選手を評価したい」
Q:前半から前が動いていい形だったと思うが狙いは?
「少しパワープレー気味に動いて、セカンドチャンスを狙っていた。高田・カレカが前線で起点になるように頑張ってくれ、狙い通りできたと思う」
Q:キーパーが退場になって、代役のGKに高田を選んだ理由は?
「高田に関しては練習の時にキーパーに入ることが多く、よく好セーブをしているから。評価については特にありません」

●柴小屋雄一選手(鳥栖)
「ラインの駆け引きもできず、サイドに流れては押し込まれるシーンが多かった。はまって守備できるシーンが少なかった」

●レオナルド選手(鳥栖)
「上手く連携が取れていない。ボールをもらうタイミングや出すタイミングなど、僕が焦っているところもある。もっとコミュニケーションを取って点を取りたい」

●高橋義希選手選手(鳥栖)
「上手く前線から抑えることができずに押し込まれてしまう。セカンドボールも拾えず、自分たちで苦しくしてしまっている。勝ちたい気持ちは強いのだが…。頑張るしかない」

●金信泳選手選手(鳥栖)
「仙台戦あたりから、相手選手と競り合うシーンが多く、腰に負担がかかっていた。59分に競り合ったときに一気に痛みが出た。骨ではないので、大丈夫です」

●吉田恵選手選手(鳥栖)
「立ち上がりの20分くらいは、草津の攻撃にはまってしまった。その後、修正ができつつあった。後半に入り、隙を作ってしまい失点した。その隙を作ったことには責任を感じます。でも、きちんとプレーできたところもあるし、みんなで良い時を思い出して戦えるようにしていきたい。問題は連携だけなので、自分たちで声を掛け合って修正していくしかない」

●櫻田和樹選手(草津)
「カレカと氏原をポイントにして、セカンドボールを拾うことを心掛けてプレーをした。前半に決めるところを決めておけば、結果は違っていた。自分がもっとボールに触ることができれば、こんな結果にはならなかった。勝点2を失った内容だった」

●松下裕樹選手(草津)
「前半は良く動いていた。後半も先に点を取れたが、その後に余裕あるプレーができなかった。あと1点を取れるようにしないといけない」

●高田保則選手(草津)
「(84分からGKの守備に入り)選手として、初めての経験。鳥居塚さんに『やれ!』と言われて、『ハイ!』と返事しました(笑)。あのシーンではDFラインは崩したくなかったし、動けなくなっていたので(GKを)やりました。今日は1本もシュートを打っていないので、3本のシュートを止めてよかったです(笑)」

●鳥居塚伸人選手(草津)
「多くのチャンスがあったのに2点目が取れないといけない。特に前半のうちに取っておかないと。点を取るまでの流れを90分間続けるようにしないといけない。勝ちゲームを失ってしまう。
(高田をGKに指名したのは)彼は、ミニゲームなどでGKしたら上手いので、信じて指名した。シュートを打つ側の選手に打たれる側のプレーをさせたので、非常に恐縮している。次節は、気持ちよくシュートを打ってもらえるようにします」

●氏原良二選手(草津)
「監督のプラン通りに前半からいけた。でも、シュートは決めておかないといけない。柴小屋選手(鳥栖)が強いので、苦労した。(前半で交代は)仕方ありません。前半から一杯一杯だったので…」

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2007年9月26日 (水)

ACL、川崎F 0-0(PK4-5)セパハン、いろんなコメント

●関塚隆監督(川崎F):
「本当に期待に応えられなくて残念です。第1戦、そして第2戦と勝たなきゃいけない戦いだったが、勝ち切れなかった。
ただ、選手達は過密日程の中精一杯戦ってくれたと思いますし、またサポーターがイランまで駆けつけてくれたり、今日も沢山のサポーターが集まってくれたくれたことに感謝したいと思います」
内容についてですが、やはり情報が少ない中で第1戦でだいたい相手の特徴を掴むことができた。今日はとにかく相手がどこで仕掛けてくるかということだった。
我々は前半立ち上がりから仕掛けて、主導権を握りながら戦おうということだった。そしてチャンスがありながらそれを決めきれなかった。8月からこの(チャンスを決めきれない)流れが続いているが、今シーズン今後の試合で流れを変えていきたい」
Q:今回対戦したセパハンは優勝することができると思いますか?(イラン人記者からの質問)
「チャンスはあると思う」
Q:PK戦については想定していたか
「PK戦になるまでは、得点を決めたいと思っていた」
Q:交代選手について
「もっと前で仕掛けたかった(ので交代した)。アクシデントのことも考えながらの交代だった。選手はよくチャンスを作ってくれていたがフィニッシュの部分で決めきれなかった」

●ルカ・ボナチッチ監督(セパハン):
「まず選手達におめでとうと言いたい。美しいサッカーはできなかったが、準決勝に進出できて良かった。神様は私たちの方にいました。ホーム、アウェイと戦ってみて川崎フロンターレが上でした。サッカーはそういうものです。私たちはストライカーを3人連れてくることができずに川崎に来ました。攻撃のできるストライカーがいなくて困っていた。しかし運が良くてPKで勝つことができた。
フロンターレは、ホームでもアウェイでもとてもフェアな試合をやっていただいて感謝しています。そういう素晴らしいサッカーができることにもおめでとうと言いたい」
Q:後半なかばにシステムを変更して流れが変わったと思ったが、前半ある程度守って、後半1点を狙うということは狙っていたのでしょうか?
「初めはそう考えてはいなかったが、川崎が5~6人で攻撃を仕掛けてくるので、それでシステムを変えました。私としては、できるだけ守って引分けでもっていこうと思っていた。PKになるのを期待していた」
Q:今日のベストプレーヤーを挙げるとすればGKでしょうか?
「はいそうです。GKはタフでした」
Q:チームとしてPK戦を経験するのはいつ以来でしょうか?
「去年のリーグ(カップ)の決勝戦です。その時も5-4で勝ちました」

●大橋正博選手(川崎F):
「監督からの指示はポジションの事だけでした。ACLはこれで終わったので、切り替えてやるしかないですね。FKを蹴りたかったのは相手も同じですね」

●森勇介選手(川崎F):
「(関塚監督からの指示は)相手が1トップなので、うちが3バックだと2枚余る形になる。それについて言われていました。2トップで来ると思っていました。交代は、ふくらはぎの問題です。つったのか、肉離れになったのかわからないです。シュートを打った瞬間になりました」

●中村憲剛選手(川崎F):
「最初の10~15分は積極的に行こうと話していました。相手もとらえ切れていないところがあったと思う。
点を取れなくても、後ろは焦れなくてうまく攻め込めればいいと思っていた。向こうは守ってカウンターという頭があったと思う。決めるところだけでした。
チャンスを作れていないわけではないんですが、ボールの運び方をチームで決め切れていなかったですね。紙一重のところなんですけどね。
(ベンチからは)点を取ってくれと、それだけ思っていました。自分が退いた事も情けないと思ってました。(勝てなくて)スミマセンでした」

●川島永嗣選手(川崎F):
「(PK戦では)一本も止めることができなかった。最後の最後のところで仕事ができなかった。それは悔しいです。ただ、2試合とも無失点で抑えられた。そういう意味で、ACLの中で良いところもあったと思う。この経験は生きてくると思う」

●井川祐輔選手(川崎F):
立ち上がりに気をつけろと言われていました。いつも通りのプレーを出せればいいと思っていました。
(交代で出る時に揉めていたのは)IDカードについていろいろ言われていました。決定的なチャンスは作っていますし、何かしらのものが足りないんだと思います。
ACLは世界と触れ合えるいい機会だったと思います。サッカーが楽しいと実感させてくれる場でした。自分の中でサッカーに対する感情に大きな変化があった大会でした」

●マギヌン選手(川崎F):
「残念ですね。こういう結果になるのは。勝つ条件はそろっていた。チャンスにトライしてたんですが、入らなかった。
今日の試合は相手のGKもよかった。シュートを止めてましたし、うちのチャンスをダメにしてました。
負けた時にはいろいろなミスとか、欠けているところが見えてくるものです。もう少し落ち着きがあれば良かったんですが、試合で負けたので後悔はありますね。
(PK戦で外すということは)サッカーにはよくあることだと思います。タニ(谷口)に声をかけることはないですが、負けた時は全員が負けたんです」

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アビスパ 3-2 水戸、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●リトバルスキー監督(福岡):
・もっとボールを速く回すように
・相手がコンパクトに引いているので動かしていけ
・後半、勝ちたいという気持ちを出していけ

●前田秀樹監督(水戸):
・集中してプレーをすること
・セカンドボールを大切に
・後半が勝負だ

●リトバルスキー監督(福岡):
「前半は緊張感の漂うゲームで、うちはパスを回そうとしていたんですが回し方が遅く、水戸はスペースをカバーするように守っていて、あまりいいゲームが出来ませんでした。前半、水戸にいくつかのチャンスを作られ、右サイドの突破からのクロスで先制点を取られてしまいました。ハーフタイムに入ったときは頭痛の種がかなりありました。水戸は戦術的にしっかりしていて、集中した形で試合に臨んでいたので、我々が何かを変えなければいけない状況でしたが、慌てて4バックを崩してスペースを空けてしまうのを避けたかったので、前半と同じメンバーで試合に入りました。
後半の10分を過ぎたところで久藤選手を投入しましたが、2得点に絡むすばらしいプレーをしてくれたことでチームは3ゴールを奪うことができ、戦術的にも非常に機能することになりました。その後、水戸のすばらしいロングシュートで2失点目を喫し、チームが混乱した部分もあったのですが、何とか最終的に勝利を手にして福岡に戻る事ができることになりました。
前半のパフォーマンスに関しては闘争心が足りないということで、ロッカールームでは、もっと声を掛け合って、みんなで盛り上げていかないと結果が付いてこないと伝えましたが、後半は段々チームが機能し始めて、いいサッカーが出来たのではないかと思っています。今の厳しい状況の中で、いい結果を得られましたが、次の山形戦(9/29@NDスタ)でも、いい結果を得られるように頑張っていきたいと思います」
Q:久藤選手を投入する際、どのような指示をしたのでしょうか
「久藤選手にはチームをリードして、プレーに絡んで、サイドの裏のスペースにボールを配給することを求めましたが、十分に期待に応えてくれたと思います」
Q:2試合連続でゴールを挙げた城後選手の評価を教えてください
「もちろんゴールはすばらしかったが、それ以上にハードワークでチームに貢献してくれたことが大事だったと思います。ゴールを挙げることで自信をつけることが出来たと思いますが、それよりも全体的に見て、彼のチームに対する貢献度が大きかったと思います」

●前田秀樹監督(水戸):
「前半はアレックスに対してマンマークで中村をつけて、何とか点も取れて、アビスパに攻めさせておいて、自分たちのいいところを出すという形で、何とか終わりました。後半は、アビスパがかなり攻撃的に来るだろうということで、ボールを取った後、そこでしっかりと余裕が出来れば、もう1点あるいは2点が取れたのかなと。ただ、そこで慌ててしまってミスをして、サイドからやられて、結果的に点を取られてしまいました。前半と違って、ワイドの選手がスピードに乗った状態で1対1が出来る状況になっていて、アビスパが一番得意とする突破の形からやられてしまったということですね。やはり、うちのボランチの出入りのところでのコーチング、マークの受け渡しが出来なかったというか、一瞬でしたけれど、そこが問題でした。
2点目の縦に入れられたのも同じでした。人数が足りなくて、アレックスにスピードをつけた状態でボールを受けさせてしまったと。今日は森と椎原で中盤を組ませて、彼らは良くはやってくれましたけれど、怖さというものをまだ分かっていないところがあって、それをしっかりと教えていかないといけないなと感じています。それがしっかり出来ればチャンスも出来たと思います。後は点を取られたんで、攻めに出なければいけないということだったんですが、ワイドの選手が疲れていたし、控えにFWの選手しかいないので、変則的な3トップにして点を取りにいきました。でも選手は一生懸命やってくれたと思います」
Q:後半、アビスパがシステム変更をしてきましたが、それに対する対応を教えてください
「後ろを3枚にしてという部分では、あまり混乱はしないだろうと思っていました。ただ、パワープレー気味になったときに、どう対応しようかとは考えていました。ただ、早い時間帯に追いつかれてしまったので、その部分をどうしようかと。先ほども言いましたけれど、ワイドの選手が疲れきっていたので、うちが高い位置でボールを取れればイニシアティブが取れるだろうということでFWの選手を投入したんですが、なかなか、そこまでさせてくれなかったということですね」

●城後寿選手(福岡):
「ゴールが入ったのは、たまたまと言えば、たまたまですね。去年からこぼれ球を狙っていけと言われていたので、その積み重ねがゴールになったことは嬉しいと思っています。長崎での試合でしたし、高校時代に応援してくれた方たちに恩返しがしたいという気持ちがゴールにつながり、良かったと思います。先制されていたので、出来れば前半のうちに点が取りたかったんですが、チャンスをゴールに結び付けられず、ハーフタイムにみんなで『もっと行こう』と話し合って、その結果、ゴールが生まれました。ただ、2失点目は自分の寄せが甘かったので悔いが残ります。やらなくてもいい失点でした。J1でやりたいし、全部勝つつもりでやれば、うちのチームなら出来る力はあるし、気持ちを込めて戦っていきたいです」

●宮本亨選手(福岡):
「失点に関しては、2点目はどうしようもなかったとしても、1点目は取られ方が悪かった。クロスから中の1対1の状況でやられたので、過去の反省点が同じように出てしまったというのがあります。でも、その後、切れずにやれたので良かったです。前半はシュートも少なくて、監督からハーフタイムに檄を飛ばされましたけれど、後半は最初から集中して出来ましたし、3バックにしてからは運動量も上がって、いい感じで3点取れましたし。2失点目の時間が悪かったのでバタバタするかなとも思ったんですが、そこは自分たちのパスワークでしっかりと凌げたので、落ち着いてゲームが運べたと思います。次の山形戦(9/29@NDスタ)でもクロスの対応をしっかりとやらなければいけないし、アウェーで体もきついだろうけれど、気持ちを出してやれればうちのチームは絶対に負けないので、前に博多の森で勝ったとき(第35節)のようなゲームがアウェーでも出来たらなと思います」

●久永辰徳選手(福岡):
「前半は相手に合わせてしまったというのがあったので、まったりとした、危機感のない試合だったという感じがします。ただ、後半に気持ちを切り替えていい戦いが出来たと思います。何とか自分たちの力でJ1に昇格したいという気持ちを見せられたことが、あの3得点につながりました。今は内容よりも結果ですから、この1勝を弾みにしなければいけませんね。ミラクルとまでは言わないけれど、それを起こすために自分たちが今出来ることをしっかりとやらなければならない気がします。このまま勝点を積み重ねたいです。連敗をを脱せられた(編集部注:前節は引き分け)のが一番良かったですけれど、勝って喜んでいられないので、これからが大事です。内容よりも結果にこだわって、上位のチームにどんどんプレッシャーをかけていきたいです」

●久藤清一選手(福岡):
「今日は上のチーム同士の対戦が一杯あった。引き分けるかもしれないし、今日はチャンスなので、仲間には絶対に勝ってくれと言ってました。本当に勝ててよかったです。これで若い選手もリズムに乗ってくれるといいんですけれどね。勝つと雰囲気も良くなるし、終わってからもいい雰囲気だったので、このままいきたいですね。移動が続きますけれども、それは仕方のないことなので、切り替えて、どれだけ疲れを取るかということです。山形戦はもうちょっと楽な展開が出来ればいいと思います」

●平松大志選手(水戸):
「久藤が入ってからは捕まえきれなくなってしまい、それに対応できないうちにやられてしまいました。相手の方が中盤の人数が多くなったときにどうにかしなければいけなかったんですけれど、どうにも出来ませんでした。椎原と森のダブルボランチは動かされている感があって、久藤が入って来るまではどうにか相手を見れていたんですが、久藤が入ってからは見れなくなってしまいました。全体のプレスも、リードされてからは統一感もなくなってしまった。そういうところは言われてやるのではなく、自分たちの判断で出来るようにならないといけませんね。最終ラインが上げてもボランチが前に出て行かないと連動しないので、なかなか難しかったです」

●森賢一選手(水戸):
「やることを整理して出来たので、ある程度はやれたと思うんですけれど、後半に相手がシステムを変えてきて勢いが出てきたときに、どうやってやるかというのが自分の課題。取った後、前へ行く活動量だとか、そういったところが課題として残りました。後ろに引っ張られてしまってなかなか前へ出て行けなくて。前にも行けて、守備も出来るようになれたらいいと思うんですけれども。守備を固めてボールを取っても、その後が雑で苦しくなった場面があったので、後半はそれを直していこうということだったんですけれど、守備の方ばかりに意識を取られてしまって、ズルズルと下がってしまった感じでした。守れれば負けることはないので、まずは守備からという意識で入っていたんですが、もっとアグレッシブに出来たらなと思います」

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徳島 2-2 鳥栖、いろんなコメント

ハーフタイム
●今井雅隆監督(徳島):
・後半もう1点取って試合を決めよう。
・消極的にならずに攻めていこう。

●岸野靖之監督(鳥栖):
・1点ずつ取り返そう。
・DFは慌てる必要はない。
・自分のペースでプレーしよう。

●今井雅隆監督(徳島):
「引き分けという結果でしたが、なんとか逃げ切れればと思いました。
前半は攻守ともよかったと思います。後半は相手が選手交代を含めて前に出てくるということは予想できましたので、しのぎ切れずに悔しい気持ちです。ただ、チームとしての出来自体は悪くはありませんでした。後半押されたときにどう逃げ切るかが、我々の持ち続けている課題です。こちらにボールがある時は、もっとボールを回さないといけないでしょうね」
Q:2-2の引き分けという結果ですが、鳥栖は後半に投入するコマがあった。しかし徳島にはなかったということか?
「先ほども言いましたが、相手のカードは予想の範囲です。リードしたら逃げ切るために100%の力を出しています。ただ、もう少しうまい逃げ方があるとも思います」
Q:次節、四国ダービー(9/30@愛媛陸)への意気込みは?
「選手は追いつかれて引き分けたということで負けのイメージを持っていますが、うまく運べたいい時間帯を思い出して欲しいです。その中でモチベーションを上げて、我々としては恥ずかしくないゲームを堂々と戦うだけです」
Q:J初ゴールを挙げた高橋選手への評価は?
「もう少しボールをさばいてほしかったという感想です。これまで出場した中では一番いい出来だったとは思いますが、もっと触ってパスを出せるようにチャレンジし続けてほしいと思います。前回よりは上向いていますし、得点にはおめでとうと言ってあげたいです」
Q:前半終わって2-0という展開。勝ち切るべきゲームにおいて今後必要なものは?
「2-0というスコアは、『もう勝ちを手にした』とも『次の1点がどちらに入るかによって、どう転ぶかわからない』とも言えます。後半の1失点目以降、ボールを動かせなくなりFWとの距離も開いてしまいました。マイボールの時にしっかりボールを動かせないといけません。これは今季戦っていく中でのチームの課題です」

●岸野靖之監督(鳥栖):
「勝点3を取らなければいけないゲームだと思っていました。しかし、はじめの3分で、しかも自らのミスで勝点どころじゃないという状況にしてしまいました。先制された後、また慌ててしまって、パニックの中での2失点目。なんとか落ち着かせようしましたが、前半のうちはうまくいきませんでした。
後半の立ち上がり早くにあったチャンスを決めていればと思うが、それはサッカーではよくあることです。選手はよくやってくれました。石田は今季初先発で気合が入っていて、ちょっと入れ込み過ぎていたかもしれません。その積極性が逆に出てしまいました。
結果的に勝点3を取れなかったので、非常にもったいないことをしたというか、責任を感じています。こういうゲームをやるつもりはありませんでした。『なかなかうまいこといかへんな』ということでしょうか」
Q:後半開始時から早い時間帯までに3枚のカードを切って流れを変えることに成功したが?
「流れを変えるために入れているのだが、なかなかうまくいきません。加藤は守備についてはよくやってくれました。彼は長く試合から遠ざかっていたのですが、前節サブに入ってから危機感を持ってトレーニングにも励んでくれていました。しっかり仕事をしてくれたと思います。野崎はもう少しフィニッシュにつなげないといけません。仕掛けているが、その後のプレーの質を問いたいです。まだ甘い部分があるので、厳しさを身に付けてほしいです。レオナルドはいつも入れ込んでしまいます。思い切りの良さと冷静な部分をもう少し使い分けてプレーしてほしいです。ただ、気持ちの強さを押さえ過ぎないように指導して、正確なシュートやラストパスを練習してほしいです。そのファイトを含めて2点目につながったと思っています」
Q:「点を奪われてから攻めてもダメだ」という前節のコメントがよぎりますが、2-2のスコアや内容も含めて次につながりますか?
「僕自身はまだまだだと思います。開始1分と3分の失点ですから。次につながるはずはないと言いたいが、そう言うとこの先終わりですしね。でも、よく追いついたとは言いません。我々は2点、3点取られて取り返すようなサッカーをしません。いつもゼロで抑えることなくして、鳥栖のサッカーはないと思っています。失点は基本的にないので、次のゲームがゼロであるとこのゲームは活きたと言えるのだろうと思います。
次節の相手(草津)は1節空いているが、ゼロに抑えて勝つためのトレーニングをして送り出したいと思っています。佐賀の、また全国のファンの方に対して、大変失礼な試合をしてしまいました」

●高橋健史選手(徳島)
「個人的には結果が欲しかったので、得点はうれしいです。しかし、監督から言われている守備面とか球際、パスのさばき方などはまだまだ練習していかないといけません。特に、後半押され始めたときにボールを受けられませんでした。次回もチャンスがあれば頑張りたいです」

●長谷川太郎選手(徳島)
「引いて守るよりも、いい立ち上がりから3点目を取りに行ったときの失点でした。前向きな戦いの結果なので、ポジティブにとらえています。しかし、前半のいい時間帯を長く続けられるよう、また劣勢のときにポゼッションや速攻でメリハリが付けられるよう、課題に取り組んでいきたいです」

●石田祐樹選手(徳島)
「(2点先取した後)次の1点を取れなかったのが、この結果になってしまいました。僕自身も後半は消えてしまって、力不足を痛感しています。体と気持ちのトレーニングはまだまだ継続してやっていかなければ。前線からの守備はサイドにボールが出たところからスタートしましたが、後半はそれが機能せず、そこに起点を作られてしまいました。すごく責任を感じます」

●野崎陽介選手(鳥栖)
「ミスが多く、課題の突破ができませんでした。タテなのか中なのかがもっとはっきりしたプレーをするべきでした。後半は相手が引いていたので、ボールの引き出しで揺さぶりをかけようと思いました」

●金信泳選手(鳥栖)
「先制されたが、絶対に気持ちで負けないようにプレーしました。仲間や監督、自分を信じていれば逆転できると。全員よく動けていたと思いますが、ミスで失点が続き苦しい展開になりました。ゲーム前のミーティングでサイドのスペースを狙うように話し合っていたので、その点はうまく突けたのではないかと思います。しかしキーパーとの1対1は、フリーだったので決めたかったです。
自分の良さをチームのプラスにできるよう、いつも心掛けています。監督も信頼して起用してくれるので感謝しています。自分が(点を)取れなくても藤田選手が取れるよう、とにかくチームのために戦いたいです」

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2007年9月23日 (日)

愛媛 3-3 アビスパ、いろんなコメント

●望月一仁監督(愛媛):
・セットプレーの守備をしっかりしよう。
・サイドのスペースの対応をしっかりしよう。
・自信を持っていこう!
交代:なし

●リトバルスキー監督(福岡):
・2-1でリードしていることは忘れて今から試合が始まるつもりで。
・リズムに緩急をつけて落ち着いてボールをまわそう。
・3点目を取りに行こう。
交代:なし

●望月一仁監督(愛媛):
「前半で不用意な失点を許してしまってゲームが壊れるかと思ったが、選手ががんばってくれた。逆転もできると思った」
Q:3失点とも同じような形の失点だったが?
「前節のセレッソ戦は直接入れられてしまったが、今日はセカンドボールや2次攻撃のクロスでやられたので、前節とは違う形だった。ただ、スペースに残って人についていない状態で、1点目はそれをやられてはいけなかったし、同じ形で2点目を取られたのはまずかった。一番もったいなかったのは3点目だった。クロスに対して人についていくことをやっていきたい」
Q:今日は宮原と青野のボランチだったが評価は?
「立ち上がりはDFラインとボランチの間が上手くいかず、セカンドボールを拾えずに攻守が上手くいかなかった。試合前から言っていたが2人とも前に行ってしまい、途中からダイスケ(青野選手)を中に入れてバランスを取ってくれた。このまま続ければ良くなると思う」
Q:三木がようやく2点目をとったが?
「トレーニングから意欲的で、スイッチが入っていた。そういう選手を使いたかったし、調子が悪いというよりも最後は気持ち。結果を出してくれたことはよかったし、本当に嬉しい」
Q:これまで得点を奪えていなかった福岡から3得点を奪ったが?
「福岡のDFラインは人を外している場面がよくあり、そこを突いていきたいと思っていた。サイドでフリーになる選手がいたので、サイドアタックをしながらDFの間を突いていこうと思っていたので狙い通りだった。セレッソ戦はアグレッシブに戦えず、今日はアグレッシブさを出してくれと話していたが、それができた。ただ、守備はもったいなかった。クロスや失点の場面以外はアグレッシブにやってくれたが、ビルドアップはまだまだで、納得はしていない」

●リトバルスキー監督(福岡):
「この試合は勝つことを望んでいた。攻撃ではいいプレーがあって3回リードしたが、3回追いつかれて3対3で終わってしまった。前半は特に最初10分ウチが主導権を握ってリズムが良かったが、愛媛が上回ってきたときに先制できた。
後半はスロースターターで試合を進めて、理解できないイージーミスで試合を失った形になった。その攻防の中でアレックスのゴールで3対2とリードしてリズムを取り戻したが、86分に再度追いつかれ、守備ではマークができていない状態だった。3失点目の前にも色々選手はミスを犯し、役割を達成することができず勝点2を取りこぼしてしまった。選手は意欲的に戦い、闘争心を出してくれたが、ミスが結果的にひびいて勝点を取りこぼしてしまった」
Q:後半にミスが目立ったのは?
「どの選手もJ2でフィジカル的には戦える能力を持っている。疲れというか、集中力が欠けていたのだと思う。リードしている時は上手くいっているような錯覚を起こしてしまい、集中力を欠いてしまった」
Q:ここのところ同じような形で勝点を失っているが?
「選手を入れ替えることでチャンスを与えようと思っているが、ミスは相変わらずだった。サイドからのクロスに弱点があるが、シーズンを通してミスが出てきている。このメンバーでシーズン終わりまで戦わなければならないが、攻撃面は修正できるが守備は問題が続くと思う」
Q:この結果が昇格にどのような影響があると思うか?
「今日は勝たなければならない試合だったがモノにできなかった。残りの試合は全て勝たなければならないが、難しくなると思う」

●三木良太選手(愛媛FC):
「(得点の場面は)ボールが良かったので、決めるだけだった。久しぶりに試合に出たがトレーニングからしっかりやっていたことが結果に出てよかったし、とにかく出たら結果を出したかった。次は先発で出られるようにがんばりたい」

●江後賢一選手(愛媛FC):
「正直なかなか点が取れなかったので悩んでいたが、今日はゴールが決められて嬉しい。しっかりボールに当たっていなかったが、勝ちたい気持ちが強かったので気持ちで決めたゴールだと思う。今日は自分でいけると思ったので勝負していった。これまでは1点取られると沈む試合が多かったが、今日は取り返して精神的に強いところを見せられたことは良かったと思う」

●内村圭宏選手(愛媛FC):
「(ジョジマールの得点のアシストは)前節のイメージがあって、早いボールを入れようと思った。個人的にはアシストも好きだが、点を取れる人が増えてきたので自分もそれに続いて取れれば。後半はたくさんチャンスがあったので決めたかった。最後のボレーを慌ててふかしてしまった場面が一番悔しかった」

●宮原裕司選手(愛媛FC):
「(青野選手とは)試合中に話しながら、ポジショニングを修正した。前にいけるようになった部分もあったし、FWとの距離をいい位置でサポートできるようにしていきたい。ただ、失点は情けない3失点だった。跳ね返した後に見てしまったのでは情けない。ラインを上げるときに、ただ上げるだけでなくマークを見ながら上げるという基本的なことができていなかった。
結果的に今、自分達が下位にいるのは相手が悪いときに勝てずに、自分達が悪いときに引き分けられないこと。そういう点で今日の勝点1は情けないと思う。失うものはないということをピッチで表現できれば観客にも喜んでもらえる試合ができるし、結果もついてくると思う。前向きにやっていこうということはいつも話している」

●金守智哉選手(愛媛FC):
「(今日の3失点は)学習能力がないというか・・・セットプレーからの守備はもう一度確認しなければならない。ゲームは最初、バランスが悪かったが途中から良くなった。青野選手を含め、ボランチとの関係はトレーニングからコミュニケーションをとっていた。今日はやられても盛り返そうとして、前に前にいけたことはよかった。セレッソに前節やられて、プレスのかけ方を話し合ったり、負けていてもガンガンいこうと話したりしていたが、セレッソ戦ではピッチでもシーンとしてしまったが今日は声も良く出ていたのでそういう意味では良かったと思う」

●青野大介選手(愛媛FC):
「(3点目のアシストは)いい流れで崩すことができたので、最後は当てるだけだった。みんなの力で取れた得点だし、綺麗な流れだった。セットプレーで振られたマークは確認しなければならないが、流れの中ではそんなに崩された印象はなかった。前半はバタバタしてしまったが、途中から役割をはっきりしてセカンドボールを拾えるようになった。同じ失敗は次の試合で繰り返さないようにしたい」

●アレックス選手(福岡):
「得点は個人的には嬉しいが、アビスパに貢献できるように点を取りたい。今日は意欲的に走り回って、それによってチームに貢献したいと思った。今日はそういう形で運動量でチームにいい影響を与えたかったが、ピッチでできるだけのことはやった。しかし、勝たなければいけないし、後は勝つのみだ」

●久永辰徳選手(福岡):
「連敗しているので何か変えないといけないと思った。アグレッシブにやって90分間攻守に主導権をとりたかった。前半はいい形だったし、2失点するまではよかった。連敗中はいい試合をしてもミスで失点してしまっている。
今日の失点はクリアするところで無理に繋いでイージーミスになってしまった。本当に昇格したいならああいうミスは出ないはずだし、ああいうミスをしていれば昇格に値しない。しかし、気持ちを切り替えてコンディションを取り戻したい」

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鳥栖 0-2 セレッソ、いろんなコメント

●岸野靖之監督(鳥栖):
・フィールドを大きく使った攻撃をしよう。
・積極的にプレーしよう。

●クルピ監督(C大阪):
・相手よりボールを持てているのに、シュートが少ない。良いフィニッシュで終わろう。
・ビルドアップはできているが縦パスが多い。もっとつないで攻めよう。

●岸野靖之監督(鳥栖):
「90分通して完敗だった。その一言につきる」
Q:「完敗」というのは具体的に攻撃?守備?
「全て! 我々は点を取られてはいけない。点を取られたら良くない」
Q:後半に野崎を入れて流れをつかんだが、どのような指示をしたのか?
「流れをつかんだ感じがするが、それはC大阪の計算。鳥栖ができたのではなくC大阪にそうさせられた。野崎はやろうとしてくれたが崩しきれなかった」
Q:GK中林は約2年ぶりの試合出場だが評価は?
「あわてることなくプレーできていた。1点目はPK、2点目は点を取りに行って前がかりになってからのカウンターだった。点を取られてGKに『良くやった』とは言えない。あれくらい普通のプレーだ。でも、やるべきことはやってくれたと思う」
Q:鳥栖の目指すサッカー「もう一歩、もう1m、もう1cm」が見られなかったが、その原因は?
「これから原因はしっかり見つける。チーム全体にスピード・大胆さ・速効性もなかった。思うようにできないときにどうするか、チームに統一感がなかった。2点目で全てが終わったと感じた」

●クルピ監督(C大阪):
「前半の試合開始の時点で35度近くあったと聞いた。体力消耗の激しい、厳しいゲームになることが予想できた。その中でも選手は持てるものを出し切った。勝利にふさわしい」
Q:後半立ち上がりが鳥栖ペースだった。そんな中二人同時に交代したが、そのときの指示は?
「後半、鳥栖がサイドを支配してC大阪の組み立てができなかった」
Q:中二日で湘南戦だが意気込みは?
「まちがいなく今シーズンの鍵になるゲーム。我々は全てを出しつくす、これしかない。次はホームゲームなのでC大阪サポーターには一人でも多くスタジアムに駆けつけて欲しい。サポーターの後押しを期待する」

●鐡戸裕史選手(鳥栖):
「何もできなかった。香川を意識しすぎてしまった。主導権をとられ相手のしたいようにされてしまった。悔しい」

●高橋義希選手(鳥栖):
「一人一人の技術がC大阪の方が上だった。勝つ気持ちも負けていた。後半流れができたが、つかみきれなかった」

●中林洋次選手(鳥栖):
「(約2年ぶりの)試合の立ち上がりは緊張した。ディフェンスとの連携を取って、もっとおさえるべきところはおさえなければいけない」

●レオナルド選手(鳥栖):
「もっと藤田と相手ディフェンスを崩しかった。非常に悔しい。持ち前の運動量を発揮できなかった。久しぶりのフル出場だったが足は問題ない」

●山口貴之選手(鳥栖):
「立ち上がりから悪かった。全て選手のせい。気持ちの問題。選手はみんな反省して次の試合に備えなければいけない。鳥栖のサッカーはボールを回すのが生命線、選手はもっとそこを考えてプレ―しなければいけない」

●内間安路選手(鳥栖):
「早い時間に先制されてしまった。自分のせいだ。でも切り替えて次も試合に出られるように頑張ります」

●ジェルマーノ選手(C大阪):
「日本に来てからグラウンド内外に不満は全く無い。チームメイト、スタッフ、環境、日本に上手くなじんできた。それが良いパフォーマンスにつながった」

●濱田 武選手(C大阪):
「監督から守備から入っていくように指示を受けた。後は積極的に行こうと心掛けた。後ろが頑張ってくれたので、思い切り積極的に行けた。鳥栖スタジアムは好きなスタジアム。でもめちゃめちゃ暑かった。チーム一丸となって勝ち続けたい」

●小松 塁選手(C大阪):
「暑かったので、前からプレスに行くところと行かないところをはっきりわけた。PKで先制をとれたのがよかった。後半押し込まれた中を踏ん張って追加点がとれてよかった」

●酒本憲幸選手(C大阪):
「前半、サイドの攻撃をもっと積極的に行きたかった。勝負できるところでクロスをあげたりしたので、もっとシュートまでもって行きたかった。つなぐ意識が高かったせいだと思う。コンディションは苦にならなかった」

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2007年9月19日 (水)

2006年度Jクラブ個別情報、J2

2006年度Jクラブ個別情報開示(単位:百万円)

J2,
             札幌 仙台  山形 水戸  草津  柏 東V  横F 湘南  

■経営成績
*営業収入   1177  1609   665   341   586  3244  2143  1195  709
(広告料収入)   445   440    87    83   256  2502   353   693  352
(入場料収入)   358   675    74    52    95   284   173   203  128
(J配分金)     113   117   111   111   117   139   127   137  114
(その他)       261   377   393    95   118   319  1490   161  115

*営業費用      1527  1685   657   338  535  3462   3015  1197  855
(事業費)      1319  1498   504   239  410  3048   2661   958  651
(人件費)       607   792   393   141  162  2188   1546   523  425
(一般管理費)   208   187   153    99  125   414    354   239  204

★営業利益    ▲350  ▲76     8     3   51 ▲218 ▲872  ▲2 ▲146
★経常利益    ▲154    27     8   ▲2   55 ▲201 ▲878     6  ▲141
★当期純利益  ▲156    26     8   ▲2   32 ▲197 ▲878     6  ▲144

■財政状態
総資産            993   902   179   124   116   756    591   442   223 
総負債           1181   454    62   144   209   890    587   382   165
純資産         ▲198   447    116 ▲20 ▲93 ▲134      4    59    67
資本金          2556   2328     0   82   157     22     89   228   434

繰越利益剰余金 ▲2754 ▲1880 116 ▲102 ▲250 ▲156 ▲866  ▲168 ▲432

(注1)人件費:選手・チームスタッフ人件費
(注2)決算期は2006年12月~2007年3月のいずれかの月
(注3)山形の純資産は正味財産
(注4)山形の資本金は基本財産

2006年度Jクラブ個別情報開示(単位:百万円)

J2,
             神戸 徳島  愛媛 鳥栖  J2総額  J2平均  J総額  J平均

■経営成績
*営業収入   1362  636   435   705     14807        1139       69148      2231
(広告料収入)   528  285   156   281      6461         497       32367      1044
(入場料収入)   215   33    71   152      2513         193       13968       451
(J配分金)     134  112   118   164      4298         331       15633       504
(その他)    

*営業費用      2031   619   431  821     17173        1321       72326       2333
(事業費)      1600   385   302  613     14188        1091       58851       1898
(人件費)      1024   220   163  376     8560          658       34578       1115
(一般管理費)   430   235   129  208     2985          230       13475        435

★営業利益     ▲669   16     4 ▲116   ▲2367       ▲182     ▲3179     ▲103
★経常利益     ▲484   16     4 ▲112   ▲1856       ▲143     ▲2490     ▲80
★当期純利益   ▲488    9     3 ▲112   ▲1893       ▲146     ▲3234     ▲104

■財政状態
総資産          2809   496  257   312     8200          631      27462       886
総負債          2638    84   46   308     7150          550      21287       687
純資産           170   412  210     3     1043           80       6161       199
資本金            98   409  208   294     6905          531      18787       606

繰越利益剰余金 ▲488    3     1 ▲434  ▲7410        ▲570    ▲14778    ▲477

(注1)人件費:選手・チームスタッフ人件費
(注2)決算期は2006年12月~2007年3月のいずれかの月

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2006年度Jクラブ個別情報開示(単位:百万円)、J1

「2006.pdf」をダウンロード

Jリーグより2006年度個別の経営情報が公開された。上がその資料だが、あまりに見にくいので
(横長なので)半分に分けてみました。(なお、数字の転載ミスしてる可能性があります。ご注意を)

J1,
             鹿島 浦和  大宮 千葉  F東 川崎 横マ 甲府  新潟 清水 磐田 

■経営成績
*営業収入   3381  7078  2376  2887  3299  2780  4559  1343  2793  2986  3717
(広告料収入)  1262  2888  1470  1316  1217  1630  2520   571   960  1213  1946
(入場料収入)   597  2531   254   564   747   391   826   385   994   582   561
(J配分金)     346   688   231   366   274   368   304   242   241   318   338
(その他)      1176  1571   421   641  1061   391   909   145   598   873   872

*営業費用      3536  6855  2518   2752  3355  2765  4508  1102  2857  2978  3939
(事業費)      2585  5934  2041   2489  2605  2319  3467   857  2169  2443  3238
(人件費)      1564  2499  1246   1436  1612  1535  2210   556  1248  1139  1869
(一般管理費)   951   921   477    263   750   446  1041   245   688   535   701

★営業利益    ▲155   223  ▲142   135  ▲58    15    51  241  ▲64   8   ▲222
★経常利益    ▲144   253  ▲141   128  ▲59    36    46  245    33   11   ▲214
★当期純利益  ▲251   156  ▲146    86  ▲67    2  ▲110  135   10   11    ▲214

■財政状態
総資産           1885  2240   612   751   883   996   2476   553  1304  912   956
総負債            344  1757   608   404   134   504   2547   423   839  438   660
純資産           1540   482     4   347   748   491   ▲84   130  464   474  295
資本金           1570   160   100   100   807   349     30    367  712   550  679

繰越利益剰余金  ▲176  322  ▲335  247  ▲58  111 ▲121  ▲236 ▲247 ▲75 ▲383

(注1)人件費:選手・チームスタッフ人件費
(注2)決算期は2006年12月~2007年3月のいずれかの月

2006年度Jクラブ個別情報開示(単位:百万円)

J1,
             名古 京都  G大 C大 広島 福岡 大分 J1総額  J1平均 

■経営成績
*営業収入   3801  2230  3361  2108  2267  1575  1800      54341      3019
(広告料収入)  2255  1447  1729  1161  1192   767   962      25906      1439
(入場料収入)   605   334   505   328   379   387   485      11455       636
(J配分金)     258   251   485   242   232   235   226       5645       314
(その他)       683   198   642   377   464   186   127      11335       630

*営業費用      4093  2120  3118  2318  2765  1682  1892      55153       3064
(事業費)      3615  1738  2390  1697  2298  1238  1540      44663       2481
(人件費)      2313  1072  1623  1150  1414   778   754      26018       1445
(一般管理費)   478   382   728   621   467   444   352      10490        583

★営業利益     ▲292  110   243 ▲210 ▲498 ▲107 ▲92    ▲812        ▲45
★経常利益     ▲267   95    99 ▲206 ▲498 ▲116  65     ▲634        ▲35
★当期純利益   ▲271   47    14 ▲199 ▲500 ▲117  73     ▲1341      ▲1341

■財政状態
総資産           834  926  1281   314   610    558  1185    19262         1070
総負債           428  666  1252   206   610    424  1893    14137          785
純資産           406  259    28   108     0    134 ▲708    5118          284
資本金           400  3605   10   315  1610     90   428   11882           660

繰越利益剰余金    6▲3345 18  ▲206 ▲1609 ▲117 ▲1164  ▲7368      ▲409


(注1)人件費:選手・チームスタッフ人件費
(注2)決算期は2006年12月~2007年3月のいずれかの月

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2007年9月16日 (日)

ヴェルディ 2-0 アビスパ、いろんなコメント

●ラモス瑠偉監督(東京V):
・暑いが、最後まで集中を切らさないように。
・最終ラインの裏のスペースをもっと狙おう。
・マークの受け渡しをはっきりしよう。

●リトバルスキー監督(福岡):
・点を取られるまでは良いリズムだったので、それを思い出してしっかりとボールを動かそう。
・後半45分あるのでチャンスはある。最後は気持ちで闘おう。

●ラモス瑠偉監督(東京V):
「開幕よりもこの第4クールの最初の試合が1番難しいと思っていた。開幕戦はまだ始まったばかりなので言い訳もききますから。その中で我々は負けるわけには行かない状態のチームが今日の試合に勝つことができて非常に良かったと思います。
今日はセンターバックの2人が(出場停止で)出られなかったのですが、ハギ(萩村滋則選手)と冨澤、服部、海本、(GK)高木、ボランチの2人がよく「0」に抑えてくれたと思います。ベンチから怒りながらも『みんな成長しているな』と思いながら見ていました。本当に逞しくなったのではないでしょうか。新しいフォーメーションで負けなしというのは素晴らしいと思います」。
Q:試合中怒鳴り続けていましたが、どの辺りが一番の原因でしたか?
「ボールに対してアプローチしなかったところ。特にボランチ2人はコースは消そうとしていたのですが、逆にアレックス、リンコンにボールが入ったときに、できるだけ早くアプローチをして欲しかった。疲れもあったと思いますが、あそこでアレックスのシュートもありますし、彼の前へのショートパスを避けたかった。あとは、特に前半サイドがもう少し積極的に出て欲しいという部分で怒っていました。あとは、ボールに対してみんな緩かったので、そういう部分をきちんとやっていかないと、いつかやられる。あの時間帯で決められると痛いし、パワープレーを狙ってきていたので、前に出ろ、出ろと少しイライラしていました」。

●リトバルスキー監督(福岡):
「前半はかなりオープンなゲームで、両チームともかなり得点機があって、戦術的にも技術的にも良い試合は出来ていたと思います。良いチャンスは生み出せていたのですがモノに出来なかった。逆にPKを与えてしまってフッキに点をとるチャンスを与えてしまいました。
 それでも(前半のようなサッカーを)続けようとしていたのですが、後半に入って開始早々2点目をとられてしまったことで、選手たちがかなりガッカリしたと思います。でも、2点を取られた後もまだみんな自分たちの限界まで取り組もうとしていて、残念ながらそれでも十分ではなかった。
 城後は長いブランクから久しぶりに先発で入ったにもかかわらず、けっこうボールにも絡んで良い試合をしたと思います。この試合において良いポイントになったと思う」
Q:いくつか作ったチャンスのいずれも、裏で仕掛けていくという形だったと思いますが、ボールを持っているときに裏へ抜けていく、あるいはボールを要求するというプレーが少なかったように思うのですが?
「実際はもっと相手の裏を衝こうという意思はありましたが、他にもゴールを奪うチャンスは特に前半あったと思います。しかし、思っているようにDFラインの裏をつくプレーが確かに少なかったようにも思います。2つ挙げるとしたら、相手の裏を衝くタイミングと、裏に出すボールの質は改善すべき点だと思っています」
Q:結果として連敗を止めることができなかった。もう負けられないと思いますがどのように考えていらっしゃいますか?
「ヴェルディと戦うときに0-0を想定して戦うことは無理です。やはり点をとらなければいけない。しかし、ここ数試合で得点が少なくて、得点シーンを作ることも少なかった。負けた試合のことで、これから選手に求め続けたいのは、自分たちの力を全て出して欲しい。もちろん今日の試合でも全力を出してくれたとは思う。リズムを取り戻すことはなかなか難しいことなので『ここを変えれば良い』ということは言えない。ただ、選手間では決して悪い雰囲気ではない。ちょっとしたところで欠けている部分はあるが、次の愛媛戦で運を味方にして結果を出していきたいと思う」

●高木義成選手(東京V):
「決定的なピンチを迎える前の部分で防げたら良かったのですが、完全に崩されたところを足に当たって(好セーブになって)良かったです。残り11試合は勝つだけ。(第1クールで)7連敗を喫したにもかかわらず今こうして第4クールで昇格争いができていることだけでもありがたい。
 僕らが勝ち続けていけば上位に対しても大きなプレッシャーになるはず。今日(第4クール)初戦に勝って良いスタートが切れたので、このまま右肩上がりで勝ち続けていきたいです」

●富澤清太郎選手(東京V):
「やり方はわかっていたので、全く問題はなかったです。ただ、暑い!9月のこの時期にこういう条件下での試合は少ないと思うので、そこを落とさずに勝ち点「3」を奪えたことはチームにとって非常に大きいと思います。
 第4クール、もう負けられない僕たちにとってはまず良い入り方ができましたが、この勝利はもう忘れて、次に向けて切りかえていくことが大事だと思う。今日の勝利は過去のことと受け止め、連勝しないといけない。次からも頑張ります」

●服部年宏選手(東京V):
「2点はとれたけれど、3点目がとれていればもっと楽な試合だったと思う。特に前半、思ったよりも相手は厳しく来なかったのであの時間に2点目が入っていればね。
 新しいシステムは、サイドの選手の守備、どれだけ攻撃して出られるか、特に運動量が大きなポイント。今日に限っては、飯尾も廣山も非常に頑張ってくれたと思う。ただ、もう少ししかけていければもっと良かったのかもしれないけれど、今はカウンター気味のサッカーなので、そのあたりを臨機応変にできれば問題はない。
 残り11試合が全て勝負どころだということは全員がわかっていることです。あまり力を入れ過ぎちゃうといけないので、どれだけ楽しめるか。今のこの『追いつきそう』という状況楽しめれば良い結果が出ると思う」。

●城後寿選手(福岡):
「プレスがかかっていないにもかかわらずロングボールのキックミスなどがあった。今日は(3トップにシステム変更して)後ろからボールをとって、すぐにはたくということを要求されていたのですが、チーム全体としてもまだなかなかうまくいかなかった。1つのボールに動きに対して全員が動き出せればもっとチャンスは生まれると思う。
 今日は暑さもあって難しい試合だった。僕たちがJ1に上がるためには負けは許されない試合だったけど、その大事な試合に僕を先発で使ってくれたところに期待を感じていたし、ぜひそれに応えたいと思っていた。結果が出なくて残念です。でも、まだ決して終わったわけではないので、切り替えて次にいくしかないです」。

●長谷川悠選手(福岡):
「(初の3トップ、今日は)上手くいかなかった。個人的なパフォーマンスとしても、福岡に来て一番評価できない試合でした。
 内容としては、スローペースの試合で相手の守備陣形が整った中を崩していくのは非常に難しかった。前半惜しいシュートがあったので、ちゃんと決められれていればよかった。

●布部陽功選手(福岡):
「流動的に3トップの外から中に入って、相手の裏のスペースを狙っていこうと思っていた。負けてしまいましたが、全体としては決して悪くはなかったと思います。2-0に点差が開いても、全員が途中で絶対に投げ出さず最後まで戦い続けたことは、今後得失点差ということを考えると非常に大事になってくると思うので、そこは良かったと思います。
 (5連敗となり)上手くいかないときは何をやっても上手くいかないもの。そういう時期を越えればチームとして成長できるし、逆にもっと強くなるチャンスだと思う。ここでチームとしても気持ちを離さず、個々としても心が折れないで取り組んでいきたいです」

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2007年9月12日 (水)

U-22日本 1-0 カタール、いろんなコメント

●反町康治監督(U-22日本代表):
「厳しいゲームになることは予想していましたが、その通りだったと感じています。寿命の縮む思いをするというのはこういうことなのかなと思いました。最後集中したなかでGKの堅守もあり、勝ち点3を取れたことをうれしく思います。最後のところで選手がお互いに声をかけながら、足を止めずに最後まで戦い抜いたことを非常に評価したいと思います」
Q:試合前にはなんと声をかけたのか?また、後半立ち上がりからカタールが(退場者が出て)10人になる前までのまでの選手交代は考えていなかったのか?
「ゲーム前は、いつもどおり戦術的な話と精神的な話をしましたが、今日は気持ちを前面に押し出さないといけないゲームだという話はしました。
(交代については)梶山が怪我をしてしまったので、そこに青山敏を入れたんですが、そうしてから相手のトップ下の10番への対処が悪くなってしまいました。ダブルボランチがお互いに遠慮しあってしまって曖昧になってしまい、また体力的な消耗もあってSBに対するDFが遅くなってしまったと。後半は、当然カタールも1点を取りにきてSBが高い位置にきたので、そこが押し込まれたひとつの理由です。(本田選手が)退場してからは、逆にそこを整理しないといけなくなったので、小林をいれて対応をしたということです」
Q:早い時間に先制したのは理想的だったが、追加点が欲しかったのでは?
「必ずトレーニングで3回に1回はシュート練習を行って、ゴール前の精度とか迫力とか、ミドルの狙いとかを練習していますし、少しずつ迫力は出ていると思います。
ただ、キャラクター的に水野も家長も柏木もそうなんですが、正直飛び込んでいく選手ではないですよね。そのあたりは、トレーニングのなかで、お互いに話をしながらやっているところです。ただ、それをこの段階でやらせておかないといけない。彼らは、もちろん足元はうまいんですが、最後の点につながる部分を修正していかないと、フル代表に選ばれたとしてもゲームで出るチャンスがないと思います。そういう部分を常に意識しておかないといけないと思います」
Q:小林選手を入れるときに具体的な指示はしたのか?
「カタールの中盤のダブルボランチはフル代表選手だし、体も強いということで、そこをはっきりさせたということです。つまり、小林を10番につけて、われわれは逆三角形を作って対応すると。そして、相手の4バックに対しては、うちは1人少ないので、常識では考えられないことですが家長と森島にはこの4人を2人でみるということをやらせました。CBとSBの間に一人を入れてなんとかボランチが引き出されないような形をとりました。苦肉の策だったんですが、最後のところで何とか防げたと思います」
Q:家長選手が今日はうまく基点を作っていたが、逆サイドの水野選手はなかなかドリブルする場面がなかったように思うが?
「水野がサイドに開いてしまうことで、内田のよさが消えてしまうということもありますよね。ボールのもらい方がまだちょっとうまくない部分が水野にはあります。クラブではサイドに張っているということもあると思いますが、しっかりラインを作ってくる相手に対して、引き出すようなもらい方ができるといいと思います。オンザボールのよさは皆さん知っているとおりですが、オフザボールのときの工夫がもうちょっと足りないかなと。彼にとってひとつ試練になっているかもしれないですが、殻を破るためにはそういうこともしていかないといけないと思います。彼もそのあたりはわかっていると思うので、努力してやっていってもらいたいと感じています」
Q:次のアウェイでのカタール戦に向けて抱負は?
「今日のカタールの前線の選手というのは本来のメンバーとは違いますし、カタールにはもっといい選手がいます。ということは、(次のアウェイでのカタール戦は)非常に厳しい戦いになることは間違いないです。暑さもあると思うし、万全の準備をしてサウジ戦と同様にいい形で攻めていきたいです。(期間が)1ヶ月くらいあきますので、新しい選手も発掘しつつ、今まで呼んでいる選手のお尻もたたいて少しでもレベルアップできればいいと思います」
Q:今日が終わって首位で勝ち点7となったが、北京五輪に向けての手ごたえは?
「3試合中ホームが2試合なので、勝ち点7は想定内だと思わないといけないですね。前半戦を終えてたくさんの課題はあると思います。ただ、3試合で失点0がつづいているので、いいところは伸ばしていき、足りないところは上積みして、課題に対するトレーニングをプログラミングして、アウェイのカタール戦に備えたいです。ここからアウェイが2試合あるので、ここが大きなポイントになると思います。総力をかけてベストを尽くして頑張りたいです」

●ムレ・ハッサン・ハルマダラ・スベ監督(U-22カタール代表):
「まずは日本のみなさんにおめでとうと言いたい。我々は引き分けるべきだった。また、やりようによっては実は勝てる試合だったとも思っている。日本は良いゲームをしたが、我々の戦術も高いレベルだったし、ある程度日本を抑えられたと思う。特に後半の最後は良い試合をしたと思うが、失点はGKのミスだった。日本選手に当たってちょっとボールの方向が変わってしまったのが原因だった」
Q:0-1という結果は今後のグループステージの展開を占う上で、大きなハンデとなるか?
「日本は確かに今日は勝ったが、我々も相手を困らせることが出来た。次はホームでの試合なので、今度は私たちの方が運の良いところを見せたい。まだ、北京五輪へ行けるチャンスは残っていると思う」
Q:負けはしたものの、カタールは良い試合をしたと思うが、このグループで北京五輪に行くチャンスが本当に残されていると思うか?
「私は自分の選手たちに誇りを持っている。試合を支配していたし、相手にとっての問題も作った。ただ結果には満足していない。引き分けることが出来たし、勝てたとも思う。ただ、日本のホームで多くの日本のサポーターに囲まれている中で、我々が試合をコントロールすることは難しい。そういった意味で選手たちの試合運びには満足している。ただ、やはり結果は嬉しくない。今日我々は3人の最も優れたFWを欠いていた。ただ、ドーハに帰ったらこれらの選手も戻って、ベストのメンバーで戦いたい」
Q:これで日本がこのグループの首位に立ったが、このまま日本が通過すると思うか?
「いえ、まだカタールにも予選通過のチャンスがある。ドーハで(今日と)同じように1-0で日本に勝てば同じことだし、もっと多くの得点が出来るかもしれない。なので、我々にもまだチャンスが残されていると思う」

●柏木陽介選手(広島):
「もっと落ち着いてプレーできればよかった。サイドが起点になるときは後ろが追い越して、その横でフォローができればと思っていたのだが…。みんなで声をだせていたと思う」

●青山敏弘選手(広島):
「コンディションは良かった。アップしていなかったわけでもないので。人が少なくなって、あまり前に行かないほうが良かったかもしれないけど、攻めきるということも大事だった。シュートも打ててよかったと思っている。
このところタク(本田拓也)が出ているし、悔しい部分もあった。出れば貢献できると思っていたし、アピールになっていればと思う。ポゼッションの部分で運ぶこと、攻めに関わること、運動量をアピールしたい。後半は、混乱したわけではないが、逆サイドにふられてつらいこともあった。でもみんな意思統一は出来ていたと思う。みんなで体を張った。気持ちが入っていた。
試合の入りは良かったし、いい展開でできたと思う。思ったほどのプレッシャーもなかったし、しっかり出来ていたと思う。得点という仕事が出来ればという意識があった。今日の結果に対してはほっとしている。出て負けたら…。ホームで勝てたことは大きいし、次につながると思う。
今回の合宿は充実していた。コミュニケーションも取れたと思う。チームが一つになって、声も出るようになってよかった。すごいプレッシャーの中、楽しかった。お客さんが喜んでくれて、初めてっていうくらいの一体感のあるスタジアムだった」

●山本海人選手(清水):
「ベトナム戦には出場したがサウジ戦の前にもう一度、横一線だといわれていたので、出られるか微妙だと思っていた。出たときは責任を感じた。サウジの時は、アウェイだからって負けて言い訳ではない。サポーターのことや、世論のことも考えた。キーパーは一人しか出られないポジションだからこそ出られて何ぼだと思う。今日の試合は出られるかなと思っていた。
後半シュートを止めたり気持ちは集中していた。自信はついているが過信にならないようにしたいと思う。まだまだの部分がたくさんある」

●水本裕貴選手(千葉):
「(今日が誕生日ですね?)忘れてました。みんなに水をかけられました(笑)後半はきつかった。でも0に抑えることができディフェンスとしては満足しています。レフェリーがファウルを取るほうだったので、厳しくいけない部分もあった。相手もそれをわかって簡単にファウルをもらうプレーをしてきた。
10人になって考えたことはしっかり守ってカウンターということ、モリシ(森島)、アキ(家長)、ヨースケ(柏木)でいけると思った。ミスも多くなったが奪った後の1、2本目が取られたりした。でも前線で、アキなんかがよく時間を作ってくれたと思う。
この2戦、欲を言えば勝ち点6が欲しかった。でも最低限の仕事が出来たと思う。満足したい。残る3試合は、研究されると思う。最後のほうは、相手の10番が前に来て、ボランチが吸収され気味で、セカンドボールが拾えなくなったりしたが、ガマンして守ったことは大きかった。2点目は前半の終わりから欲しかった。2点奪えれば、効果的だと思ったが、相手の守備も上手かった。決めるところで決めることが必要だったと思う」

●梶山陽平選手(F東京):
「(怪我については?)痛いです。靭帯とかではないとは思う。大丈夫、長引かないと思う。勝利の瞬間はベンチで見ていた。みんなしっかりやっていたけど、最後はひやひやした。(得点シーン?)練習どおり。晃樹(水野)がこのあたりに蹴ると言っていた場所だった。ゴールキーパーが出てきたので先に触れればと思った。ベンチの選手の分もという気持ちはあった。自分の得点ではなく、勝つことが一番だった。
(これで五輪へ近づいた?)まだまだ全然。あとアウェイが2試合残っているのでそういう感じはない。みんなのレベルも上がってポジション争いも激しくなっている。今日は怪我をするまでは、(期待に応えるプレーが)出来ていたと思う。Jリーグも大事にしているし成長できていると思う。交代のときはトシ(青山敏弘)が近づいてきたので声をかけた」

●平山相太選手(F東京):
「チームに何か言ったか?全力を尽くして、と言った。(同じクラブの梶山が得点を取ったが?)特にない。ベンチで自分が出来ることをチームのためにやれればと思っていた。(出場できず悔しい?)チームに戻って出直します」

●小林祐三選手(柏):
「あのポジション(ボランチ)での出場は予想していなかった。柏でもほとんどやっていないし、ワールドユース以来やっていない。(本田(拓也)のやっていたことを、と言われたのか?)そんな感じ。10番をみるように言われた。緊張や特別な思いはなかったが、早く試合に入らなくてはと思った。(代表に)戻ってこれてうれしかった。
勝ち点3を取れて、これ以上の結果は僕にはない。僕が出たのはディフェンシブな選手がベンチに僕しかいなかったから。でもこれが予選というものだと思う。これからもいい準備をしていきたい」

●森島康仁選手(C大阪):
「勝ててよかった。流れの中で自分が外してしまったのが悔しいが次はネットを揺らしたいと思う。1トップだけど年下だからとか関係なく要求できていると思う。楔に入ったときにダイレクトのプレーでミスがあったが、今日は相手のプレッシャーもそんなではなくトラップに問題もなかった。カタールはもっと強いと思っていたけど、結構前の4人で崩せていたと思う。まわして相手を疲れさせることも意識した。ビデオを見たときはもっとディフェンスもこなくて2センターバックの間で受けられるかと思っていたが、研究されていた。もっと前で勝負したかった。本田(拓也)くんの退場で守るしかないなと思った。今日は楽しかった。カナダからずっとサッカーが楽しい。
(ここで得たもの?)自信ですね。サウジのときはできるかどうか不安で、前半で変えられてもおかしくなかったが、今日は緊張しなかった。上の世代でも出来るんだと思った。でも足りないところもある。点を決める能力をもっと大切にしていきたい。とにかく監督に感謝したい。
これからJ2で、がんばりたい。悔しいけどJ2というのが現実。何がなんでも上に上がりたい」

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2007年9月11日 (火)

スイス 3-4 日本、いろんなコメント

●オシム監督(日本代表):
Q:なぜ最初からあのようなプレーができなかったのか?
「説明するのは難しいです。ハッキリ言えるのは、我々がオーストリアに遠征して欧州のチームと戦ったということ。みなさんもご存じでしょうが、特にスイスはそれほど知られていないチームではありません。最近はオランダやアルゼンチンと対戦して非常にいい成績を残しているし、欧州でもかなりレベルも高いチームです。こちらの選手たちもスイスのチームや選手についての情報は持っていましたし、試合前にそれほど細かいことを言わずとも、それなりの知識がありました。
 試合序盤は、もしかすると、日本の選手が相手のことをリスペクトしすぎていたのかもしれません。もちろんスイスは最近、いい結果残している。それで相手を恐れていたというわけではないでしょうが、リスペクトしすぎていたのかもしれない。選手には当初、戸惑いがありました。コンビネーションを重視するのか、キープをするのか、守るだけなのか…。守るだけというのは非常に難しいですが。相手のFWも非常に背が高いわけだし、守るだけではやられていたと思います。残念ながら最初の2失点は、非常に安っぽいものでした。相手に簡単に機会を与えて、こちらがミスをしてしまったということですが、0-2からこのような結果を残すことができたことについては満足しています。
 正直、ここまでいい結果を残せるとは思ってはいませんでした。2失点した後、ある程度チームプレーが向上して、チームとしてのまとまりを証明することができた。それはよかったと思います。ハッキリ言えるのは、日本が1対1での状況で勝つのは難しいからこそ、数的有利な状況を作り出してプレーしないといけないということ。自分たちの武器として、これから磨いていかないといけない組織力、それからコンビネーションプレー、そして相手チームよりも多く動くこと…、こうした部分をより多く見せることができたと思います。

(ここでオシム監督の携帯電話が鳴り出す)私の妻が『今どこにいるのか』と聞いています(笑)」

Q:ハーフタイムの指示は? 特に相手にリスペクトしすぎたことについては?
「もちろん、論理的に指示を出せれば一番いいのですが、実際には選手たちにそうは言いませんでした。怒って指示をしたんです。欧州の選手ならダイレクトで指示を出すことができますが、日本人相手に怒りながら、感情を出しながらメッセージを与えるのは難しいです。後半に改善されたいくつかの点はあったが、実際には前半の25分からチーム状態は向上したと思います。
 スイスにとっては危険な状況だったと思います。比較的早い時間帯に2点を取って、ある意味、安心してしまったのですから。そこで1点を返されてから、心理的には難しい状況になったのかもしれません。日本としては、もちろん後半がよかったというのは正しいことですが、前半25分くらいから、ゲームをコントロールするという意味で、スイスと日本の立場が逆転しました。このように前半と後半があまりにも違うゲームというのは、10年に1回くらいのこと。正直なところ、自分としては2-4で負けていても許していたと思います。
 重要なのは、どのような試合をするか、どのような勝ち方をするか、どのような負け方するかです。最終的なスコアというのは、そこまで重要ではありません。ただし、最後に思っていたのは、軽々しいプレーはできる限りしないこと。もちろん、攻撃に関しても、守備に関しても、できる限り効率的なプレーをすること。それが重要だと思います」
Q:スイスという強いチームと対戦したことで、チームに新しい力は見えたか?
「確かに、相手のレベルもあることなので、信じられなかった選手たちの一面が見えることはあります。それはいい面でも、悪い面でもあります。例えば、中村俊輔を前半で交代させようかと考えることがありました。しかし、ロッカールームで選手たちの様子を見ていて、それでまた判断が変わることもあります。松井についても、前半いいシーンあったけれど、それ以外のプレーについてはどうだったか…。ハーフタイムの様子を見て、そこで選手を代えるのかどうか。監督としては、後半の3分、4分、5分くらいはトライさせてみたいと思いました。このまま前半と同じように、いいプレーが見られないかもしれない。そうすれば交代しよう…。そう考えて選手をピッチに送り出すと、突然、人が変わったようにいいプレーをすることがあります。サッカーとは難しいもので、どのような状況になるのか全く読めません。後半は自分たちにとって非常にいい展開になりました。全体にスペースが多くあったし、比較的簡単にボールを回すことができました。ボールがないところでの動きもよかった。最終的に自分たちが勝つことができたわけですが、得点というのはあくまですべてのプロセスの結果。運がよかったこともあるし、場合によってはとてもクレバーなシーンもあったかもしれません」
Q:オーストリア、スイスと対戦して、いい内容で試合を終えることができた。この結果によって、日本の評価もよくなり、今後もマッチメークもしやすくなるのでは?
「おっしゃる通り、このような試合をすることで、欧州でのマッチメークは楽になるでしょう。ただし、日本にとって最も重要なワールドカップ予選を突破するためには、欧州ではなくアジアの相手と戦わなければなりません。アジアには欧州とは全く異なるメンタリティ、文化、プレースタイルがあります。
アジアには旧ソ連の国々、アジアの国々、インド、マレーシア、インドネシア、香港、台湾などいろんな国々があり、こうしや相手と日本は対戦しなければいけません。プラスアルファとして、オーストラリアというまったくメンタリティと文化の違う国も追加されたんです。日本代表はある意味、アジアで勝つことを義務づけられています。日本という国は世界的に見てもカリスマをもった国だと思います。だからこそ、いろんな国のチームがライバル心をもって挑んできます。
そのような非常に難しい状況の中、いろんな要素も含めて、相手が私たちとの対戦を楽しみにして、モチベーションを上げてきます。日本は孤独な中でやっていくことになります。その場合、ポジティブになるかもしれないし、ネガティブになるかもしれない。近い将来、日本の力を一気に付けることは難しいかもしれません。日本がアジアで実力を伸ばしている唯一の国ではないですから。
欧州のみなさんはあまりご存じではないかもしれませんが、アラブ諸国をはじめアジアの国々はどんどん力を伸ばしている。イエメンであったり、ブータンであったり、インドであったり、欧州でほとんど知られていない国であっても、彼らもいいサッカーをしています。特にアラブ諸国はいい監督を招へいして、非常に速いスピードでレベルをアップさせている。アジアで勝ち抜くということは欧州とは違った難しさがあるんです。そこで私たちが勝ち抜いてこそ本当の価値があると思います」
Q:この大会で優勝できたことについては?
「もちろん勝てばうれしいですよ。残念ながら受賞式の写真を撮らなかったので、みなさんの写真を期待しています(笑)。0-2から追いついて勝てたことについては、チームのモラルがいいという証明にもなるでしょうし、それ以外の要素もあったと思います。幸運もあっただろうし、相手の選手がいることを忘れてはなりません。相手は2-0でリードしていたわけで、最後までボールを回して試合をコントロールできたかもしれない。にもかかわらず、彼らは違う判断をし、失点した。パニックとはいわないが、こちらの方試合を有利に展開することができたのです。つまり、スイス人も人間だということなんです」
Q:選手たちが「後半にスイスの足が止まった」と言っていたが?
「簡単な答えは『偶然』ということです。そうすれば長く話す必要はありません」
Q:偶然で済むなら、監督いらないのではないですか?
「その通りです。全てが偶然だけなら、サッカーに監督は必要ありません。ですが、偶然についてもいろいろ哲学することできます。どんな偶然も、自分たちがサポートすることによって、幸運を自分たちのほうに引っ張ることができるんです」
Q:昨日の会見で「こういう強い相手と戦うことは、どの程度のリスクを冒すかという判断を磨く機会となるだろう」といっていたが、リスクの掛け方についてはどうだったか?
「前半の初めはまったくリスクを冒しませんでした。そのため、日本の選手は罰を受けました。が、後半は神風のようなプレーをしたので、最終的には勝つことができました。簡単にまとめると、こうなります(笑)」

●ヤコブ・クーン監督(スイス代表):
「まず日本チームを祝福したい。今日は観客にとって興味深い、非常にいい試合になったと思います。もちろん監督としては、これほどスリリングな展開というものは望んではいませんでした。いくつかの大きなミスもありました。ビデオを見て、もう一度さまざまな角度から分析したいので、ここで選手を批判することはしたくありません。今日、7つもゴールがあったというのは、それだけ多くのミスがあったということでもある。これからチームのコーチ、スタッフと一緒に、それらのミスを分析して、改善のポイントを探していくことにしたいと思います。
 特に前半と後半のプレーの差が大きくなってしまった。前半に関しては3点目を奪うチャンスがありましたが、残念ながらオフサイドの判定になった。自分としてはオフサイドだったとは思いませんが、そこは審判の判断を尊重しなければなりません。審判よりも自分たちの選手がどのようなミスをしたかということを分析すべきでしょう。前半のスイスは、非常にいい、自信をもったプレーをしていました。後半、日本に1点を返されたことによって、心理的な影響をうけ、自分たちのパフォーマンスが低下したのだと思います。
今回の10日間のオーストリア遠征は非常に重要でした。我々はユーロ2008のホスト国で予選はないが、選手にはまだまだ厳しい競争があります。2008年春に最終メンバーを決める際には、今回のオーストリア遠征での選手のパフォーマンスが重要な参考になると思います」
Q:交代でチームのバランスが崩れたが?
「我々の最大の目標は、ここでいいプレーすることではなく、ユーロで素晴らしいチームにするということです。そのため、全ての選手にチャンスを与えることが必要だった。彼らは自らのパフォーマンスを見せる機会が得られたでしょう。こうした過程の中で、スイス代表として最も素晴らしい20人のフィールドプレーヤーを選ぶことが重要なんです」
Q:失点のきっかけを与えたベーラミについて?
「私のポリシーとして、このような場で選手を批判はしたくありません。冷静に、客観的に今日起きたミスについて分析し、それについてディベートして解決方法を見つけていきたいと思います。もちろん選手たちのパフォーマンスのレベルの違いもあったが、重要なのは、こちらがチームとしてまとまることです」
Q:前半25分くらいから日本が盛り返した理由は?
「そこまで時計をみていませんが、前半はこちらがよかった。いくつか選手交代があって、チームのバランス崩れ、パフォーマンスが悪くなったかもしれません。ですが、何度もいうように、われわれの最終目標はユーロです。このような親善試合は、もちろん勝つことも重要だが、様々な選手を送り出し、それをチェックすることも重要なんです」

●中村俊輔選手(セルティック):
「(前後半で全然違うサッカー?)ウチが変わったというより、相手が落ちたというか。ヨーロッパのチームにはよくあることだけど、前半飛ばしてて、スコットランドもそうだけど、後半は止まったりするチームもあるから。左サイドバック(3番)が変わったのもあるけど、向こうが少し止まったのはある。
(スイスの入り方?)あれは日本の理想だと思う。みんなが連動して守備をするから、誰が誰をマークするって形じゃなくて、ちょっと5mずれるだけでプレッシャーがかかっている。日本は1人について、それからやっとプレッシャーをかけにいく。そこらへんが違う。前半の方が収穫はあるね。
(前半のボール回し?)うーん、裏に出ようという発想もあるけど、そのタイミングでパッと誰かが裏を向くかという問題もある。走るタイミングも作りづらい。逆に顔を上げて見ると誰も走ってないってこともあったし。そのへんが形になってくると、ああいう相手でもいろんな攻撃ができると思う。
(後半盛り返せた理由?)一番はやるサッカーを変えなかったこと。ハーフタイムに自分たちのやってることを続けましょうという感じで。あと監督はサイドで2対1を作ることを忘れるなと。みんなちゃんと2ー1で1点差になった時、もっと点を取りに行く意識を持っていたのがよかった。2-1でいいんじゃなくて、もっと行くんだという。
(2戦やって?)今回もすごく大きかった。ヨーロッパが相手だったし。こういう相手にはこういうことをした方がいいというのはわかった。チームの個人個人のプレーの特徴もさらに理解できたし。例えば啓太なら、前への決定的なパスは出さないで、闘莉王に下げるパスが多い。ならば、闘莉王に下げている間に誰かがもう走り出さなきゃいけないとか。そういうことが分かったから、自分が何をするかも考えられる。闘莉王が上がるタイミングも分かったのは大きい。10日間みっちり練習できたのは収穫だと思う」

●鈴木啓太選手(浦和):
「スイスといってもやれるとは思っていた。でも自分自身は活躍できるところまでは行っていない、まだレベルアップしなければいけないと思う。
(スイスの強さ?)正直、カメルーンの方が強かった気がする。自分はそう思うけど、実際のところはどうなのかよく分からない。ただ、組織だったプレーとか、1人1人の能力は高かった。ベストのメンバーで戦っていたらどうなっていたのか…というのはある。後半、3番と5番が抜けたことが大きかった。ハーフタイムにも3番と5番には注意しようと話していたから、いなくなったのは残念。いいチャレンジをしたかった。
(稲本君との関係?)特に発見はない。もともと分かっていたところはあるし。
(ボール回しの課題が出た?)それはそうだと思う。でも誰のせいというのはない。もう少し全員が少しずつ動くことは必要かもしれない。でもつなぐだけがサッカーではない。相手がプレスをかけてきたら1本のパスも有効になる。ボールが回らないというのはどこかにスペースが空いているということ。うまくサイドに展開することもできる。状況に応じて考えることの大切さを改めて感じた。プレッシャー自体はコロンビアの方が激しかった。初めてこういうレベルの高い相手とやったという感じはしない」

●稲本潤一選手(フランクフルト):
「前半は雰囲気というか、向こうの速いペースに戸惑うことがあった。セットプレーもあまりやってなかったし、そういうところで失点してしまった。踏ん張れるプレーができたら違ったと思う。それでもボールをつないで行ったら、前半と後半が逆になった。結果が出たことはよかった。しっかり僕とか(鈴木)啓太とかが前を向いてスペースにボールを出すことが後半はできた。押し上げもできた。
(前半戸惑った理由?)チームとしての経験とか、前が1人でボールを取った後に速さを出しにくかったりとか。
(ハーフタイムの指示?)観光に来たわけじゃないし、0-2で終わるわけにはいかない。しっかりボールをつないで、人とボールの動くサッカーをしようという話だった。後半にこっちが先に点を取ったことが大きかったと思う。松井も勝負してくれて、1対1の勝負ができたことがよかったと思うし、全体のパフォーマンスもよかった。
(ミドルシュート?)向こうは1トップだったし、打ちやすかった。セットプレー以外のチャンスも作らせなかったし、それは自信を持っていいと思う。ただいらないファウルとか、セットプレーのケアとか課題はまだまだある。今回、オーストリアもスイスもアウェイ状態で戦ったのはいい経験。自分としてもしっかりゲームに出れたのが収穫」

●松井大輔選手(ルマン):
「仕掛けるのはもちろんだし、ペナルティエリアに入ることも大事だと思っている。そこからしかゴールは生まれない。
(PKを取ったシーン?)その前にFKを与えたので、どうしても自分でゴールを決めたかった。相手が嫌がることをしていかないとチャンスは生まれない。オシムさんのサッカーは選手としては辛いけど、魅力はすごくある。
(ハーフタイムの指示?)もっと冷静につなげ、いいゲームをして終わろうじゃないかという話。俊さん(中村俊輔)とヤットさん(遠藤)がいるんで、自分を見てくれている。裏にいけるボールが出てくると信じて、裏に抜けることだけを考えてプレーしていた。よかった部分も悪かった部分もある。悪かったことを見直すことも必要。最後に点を取る取らないは個人の問題。どこで仕掛けられるかを考えていかないといけない」

●巻誠一郎選手(千葉):
「自分は主役になるような選手じゃないし、脇役だと思う。でも今日はちょっと目立ったかなという気がする。前半は相手に慣れるのに苦労したけど、前半の終わりくらいからやれるようになってきた。
(PKを取ったシーン?)引っ張られなければ自分で決められると思ったんだけど…。でも勝ってよかった。セットプレーの時は闘莉王さんと中澤さんのいないところを狙っていた。その2人に一番強い選手がつくので、そこを外せば穴ができることは分かっていた。結果として自分のところには弱い選手が来て、最終的に振り切ることができた」

●山岸智選手(千葉):
「チームの後半の流れがよかった。それを崩さないように集中してやっていたらあの結果になった。
(オシム監督からの指示?)動き回って裏へ裏へ出ること。守備を忘れずにタテの動きをしろということだった。
(もう1点を取りに行く気持ち?)相手ももう疲れていたし、動けないのが目に見えていた。だから俊さんが持ったら裏を狙う意識はあった。あの時も憲剛君が持った時、裏が空いていて突っかけていった。
(前半はロングパスが多かった?)相手のプレスが厳しい中、ロングボールが多くなるのは仕方ない面もある。もっとつないでやるのが監督のサッカーだけど。
(ハーフタイム?)確かに監督は怒っていたけど、2点ともやられたのはセットプレーだったし、崩されてやられたわけじゃない。後半は自分たちのサッカーをしようと言っていた。前半はボール回しができなくて、ロングボールも通らなくて相手に渡ってしまうことが多かった。でも後半は自分たちが動いてパスを回せば通じると思えた。自身を持って次にいければいい。監督も試合前にスイスは今までやった中で一番強いかもしれないと言っていた。そういう相手に対して挑戦する気持ちでやったことを前向きに捉えたい」

●中村憲剛選手(川崎F):
「(ワンタッチ目をパスミスした?)ドキドキどころじゃなかった。申し訳ない気持ちでいっぱいだった。その後、点が入って本当によかった。
(試合の雰囲気?)それを感じる前に終わってしまった。勢いはあったし、攻めになったら行こうと思っていた。そしたらボールが来た。シュートシーンはしっかりトラップしてコースを狙って打ったけど、その後、(矢野)貴章が決めてくれてよかった。あの瞬間、ミートを心がけていた。枠に飛ばすことが一番大事だった。枠にさえ行けば、GKに弾かれたとしても誰かが拾ってくれる。思ったところに蹴れた。ただGKがうまくてびっくりした。
(前後半のあまりに大きな変化?)前半のスイスはすごくバランスがよかった。組織的な守備が目に付いたし、日本もボールを回そうとしているけどうまくいかなかった。だけど後半は落ちてきた。オーストリアもそうだけど、11人で守ろうとすると体力がいるのかなと思った。
(自分が出る時?)いってこいという感じ。細かい指示はなかった。俊さんと代わるからと。前目なんで、とにかくボールを持ったら前に出そうと思った。寿人もヤマ(山岸)もいるし、裏にいける人がいた。スペースが空いたら勝負させようと思っていた」

●矢野貴章(新潟)
「(途中出場で)入ってすぐにセットプレーで、自分のマークする選手(ジュールー)にゴールされてしまったので、何とか自分が点を取りたいと思った。うれしいというより、安心した。(ゴールシーンは)体勢もよくて、(中村)憲剛君のシュートがこぼれるのを待っていた。前回のオーストリア戦は、セカンドボールが拾えなかったので、それを意識したのがよかった。(代表初ゴールだが)1点に変わりはない。それに、まだ1点しか取っていない。続けていかないと意味がない」

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2007年9月10日 (月)

スイスvs日本、前日コメント

●オシム監督(日本代表)
Q:今回の欧州遠征で行ったトレーニングの成果は?
「やっぱり数日間しかやっていないので、十分にできたとお考えになるなら、そうなのでしょう。あなたは私よりお若いようですから、もっと忍耐の気持ちを持ってください。私は十分忍耐をしています」
Q:中村俊輔のポジションについては?
「彼のプレーは私の発明ではありません。彼はあのポジションに慣れていますし、チームでもあのポジションをやっています。彼は自分で選んだポジションでプレーするタイプ。今日もそうだったと思います。私は近くで見てましたよ。(
(Q:中に入っていたように見えたが?)中に入ることを禁止してはいませんので、中でプレーしていました。サッカーは動きながらプレーするもの。ポジションや場所は一定ではない。役割は一緒でも。ああいうポジションの選手には自由を与えています。自由を与えすぎても困る選手もいますけど…」
Q:明日のスイス戦で点を取るためには何が必要か?
「点を取らせてくれとスイスにお願いしましょう。その質問にはお答えのしようがありません。何が必要なのかこちらが教えてほしいです。日本からバレー(G大阪)やジュニーニョ(川崎F)を呼んできましょうか。呼んできても確実に取れるとは限りませんが。相手のあるスポーツですから、明日はスイスに対して『どうして日本に得点を与えなかったのか』という質問をすることになるかもしれません。我々には相手がいます。こちらはチャンスの回数をたくさん作りたいですが、それすら簡単なことではありません。シュートまで持っていく形をどれだけ作れるかです。選手たちはみな頑張っています。みなさん、選手の身になって考えてください。スタンドから見ているのがいちばん楽です。自分なら何ができるのか考えてみてください。簡単ではないことがすぐ分かると思いますよ」
Q:スイスはオーストリアよりも選手1人1人の能力が上だと思うが?
「アルゼンチンやオランダにも勝ったチームです。私が監督になって以降、最強の相手になるかもしれない。カメルーンも強かったですが、違う意味でスイスも強い。質の違う強さをスイスは持っています。欧州の中でも、実力は7~8位くらいでしょう。20~30人の中から、どの選手が出てもおかしくない、そういう選手層の厚さがあります。選手リストを見て、どのクラブに所属しているかを見れば、質の高さが分かるでしょう。しかも今のメンバーは3~4年、一緒にプレーしている。一晩ででき上がったチームではないのです」
Q:そのチームに対して、速い攻撃をどれだけできるかが重要になるのか?
「スピードも必要です。ただし、攻撃は最大の防御ともいうが、簡単ではありません。また、走るのが速い選手のプレースピードが速いとも限りません。走るスピードとプレーするスピードは別物です。それにスイスも、日本がどんなチームか、どんな選手がいるか、研究しているでしょう。いずれにせよ、スピードは必要ですが、我々の側にスピードのある選手が揃っているとはいえません。スピードで解決できなければ、別の方法を考えるしかありません」
Q:では、組織で崩すということか?
「私たちも旅行に来たわけではありません。組織というものは多少なりとも考えているつもりです」
Q:特定の選手に自由を与えているということだが、それが与えられているバックグラウンドは何か?
「私はどの選手からも自由を奪ったことはありません。しかし自由を与えられた選手は、いつどこでどのようにプレーするか、自分で判断しないといけません。自分勝手というわけではないのです。それだけではチームの利益にはなりません。自由を与えて、何かできる選手と、何もできなくなる選手がいるのです」
Q:今、この時期にスイスと対戦することは、今後に向けてどのようなメリットがあるのか?
「あらゆる試合に、何かしらの意味があります。明日、試合をしないほうがいいと考えるのでしょうか? 意味がないという答えを期待しているのであれば、それは相手に対して失礼なことです。ただでさえ欧州選手権の開催国としてモチベーションの高い相手です。そういう相手と対戦することに、どういう意味があるか、申し上げるまでもないでしょう。日本に残って大学生と練習試合をしていた方がよかったのでしょうか? あえて答えるなら、こういう強い相手と戦うことは経験になる。いつ、どの程度のリスクを冒すか、そういう判断を磨く機会となると思います。リスクを冒す戦いを避けるつもりはない。結果も大事だと思います。リスペクトは必要だが、怖がってはいけません。選手たちが怖がるようなら、いいゲームはできません。怖がらなくても、簡単な試合にはなりませんが…」
Q:強いスイスと対戦するのに、できるだけいい試合をしたいということ、そしてできるだけ多くの選手に経験をさせたいということ、両方の思いがあると思うが、どうバランスを取るのか?
「質問が複雑ですが、それは文字通り、チーム作りに何が必要か、何を考えなければいけないか、というポイントを突いたものだと思います。選手の経験もそうだが、年齢のバランス、若返り、そうしたことも考慮しなければいけません。若い選手だけでもいけないし、ベテランばかりだと走れない。そういう選手たちのバランスを考えてベストチームを作るべきなのです。もちろん、対戦相手が変われば、出す選手も変わります。相手がどんなプレーをするか、それに対応できる選手ということになります。どんな相手でも、同じメンバーではない。そういう答えでよろしいでしょうか」

●松井大輔選手(ルマン)
「明日は激しい試合になると思う。ボールをつなげないかもしれないけど、何ができるか。今日の練習? やっと慣れてきましたね。やっと終わりに近づいたというか。トレーニングはこのくらい(の負荷)がいちばんいいですよね。やっと調子も戻ってきたし、このままいけるといいと思う。
オシムさんとも何回か話しました。直接言葉が通じるとコミュニケーションしやすい。1トップ、2トップの時について話した。どうしても1トップの時はディフェンスもやらないといけなくなる。明日はスイスが相手だから、ディフェンスに時間を割くのが長くなるかもしれないけど。でも監督は何をしろというのは言わない。情報を提供しつつ、自分で判断しろという感じ。こうしなきゃダメというのもない。だから監督の話を聞きつつやりたいと思う。自分らしさをチームに取り入れていければいい。その結果として代表というチームになればいい。1人1人には個々の能力もあるし、いいところを出せば展開は確実によくなる。スイス戦の先発? いや、分からないですよ。先発だったらやりやすいけど。自分としては積極的に前へ行きたい。ゴールに絡む仕事ができればいいと思う」

●田中マルクス闘莉王選手(浦和)
「スイス戦の守りのポイントはディフェンスラインとボランチの間を空けないこと。距離感を大事にしないと。相手のクサビのボールもそうだし。セカンドボールを拾われたら後ろに余っている選手がいない。危ないと思っているエリアでボールを持たれたら、スルーパス一発で点を取られるし、どうしようもないくらい守れなくなるかもしれない。だからボランチとDFの絡みをしっかりと抑えていかないと。
(Q:明日は鈴木啓太(浦和)がいない布陣の可能性があるが?)啓太はずっとやってきているけど、代表っていうのはコンセプトがあるし、やらなきゃいけないことがある。誰が入ってもやってもらわないといけない役割がある。啓太のようなサポートに入れる選手はハシ(橋本=G大阪)くらいだけど。でも違う選手が入った時、2対2までなら自分たちで何とかできる。セカンドボールを拾われて3対2になった時は厳しい。三角形を作る形になれば何とかなる。レッズでは啓太がいない時は阿部がやってるけど。まあ、どんな状況になっても、自分がいちばん強いのは守備というのを分かってもらえるようにやりたい」

●山瀬功治選手(横浜FM)
「スイスについては、ビデオとかのイメージはあるけど、やってみないと分からない。同じようにやってくるとも限らないし。まあ、情報が頭の片隅にあれば、反応しやすいのかなと思う。単純に裏に抜けていくだけじゃダメ。そう簡単に裏を取れないと思うし、どこかでひとひねりは入れないと。裏に回る前にボールに触れるかが大事。Jリーグでもボールを持った時に前にボールを動かすことは意識している。そういうプレーを入れられればいいと思う。ドリブルでもクサビのパスでもいいと思うし、そういうことを誰かができるかできないかで、攻撃のリズムが作れるか作れないかになる。僕がボールに絡む時にはゴールに向かって行きたい。必ずそうなるとは限りませんが…」

●中村俊輔選手(セルティック)
「右足の状態? 痛いけど何とかなる。右も左もだけど。最近、運が悪いね。今日は右ひざをひねった状態で着地したから。でもまあ、ネンザ系には強いから、大丈夫です。
今日の最後の布陣については、自分たちで考えろと監督は言っていた。最初、ビブスをつけたチーム(敵側)がいて、これに合わせて付いてみろと。まあ、だいたい分かるでしょう。俺が右で、松井君(ルマン)が左で、山瀬(横浜FM)が下で。4-2-3-1というより4-3ー3ぽくなると思う。相手は4-2-3-1で、ダブルボランチが並んでて前に1人いる。だからその1枚にイナ(稲本=フランクフルト)がついて、ヤット(遠藤=G大阪)と山瀬でダブルボランチにつく形になると思う。
松井君にはだいたい意見を伝えた。左に入ると縦にグイグイ前へ行くから、絶対にセンタリングで終わってくれと。そしたら自分も中に入っていくからと。山瀬はどっちかというと飛び出したりするタイプ。横浜FMのゲームもよく見てるから。ボランチというよりトップ下っぽくもできるし、タイミングよく上がってワンツーとか使えればいいし。山瀬が前へ行って、松井も行ったら、今度は誰もいなくなって速攻を食らうのがいちばんよくない。回すところはゆっくり回さないといけない。パスを出す時もタイミングを見はからって、いい状態で出すとか。ヘンに取られ方が悪かったり、仕掛けるタイミングがずれるのも問題。だからゲームを落ち着かせる役目を俺がしたり。あとはポジションチェンジで自分が真ん中へ行って、ヤットと近くで相手のボランチとストッパーの間でうまく動くとかを時間帯によってやりたい。
明日の布陣は、オシム監督のことだから分からない。自分のポジションのメインは、やっぱり右の方になる。タイミングを見ながら中に行って、ボールを回せていないようだったらヤットの近くへ行ったり、山瀬君に開いてもらったり、右と左で松井と変わってみたり、様子を見ながらになるね。
スイス相手にどう点を取るか。個人の力とか言ってるけど、やっぱり連動しないと難しい。あのくらいの相手になれば1対1でもきついから。ただ仕掛けるような動作をしない限り崩れていかない。つっかけつつ、人が動くことを前の方でできればチャンスはあると思う。速いセンタリングも大事だね。加地(G大阪)とかも速いボールを入れるべきだと思うし。スイス戦は楽しみ。今までやった中でいちばん強い相手だと監督も言ってたし、どれくらいやれるかを計るいいチャンスだと思う」

●中村憲剛選手(川崎F)
Q:スイスはフレイがケガしていて4-2-3-1で来るようだが?
「そういう話はしてましたね。それに合わせて今日の練習では自分のいるほうのチームが4-2-3-1でやった。(3大陸トーナメントの)スイスvsチリ戦を見たけど、チームとしてボールの流れが非常にいい。もうチャレンジですよ。試合に出たら思い切ってやりたい。まあ、スタメンで出たいですけど、今は出た時にしっかり仕事をすることがいちばん大事。いつでもやれる準備はしておきます。ミドルシュートもどんどん打ちたい。後半の時間帯はスペースも空くだろうし。
(Q:今日の練習では、パス回しもよかったが?)それが自分の仕事だから。出して受けて出して受けて、テンポを作れればいいし、ミドルシュートを打つのがプラスアルファ。あとディフェンスも大事。明確に課題と仕事が分かっているから、注意してやりたい」

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2007年9月 9日 (日)

アビスパ 0-1 セレッソ、いろんなコメント

●リトバルスキー監督(福岡):
・非常に両チームとも競っていて厳しい試合。
・ペナルティエリア周辺での不用意なファールはしないように。
・攻守の切り替えをもっと早く。
・最初からシャープに行こう。

●クルピ監督(C大阪):
・ゲームの入り方が非常に良い。
・チャンスがあれば積極的にゴールを狙っていけ。
・最後まで集中を切らさずに。

●リトバルスキー監督(福岡):
「ゲーム前からいろんな選手を見て今日のメンバーを決め、選手たちは前半も後半もハードワークをしてくれましたが、欠場した選手の代役には十分ではありませんでした。前半はオープンなゲームでしたが、あまり相手のゴールを脅かすことも出来ず、アタッキングサードに入ってからボールを回すことが多かったですし、ゴール前で決定機を演出することが出来ませんでした。
後半に入ってから、もう少し前線で決定機を作ってくれることを期待していましたが、クリエイティブさや、インスピレーションさが欠けていたように思います。そして、大きなミスで失点し、それによってC大阪が勝利を得ることになりました。最後の10分間はハイボールを使った攻撃を試みましたが、それでも点を取れる気配はありませんでした」
Q:今日は3バック、4バックを併用しましたが
「最初は3バックにして中盤の選手を多くして、相手の4人に対して5人で戦うことを選択しましたが、サイドをオープンにすることでリスクを負うことにもなってしまいました。特に後半の立ち上がりに香川が攻めてきて、うちはフィジカル的にも技術的な面でも十分に対応することが出来ませんでした。
失点後に4人でバランスを取り戻そうとしましたが、戦術的に交代によって試合の流れを変えるのは難しかったです。城後、鈴木も頑張ってくれましたが、彼らの力でゲームをひっくり返すには、まだまだ時間がかかると感じました」
Q:代役のいない選手が出場できない状況は、次の試合でも続きますが?
「次節も同じ問題を抱えることになると思います。しかし、次のゲームで出来るだけ先発の11人で試合を決められることを願っています。今日のゲームは先発メンバーを皆さんが予想するのは簡単だったと思いますが、フラストレーションが溜まる状況でした。11人で戦うのが精一杯でした」
Q:長谷川選手の評価を聞かせてください
「今日の長谷川はかわいそうな面も部分もあります。けれど運動量も豊富で、いいプレーをしてくれたと思います。次節はリンコンが戻ってきますが、彼と2トップを組ませることも考えています」
Q:ここ数試合、前半はボールが回るが攻めきれず、後半に入るとリズムが崩れミスから失点するという同じ試合が続いています。その原因はどう考えていらっしゃいますか
「2つの理由があります。ひとつは質の欠如です。これは何とか改善できる部分だと思います。もうひとつの理由は、何人かの選手は試合の中で何かを恐れていているようで、ボールを持っている選手に対してオプションを与えることが出来ていませんでした。もし試合の中で2人の選手が自分の存在をアピールできないのであれば、十分な戦力を発揮できなくなるということです」

●クルピ監督(C大阪):
「みなさん、こんばんは。
今日のゲームは選手たちのパフォーマンスを見て、第3クールの中でいちばん満足のいくゲームでした。というのは、今日のゲームが今後のシーズンを左右する鍵になることは間違いないからです。選手1人1人が本当に気持ちの入ったゲームをしてくれて、今日の出来であれば、結果にかかわらず満足のいくものだったと思います。目標であるJ1昇格を果たすためには、まだまだ厳しいかもしれませんが必ず達成できる。それを選手たちが証明してくれたと思います」
Q:今日はアレーとジェルマーノが初めてダブルボランチを組みましたが、その評価を聞かせてください
「本当に良かったと思います。中盤のバランスをしっかり取ってくれていました。相手にも決定的なチャンスを与えていなかったと思います」

●長谷川悠選手(福岡):
「今日は真ん中にいて我慢することを意識してやっていました。でも、決定的な仕事が出来なかったので評価できる部分は少なかったです。相手のマークが厳しいのは、そういうポジションなので、そこで負けないようにやっていかないといけないと思います。前半はバイタルエリアでボールを受けて何とかするというシーンもあって、あそこにボールが入ればプレーは出来るので、しっかりと要求していかないといけないですね。横パスが多いんですが、その分、真ん中のパスコースが開いている。そこへ引き出して起点になることが出来れば得意のサイドからの攻撃も生きてくると思うので、それをやっていきたいと思います」

●久藤清一選手(福岡):
「点を取れなかったのが厳しかったですね。前半は良かったと思いますが、いい流れの時に点を取れず、悪い時間帯に取られてしまいました。しかも一発で、何でもないところだったし、マークも中途半端だったし。後半もしっかり集中して入ろうということだったんですけれど、やはりボールの取られ方が悪かったということです。みんながしっかりと役割をやっていかないといけないですね。攻撃で点が取れていないことに問題があると思うし、それはうちらしくないので、その辺を考えていかないといけません。ラストのところの動きと、パスとシュート、その精度を上げていかないといけないと思います」

●布部陽功選手(福岡):
「引いて守る相手に対して、ゴールすることが出来ませんでした。前半はチャンスもあったんですけれど、決めるべきところを決められなかったことが失点につながったという感じです。ワンチャンスでやられた感じですが、1本のパス、カウンターにやられたので、そこは同じ失敗をしないように第4クールに臨みたいと思います。
監督のやろうとしているサッカーを選手がやり切れていない部分があるので、そこを詰めて、みんなで話し合って、第4クールは攻撃的ないいサッカーを目指して結果を出していきたいと思います。まだまだチャンスはあるし、選手たちは諦めていません。攻撃・守備においてもアグレッシブに、前線から守備をしてゴールに結びつけるという積極的なサッカーを第4クールでは展開していきたいなと思っています。自分たちのスタイルを貫いて結果を出したいです」

●柳沢将之選手(C大阪):
「勝ててよかったです。チームとしても全員が走れたので、それも勝てた要因のひとつでした。福岡は出場停止の選手が5人いたとはいえ、FWの選手が脅威だった。すごくチェックしていたし、フォーメーションが3-5-2で外から来るのは分かっていたので、すごく警戒していました。前半はプレッシャーがあって、すごく激しいなと感じていましたが、あの時間帯で点を取られなかったのが良かったです。練習中からポジショニングのことを監督から言われていて、それを全員が意識してやれました。前半は守備に追われる時間が多かったんですが、それは練習でもやっていたし、自分たちの形が出来たと思います。次は4バックの2人が欠けますが、誰が出てもいいようにやっているし、僕も江添も2試合出られないんですけれども体調を整えて試合に備えたいと思います」

●小松塁選手(C大阪):
「アレーと目が合ったので、ロングボールをうまく受けられました。DFが少し離れていたんですが、来るかと思ったらこなかった。GKも前に出てきたんですが、うまく流し込めました。アビスパの最終ラインは前に対する対人プレーに強いので、動かしていこうと思っていました。いまは攻撃もいいし、守備も安定してきていますし、みんながやるべきことをやっていると思います」

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仙台 1-0 鳥栖、いろんなコメント

●望月達也監督(仙台):
・相手のリスタート時、もっと集中して対応。
・グラウンドコンディションを考えてプレーをしよう。

●岸野靖之監督(鳥栖):
・前半守備については良かった。同じ集中力を保って、後半も0で行こう。
・攻撃の時は積極的に勝負しよう。

●望月達也監督(仙台):
「お疲れ様でした。
とにかく、第3クールの最後を勝点3で終われたのは、自分達にとって一番の収穫だ。できれば2点3点取りたかったが、1-0ということで、守備の部分でやってきたことを出してそのゲームを取れたということが自信になると思う。
自分達が勝ち続けることで、おそらく他のチームにも見えないプレッシャーをかけることもできるという話を今週ずっと選手達にしていた。とにかく第4クールの12試合は自分達がすべてだと思う。当然相手の研究という面もあるが、自分達がどう戦うのかということにすべて関わってくる。ともかくその姿勢を崩さずに、ここからもメンタル的にタフにやらないといけない。
ただ、今日は本当に、自分達にも鳥栖にも見えない敵があったと思いますし、それが改善されればもう少しきちんとボールが動くのかなと思いました。何がとはあまり言えないが。やはりもう少しいいコンディションでゲームをやりたいとお互い思っていると思う。
鳥栖に関しては、(水曜日に試合があり)今回非常に過密な日程の中で、最後までいいゲームを見せてくれた。その姿勢を持って岸野さんはずっとやられているので、自分達もそれに対し恥ずかしくないようなゲームをしたいということを今週思っていた。連動や流動ということに関しては少し修正しなければいけないところもある。それは札幌戦(9/15@札幌ド)に向けて修正していく」
Q:後半24分に2人同時に交代した意図は?
「(交代の2人が)元気だったから(笑)
正直言って、鳥栖が前半どういうふうに入ってくるのかを考えた。前半から飛ばしてくるか、それともコンディションの関係でじっくり構えてくるのかというところだ。前半見た時に、後者だと思ったので、やはり後半に落ちるのではないかということは自分達の中でも予測をしていた。
相手のサイドが止まり始めていたというか、清水選手を代えて、サイドバックも少しずつ足がつり始めていたところもあったので、サイドに元気のある選手を入れて、そこから点を取れれば非常に良いな、というところでの交代だった。
結果的に最後、萬代が決めてくれたので、そのことに関しては非常に良かった。もし2人を入れた時点で取れていれば、また違う交代もあった可能性はある。でも前回もそうだったが、交代で出た選手は非常に自分の持ち味を出してくれたので、本当に頭が下がる。プロとして当たり前のことといえばそれまでだが、本当にチームみんなでやっているということに関しては、いい状態にある」
Q:その2人同時交代は前から想定していたことでしょうか?
「それはやっぱりタイミングの問題。ゲームの流れを見てのもの。最初から形を決めて、それがうまく動くかどうかというのは難しいところだ。
ただ基本的に、前回のゲームでも、サイドからバン(萬代)と裕希(中島)がクロスに対して点を取っているはずなので、今の鳥栖の状況を見た中でもサイドアタックというのはチャンスになると思っていた。前半もサイドで2対1を作れるシーンがあったので、そこで精度を上げようという話はハーフタイムでしていた」
Q:決勝点を取った萬代選手は、壁を乗り越えたという評価でしょうか?
「壁は僕たちが立てたわけではないが、まだまだバンも含めて若い選手は伸びて良くなると思う。それは、やはりこれからの自分達の姿勢次第である。
バンは我慢しながらここまでやってきたことが結果になったのではないか。やはりこれをきっかけに、どういう状況であれ、自分が与えられたタスクを最後までやり通してもらいたい。それはバンに対してだけではなく、すべての選手に対してある。そういう意味では非常にいい心理状態でグラウンドの中に入ったと思う」
Q:前節に引き続きボランチに起用された千葉・永井の両選手の評価は?
「多少グラウンド状態に影響される部分もあったが、サイドへの展開、特に前半もそうだが、左から右への展開ということに関してはスムースにできていた。後半もセンターで我慢して、ボールをサイドに散らすシーンは多かったので、そこは下がった相手に対して必要なバランスだと思う」
Q:第3クールの最後で3連勝できたことについては?
「やはり1-0を3つ続けることができたことが大きい。2-0や3-0の方がいいが、自分達のトレーニングや色々なことを話し合って『こういうふうにしていこう』ということをしっかりグラウンドの中で表現できて、勝点3を3試合続けて取れたということが大きいと思う。次の札幌戦に向かうにあたって、非常に心理的にもいい状態で乗り込めると思う。
本当にここからは、すべてがトーナメントのつもりで戦っていく」

●岸野靖之監督(鳥栖):
「負けて残念。お互いにカチカチでやって、お互いにゴールのところでチャンスが少ない。『チャンスを作らせない』というゲームだったと思う。
このサガン鳥栖が非常に力をつけたということを見せられた。ただ勝たなかったので、まだまだ弱いというのも事実だと思う。ベガルタ仙台は非常に一生懸命やるし、いいチームだと思う。
また10月の…13日(土)やったかな、佐賀で試合があるが、必ずそこでは『わしら勝ったる』。そういうのを試合が終わってから、僕が勝手に思った」
Q:立ち上がりから衛藤選手を、ロペス選手にマンマーク気味につけてきたと思うが、その意図は?
「マンマーク、じゃないな。『気味』というのは、どの程度が『気味』?」
(DFラインまでロペスが来たら、センターバック陣にしっかりと受け渡すあたり、と言われ)
「それは普通でしょ。どこのチームも、そうやってやってるんじゃないでしょうかね」
Q:では、センターハーフ(高橋、衛藤)の両選手が横に並ぶのではなく、縦の関係に近かったのでは?
「僕の中では(横に)並んでいた。2人共に『ボールを奪ったら攻撃しろ』と言っていたので、義希(高橋)の方が出やすかったというところで、縦関係に見えたのかもわかりませんが。僕の中では2人に『チャンスになれば出て行っていいよ』という風にしていた。基本的に衛藤がロペスの近くにいる時は(ロペスを)見なさいよ、というのは当たり前なので、そういう風に見えたら見えたで、いいんじゃないでしょうかね(笑)。
結構最後の方はロペスがフリーになっていた。『仙台の戦術はロペス』ではないですけど、ロペスの出来次第でというのは大きいと思いますから、もうちょっと僕らも頭を使わなあかんのかな、と思う」
Q:守備の部分で、衛藤選手の役割は大きかったように見えたが。
「でも最後に点を取られたところは、ロペス選手からのボールでサイドに振られてからのものだった。『どうせ仕事をさせないように行くのなら、そこは蹴らすなよ』と言いたい。
ただ全体的には、しっかり行くところは行っていたので(ロペスが)結構イライラしていたのかなとも思うし。本当はもっとイライラさせないといけないんですけど、あいつ(衛藤)はホント優しいやっちゃな、と後で言っておきます」
Q:後半20分過ぎくらいから押し込まれることで間延びしたように見えた。監督も選手交代などで打開しようとしたが、その辺りについて。
「メグ(吉田)を入れたのは、ロペスが真ん中で(のプレーを)結構嫌がって、背の低い奴をターゲットにしようとサイドに動いてきた中で、それを消したろうかなと思って。最終的にはそこからの展開だったということで、これは僕の責任です。選手は死力というか、持っているものを出すことをやってくれたし、間延びするとかなんとかは、サッカーでは『どちらが先に点を取るか』という要素で発生するものだから、完璧なゲームというのはなかなかできない。
FWと中盤のところがちょっと距離があったのかなというのはあったが、向こうも前がかりになって、カウンターも決まりかけていた。どちらが先に点取るの? というところで、仙台が取った。『仙台はえらい』でいいんじゃないですか。『えらい』というか、望月監督が素晴らしい。ということで『サガン鳥栖の岸野監督はアカン』、負けたらアカンということやね。勝たすのがいい監督ですから。
次は必ず勝つように、全てのものをまた出して、仙台を研究しまくって。今度やる時までサガン鳥栖はギリギリ一杯、いいところで踏みとどまって、仙台が『サガン鳥栖とやるのは嫌や』と言うくらいの位置にいて、鳥栖のホームでがっちり、いい試合をしたいと思う。
選手には本当に感謝している。ようやったと思います。勝てなかったのは俺の責任や。
(会見司会の仙台の広報に向けて)ごめんね。『以上、以上』って言ってるのに。最後の締めが大事なんや(笑)。また頑張ります」

●岡山一成選手(仙台)
Q:試合後、長い長い「岡山劇場」でしたが?
「これからも『ユアスタ劇場』にしてきますんで。チームのみんなも、最初は『やんの~』って感じだったんですけど、最初の割りにはみんなまとまってやれたなと思いますんで」
Q:試合が終わった直後、それを待っていたサポーターが、なかなか始まらないことにじれていたようにも見えましたが?
「みんなのところに行って、前は(脱いだ)ユニフォームを回してたんですけど、せっかくNECトーキンさんが新しく(背中の)スポンサーに入っていただいたりしているので、ユニフォームを回すのはやめようと(笑)。それでタオルにしました」

●菅井直樹選手(仙台)
Q:これで1-0の勝利が3つ続いた、そのことについて。
「交代で入る前までにも得点できる部分もあったと思うんですけど、時間が経つにしたがって焦りもあったし、自分が入ることで流れを変えたいという気持ちもありました。ここ何試合かスタメンを外れて控えに回っていたので、ここで結果を残せたのは自信になるし、次につながる試合だったと思います。3連勝できたということで、次もいい形で札幌に臨めます」
Q:得点シーンはダイレクトでつながったもの。まさにそれまでと異なる流れでのゴールでしたが。
「あのボールも難しかったんですけど、とりあえず中に折り返すことだけを考えて。上手くいってくれてよかったです」
Q:ボールが来た時には萬代選手も見えていて「中に」という意識しかなかった?
「正直言うとバン(萬代)は見えていない状況で『とりあえず誰か中に詰めてくれ』という感じでした。ホント、安心しました。後輩が決めてくれるというのはすごくうれしいですし、バンもしばらく点がなかったので、決まってほっとしていると思いますから、良かったです」
Q:萬代選手がヒーローとしてインタビューに立てるのも、菅井選手のおかげですね。
「さっきもロッカーで『ちゃんと髪セットして行けよ』って言っておいたので(笑)そのこと、突っ込んでみてください」

●萬代宏樹選手(仙台)
「どこかでしっかり結果を残さないといけないと思っていたし、今日それが出てよかったと思います」
Q:チームにも勢いをもたらすゴールだったと思いますが。
「このゴールで個人とかチームが劇的に変化するということはないと思う。今まで3試合連続で1-0の試合をしていますけど、そういう積み重ねをしていくことで上位にもいけると思うし、個人的にもこういう価値のあるゴールをたくさんすることによって、その先に何かがあると思う。少しずつの積み重ねを、これから試合は少ないですけど、やっていければいいと思います。スタッフにも『残り10分あるから、点を取って来い』と毎回言われているんですけど、今日やっとその声に応えられたというか、結果を残せてよかったと思います」
Q:萬代選手自身、第4クールに向けての意気込みを。
「もちろん、スタメンで出たいという気持ちは大きいし、そのためには今日みたいな点数をもっともっと、第4クールの大事な時期に。これからは今日みたいな厳しい試合が続くと思うので、その中でサブだとしても、今日みたいに結果を残せればチームとしても活気づくし、個人的にもモチベーションは上がる。小さなことですけど、積み重ねていければなと思います」
Q:点を取るために、どういうことを意識しながらプレーしましたか?
「たいがい僕が入る時間は、相手のセンターバックとかが結構へばっている。今日のゴールにしても、菅井さんからの折り返しにDFはあまり付いて来れていない状況でした。そういうスキを見逃さないようにと。90分出るのと、10分で結果を出さないといけないというのはかなり違うので、自分の意識をサブの時はちょっと変えています」
Q:そのアシストをくれた菅井選手が『久しぶりのインタビューなんだから髪直して行けよ』と言っていたそうですが。
「はい。いつも髪の毛は整えているので、大丈夫です(笑)」

●金信泳選手(鳥栖)
「コンディションはよかったんですけど、やっぱり試合が続いていた分、試合中になると体が重くなり、それが結果に出てしまったのではないかと思います。集中力が落ちてしまいました」
Q:金選手もそうですが、今日は中盤の選手の運動量が後半に入ってガクッと落ちたことで、前線と後ろの間が大きく開いてしまったように見えました。
「みんな同じなんですけど、やはり疲れていて、相手に機会を与えてしまっていたと思います」
Q:C大阪の選手として、一度このスタジアムに来たと思いますが、今日のように疲れが溜まった状況だと、ユアスタのアウェイの雰囲気は余計にこたえたのでは?
「サガン鳥栖のサポーターも多く来てはいましたが、仙台はすごくサポーターの数も多いですし、自分たちの団結力を楽しんでいたようにも見えました。Kリーグでも見習うべきことなのではないかと思います」
Q:第3クール終了時で3位の仙台と勝点差8という状況で、これから第4クールを迎えます。最終クールに向けた意気込みを。
「もう1試合1試合頑張って、それで勝っていくだけです」

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2007年9月 8日 (土)

U-22サウジ 0-0 日本、いろんなコメント

●反町康治監督(U-22日本代表):
「過酷な環境で、アウェイでの勝点1は評価できる。でも数的優位になったので3が望ましかった。次で3をとり積み上げていきたい。と、同時に今日相手にも勝点3を与えなかったことを良しとしたい」
Q:森島の先発について
「前からのディフェンス力、調子も悪くないしボールも収まっていたので彼にした」
Q:下からの世代も複数先発し、底上げが出来てきている?
「それはある。6試合のうち2試合が終わったが、トータル30人くらいを使うといったとおりに来ている。チームとしてステップアップしていければと思う」
Q:スタメンはいつ決めた?
「前日までには決めている。相手の状況、気候などを加味しながら決める」
Q:前半は慎重だった?
「というよりもサウジがリズムを作っていた。選手も前半はきつかったと言っている。保持されて、気候も暑くココロはあっても体がという状態だった。後半は一人交代させてかなり良くなった。狙いが功を奏したと思う」
Q:ベトナム対カタールの結果はいしきしたか?
「していない。僕自身は0-0かと思っていたくらい。ベトナムはホームで強いチームなのでやると思っていた」
Q:柏木投入の際なんと声をかけたのか?
「ディフェンスのオーガナイズと、しっかり走ることを言った」
Q:森島には何と指示をしたのか?
「中央でポイントになること、5-10メートルの質を上げることを言った。悪くはなかった。水野も悪くなかった。(シャドウで使った)俺のミス。後半は交代でうまくいった。前半は動けていなかった。2次予選とは違う。どこも僅差の試合をしている。今日の結果に納得はいかないが勝つためにやっているがうまくいかないのがサッカー」

●水本裕貴選手(千葉)
「ディフェンダーとしては0失点でよかった。前半は暑くてきつかったけど、後半は涼しくなって良かった。ミーティングもやっていたし、相手の身体能力が高いなどの情報はあっての守備だった。国を背負っているわけだし、今回は遠征メンバー22人のうちの4人が外れている。その人たちのためにもやろうと思った。
結果はディフェンスとしては良かった。もうちょっとビルドアップの部分で貢献できればよかったがチャレンジをしようにもパスミスが多かった。ただ前半あれだけ攻められて0点というのは評価できると思う。
(勝ち点1について?)客観的に見ればうちのほうがチャンスがあった。相手のはシュートといってもしっかりつけていたので怖いものではなかった。うちのチャンスは相手のゴールキーパーが良かったのか、いいシュートではなかったのか、(ゴールに迫っていたので)勝ち点3を逃したという感じがする。
ベトナム対カタールが1-1ということは知っていた。相手が10人になってから勝ち点3を意識した。この試合に勝って6になれば首位になる。結果は、2位、惜しかった。でも次に勝てば首位に立てる。スタッフが偵察にいってくれたり井原さんが行ってくれたりして情報は入っている。ドバイでもカタールは見ているので次は必ず勝ち点3が欲しい。
(後半相手が10人になって、もっとチャレンジできたのでは?)前での取られ方も悪くミスが多かったのでディフェンダーとしてはカウンターもあったので出来なかった。相手の身体能力が高いし、こちらが崩してまで攻めることはない。アウェイだし、無理やりやるくらいなら0に抑えることが大事。右に関して言えば結構チャンスはあったけど、でも出来なかったのは確かに今後の課題。攻撃参加して、やりきって戻ってくるくらいのことが出来ればと思う。
フォワードが一枚なのに後ろが3枚残ったのはベンチの指示。給水のときに確認した。2枚でということも考えたが僕も3枚でよかったと思う。
最後はむこうが走っていたと思う。
キャプテンについては今日ミーティングで言われた。伊野波だと思っていたが、勝った流れを大切にしたいといわれた。責任を感じる。
(出来?)引き分けなので50点。まあ負けなら0点、勝ったら100点なんですけどね(笑)」

●柏木陽介選手(広島):
「今日は守備を頑張ろうと思って入った。良かったと思う。でもみんなが見てくれていないのか、動き出しが遅いのかウラに抜けてもボールが出てこないことが多かった。アウェイでの苦しい中で勝点1は良かった。楽しかったけど満足はしていない。後半は連動した守備が出来てよかった。家長君の動きをみながら、やった。
(1トップについて)モリシ(森島)はよかったと思う。しっかりつないで決めるところを決めれば。いつものモリシなら決めていたと思う。ここには上手い人がたくさんいるから走って泥臭くやりたいと思う。カタール戦のメンバー入りのアピールは出来たと思う。ダメならJリーグで頑張りたい」

●平山相太選手(F東京):
「(ベンチスタートについて?)出たら結果を出せばいいと思っていた。出るときはボールの出所を押さえ、前線で起点になれと言われた。ベンチからは相手はよく走っているのに良く耐えていると思ってみていた。勝点1は最低限の結果だと思う」

●森島康仁選手(C大阪):
「運動量は自分の持ち味。出し切れたと思う。勝点1が取れたことは0よりもまし。
スタメンは昨日の練習でわかっていた。がんばるだけだった。前半はミスが多かった。惜しいシーンもあったので決めたかった」

●家長昭博選手(G大阪):
「決めるところを決められず悔しい。終わったので切り替えたい。
前半は暑かったが後半は涼しかった。今日の勝ち点1は6試合が終わってどう出るか。
最初は相手がフレッシュで、別に(柏木)陽介が出ていても上手くいかなかったと思う。(水野)晃樹が悪かったわけじゃない。相手に引かれると上手くいかないのはA代表も同じ。サイドを崩さないといけない」

●内田篤人選手(鹿島):
「勝点1を取れてよかったと思う人もいるかもしれないけれど、勝点3が取れてもおかしくない試合だったと思う。相手に退場者が出て10人になったけどこっちのサイドも良くなかった。
(中盤に慣れた?)ここにきて練習試合をしたり、個人的に話をしたりしてポジショニングのことを聞いたりしたけれどまだ体に染み付いていない感じ。時間がかかるかもしれない。立ち上がりは個人的には守備的に入った。Jリーグでも攻撃的に入って結果が出なくて、守備的に入ったらしっかり出来たことがあったので。
(10人になった時間帯はボールが回っていた?)でもただ回していただけ。もう少し、自分も崩せればよかったし、クロスも良くなかった。正直疲れもあったけどそれはいいわけにはならない。まだまだ練習が必要。
(ハーフタイム?)特に指示はなかった。走り負けないことみんなでガマンしていこうといわれたくらい。後半、もうちょっとトライしておけばよかったと今になって思う。でもピッチに入るときは思えなかった。時差対策をしてカタール戦は普通にしっかりやりたい」

●梶山陽平選手(F東京):
「相手に退場者がでて勝ち点3が欲しいところだった。相手は思っていたより強くてこの暑さで相手のホームで勝ち点1は大きい」

●本田圭佑選手(名古屋):
「相手が10人になってから逆に力の無さを感じた。数的優位なのに攻めにくく、逆にカウンターが怖かった。(柏木)陽介が入ってから、厳しくいってくれて相手のパスが回らなくなって流れがこっちにきたところでの相手の退場。これでいけるかと思ったところからミスが増えた。ピッチの中で共通意識が無さ過ぎる。相手は少ないんだからゆっくり回して、サイドがフリーになるからそれを使えば良いのにその時にとられてしまった」

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2007年9月 7日 (金)

オーストリー0-0(PK4-3)日本、いろんなコメント

●オシム監督(日本代表)
「私からコメントはありません。質問がなければ、もう遅いので、そろそろ家に帰ろうかと思いますが…」
Q:オーストリアを離れて数年経つが、オーストリア代表はどのくらい進歩したと思いますか?
「まずは、このような美しいスタジアムができました。私がいた時にはなかったものです。サッカーのレベルも上がった。全ての分野において言えることですが、人生も同じでサッカーも進歩しているのです。みなさんは今日のパフォーマンスには満足していないようですが、20年前のサッカーと比べれば圧倒的に進歩しています。ノスタルジックな要素をみなさんお持ちでしょうが、それにはネガティブなものも含まれています」
Q:アジアカップと同様、日本のクオリティの高さが見られたと同時に、問題も見られたと思いますが?
「どのような質問ですか? もちろん私も同じものを見ていました。どう答えればいいのでしょうか? 私もよく観察していたから分かりますが、パフォーマンスに問題があるからといって、選手をチームから外したとしても、それでパフォーマンスが上がるものではない。サッカーはそんなに単純なものではありません。非常に複雑なものなんです」
Q:ヒッケスベルガー監督が、日本はオーストリアよりレベルが高いといっていましたが?
「2人とも立場が違うので、自分としては逆のことを言いたいです、こちらにも修正点がありました。オーストリアもそれなりのプレーをしていたと思います。確かにコンビネーションやカウンターなどでうまくいかないところはありましたが、それらは全て個人的なミスによるもの。スペースがなかったり、トラップミスしたり、細かいミスがありました。ただし、守備を固めてカウンターという方向性は間違いなかったと思います」
Q:相手の監督が「16m(ペナルティエリア)のところではダメだった」と言っていました。が、オシム監督は「内容が大事だ」と言っていました。それは「しっかりしたシュートチャンスを作る」という意味だったと思いますが、そこでの課題はありましたか?
「もしかしたらピッチの両サイド16mを狭くしたら、日本はもっと点が取れるかもしれないですね。もちろんボール奪ってからゴールに向かうまでも距離がある。もっと効率よくチャンスを作らないといけません」
Q:「16mまでは素晴らしいのに点が取れない」というのは,欧州でプレーできるようなFWがいないということですか?
「根本的に優秀なFWというのは、どのチームにも必要です。ただし、たとえばバルセロナなどを見ていても、彼らは素晴らしいFWが沢山いるにもかかわらず、毎年新しい選手を探しています。これは全てのチームに当てはまること。質の高い優秀なFWを探し求めることはどこのチームも苦労している。我々にはフランクフルトでプレーしている、非常に優秀なFW(高原直泰選手)がいるが、彼だけに頼ることはできません。ケガやレッドカードで出られない状況も考えて、今日の試合はある意味、いいテストになったと思います。もちろんイングランドやイタリアなどでも、優秀なFWというものは求められています。JリーグではFWのポジションはよくブラジル人選手がスタメンでプレーしているので、日本人の個の高い能力を持ったFWが出てくるのは難しいかもしれません。ブラジル人が日本人になるには、少なくとも6~7年はかかる。その時期には、私は死んでいるかもしれません(笑)」
Q:オーストリアが前半38分頃からブーイングを受けたことについてどう思いましたか?
「数年前なら驚いたが、今は驚きません。素晴らしいではありませんか。観客は38分までブーイングしなかったのだから。そこまで待ってくれたのですから、やさしいと思います。チームによっては試合が始まってすぐにブーイングを受けることもある。場合によっては、試合が始まる前からブーイングが起こることもあります。だから38分までブーイングなしでプレーができて、幸せだったのではないでしょうか」
(ここでヒッケスベルガー監督がコメント)「もしかしたらウォーミングアップからブーイングしてくれたら、試合中は疲れてやめるんじゃないでしょうかね」
Q:PK戦でまたロッカールームに引っ込んだが、これもノスタルジアによるものですか?
「PK戦になると、自然に体がロッカールームに向かうのです」

●ヒッケスベルガー監督(オーストリア代表)
「みなさんがご覧になった通り、客観的に見て、日本は自分たちより高いレベルの相手だった。0-0というスコアは運がよかった。PK戦で勝ったが、パフォーマンス面でまだまだ向上できる部分がある。我々の選手には、あらかじめ日本の情報を渡していたので、どんな展開になるか想像していたと思う。日本はオーストリアまで来て、新しいスタジアムの写真を撮りに来たわけでない。彼らは優秀なカメラを作るだけでなく、優秀なサッカーをすることを証明した。
日本の中盤は我々より素晴らしい。ペナルティエリアまではこちらが押されていた。ただし、日本には決定力のあるFWがいない。オシムにとってこれは難しい問題だ。が、こちらも中盤に優秀な選手がいない。オーストリアの問題は、中盤の選手の能力だけでなく、ボールがないところでの動き、フリーランニングの不足である。日本のような、いいコンビネーションを見せることもできなかった。
 スタジアムのブーイングは理解できる。しかしブーイングが我々の大きな助けになるわけではない。後半のパフォーマンスは多少なりとも向上したが、まだまだ満足できるものではない。今日は私自身にとって長い夜になる。ビデオを見て、どうしてこういうプレーをしたのかを考えるからだ。明日の昼にも会見が予定されているが、そこでもう少し詳しい話ができると思う。どうしても今、聞きたいことがあれば答えるが、ないようなので、ここで切り上げたい」

●中村俊輔選手(セルティック)
「今日のオーストリアには勝てたか? うーん、欲を言えば。まあ、ピンチはなかった。有名なクラブでやっている選手も少なかったしね。今日やってみて、アタッキングエリアに入った時にFWとの連携がよくなるともっといいと感じた。あそこまでは持ち込んでいるわけだから。誰かが前に張っててダイレクトで出してワンツーして、それを使うフリして別に展開するとかね。全体によく動くんだけど、そうやって工夫をつけていかないと、ゴールのところで単調になってしまう。ゴールへの動き方はよかった。矢野君(新潟)もよかったし。俺らがボールを預けてまた戻してという形が多かったけど、それはフォーメーション上、仕方のないこと。全体にまだ息が合わないところもあったのは課題だけど。松井君(ルマン)が入っての感想は、ドリブルで前まで持って行ってくれること。回した方がいい時もあったけど。チーム全体がいい形を作ろうとしすぎるところがある。シンプルにやれって監督は言うけど、松井君みたいなタイプは今までいなかったし、1人であそこまで持っていけるから、出た時は周りがサポートしてあげられればいい。松井君みたいにどんどん自分でやっていっていいと思う。自分もシュート打ったり、センタリングを上げたりしたつもり。戦術を実践しつつ、個人の判断を出していけば、もっとよくなる」

●遠藤保仁選手(G大阪)
「全体的にタテに間延びしてしまった。それで能活さん(川口=磐田)のキックが多くなった。もっと自分たちが高い位置でボールをもらうようにしたかった。まずはしっかりボールを回すこと。どうしてもディフェンスラインが下がったり、中盤も僕やシュン(中村俊輔=セルティック)が下がってしまった。そのあたりは修正が必要だと思う」

●田中達也選手(浦和)
「僕が最初のチャンスを決めていれば、チームとして残り時間をもっと楽に戦えたと思うので、申し訳ない。コンビをもっと高めていけばさらによくなると思う」

●田中マルクス闘莉王選手(浦和)
「今日の試合はウチが主導権を握っていた。だけどチャンスのところでリスクを冒すのが足りなかった。内容は悪くないけど、それプラス自分が何をやれるか。アウェーだったし、こういう雰囲気に慣れるのが久しぶりだったけど、やれる自信を持ってやったつもり。でも、もうちょっとチャンスのところで体を張ってリスクを冒すようなところだったり、自分を含めて飛びこむところだったり、そういう攻めをしていかないといけない。正直、自分はもっと上がりたかったけど、自分の仲間を信じることも大切。チームとしてはいい方向へ向かっていると思う。もう少しチャンスのところを生かすようにはしたい」

●川口能活選手(磐田)
「相手の守備がしっかりしていたし、相手が高かったんで、クロスを何本か上げたけど相手の組織的守備を崩しきれなかった。みんな時差もあるし、完璧なパフォーマンスを求めることは酷だとは思う。でもそういう中で選手たちはスキルを出していた。全部が全部うまくいかないけど、やろうという姿勢は見えたと思う。ただ、勝負に行く部分が足りない。散らすパスだけになってしまう。そこは修正する必要があった。散らすだけの攻めが多かった中で、松井(ルマン)が途中から入ってアクセントになったし、攻撃にリズムが生まれてきた。ああいう形だと変化がつけられると思う」

●矢野貴章選手(新潟)
「前半はちょっとバタバタして、起点を作れない感じだったけど、後半はある程度、戦って起点になれた。攻撃も徐々にいい形になったと思う。最初はボールの起点を作るポイントがなかなかできなかった。ポジションごとの動きも少なかったし、中盤の人との出入りがもっとできたらいいと思った。ハーフタイムにそういう話をして、修正できたと思う。くさびが入った時は、あのくらいのプレッシャーはくると思っていた。初めの方はそのタイミングがつかめなくてドタバタしてしまった。田中達也(浦和)さんとの連携については、試合に入る前からお互いの距離、タイミング、動き出しを話し合っていたけど、練習でなかなかプレーする時間がなかったし、難しかった。こういう状況でも決定的な仕事をしたかった。それができなくて悔しい。オーストリアの印象は、ちゃんと組織的に守ってから攻めようとしてくるチームだった。体格も違ったし、プレーの精度も違った。そういう相手に決定的な場面が作れなかったことが課題かな」

●今野泰幸選手(F東京)
「PKを蹴ること? 大熊さん(コーチ)に言われた。
試合に出る時の指示は何もないです。自分で考えるということじゃないですか。時間もなかったし。急だったんで、いつも通りやられないようにして、チャンスがあれば攻めようと思った。外から見ていて早く点が入らないかなと思っていた。チャンスが多かったんで。
PKの時のGKの位置は見ていない。アウェーの雰囲気ですごいなあと。次に向けては、まだ整理できていない。監督からも指示があるだろうし、明日からの練習をしっかりしたい」

■松井大輔(ル・マン)
みんな1対1で行こうとしていなかったので、自分は行きたいと思った。1人、2人と抜ければよかったが、抜けなくて、もうちょっと。チームとしてパスは回るので、あとは最後の仕掛け。ポゼッションでもいい時間帯はあるし、タイミングや状況によるけれど、そこを選手が分かればいい。
(途中出場するまでベンチで)見ていて歯がゆかった。もっとガンガン行っても、失うものは何もない。自分はそういうことをやったつもり。でも、あまり存在感は示せなかった。まだ時間が足りない面はある。まだまだ動けていない。正直、全然満足していないけれど、次につなげられたらいい。

■稲本潤一(フランクフルト)
チーム全体として、シュートやスピードの変化が足りなかった。ベンチからサイド攻撃や、速いクロスを入れろという指示が出ていたが、あれだけでかい人がゴール前にいるとなかなか崩せない。でも後半になって(中村)憲剛が入って、シュートの意識は出ていた。自分も、もう少しシュートの意識を持てればいいと思う。

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2007年9月 6日 (木)

日本代表 vs オーストリア代表試合前日のオシム監督(日本代表)記者会見コメント

●イビチャ・オシム監督(日本代表):
Q:この間の会見でスピードについて語っていたが、オーストリア戦に向けて何か具体的な戦術はあるのか?
「スピード以外に、何に基づいて戦術を立てるというのでしょうか? そこで何を話したかは覚えていませんが、スピードについて語るとすれば、そういうことになります。スピードはサッカーの基礎。走る速さ以外にも、考える速さ、反応の速さ、いろいろあります。あなた方のニュースも、スピードをもって読者に届けられれば、沢山のお金がもうかるのではないですか。スピードは大事です。ただし、スピードだけでは十分ではない。単にスピードだけで勝負するなら、陸上選手になればいいのですから」
Q:フィジカルについてですが、オーストリアは非常に体が大きい。コンビネーションだけでは日本の裏を突けないだろうから、背の高い選手を中央に集めて放り込む戦法も想定されますが、何か対策は?
「オーストリアに背の高い選手はいるが、FWはそれほどでもありません。もちろん、平均身長は日本よりも2~3cmは高いだろうが、それほど決定的な差ではないし、大きなハンディだとは思っていません。それ以外のプレースタイルを考えないといけません。あらかじめ、どの選手を出すか分かれば対策も立てられますが、現時点では向こうのスタメンが分からないので、こちらがどう戦うか話すことはできません。スタメンが分かっていれば、もっと沢山のことを話せますが」
Q:チーム発足後、初の欧州での戦いですが、アジアでの戦いとの違いをどう考えますか?
「それは戦ってみないと分かりません。試合が始まれば、みなさんも見ることができるでしょう。一般論としてのアジアと欧州のサッカーの違いは語れますが、それが正しいかどうかは実際にやってみた方が分かります。この遠征は2試合あるわけだから、それが終わればより良く理解できるでしょう。試合前にたくさんお喋りしても、あまり意味はないと思いますよ」
Q:かつて仕事をしたオーストリアで試合することについての感想はありますか?
「個人的にはいろいろなことを考えます。が、それはプライベートな問題です。試合をするたびに新しい発見があるはず。サッカーに限った話ではなく、私は日本でも何年か過ごしているので、オーストリアは久しぶりです。つまり、かつてオーストリアのクラブで監督をしていたことよりも、今は日本の監督として日本の選手がいい試合することを期待しているということです。もちろん結果を軽視しているわけではありませんが、結果よりも内容が重視される試合があってもいい。とくに今回のようなケースではそうです」

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2007年9月 5日 (水)

鳥栖 2-1 湘南、いろんなコメント

ハーフタイム
●岸野靖之監督(鳥栖):
・FWに入ったボールのセカンドボールをみんなで拾うこと。
・しんどいだろうが、相手もしんどい。頑張った方が勝つ!
・DFラインの裏をぬって行けばラインが下がる。そこにできるスペースを使え。

●菅野将晃監督(湘南):
・前向きなミスならいい。思い切っていけ。
・入ってくる相手に気をつけろ
・気持ちを出して最後の最後まで勝ちにいけ!

●岸野靖之監督(鳥栖):
「勝ちに持ってきてくれた選手にしびれる。本当にきつかったと思う。最後は気力の勝負。『相手よりもう一歩、あと1センチ…』これができた試合だった。心技体の『心』が最初にきた。
スカウトの津島、都丸、一緒にベンチに入ってくれたスタッフ、応援に来てくれたサポーター、テレビの前のサポーター、いろんな方の力が僕らを勝たせてくれた」
Q:金選手の評価は?
「福岡のMVPを、今回の分も含めて彼に渡していた(笑)
彼が前で起点になるようなシステムだった。前半は決まらなかったが、良い動き出しで背後を狙ってくれていた。後半も辛抱強く粘ってくれて、頼りになる選手だと思った。あの緊迫した中での決勝点を決めてくれて、すごい選手だと思う」
Q:柴小屋選手の守備の面の評価は?
「一時、すり抜けられる試合があったが福岡戦から彼の持ち味がでていると思う。
全体的には、お互いポジションをしっかりとって守備するチーム同士だった。それをいかに崩して攻撃するかの我慢比べで先制できたのは、うまくそろった相手を崩せたのかな。状況判断ができた。
しかしアジエル選手に抜かれる場面もあったので、また次の湘南戦に対して勝てる方法を考えなければいけない」
Q:中盤がディフェンスラインに吸収された後、いつもより前に行けた理由は?
「飯尾の『行くぞ』という想いがよくわかった。気力です。
押し込まれたとき、穴を作らないようにしなければいけない。それを考えた。でも押し込まれないようにしなければいけない、その分まだ鳥栖は伸びると思う」

菅野将晃監督(湘南):
「こんな我々の姿を見たのは初めてかなと思う。自滅してしまった。ここまで応援しに来てくれた人、応援してくれた人に直接会って謝りたい」
Q:走れていなかったのは中2日の試合が続いたことが原因か?
「決まっているスケジュールだったらやらなければいけない。
リーグから決められたスケジュールだったが、今回はなかなか受け入れにくかった。いちばん心配だったのは選手の怪我。ジャーンが足をつるのも初めてのことだった。選手には中2日で試合が続いた影響があるのかもしれない。しかし鳥栖の選手も同じなので問題ではない。
この試合、我々にとって勝利は特別な意味があったので、選手に気持ちは入っていた。しかし心と体がバラバラだった」

●金信泳選手(鳥栖)
「相手が疲れてきたのがわかっていたので、スペースを見つけて走り続けた。
ゴールに関しては、GKがこぼすこともあるので集中していた。
藤田がいない中でプレッシャーもあったが、他の選手とコミュニケーションを取れた。1試合1試合大事に戦って行きたい」

●高地系治選手(鳥栖)
「清水からボールが来ることはわかっていた。信じて走りきった結果でゴールが生まれた。金信泳を起点にして、裏のスペースに飛び出して行った」

●山口貴之選手(鳥栖)
「自分でキープして、後ろからの押し上げを待とうと思ったが、チームの狙いはDFの裏だった。交代も止む無しかな」

●アジエル選手(湘南)
「中止になった試合(1点リードで中止が決定)で、負けたことが悔しい。再試合には、気持ちを切り替えて臨んだ。疲れはない。どんな試合でも自分らしいプレーを心がける」

●ジャーン選手(湘南)
「チームが同点になって、勢いをつけた中での失点だけに残念で悔しい。あの1本が試合を決めてしまった。
連戦の中でも勝たないといけないのだが、今日は鳥栖の日だった」

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2007年9月 2日 (日)

鳥栖 3-1 アビスパ、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●岸野靖之監督(鳥栖):
・押し込まれた時にはFWも守備に戻れ
・ガマンの時間が長いが、集中を切らさないように。

●リトバルスキー監督(福岡):
・もっと早いペースでボールを動かして行こう。そして相手も動かして行こう。
・これはダービーマッチ。応援しているサポーターのためにも絶対勝とう。
・良いサッカーだけではダメ。試合に勝とう。

●岸野靖之監督(鳥栖):
「勝ってよかった。日本で一番ひたむきな選手が一生懸命グランドを走り、勝ちを持って来た。よくやった。
しかしもっと点を取れたし、失点も防がなきゃいけなかった。そこがサガン鳥栖らしいのかな?(笑)
追加点を取り、失点しないチームにみんなでしていかなければいけない。勝利に向かって気迫こもった試合をしてくれた選手、たくさんの福岡サポーターに負けない応援をしてくれたサポーターに感謝。常に勝てるようにしていかなければいけない。福岡だけでなく他のチームにも、同じように勝てるようにしないといけない」
Q:衛藤選手の評価は?
「怪我して手術して復帰まで時間がかかったが、ひたむきに一生懸命まじめにやっていた。衛藤の力としてはあれくらい当然にやっていかなければいけない。今回は短かったが、90分間元気に走れるようになって欲しい。積極性と非常にいい判断を伴ったプレーをしてくれた。『どえりゃぁすごい(笑)』ですわ」
Q:チームの成長を感じた?
「鳥栖がしっかりゲームプランをもって試合できたことは成長だと思う。
しかし押し込まれる時間帯やミスの多いところを直していかなければまだまだ両足で一段階成長できたとは言えない。まだ片足に力が入ったという感じ。
今回の試合について言えば、よくやった。まだまだこれから一波乱、二波乱、いやっ、三波乱もあると思う」

●リトバルスキー監督(福岡):
「今日のゲームは感情の入る試合だった。そして結果として鳥栖が勝った。試合に負けたことだけで苦しんでいるのではなくて、試合中にたくさんの選手がカードをもらったことでより苦しくなった。その判断については状況が変わるわけではないのでノーコメント。
振り返ってみると残り15分だけ本当の闘争心が現れた。退場によって10人で戦う状況で3点目を許してしまった。我々が攻めなくちゃいけなかったがそういう状況でこの結果になってしまった」
Q:今日は4バック、4-5-1で望んだ理由は?
「相手の2トップ(藤田、金)は足が速く、3バックで対処するとカバーする範囲が広くなるので4バックにした。長野選手を入れることで相手の2トップに対し、上背で勝るようにしようと考えた。上背をとると思っていた」
Q:リンコン選手でなく、長谷川選手を起用した理由は?
「前節の鳥栖vs草津戦を見ると前半に前線にプレッシャーをかけなきゃいけないと思った。リンコン選手が試合で疲れ気味のところがあったので、後半30分で使おうと考えた。それに長谷川選手は足が速く、裏を突こうという考えもあった。長谷川という若手選手はチームに大きく貢献してくれた」
Q:3連敗ですが今度の試合に注入するものは?
「もっともっと熱くプレーを見せて欲しい。3連敗は非常に苦しい。次の試合は何人も出場できないが新しいものを作っていかなければならない」
Q:大事な試合で勝てないが理由は?
「プレーそのものが遅くなっている。今回の試合、先週の試合にしてもスローテンポで試合していた。タフなゲームを勝つためにもメンタリティーのある選手が必要。うちのチームにはプレッシャーのかかったなかでタフに勝負できる選手がまだ少ない」

●飯尾和也選手(鳥栖):
「前半は、福岡ペースだったかも知れないが、別に慌てなかった。後半に入り、1-0で守るのではなく、2点目を取りに行こうとみんなで確認した。2点目が取れた後、守るのではなく3点目を狙うことを確認できたことが大きかった。気持ちで負けなければ、試合でも負けないと思っていた」

●清水康也選手(鳥栖):
「(先制点は)皆さんのお陰。鳥栖に来て、色々とみんなに教わったことが出た。得点以外のプレーは、満足できないが、先制点に絡んだことは自信になった。鳥栖で試合に出るためには、何をしないといけないのかをもっと考えてプレーに出したい」

●金信泳選手(鳥栖):
「1点目は、アシストのタイミングだったので、右サイドに流れた。2点目は、前で藤田が競ったが、ボールが流れることがよくあるシーンなので走りこんだ。連携が取れてきた証拠(笑)」

●鐡戸裕史選手(鳥栖):
「前節の反省を生かして、中途半端で終わらないように心掛けた。東京V戦のイメージを持って試合に臨んだ。前節より、少しは前に行けたかな(笑)」

●柴小屋雄一選手(鳥栖):
「1点をとった後、引き気味になるのではなく、みんなで2点目を取りに行こうと話し合った。長谷川(福岡)は、サイドに流れることが多かったので、逆に助かったかな。前半をしのげたことで、追加点を取れた」

●高橋義希 選手】
「前半に失点しない事と後半に追加点が取れたことが大きかった。
(FKは)次にもチャンスがあったら、狙います。今日は思いっきりはずしたけど・・・」

●村主博正選手(鳥栖):
「(警告をもらって)やっちゃいました(笑)。勝ちたいという気持ちが多い方が、勝ったのかな」

●布部陽功選手(福岡):
攻守の切り替えをもう少し早く行わないといけない。しかし、福岡のサッカーはできているので、これを貫いていかないと・・・。あとは結果を出すだけ。鳥栖の守備の意識を謙虚に見習わないといけない。

●宮本亨選手(福岡):
九州ダービーで連敗し、試合前から盛り上がってくれていたサポーターやファンに申し訳ない。しかし、次の試合も近いので、修正すべきところは修正して、下を向かないで準備したい。


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