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2007年7月27日 (金)

日本 vs 韓国、試合前日、いろんなコメント

●オシム監督、川口能活選手(磐田):
Q=今回のAFC(アジアサッカー連盟)のオーガニゼーションをどう思うか?
(オシム)「その件については、それほど重要ではない。いい質問だが、重要なのは今であり、明日の試合のことだ」
Q=決勝戦ではなく、3位決定戦を戦うことになった難しさをどのように考えるか?
(オシム)「まず、このような遅い時間に集まっていただき、みなさんに感謝の言葉を申し上げたい。みなさんは日本が決勝に行くと信じていたが、準決勝で敗れたので、ここに来なければならなければならなかったのだろう。選手に代わって、ありがとうと申し上げる。もしそこで、準決勝の敗戦の責任が誰であるのかとお探しであれば選手に聞かないでほしい。すべての責任は私にあるのだから」
Q=ワールドカップ予選の方が大事なので、今大会は練習と考えているのか?
(オシム)「その質問に何を言わせたいかの答えが含まれている。決勝前夜の会見であれば何を言ったか分からないが、3位決定戦の前夜なのでそれは言わないでおく。しかし、日本はベスト4に入ったのだ。これは結果として悪くないのではないか。これがワールドカップ予選の結果だとしたら、本大会の出場権を獲得したことになる。しかし予選は毎回難しくなっている。それぞれの国がレベルが上がっているからだ。5位の国のことも考えなければならない」
Q=3位決定戦は大事だが、フレッシュな選手にチャンスを与えることは?
(オシム)「何が聞きたいのか。つまり、3位決定戦が大事なら若い選手は使わない。大事でないなら使う。そのどちらなのか?」
Q=3位決定戦が大事だから、選手をどう使うかと聞いているんです。
(オシム)「2つの質問は意味が違う。中村俊輔や高原や遠藤を明日プレーさせたら、疲れた選手を使うことになる。もし使わなかったら『どうしていい選手を使わなかったのか』ということになる」
Q=勝つためにどうするかと聞いているんだが?
(オシム)「誰が勝つと言ったのか? いつでも勝てる方法があるなら教えてほしい。そういうものは存在しない。私に何を言わせたいのか分からないから、非常に答えにくい質問だ。『私が何を考えているか』と言いたいのなら、そのように聞くべきだろう。あるいは、『どう戦うか』なら選手に聞くべきだろう。ここでケンカをしても始まらないので、これで切り上げるが…。つまり、選手が疲れているという状況を前にして、考えなければならないのは誰を使うか、使わないかということ。それは今、ここで話すことではない」
Q=敗戦の責任は自分にあるということだが、もし明日負けたら、具体的にどういう責任を取るつもりなのか?
(オシム)「どういう意味で聞いているか分からないので答えられない。私自身は決められない。他の誰かが決めることだろう」
Q=川口選手に伺います。残念ながら決勝には進めなかったが、どういうことを考えて明日の試合にのぞむのか?
(川口)「韓国と決勝で試合ができないのは残念。けれども、3位決定戦だからといって負けられない。韓国とは、これまでも大事な時に戦ってきた。韓国という存在があってこそ、日本も強くなっている。とにかく明日は移動とかスケジュールの問題もあるが、その全てをはね返せるような試合にしたい」
Q=日韓戦は日本にとって特別な意味合いがあるが、それに対しての意気込みは?
(オシム)「私は日本人でないので、どんな特殊な試合なのか、逆にみなさんに伺いたい。私が思うに、韓国に日本以上にモチベーションがあるということだ。これは日本は難しい。とはいえ、これは日韓戦である以前に3位決定戦。どちらか勝つかは運不運にも左右される。どちらが勝ったから、負けたからといって、日韓の代表監督のどちらかの首を挿げ替えるという雰囲気があるというのなら、それは非常に残念なことだと思う」
Q=川口選手に伺います。ここまで韓国はあまり点が取れていないが、彼らの攻撃陣の印象はどうか?
(川口)「試合を見たが、たまたま入っていないだけで、相手のDFに当たったり、コースが少し外れたりしているだけ。ちょっとの差だと思う。イラク戦でも主導権を握っている印象を受けた。やはり一瞬の気も抜けない試合展開になると思う。彼らは守備が安定しているので、点を取るもの難しい。クロスからの攻撃も迫力がある」
Q=疲れもあるし、相手のモチベーションも上回っている中、日本にとっては何が重要になると思うか?
(オシム)「まず、相手のモチベーションは高いが、日本もそれに負けてはならないということ。韓国にはJリーグでプレーしている選手も何人かいるが、特に彼らは日本に対してモチベーションが高いだろう。韓国が勝ってFIFAランキングで日本を上回れば、彼らの日本における価値、尊敬が高まるという考えもあるだろう。つまり彼らは、日本で生活の糧を稼いでいるわけで、ここで評価が上がればもっとサラリーが上がる。それは選手が普通に考えることだ。彼らの側が日本選手の個々についてよく知っているというのも我々には問題だ。それはある意味、向こうのメリットだが、こちらも彼らを知っているというデメリットもある。よくお互い知っているので、試合がオープンになる可能性も否定できない。だから、お互いに危険なプレーをする覚悟で戦うだろう。付け加えるなら、これは日本に来てから気が付いたことだが、韓国選手の方が運動能力が高い。背が高く、ハードなプレーができる。そういうことを聞いてはいたが、日本に来てから初めて確認できた。それを我々はハンディキャップだと考えないほうがいいだろう。我々にハンディキャップがあるとすれば疲労である。明日の試合では、こちらが動き回って、こちらの方がフレッシュだと思わせられる状況でプレーしたい。それができないようであれば、日本は不利になるといわざるを得ない。私はジレンマに立たされている。みんな選手は出場したがっている。立派なことだ。しかし、選手1人1人がどこまでできるかを私はまだ判断していない。
 どうか理解してほしい。選手が人間であることを。みんな試合に出たいし、疲れていても『できる』と言う。その気持ちを否定することはできないが、実際に出て動けない、力がでないということもあり得る。その結果、試合に負ける。もちろん、その選手を使った監督に責任がある。そんなジレンマに立たされているのは、他ならぬ私だ。みなさんは明日、どういう選手が出るか楽しみにして、どうかゆっくりお休みください。私は夜中起きてアスピリンを飲みながら明日のことを考えようと思っている。
 明日が日韓戦ということは、もちろん承知している。が、私の選手は人間である。人間として『活躍したい』、『出たい』という自然な気持ちだ。しかし監督の仕事として、出たいという選手を単純に満足させるべきなのか。そのために勝つ、負ける、おそらく負けるかもしれない。そこで監督として何を選択すべきなのか。よく監督はそうした選択を誤ることがある。だから誤らないように、私は考えている最中だ。その際、選手を何かの部品でなく、人間として考えるようにしている。人間性を大事にしたいということだ」

●ピムファーベーク監督(韓国):
「グループリーグを戦ったインドネシアに戻ってこられてハッピーだ。いいトレーニングができている。マレーシアから移動してきたばかりだが、選手たちも調子を上げてきているし、コンディションを回復するのにまだ24時間残されている。日本のようないいチームと対戦できることは、情熱をかき立てられる。素晴らしい試合になることを期待している。もちろん、両チームともにジャカルタに行きたかった。が、負けてしまったことは仕方ない。3位決定戦の準備はできている。日本も準備ができているだろう。明日はこの美しいスタジアムで美しい試合を見せたいと思う」
Q=5試合を通じてストライカーが得点を挙げていないが、どうするのか?
「彼らは明日、得点するだろう」
Q=決勝トーナメントは2試合とも延長、PK線までもつれたが、選手たちの疲労や負けたことによる落胆はあるのか? 明日の試合ではこれまでのサブを起用するのか?
「もちろん、2試合連続でPK戦までもつれたことは言葉では説明できないほど大変なことだ。これに打ち勝つかどうかは、気持ち次第である。選手たちはOKだ。私のもとにはコーチがいるし、私も韓国で長くコーチを勤めてきた。我々に問題はないし、非常にいい状態だと約束できる。メンバーの変更に関してだが、我々には素晴らしい選手、3人の素晴らしいGKがいると、私はいつも話してきた。明日はフィットした最強のチームで試合にのぞむつもりだ。明日の試合に勝って3位になりたい」
Q=アジアカップ後、韓国代表の監督を続けるのか、それとも辞任するのか?
「すでに決心したと言ったはずだ(準決勝に進めなければ辞任すると話していた)。そして決心したことを変えない男だとみんなに理解してもらえていると思っている。明日の試合に勝って3位になること。それが今、一番重要なことだ。我々は韓国のために、そして名誉のために戦う。それは私の状況よりも重要なことだ」
Q=明日の試合に勝って3位になったら次回大会の予選は免除になるが、それを目指して戦うのか?
「2011年のことは遠すぎてわからない。私が監督を務めているかもわからないし、現在の選手たちがプレーしているかもわからない。今、重要なのは、明日の19時35分のこと。試合に勝利することだ」
Q=大宮、京都とかつて日本で監督を務めた経験があるが、その面は明日の試合で有利に働くと思うか?
「対戦する国で働いていたことはアドバンテージになる。私は日本の長所も短所も知っているし、アジアカップの試合も全て見ている。100%準備はできている」
Q=これまでの試合でMFを変更し続けているが、なぜか?
「相手や選手のコンディションによって変えている」
Q=弟のロバートが大宮で監督を務めているが、彼から何かアドバイスは受けたか?
「何も聞いていない(笑)。弟とはよく電話で話してはいるが、今回の試合のことに関しては話していない。私は日本で働いていたし、サッカーに興味を持っているから、インターネットでフォローしているよ」

●遠藤保仁選手(G大阪):
「(中村俊と並ぶボランチか?)100%ないと思う。大事な試合だし、ここで試すようなこともないだろうから。もし使われるのなら100%の力でやりたい。もともと僕はボランチだし、やりやすいから。(韓国の情報は?)全く確認していない。だいたいイメージはできている。知っているメンバーはほとんどいないけど、今日はミーティングをやっていない。明日ゆっくりとやると思う。ここまで来たら、自分たちのサッカーを信じてやるしかない。相手より勝ちたい気持ちを出せるかどうかだ。(移動中にみんなで話した?)全体的にはない。特に出ているメンバーとはちょこちょこ話した。(反省点は?)失点シーンがセットプレーだったり、2対1でボールを取れなかったりしたんで、修正したい。韓国戦に向けて気持ちを切り替えたい。(移動してきて明日ゲームだが?)しょうがない。日程的に厳しいことは最初から分かっていた。自分たちが招いた結果だし、できるだけいい状態でやれるようにしたい。今後、もしかしたらこういう状況があるかもしれない。連戦で暑い中でやってたし、プレッシャーもあって体的にも気持ち的にも疲れているけど、最後の試合だし、次のアジアカップへ向けて大事な試合。相手が韓国だし、向こうも強い気持ちで来る。こっちも強い気持ちで行きたい」

●矢野貴章選手(新潟):
「(韓国戦は)どちらも決勝戦には行けなかったけど、大事な試合。勝ちたいし、その中でチャンスをもらえたらしっかりプレーしたい。(今大会に出て得たものは?)今はまだつかめていない。試合に少しずつだけど出て、経験していることが、僕にとってはプラスになると思う。韓国との試合は激しい試合になると思うし、やっぱり日韓戦は負けられない。厳しい試合になることは間違いない。すごくフィジカルコンタクトが強いし、スピードがある人もいる。タカさん(高原)と組んだ場合には、2人の距離とスペースを空ける動きに気をつけたい。空いたスペースに動いてチャンスをつかみたい。与えられた仕事をきっちりこなしたい」

●中村憲剛選手(川崎F):
「今日の感じでは出れるかどうか分からないけど、自分の中で何があってもいいように準備していく。今日はかなり涼しい。ハノイの暑さとは全然違う。でもグランドを走ると汗が出てきて、じめじめしている。(移動疲れは?)ずっと移動していたわけじゃないし、昨日も練習なしで今日も休めたし、移動もそんなに長くはなかった。(体調は?)分からないけど、体的に軽く動けるようにストレッチして、いつも通りのぞみたい。韓国とやる時は気持ちが大事。相手も準決勝で負けてがっかりしているだろうと思う。この大会の最後だし、しっかりと結果を残したい。非常に大事な試合になるだろうし、この大会は全部出たいと思っているのでしっかりやりたい。受けに入るんじゃなくて強い気持ちで行かないといけない。先制点が大切になると思う」

●中村俊輔選手(セルティック):
「韓国は何年か前からオランダ的なやり方でやっている。サイドにうまい選手がいるし、いい選手も多い。フィジカルも強いし、ヒディングの流れでこのまま今も来ている。オランダサッカーを継承しているし、選手1人1人がダイナミック。いいプレーをしてセンタリングを上げて、中の大きい選手に当てるという感じでやってくる」

●伊野波雅彦選手(F東京):
「(明日出場したら?)1試合も出ていないけど、いろんな国の試合を見てきた。明日は気持ちの問題。どっちが強いかで結果は決まる。気持ちが伝わるプレーをしていきたい。(U-22代表のキャプテンとして?)そういう立場もあるし、チームの雰囲気のいい部分を浸透させていきたい。U-22とは監督も違うし、違うサッカーなんで。でも長い期間合宿をやって、課題も見つかった。課題を修正すればやっていける。(課題とは?)それは自分の中にとどめておきます」

●駒野友一選手(広島):
「(オシム監督と喋っていたことは?)2回切り返しをしろということ。1回切り返してクロスを入れるのはできているけど、サウジの3点目のような2回切り返して中に入れるという形をやってみろといわれた。他のチームにやられたことはやり返せとオシム監督に言われた。あとはいつも通り。最後は勝って終わりたい。最後だし、疲れは言い訳にできない」

●加地亮選手(G大阪):
「明日は出るかどうかわからないです。(移動は大変だった?)それはある。体的にもよくはない。でもその中でできることをやるしかない。疲れは気持ちでカバーするしかない。明日の試合はどれだけ気持ちを出せるか。とりあえずはやるしかないでしょう」

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