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2007年7月

2007年7月29日 (日)

大会終了後のメディアアクティビティにおける監督・選手コメント(07.07.29)

日本代表は29日、帰国に先立ち、インドネシア・パレンバンにおいて行われたメディアアクティビティで、AFCアジアカップ2007を振り返りました。

オシム監督コメント(抜粋)】
「試合が終わってからの分析は、手遅れである。いいタイミングで分析をしないと役には立たない。終わってから分析が始まるのではなく、私は常に毎日適切な時間に分析はしている。その積み重ねで、より完璧な分析ができるのである。終わってからの分析は、自分が最後に見た試合に大きく左右されるから、気をつけた方が良いだろう。つまり、日本代表が負けた試合を基準にすると、全体的につまらない試合をしたかのように思ってしまうかもしれない。いま、特に何かを分析しないといけないというのはない。試合内容は、これまで1年間、私が話してきたことが表れたと思う。時々、女房は変えたいと思うが(笑)、自分自身は変えたくない。それがベストがどうか断言はできないが、いまの方向でよりエレガントで効果的な方向に進めればいいと思う。それはオシムのスタイルではなく、いまのサッカーの方向なのである。ヨーロッパの強いリーグのチームは、同じ方向性を目指している。しかし、そのリーグの選手と日本代表の選手には差がある。日本代表の選手がヨーロッパの一流選手のような役をして、その役に扮して演じるということはできると思う。そして、ある期間は、それがうまくいった。しかし、今度はその役を演じるのではなく、自分自身が良いプレーヤーになるべきである。
ポジティブな評価をできる点は、ひとつはJリーグの試合直後に合流して、準備期間のない中ある程度の戦いができたのはいい経験である。結果的に6試合戦うことができた。それぞれの選手は、多く走り、ファイトし、いい試合をした。ただ、ほんの少し幸運が足りなかった。幸運以外で日本のサッカーに欠けているものは、きょう始まったものではない。この大会以前、何年も前から日本サッカーが抱えてきた点が、不足している点なのである。個のレベルアップなしには進まない。サッカーというのはそういう特別なスポーツなのである。
(4ヶ国で主催したことに関して)初めて主催した国々ばかりである。サッカーの人気、底辺を広めるためには、このようなことがあってもいいと思う。今回は、ある種の試みだった。ただ、アジアという地域で行うことにおいて、気温、湿度などを考慮した場合、夏に開催するというのはいかがなものかということを申し上げておきたい。サッカーの素晴らしさを伝えるのが目的なのであれば、普通にサッカーができるコンディションを整えるべきだ。

【川口 能活選手コメント(抜粋)】
「サッカー漬けの毎日だった。アジアの大会というのは独特の戦いがあって、初めて経験する選手も多かったし、経験という意味ではいい勉強になったと思うが、チームの底上げはしていかないといけない。ただ、1年経って、着実に進歩しているが、足りなかったところがあったから勝てなかった。暑い中で集中するのは難しいが、この大変さを活かすことが大事だと思う」

【中澤 佑二選手コメント(抜粋)】
「チームとしての方向性は見えたと思うので、あとは個のレベルのアップ。上にあがるにつれ、(対戦相手の)個が強くなってきている。僕が若い選手の評価をする立場ではないが、(初めてアジアカップを経験した若い選手たちは)移動も大変だったし、がんばったと思う。良いプレーと悪いプレーが自分の中でわかったと思うので、それを次までにどこまで修正できるかが重要だ」

【中村 憲剛選手コメント(抜粋)】
「結果は4位だったが、このような経験をしたのは初めてだったので、個人的にはアジアの国との真剣勝負で得るものが多かった。6チームと対戦し、どれもタイプが違い、引いてくる相手もいれば、ガツガツくる相手もいた。それに対して、試合ごとに自分の役割が変わっていく中で、暑い中でミスをしないでボールを回すというのが大切だった」

【中村 俊輔選手コメント(抜粋)】
「優勝はできなかったが、どの試合でも日本の形ができたので、個人の感覚としては悪くないと思う。アジアカップというだけで、前の大会と比較しすぎるのは良くない。残りの3年をどう活かすか、どう変わるか。今回の反省を活かして、強い国と戦って前に進まないといけない」

【高原 直泰選手コメント(抜粋)】
「自分たちが、こういうサッカーを目指しているという根本的なものを、今後はより膨らませて、もっといろんなバリーションなり、攻撃の質なりを上げていく必要がある。今大会に限っては、自分たちの目標は果たせなかったが、チームの骨格は見えてきたし、監督が考えるサッカーの浸透度を選手が汲み取って、質をあげないと監督が考えているところに追いつかないと思う

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アジアカップ韓国戦後、いろんなコメント

●オシム監督(日本代表):
Q:敗戦の原因を何だと感じているか?
「ゴールを挙げられなかったことだ。ただし正確には負けたとは思っていない。PK戦まで行ったのだから。それはサッカーにおいて負けにはならない。質問に何か意図が隠されているように思うが…。つまり0-0、延長も0-0。負けたのはPK戦だけ。幸運と集中力の差だけだった。
 昨日の会見でも話したが、負けた場合にはチームをいじるという原則がサッカーにはある。それが一般的になっている。私はそれと反対のことにトライした。負けてもチームを変えなかったのだ。レギュラーの選手たちにもう一度、チャンスは与えられるようにした。私が選んだメンバーがよかったのか悪かったのか、もう一度見たいという考えが方針としてあった。結果については選手には何も文句は言いたくない。個人的にそう考えている。
 戦術的な選手の配置については、1人の選手が複数の役割を担わなければならないスタイルを取っている。選手がもう少しだけ個人のテクニックを上げることができていたら、さらに2~3人のよりスピードある選手を使うことができた。加えて、これは極めて大事なことだが、より優れたFWがいたら…。これには注釈があって、今のFWがよくないといっているのではない。もっと優れたFWがいたらという仮定の話だが、それに多少の経験を積んだ選手がいればもっとよかっただろうと思う。
 これはアジアカップの結果だが、これでサッカーが終わるのではない。今大会の内容として、約20日で6試合をこなした。これがハードであったことが1つ。厳しい条件の中で選手はよくやってくれた。日本よりもはるかに強い相手と対戦することができなかったので、つねにこちらが主導権を取ることができた。
 私の話をどう解釈するかはみなさんの自由だが、まだお聞きになりたいというのならもっと話すこともできる。しかし、これ以上は沢山だと思う人もいるだろうから、このへんで一応のまとめにしたい。これが敗因についてのコメントです」
Q:選手交代が固定化しているように感じられたが?
「もちろん交代のオプションは数多くある。背の高い選手と対戦するなら試合展開はキック&ラッシュに変わる。他の選手はハイボールを蹴ることになる。そういう勝負になれば韓国の方が強いだろう。背が高く、ジャンプ力もある。だから、別の方法を採ろうと思った。プレーを通じてディフェンスラインの裏のスペースを使う、あるいはビリヤードで言うところのフリッパーショット(ボールを早く動かすこと)などだ。それは何度か成功した。背の高い選手の後ろのスペースにボールを運ぶことができたと思う。しかし、その方法を採った結果、疲労も早い時間に蓄積されてしまった。そのためアイデアが沸かなくなり、テクニックが不正確になり、コンビネーションもうまくいかなくなった。選手交代の結果がよかったかどうかはフィフティ・フィフティだったと思う。
 今日は高原を長く残した。フィジカル的には無力であったにもかかわらず残したのは、彼は疲れていても、何とか試合を決めてくれるではないかと期待したからだ。その意味で、矢野の投入は遅すぎたのかもしれない。あの時、相手のディフェンスがパニック状態になった。最後の時間帯で2~3のチャンスを作ることができた。だから、幸運とフレッシュな状態が少し足りなかったといえる。もちろん、もっと背が高くてジャンプもあるとか、個人能力が高い選手などがいれば、こちらがゴールを決めてPK戦の前に試合を決めていたかもしれない。それが選手交代についての説明だ。
 もちろん、他にも代えたほうがよいと見受けられた選手はいた。鈴木啓太、中村俊輔、駒野、加地。そういうところだ」
Q:これで大会が終わったが、試合内容を受けて、日本が変えていかなければならない課題は何か?
「それについては、これまでの答えの中で触れているはず。今日はあえてリスクを冒してメンバーを組んだ。今日の試合を含めてこの大会はそうであったわけだが、相手が2トップできても2ストッパーで対応し、その隣にサイドがいるが、事実上真ん中の2人のストッパーとボランチ2人のうち1人の3人で中央を守る。そういうリスクのある守備をしつつ、中盤のプレーメーカーを自由にさせる。もちろん、クオリティの違いもあるし、相手の戦術にもよる。その時点で使える選手が、どんな能力を持っているかにもよるが、そういうリスクを冒しながらプレーするサッカーが、日本人には合っていると思う。そういうものを見たいと思う方には、変えるべき点が見えると思う。
 もちろん他にも解決策はあるかもしれない。たとえば今日、あらかじめ韓国が2トップでくると分かっていたら、われわれは坪井を加えて3バックでスタートしたかもしれない。しかし、そうではなく、最初は1トップに2人で対応し、中盤の真ん中は3対3で試合が始まった。韓国のチーム力はサウジよりはるかに上だったと思うが、2ストッパーとボランチでも大きな破綻はなかったと思う。もちろん、人間だからミスは出る。サウジ戦で負けたが、もう一度、同じチャンスを与えた意味はそこにあった。もっとも、そのチャンスを生かせたかどうか。チャンスは3度ないかもしれない。私の故郷サラエボの諺で『同じチャンスは2度来ない』というのがある。それを2回与えて結果を出せなかった人間には、もうチャンスはないかもしれない」
Q:オーストラリアには勝ったが、サウジと韓国に敗れた。このことについてどう思うか?
「私が何と答えれば満足するだろうか?」
Q:素直な気持ちを答えていただければ結構です。
「サッカー監督とジャーナリストとは思考回路が違う。つまりサウジに負けたことと今日の敗戦、つまりPK戦での敗戦について『2回続けて負けた』、つまりチームがカタストロフィー(破綻)に陥ったという雰囲気を作ろうとしてるのであれば、そしてオシムをクビにしようというのであるのなら……」
Q:そんなつもりはないが(笑)
「ありがとう(笑)。興味のある方は、日本がアジアカップで優勝した当時の映像と、今日の試合の映像とを比べてみてほしい。細かいところまで、よく比べてほしい。その分析の結果、どちらの日本代表のほうがよいサッカーをしていたか、感想を言ってもらえるとうれしい。負けた勝ったではなく、試合の内容を見てほしい。
 もちろん、トルシエ、ジーコといった歴代監督、そして当時の選手に対しては私は敬意を持っている。しかし、どちらのサッカーがいいサッカーをしていたのか。もちろん、違う意見の方もいらっしゃるかもしれないが、私は私の考えを持っている。今日の試合は…こういう比喩は顰蹙(ひんしゅく)を買うかもしれないが『2回ズボンを下ろして見せるべきでないものを2回見せてしまった』ということになるだろう(苦笑)」

●高原直泰選手(フランクフルト):
「2列目から積極的に飛び出していく形を試合前からやっていたけど、うまくいった部分がある反面、攻めあぐねて相手の中盤の守備、プレッシャーによって自分たちのつなぐサッカーがエンストしてしまった面もある。サウジ戦もそうだったけど、プレッシャーがかかった中でいかに自分たちのサッカーをやるのかということも1つのポイントだと思う。もちろん今日にしてみれば、コンディションとかいろんな問題はあったけど、そういう中でも自分たちがやらなきゃいけなかった。ここで結果を出すことで自分たちの内容とか、そういうものを証明したかった。今日の結果は残念だったけど、とにかくこの大会で得たものをまたゼロにするのではなく、ここで得たものをもっともっとよくする形で続けていければいい。今日もそうだけど、相手が1人少ない状況で自分たちがチャンスを作りながら勝ちきることができない、押し切ることができないということは自分たちの弱さだと思う」

●山岸智選手(千葉):
「絶対この結果で納得はできない。初戦に先発で出してもらえて、それから4試合出場できなかったにも関わらず、今日先発のチャンスを与えてくれて、監督の期待がまだまだあると感じられた。そういう期待に応えられなかったことは僕もやりきれない思いだし、満足できない。(移動に2日かかったことでの疲労?)僕はこれまで試合に出ていたわけではないし、体が重いとは思わなかった。もう少し前の選手がゴールに直結プレーをできればよかった」

●水野晃樹選手(千葉):
「これからが大事。こういう悔しい思いをしたんで。こういう気持ちを次につなげていかなきゃいけない。自分にとっても出場機会があったけど、必要な時に出られず、そこに対しては悔しい思いをした。自分の未熟さも感じた。難しい試合で使われるように上を目指してやらなきゃいけない」

●坪井慶介選手(浦和):
「大会を通じてみんなよく走った。前回は出ることもできなかった。それを考えるとよくなかった。これを生かすのは自分次第。悔しさもよかったこともある。生かすも殺すも自分次第。こういう立場でチームの中での年齢も上だし、チームのことを考える割合も多かった。その分考えてやっていることが多かった」

●中澤佑二選手(横浜FM):
「(引いてくる相手に苦しんだ?)でも結局は崩せなかった。仕方なかったのかな。ゴールネットを揺らすことはできなかった。オーストラリア戦を含めて10人になった相手をどう崩していくかということは、もっと考えていけないといけない。例えばミドルシュートとか、ただのクロスを上げるだけじゃなく、相手が嫌だと思うようなプレーをしなければいけない。相手が守ったら崩せないでは、これからもアジアの戦いは厳しくなる。守って崩せないとみんな守ってくることになるから。
(チームの成長は?)どうかなあ。そのへんはまだ分からない。まだまだ伸びる可能性はあると思う。チームとしての方向性については、通用する相手とそうでない相手がいた。サウジのようなチームを相手にした時は今回のような形だけでは崩せない。そのことをみんなが感じていれば大会は意味があったし、もっとチームが強くなっていくと思う」

●加地亮選手(G大阪):
「(疲れていた?)延長まで行けばね…。(ミスが多かった?)それは疲れより技術の問題だと思う。反省しないといけない。(今大会を振り返って?)押した展開でやれたのはよかったけど、最後のところで決め切れるところだったり、パスの精度だったりが今ひとつだった。こういう大会というのは勝てば乗っていくけど、結果が出ていないから。サッカー的に悪くなくても結果がついてこなかった。全て結果。今回は押してて結果が出ないけど、前回は内容が悪いのに勝ったということ。大会を通じて思ったのはミスを減らすこと。全体的にまずはそこ。集中力の問題もあったと思う。90分ずっとミスせずにはできないし、疲れた中ではミスが出るのも仕方ない。そういう中でも勝てるようにならないといけない」

●遠藤保仁選手(G大阪):
「PK戦はもうしょうがないね。その前に決定機があったし、10人になってからもチャンスを作れた。点を取れればよかったけど、残念です。攻撃陣のパスミスが多くて、流れが止まってしまうところがあったのは反省点」

●羽生直剛選手(千葉):
「(PK戦の最後のキッカーになってしまったが?)僕のミスです。あれで試合が終わり、大会が終わった。それだけです。(6人目のキッカーは決まっていた?)6人までは名前が挙がったんで。正直、蹴りたくなかったけど、あえて名前を挙げてくれたから、何かの意味を感じて蹴るようにした。こういう機会が初めてだったけど、蹴る時は集中して決めるつもりで蹴った。(出るタイミングも難しかった?)相手が少なかったんで、ディフェンスラインの背後に出るとチャンスになると思った。そこで起点を作ることを心がけた。中盤とディフェンスラインの間で受けて起点を作ることも大事だった。(今日も決定機があった?)初戦でもビッグチャンスを逃したし、僕の感覚では入る時は全部入る。入らない時は全部入らない。そんな感じ。今大会では初戦の重みをすごく感じた。あそこで点が取れていればその後は伸び伸びできたと思う。チームに貢献できなかった」

●鈴木啓太選手(浦和):
「相手の情報の中からウイークポイントをどう突くかが大事だった。どの大会、どの試合でも一緒なんで。僕はアジアカップという公式戦に代表として初めてのぞんだ。この大会が一番の目標でないとは言っていたけど、最終目標でないとはいえ結果を残せなかったことは悔しいし残念。責任の重さもすごく感じる。それでも自分はまたサッカーをするしかない。今大会を通じて、引いた相手をどう崩すかという課題に直面した。大会でやってきたことをビデオを見直して『ああだこうだ』と言っていれば、120分の試合なら3倍くらい時間がかかると思うけど、細かい作業をしていくしかない。Jリーグとはまた違った大会だったけど、自分の中でイメージを持ってやったり、トレーニングの中からチャレンジしていくことが大事。もっと高いところを見なければいけない」

●川口能活選手(磐田):
「国際経験ではもっとタフさが必要だと感じた選手は多い。タフさをチームとして求めていくべき。そうはいってもみんなよく頑張った。ベトナムは特に暑かったし、この移動も僕自身、経験したことのないものだった。そういう中でみんな頑張った。でも勝つためにタフさが必要だと思う。
 PK戦に関しては僕が悪い。1本でも止めていれば羽生があんな思いをすることがなかった。ああいう状況でも止められるようにしたい。方向は何本かあっていたけど、結局は止められなかった。もっと練習してもっと止められるようにしたい」

●呉章銀選手(韓国):
「1人退場して厳しい試合だったけど、みんなで1つになって戦った。(足がつって途中交代?)久しぶりの先発で感覚的によくなかった。できる限りやった。日本にはうまい選手が沢山いるけど、日韓戦というのはそういうのは関係ない。韓国がメンタル的に強かった。気持ちで勝ったと思う」

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2007年7月28日 (土)

アビスパ 2-1 ヴェルディ、いろんなコメント

ハーフタイム
●リトバルスキー監督(福岡):
・前半は良いプレートセットプレーが効いている
・後半は消極的ではなく、積極的に追加点を取りに行け

●ラモス瑠偉監督(東京V):
・アレックスへのマークを明確に
・相手の裏のスペースをもっと使おう

●リトバルスキー監督(福岡):
「スタジアムに足を運ばなかった人たちは、こんなエキサイティングに興奮するゲームを見れなくて悔しい思いをしていると思います。ご覧になった方は、本当にうれしく感じてくれたと思います。
難しいゲームでした。フッキが欠場するということで、多少は楽になるだろうと予想された方もいたでしょうが、後半に相手が見せたように、東京Vは積極的に攻撃を仕掛け、パワーもあって、非常に危険なチームでした。うちのチームは全員が限界まで戦うことで結果を出すことができます。それが、私たちが大きな試合で勝つことができる唯一の手段です。サッカーとしては前半の方がよかったと思いますが、みんな本当に最後までフィジカルの限り戦ってくれたと思います。
今日の勝ち点3は本当に大きいと思います。東京Vは7戦負けなしだったんで、この1勝によってうちも調子を上げられると思います。でも、次の金曜日の試合には久藤選手が出られなくなるので、チームとしてチャレンジをしなければいけない1戦になると思います」
Q:前節の草津戦と同様に3バックを採用しましたが、その評価をお願いします
「3バックは機能したと思います。ポジショニング、それとMFがハードワークしてくれたことで、守備の面だけではなく、攻撃面でも得点機を作ることができました。ただ後半は、残り30分になってからディエゴが前線に残るようになって守備陣の妨げになっていたので、マンツーマンにするしかないと判断して布陣を変えましたが、それでも彼は活発に動いて我々を困らせていたので、ああいう流れになってしまいました。また、船越の投入の時に4バックに戻したのですが、それは何かチームにプラスアルファを与えて守らなければいけないと思ったからで、船越は空中戦に強いので、それで長野を入れるという判断をしました」
Q:布部選手が出場停止ということで宮崎選手が先発しましたが、その意図と評価をお願いします
「今日の光平(宮崎)の活躍は非常に良かったと思いますし、何より点を取ってくれました。東京Vの布陣は3バックでサイドにウィークポイントがあり、そこを突くことで海本と服部が困っていましたし、大野のコンディションが良くないということに気づいたので、深いところにボールを入れて、光平がダイアゴナルランでDFラインの裏をつくということをやらせました」

●ラモス瑠偉監督(東京V):
「こんばんは。負けて残念です。前半はほとんど自分たちのサッカーができなくて、みんながボーっとしていて、気合が入ってなくて、それがこの結果だと思います。前半は珍しくぬるくて、相手はPKの1本でしたけど、もうちょっと気持ちが入っていれば問題はなかったんだろうと思います。後半、あんなに気合を入れて戦ってくれたので、前半に、その半分でも同じ気持ちで戦ってくれていれば、また違った結果になっていたんじゃないかと思います。切り替えて次の愛媛戦に向けて頑張っていきたいと思います」
Q:前半、ボーッとしていたということですが、それはフッキ不在と関係しているのでしょうか
「前の迫力がなかったことは確かですけれども、それが原因ではないと思います。3人か、4人でしか戦ってくれなかったから、こういう前半になったんじゃないかと思います。何が起こったのか、自分でもベンチでもびっくりしました。何で体を張ってやらないのか。福岡の選手たちがスライディングしながら、体張りながら、前を向いて一生懸命走っているのに、何でうちにそんなことが起こったんだろうと。フッキが活躍してくれたから何とかなるかも知れないと何人かの選手は思っていたかも知れないけれど、ただ、それだったら許さない。ウォーミングアップから帰ってきたときから、ちょっとまずいなと感じて気合を入れたんですが、試合が始まってから10分くらいで、これは何とか0-0で終わらないと修正できないなと。フッキがいなかったことは大きかったですけれども、それでみんなが体を張ってやらなかったのなら許さない、それは違うと思いますよ」

●久藤清一選手(福岡):
「2点目のCKは、あの辺りに蹴るのは決まっていて後は誰が入ってくるかだけでした。ちょっとぽっかりと空いていて、そこへ光平(宮崎)が入ってきてくれて。布さん(布部)の変わりに、あのポジションに入ったんですけれど、前半に裏を取れるシーンがあって、そこへボールを出せたのは良かったですね。(3バックは)攻撃面ではすごく機能していますけれど、後半になって押され気味になった時に、サイドのマークがずれて相手がフリーの場合が多いので、そこは考えないといけません。それとカウンターの終わり方。シュートなり、ファールをもらったりとか、キープするとか、時間を稼ぐことも覚えていかないといけませんね」

●宇野沢祐次選手(福岡):
「1回チャンスがあったところで決められなかったのは残念ですけれども、チームの狙いとするところで受けることはできたので、次につながるプレーはできたと思います。あの時間から入って動けないんじゃ話にならないので動かなければというのがあったし、2-1という難しい状況だったので、勝利につながってよかったです。自分の特徴は裏に抜けてペナで勝負する所だと思うので、1回は特徴が出せたし、後はキープして時間を稼ぐことを考えながらやっていたんですけれど、そういう中で、自分の特徴が出せたのは良かったなと思います。またメンバーに入れるように頑張ります」

●宮崎光平選手(福岡):
「ベンチ入りメンバーに入る機会がなかったので、メンバーに選ばれて、定着できるようにアピールしようと練習を積んでいました。スタメンというのは今日わかって驚いたんですけれども、試合に出るからには勝って、そして自分のプレーを出そうと考えていました。でも、普段やらないポジションだったので疲れました。前回の試合のビデオで、恭平(山形)とか、久藤さんの動きを確認して、後は指示を受けながらやりました。動かないとリズムが出ないのでボールを触ることを考えてやっていました。ゴールの瞬間は、あまり印象がないです。うれしかったですけれど、来たから、あわせよう、入ったという感じでした。でも大事な試合は今日だけじゃないんで、これからも勝っていきたいです」

●柳楽智和選手(福岡):
「自分がマンマークに付くことで中盤の守備のバランスが崩れるけれど、後ろの人たちが集中してよく守ってくれました。ディエゴは強くてうまいですね。ひきつけてからボールを出されるので、ボールを持たせる前につぶそうと思ってましたけれど、そこは良かったし、できていたと思います。今日のようなマンマークの役目をくれたらやりますよ。こういう形で出番が増えるのは大歓迎です。自分の特徴もいかせますから」

●永井秀樹選手(東京V):
「後半はうちも良かったんですけれども、前半は向こうのサッカーをやられすぎた感じです。ピッチに入った時は2点差もありましたし、点を取りに行くしかありませんでした。ゴールシーンは中に入れれば誰かがニアに入ってくれるだろうという感じで、たまたまですね。今日は勝ちたかったですね。3位が見えていたんで。また切り替えて頑張ります。(2試合連続ゴールも)勝たなければ意味はないんで、これからまたみんなで頑張っていきたいです」

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札幌 1-1 鳥栖、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●三浦俊也監督(札幌):
・もう一度FWからの守備を心がけよう
・3ラインの距離を短く保つように
・もっとアグレッシブに攻めて、シュートを打っていこう!
・残り45分、チームでしっかりとプレーして、勝点3を取ろう!

●岸野靖之監督(鳥栖):
・チャンスをチャンスで終わらさず、シュートを打つこと
・風が強いので、それを考慮してプレーすること
・あたりさわりのないプレーばかりせず、強引なプレーも必要

●三浦俊也監督(札幌):
「まず前半ですが、開始から相手にチャンスを作られて危ない場面があったと思いますが、その原因は明らかで、コンディションの差にあったと思います。なのでどちらかというとラッキーな形でゼロに抑えられたかな、と思います。後半からは多少良くはなったのかもしれませんが、ただ、チーム全体のパフォーマンスとすれば、ほとんどの選手がアベレージ以下のパフォーマンスだったと思いますし、言い訳になるかもしれませんが、原因として考えるならばそこしかないかなと思います。仙台戦を終えて中2日のゲーム、鳥栖の方はゲームがなかった。もちろん鳥栖の方はリベンジという意識で来ていましたから、そういうものが大きかったと思います」
Q:西嶋選手の欠場と、その影響について
「昨日の夜から熱が出て、それが下がらずということで。影響は、今日の相手は2人のストライカーが高さのあるポストプレイヤーだったので、それに対処するという意味では影響はあったのかもしれません。仮定の話になりますが」
Q:前半風下で、後半は風上となった。その辺りについては狙いなどを含めどういったことを考えていたのか?
「言えない部分もありますが、風上と風下ではやはり違うやり方をしなければいけないと思います。具体的にどう、ということは言えないですが」
Q:コンディション等々の話しをしていたが、そういう意味では前向きに捉えることのできる勝ち点1と言えるのか?
「結果だけを見ている方は、下位のチームに引き分けたと落胆されるかもしれませんが、トータルで考えた場合には仙台とのアウェイで勝ち点3を取ったのは大きなことでしょうし、第3クールの4試合で勝ち点8というのは、要するに3倍すれば勝ち点24ですから、目標を達成するためのアベレージの勝ち点は取れたと思います」

●岸野靖之監督(鳥栖):
「札幌との試合でしたが、さすがに強いという印象を受けました」
Q:今日のプレーについて、監督から見てどういう評価をしているか?
「勝ってないので、ようやった、と手放しで喜べる状況ではないと思います。また、過去2回0対1で負けていますし、同じ相手に連敗することはサッカー選手としては情けない。そういうハートの部分について試合前に話をして送り出しました。ボクが彼らに伝えたやるべきことは一生懸命やろうとしてましたし、最後のところはまだまだ課題はありましたが、少なくとも鳥栖の最低限やらなければいけないことはみんなやろうとしていたと思う。ただし、引き分けでオッケーということはあり得ないので勝たない限りは『ようやった』とはいいません。ただ、その姿は感じました」

●曽田雄志選手(札幌)
「全体的にボールの取られ方が悪かったと思う。相手の2人のFWに起点を作られてしまったことも大きかったと思う。あの2人は体系もガッチリしていて、いい形でボールを受けていたので、そこで起点を作られてしまった。PKを得たが、後半には自分がPKを与えてしまったので、そこは申し訳なく思う。どの選手も今日の悪かった部分はしっかりわかっていると思うので、切り替えてやっていきたい」

●芳賀博信選手(札幌)
「2点目を取ることができなかったのが大きかったと思う。疲れは多少なりともあったが、そうしたなかでいかに勝つかという部分が大事。次の試合までにしっかり体を休めて、疲れを取りたいと思う」

●大塚真司選手(札幌)
「ホームなのでやはり勝ち点3を取りたい試合だった。コンディションは確かに100%ではなかったが、だからといって勝ち点1でよしということにはしたくない。そうしたなかでも勝ち点3を取れるように、しっかりとチームとして取り組んでいきたいと思う。試合はまだまだ残っているので」

●藤田征也選手(札幌)
「1点を取られてから押し込まれてしまい、攻撃の形がなかなかできなかった。全体としては中盤とディフェンスラインの間を使われて、セカンドボールを拾えなかったことが響いたと思う」

●高橋義希選手(鳥栖)
「前半にあったチャンスを決められなかったことが痛かった。相手のゴール前でもっとシュートを打つ意識が必要だったと思う。横パスが目立ってしまったので、もっと積極的にいくようにしなければいけない」

●飯尾和也選手(鳥栖)
「風がすごく強かったので、カバーリングの部分をしっかりやろうと試合に入った。チーム全体としてはしっかり攻撃の形ができていたのだが、やはり相手は中2日のチームなので、勝つチャンスがあったことを考えれば、勝ち点1では満足してはいけない試合だった」

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2007年7月27日 (金)

日本 vs 韓国、試合前日、いろんなコメント

●オシム監督、川口能活選手(磐田):
Q=今回のAFC(アジアサッカー連盟)のオーガニゼーションをどう思うか?
(オシム)「その件については、それほど重要ではない。いい質問だが、重要なのは今であり、明日の試合のことだ」
Q=決勝戦ではなく、3位決定戦を戦うことになった難しさをどのように考えるか?
(オシム)「まず、このような遅い時間に集まっていただき、みなさんに感謝の言葉を申し上げたい。みなさんは日本が決勝に行くと信じていたが、準決勝で敗れたので、ここに来なければならなければならなかったのだろう。選手に代わって、ありがとうと申し上げる。もしそこで、準決勝の敗戦の責任が誰であるのかとお探しであれば選手に聞かないでほしい。すべての責任は私にあるのだから」
Q=ワールドカップ予選の方が大事なので、今大会は練習と考えているのか?
(オシム)「その質問に何を言わせたいかの答えが含まれている。決勝前夜の会見であれば何を言ったか分からないが、3位決定戦の前夜なのでそれは言わないでおく。しかし、日本はベスト4に入ったのだ。これは結果として悪くないのではないか。これがワールドカップ予選の結果だとしたら、本大会の出場権を獲得したことになる。しかし予選は毎回難しくなっている。それぞれの国がレベルが上がっているからだ。5位の国のことも考えなければならない」
Q=3位決定戦は大事だが、フレッシュな選手にチャンスを与えることは?
(オシム)「何が聞きたいのか。つまり、3位決定戦が大事なら若い選手は使わない。大事でないなら使う。そのどちらなのか?」
Q=3位決定戦が大事だから、選手をどう使うかと聞いているんです。
(オシム)「2つの質問は意味が違う。中村俊輔や高原や遠藤を明日プレーさせたら、疲れた選手を使うことになる。もし使わなかったら『どうしていい選手を使わなかったのか』ということになる」
Q=勝つためにどうするかと聞いているんだが?
(オシム)「誰が勝つと言ったのか? いつでも勝てる方法があるなら教えてほしい。そういうものは存在しない。私に何を言わせたいのか分からないから、非常に答えにくい質問だ。『私が何を考えているか』と言いたいのなら、そのように聞くべきだろう。あるいは、『どう戦うか』なら選手に聞くべきだろう。ここでケンカをしても始まらないので、これで切り上げるが…。つまり、選手が疲れているという状況を前にして、考えなければならないのは誰を使うか、使わないかということ。それは今、ここで話すことではない」
Q=敗戦の責任は自分にあるということだが、もし明日負けたら、具体的にどういう責任を取るつもりなのか?
(オシム)「どういう意味で聞いているか分からないので答えられない。私自身は決められない。他の誰かが決めることだろう」
Q=川口選手に伺います。残念ながら決勝には進めなかったが、どういうことを考えて明日の試合にのぞむのか?
(川口)「韓国と決勝で試合ができないのは残念。けれども、3位決定戦だからといって負けられない。韓国とは、これまでも大事な時に戦ってきた。韓国という存在があってこそ、日本も強くなっている。とにかく明日は移動とかスケジュールの問題もあるが、その全てをはね返せるような試合にしたい」
Q=日韓戦は日本にとって特別な意味合いがあるが、それに対しての意気込みは?
(オシム)「私は日本人でないので、どんな特殊な試合なのか、逆にみなさんに伺いたい。私が思うに、韓国に日本以上にモチベーションがあるということだ。これは日本は難しい。とはいえ、これは日韓戦である以前に3位決定戦。どちらか勝つかは運不運にも左右される。どちらが勝ったから、負けたからといって、日韓の代表監督のどちらかの首を挿げ替えるという雰囲気があるというのなら、それは非常に残念なことだと思う」
Q=川口選手に伺います。ここまで韓国はあまり点が取れていないが、彼らの攻撃陣の印象はどうか?
(川口)「試合を見たが、たまたま入っていないだけで、相手のDFに当たったり、コースが少し外れたりしているだけ。ちょっとの差だと思う。イラク戦でも主導権を握っている印象を受けた。やはり一瞬の気も抜けない試合展開になると思う。彼らは守備が安定しているので、点を取るもの難しい。クロスからの攻撃も迫力がある」
Q=疲れもあるし、相手のモチベーションも上回っている中、日本にとっては何が重要になると思うか?
(オシム)「まず、相手のモチベーションは高いが、日本もそれに負けてはならないということ。韓国にはJリーグでプレーしている選手も何人かいるが、特に彼らは日本に対してモチベーションが高いだろう。韓国が勝ってFIFAランキングで日本を上回れば、彼らの日本における価値、尊敬が高まるという考えもあるだろう。つまり彼らは、日本で生活の糧を稼いでいるわけで、ここで評価が上がればもっとサラリーが上がる。それは選手が普通に考えることだ。彼らの側が日本選手の個々についてよく知っているというのも我々には問題だ。それはある意味、向こうのメリットだが、こちらも彼らを知っているというデメリットもある。よくお互い知っているので、試合がオープンになる可能性も否定できない。だから、お互いに危険なプレーをする覚悟で戦うだろう。付け加えるなら、これは日本に来てから気が付いたことだが、韓国選手の方が運動能力が高い。背が高く、ハードなプレーができる。そういうことを聞いてはいたが、日本に来てから初めて確認できた。それを我々はハンディキャップだと考えないほうがいいだろう。我々にハンディキャップがあるとすれば疲労である。明日の試合では、こちらが動き回って、こちらの方がフレッシュだと思わせられる状況でプレーしたい。それができないようであれば、日本は不利になるといわざるを得ない。私はジレンマに立たされている。みんな選手は出場したがっている。立派なことだ。しかし、選手1人1人がどこまでできるかを私はまだ判断していない。
 どうか理解してほしい。選手が人間であることを。みんな試合に出たいし、疲れていても『できる』と言う。その気持ちを否定することはできないが、実際に出て動けない、力がでないということもあり得る。その結果、試合に負ける。もちろん、その選手を使った監督に責任がある。そんなジレンマに立たされているのは、他ならぬ私だ。みなさんは明日、どういう選手が出るか楽しみにして、どうかゆっくりお休みください。私は夜中起きてアスピリンを飲みながら明日のことを考えようと思っている。
 明日が日韓戦ということは、もちろん承知している。が、私の選手は人間である。人間として『活躍したい』、『出たい』という自然な気持ちだ。しかし監督の仕事として、出たいという選手を単純に満足させるべきなのか。そのために勝つ、負ける、おそらく負けるかもしれない。そこで監督として何を選択すべきなのか。よく監督はそうした選択を誤ることがある。だから誤らないように、私は考えている最中だ。その際、選手を何かの部品でなく、人間として考えるようにしている。人間性を大事にしたいということだ」

●ピムファーベーク監督(韓国):
「グループリーグを戦ったインドネシアに戻ってこられてハッピーだ。いいトレーニングができている。マレーシアから移動してきたばかりだが、選手たちも調子を上げてきているし、コンディションを回復するのにまだ24時間残されている。日本のようないいチームと対戦できることは、情熱をかき立てられる。素晴らしい試合になることを期待している。もちろん、両チームともにジャカルタに行きたかった。が、負けてしまったことは仕方ない。3位決定戦の準備はできている。日本も準備ができているだろう。明日はこの美しいスタジアムで美しい試合を見せたいと思う」
Q=5試合を通じてストライカーが得点を挙げていないが、どうするのか?
「彼らは明日、得点するだろう」
Q=決勝トーナメントは2試合とも延長、PK線までもつれたが、選手たちの疲労や負けたことによる落胆はあるのか? 明日の試合ではこれまでのサブを起用するのか?
「もちろん、2試合連続でPK戦までもつれたことは言葉では説明できないほど大変なことだ。これに打ち勝つかどうかは、気持ち次第である。選手たちはOKだ。私のもとにはコーチがいるし、私も韓国で長くコーチを勤めてきた。我々に問題はないし、非常にいい状態だと約束できる。メンバーの変更に関してだが、我々には素晴らしい選手、3人の素晴らしいGKがいると、私はいつも話してきた。明日はフィットした最強のチームで試合にのぞむつもりだ。明日の試合に勝って3位になりたい」
Q=アジアカップ後、韓国代表の監督を続けるのか、それとも辞任するのか?
「すでに決心したと言ったはずだ(準決勝に進めなければ辞任すると話していた)。そして決心したことを変えない男だとみんなに理解してもらえていると思っている。明日の試合に勝って3位になること。それが今、一番重要なことだ。我々は韓国のために、そして名誉のために戦う。それは私の状況よりも重要なことだ」
Q=明日の試合に勝って3位になったら次回大会の予選は免除になるが、それを目指して戦うのか?
「2011年のことは遠すぎてわからない。私が監督を務めているかもわからないし、現在の選手たちがプレーしているかもわからない。今、重要なのは、明日の19時35分のこと。試合に勝利することだ」
Q=大宮、京都とかつて日本で監督を務めた経験があるが、その面は明日の試合で有利に働くと思うか?
「対戦する国で働いていたことはアドバンテージになる。私は日本の長所も短所も知っているし、アジアカップの試合も全て見ている。100%準備はできている」
Q=これまでの試合でMFを変更し続けているが、なぜか?
「相手や選手のコンディションによって変えている」
Q=弟のロバートが大宮で監督を務めているが、彼から何かアドバイスは受けたか?
「何も聞いていない(笑)。弟とはよく電話で話してはいるが、今回の試合のことに関しては話していない。私は日本で働いていたし、サッカーに興味を持っているから、インターネットでフォローしているよ」

●遠藤保仁選手(G大阪):
「(中村俊と並ぶボランチか?)100%ないと思う。大事な試合だし、ここで試すようなこともないだろうから。もし使われるのなら100%の力でやりたい。もともと僕はボランチだし、やりやすいから。(韓国の情報は?)全く確認していない。だいたいイメージはできている。知っているメンバーはほとんどいないけど、今日はミーティングをやっていない。明日ゆっくりとやると思う。ここまで来たら、自分たちのサッカーを信じてやるしかない。相手より勝ちたい気持ちを出せるかどうかだ。(移動中にみんなで話した?)全体的にはない。特に出ているメンバーとはちょこちょこ話した。(反省点は?)失点シーンがセットプレーだったり、2対1でボールを取れなかったりしたんで、修正したい。韓国戦に向けて気持ちを切り替えたい。(移動してきて明日ゲームだが?)しょうがない。日程的に厳しいことは最初から分かっていた。自分たちが招いた結果だし、できるだけいい状態でやれるようにしたい。今後、もしかしたらこういう状況があるかもしれない。連戦で暑い中でやってたし、プレッシャーもあって体的にも気持ち的にも疲れているけど、最後の試合だし、次のアジアカップへ向けて大事な試合。相手が韓国だし、向こうも強い気持ちで来る。こっちも強い気持ちで行きたい」

●矢野貴章選手(新潟):
「(韓国戦は)どちらも決勝戦には行けなかったけど、大事な試合。勝ちたいし、その中でチャンスをもらえたらしっかりプレーしたい。(今大会に出て得たものは?)今はまだつかめていない。試合に少しずつだけど出て、経験していることが、僕にとってはプラスになると思う。韓国との試合は激しい試合になると思うし、やっぱり日韓戦は負けられない。厳しい試合になることは間違いない。すごくフィジカルコンタクトが強いし、スピードがある人もいる。タカさん(高原)と組んだ場合には、2人の距離とスペースを空ける動きに気をつけたい。空いたスペースに動いてチャンスをつかみたい。与えられた仕事をきっちりこなしたい」

●中村憲剛選手(川崎F):
「今日の感じでは出れるかどうか分からないけど、自分の中で何があってもいいように準備していく。今日はかなり涼しい。ハノイの暑さとは全然違う。でもグランドを走ると汗が出てきて、じめじめしている。(移動疲れは?)ずっと移動していたわけじゃないし、昨日も練習なしで今日も休めたし、移動もそんなに長くはなかった。(体調は?)分からないけど、体的に軽く動けるようにストレッチして、いつも通りのぞみたい。韓国とやる時は気持ちが大事。相手も準決勝で負けてがっかりしているだろうと思う。この大会の最後だし、しっかりと結果を残したい。非常に大事な試合になるだろうし、この大会は全部出たいと思っているのでしっかりやりたい。受けに入るんじゃなくて強い気持ちで行かないといけない。先制点が大切になると思う」

●中村俊輔選手(セルティック):
「韓国は何年か前からオランダ的なやり方でやっている。サイドにうまい選手がいるし、いい選手も多い。フィジカルも強いし、ヒディングの流れでこのまま今も来ている。オランダサッカーを継承しているし、選手1人1人がダイナミック。いいプレーをしてセンタリングを上げて、中の大きい選手に当てるという感じでやってくる」

●伊野波雅彦選手(F東京):
「(明日出場したら?)1試合も出ていないけど、いろんな国の試合を見てきた。明日は気持ちの問題。どっちが強いかで結果は決まる。気持ちが伝わるプレーをしていきたい。(U-22代表のキャプテンとして?)そういう立場もあるし、チームの雰囲気のいい部分を浸透させていきたい。U-22とは監督も違うし、違うサッカーなんで。でも長い期間合宿をやって、課題も見つかった。課題を修正すればやっていける。(課題とは?)それは自分の中にとどめておきます」

●駒野友一選手(広島):
「(オシム監督と喋っていたことは?)2回切り返しをしろということ。1回切り返してクロスを入れるのはできているけど、サウジの3点目のような2回切り返して中に入れるという形をやってみろといわれた。他のチームにやられたことはやり返せとオシム監督に言われた。あとはいつも通り。最後は勝って終わりたい。最後だし、疲れは言い訳にできない」

●加地亮選手(G大阪):
「明日は出るかどうかわからないです。(移動は大変だった?)それはある。体的にもよくはない。でもその中でできることをやるしかない。疲れは気持ちでカバーするしかない。明日の試合はどれだけ気持ちを出せるか。とりあえずはやるしかないでしょう」

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2007年7月25日 (水)

サウジアラビア戦後、いろんなコメント

オシム監督会見
サウジアラビアに「おめでとう」と申し上げる。それはまず言っておかねばならない。同時に、日本の選手もよくやってくれた。負けたわけだが、試合の最後まで全力を出してくれた。残念ながら疲労が上回ってしまった。特にチームの重要な選手にそれが起こってしまった。疲労から集中力が失われたり、アイデアが出なかったり、それが残念。サウジアラビアは結果として勝ったわけだが、こちらは2回追いついて、3回追いつくことができなかった。今後、克服しないといけない課題もあるだろう。だが日本の力が劣っていたとは思わない。試合の内容からいえば、チャンスの数ははるかに多かった。ただし向こうの方が運があった。こちらの得点が決まらないうちに疲労がたまってしまった。つまり、効果的に(ゴールに)結び付けるプレーができていなかった。彼らは3回のチャンスを全部、得点に結び付けた。こちらの集中が途切れた時間帯に、それが起こった。そういう内容だった。向こうの(攻撃の)3人と、こっちのDFの3人の関係をスコアが表している。
――日本は、スローなビルドアップだったのはなぜか?
スローなプレーにはそれなりの理由がある。最初の理由は疲労だ。もう一つの理由は、速いプレーを許されなかったこと。(サッカーは)相手なしで自由にできる競技ではない。確かにプレー全体がスローだった。中心選手が疲れからアイデアを欠いていた。つまり疲れていると、アイデアがわくのもスローになる。
――克服しなければならない課題とは?
何を解決しないといけないか、話すと長くなる。それはわれわれのベストな部分を、さらによくしなければならないということだ。世界のサッカーに沿った発展をしないといけない。最もアイデアのある選手たちは、よりスピードがあり、より多く走ることができて、選手の全面的な能力を備えている。全面的とは、さまざまな役割を果たすことができるということ。つまり今の中心選手の中には、自分にはできない、あるいは苦手なポジションがあるということだ。誰とは名前を挙げないが、よく試合を見ていれば誰について話をしているか分かると思う。
――1試合も失点ゼロに抑えられなかったのは、何が原因だったのか
どういうシーンで失点したかを分析しないといけない。もう一つ、われわれはリスクを冒してプレーしていたということだ。だからリスクを冒すということは、失点する確率が高いということだ。相手の2トップに対して、2人のストッパーで守備を長い時間続けたわけだ。そのリスクを冒すことで、もう一つ別のポジションでフリーになる選手が1人出てくる、という考え方だ。それがプレーメーカーだったり、素晴らしい選手だったりするわけだが、逆にリスク回避してリベロを置く、つまり3ストッパーを相手の2トップに付けるとするならば、中盤での数的優位を失われることになる。そのどちらを選ぶかだが、私は今のサッカーの信奉者である。その方が魅力的ではないだろうか。その方がオープンなゲームになるし、美しいフットボールになる。残念ながら、何かが伴わなかった。何が足りなかったかは、お分かりだろう。

サウジアラビア代表ドス・アンゴス監督会見
非常にタフで、ベストゲームの一つ。今日の勝利をうれしく思う。これまでわれわれに対して「幸運だ」と言ってきた人々に対し、ひとつの答えが出せただろう。今日の勝因は、選手たちのスキル、能力、そしてボールポゼッションが良かったことだと思う。
(選手が疲れていると言っていたが)協会が素晴らしいフィジオセラピスト(理学療法士)をブラジルから用意してくれた。彼はグレミオのスタッフで、困難なジャカルタからの旅において、いい対応をしてくれた。
 今日の勝利は中東のサッカーにとってハッピーなことだ。イラクにとっても決勝進出は祖国に幸せをもたらすことだろう。サウジアラビアとイラク、2つの国にとって幸せなことだ。

■中澤佑二(横浜F・マリノス)
同点に追いついても、相手のたった1回の攻撃をはね返せなかった。相手を勢いづかせてしまい、止められる能力がなかった。相手のいいところを出させてしまった。ドリブルが得意なら、それをやらせないようにしないといけなかった。
 同じことを繰り返していたら成長しない。しっかりと振り返って、ワールドカップ予選につなげたい。

■中村俊輔(セルティック)
サウジの2トップは強烈だった。いい2トップがいることで、ほかの8人が守備に専念できる。ずっと8人で守っていて、やりにくい相手だった。向こうの守備も、よく日本を研究していた。相手の戦術にはまってしまった。追いかける展開では、タフさが必要になる。
 個人技を出すタイミングがまだ難しいが、チームの基盤は見えた。手ごたえがあったし、大会に参加できてよかった。
(3位決定戦で当たる)韓国とはやってみたかった。本当は決勝でやりたかったけれど。

■鈴木啓太(浦和レッズ)
失点してはいけない時間帯にやられた。後半の頭や、攻めようとしている時間での失点が痛かった。疲労の問題ではなく、自分たちのミスが多かった。失点シーンも、人数がいる中でやられている。目立つのはフィニッシュの部分だが、実際はその前から始まっている。いろいろなミスが重なった結果として失点した。サウジは非常に日本を研究していたと思うし、強い相手だった。
決勝に行きたかったが、これが現実。負けるべくして負けた。自分たちの力をしっかり出せなかった。サウジはいいチームだったが、非常に悔しいし、残念。

■川口能活(ジュビロ磐田)
みんな頑張っていた。やろうとしているサッカーを体現しようとしていた。ゲームの流れをいかに変えるかは、代表チームに限らず重要なこと。それは交代選手だけの責任ではなく、出ている選手が変えられるようにならなければいけない。常に同じリズムで戦うのではなくて、流れを読み取って、ボールの運び方なりを変えられるチームにならないと。このチームは、まだそこまでには達していない。

■川淵三郎(日本サッカー協会会長)
残念だが、これも勝負。弱点があるからこれだけ点を入れられる、とオシム監督も言っていた。今日の気候は過ごしやすくて、サウジに有利だった。逆に日本は4試合の疲れが出たのでは。最後に1点取られたのを取り返せなかった。
オシム監督のサッカーへの理解度は深まっている。結果は残念だが、チームはいい方向に向かっている。あとは負けたことをどう生かすかだ。サウジには、9番(マレク)のように1人で突破できるFWがいる。ああいうFWが日本にも育たなければいけない。3連覇はそう簡単ではない。日本のやるべきサッカーを追及して、最後まで頑張った。チームづくりの過程としては、順調に来ている。それは評価していい。

●駒野友一選手(広島):
「今日もセットプレーから2得点をあげ、1失点している。改めてセットプレーの重要さを痛感した。リードされている状況でも、今までと変わらずにボールを前に入れて、周りが動いていこうという形だった。相手の3点目が入ってからは、サイドにスペースができていた。だけど、それは向こうにうまく誘導されていたのかもしれない。サイドはスペースが空いていたけれど、中央は固められていた。3位決定戦もしっかり戦っていきたい」

●高原直泰選手(フランクフルト):
「内容はよかった。ただ、最後の部分でうまくいかない面があった。サウジアラビアは決定機をしっかりモノにした。その差だと思う。自分たちがやれること、やるべきことは明確になっていた。ただ、今日に限ってはミスも多かったし、自分たちのプレーをすることができなかった。まだ始まったばかりのチームだし、これで終わりではない。まだまだ先は長い。確かに相手は厳しかったけど、こっちは動いていないし、ミスも多かった。リズムをつかめずに、ミスから失点してしまい、後手後手に回った。チームとしていい形で何とか2度、同点に追いつけたことはよかった。ただ、3点目が同点に追いついたすぐ後だったのがすごく痛かったと思う」

●阿部勇樹選手(浦和):
「2点目の場面はポジション的にカバーに行くのか、ニアを切るのか…。(迷ったのか?)自分的にはニアを切った。ニアを切りながらセンタリングに対していければと思ったので。ボールがすばらしかったとしかいいようがない。それを決められてしまって、目の前にいたのは自分だし、何とかカバーして、シュートを打たせないプレーをしなければいけなかった。3点目は個で完全にやられた。完全に見たまんまだと思う。
(サウジのFW?)イメージしていたのより能力が高かった。全て抑えられたら完璧だけど、そこで抑え切れなかったということ。DFは1つのミスで失点につながってしまうので。それくらいで重いところだと思うので。それを止められなかったのが全てだった。最後のところで止められていたら失点はなかっただろうし…」

●加地 亮選手(G大阪):
「(足?)問題ないです。しっかり頭の整理をしたい。(相手攻撃陣の守り?)その問題から失点したのではない。ミスからの失点だった。相手には一発があるから、(得点した9番と20番について)技術もしっかりしていたし、足元のうまさ、速さを警戒していたけど、やられてしまった。反省している。自滅という感じは確かにある。ミスとミスの連発。そのツケが回ってきた感じ。(疲れ?)みんな確かに疲れてましたよね。(相手は元気だった?)相手はしっかり守りきってからのカウンターをしていたのに対し、僕らは攻めているのに崩せなくてカウンターを食らう。その方が精神的に来るものがあった」

●遠藤保仁選手(G大阪):
「決定力の差が出たし、一発目のセットプレーなんか、今大会を通して修正できなくて残念だった。また次に切り替えていきたい。(最終ラインが深かった?)後半と前半では違うけど、人と人との距離が開いてテンポよくボールを回せなかった。相手に合わせてしまった。(疲れとプレッシャー?)相手のプレスはそんなに速いとは思わなかった。自分たちの責任。今日はあまりうまくいかなかった。人と人が離れて流れるようなボール回しができなかったし、つまったらサイドチェンジというのも相手にバレていた。もう少し強引に前へ行ってもよかったかなと思う。そこらへんを考えながら今後はやりたい。
今日は相手にあわせて守るつもりだった。相手の中盤が攻め残ることもあるから。でも取られてカウンターってのも多くて自滅気味だった。ミスを少なくしてシュートで終わることができず、相手を崩しきれなかった。センターバック2人が2トップにつくのはリスクもあるし、僕らより相手の方が仕掛けてくるから、啓太(鈴木)がカバーしながらやっていた。1対1でも前を向かせないようにと心がけたけど、スペースができた。3点目なんかは2対1で数的優位だった。ああいう時はボールを取らないといけない」

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草津 1-5 アビスパ、いろんなコメント

ハーフタイム
●植木繁晴監督(草津):
・もう一度何をするのかしっかり考えよう。
・次のゲームに影響が出るから残り時間をしっかり戦おう。
・たくさんの応援をしてくれているので期待に応えよう。

●リトバルスキー監督(福岡):
・今日の試合は失点をせずに終わること。
・交代で入る選手は確実にそしてダイナミックにプレーすること。
・後半、押し込まれても慌てずに対応すること。

試合後
●植木繁晴監督(草津):
「見ての通りのゲームです。毎試合、たくさんのサポーターが応援してくれているのに、こういう試合になってしまい申し訳ない。本当に情けなく思う。選手はもっと必死になることを思い出さなければいけない。それが一番大事なところだ。相手は個人の力があるので、こっちが必死にならなければ、ああいう結果になるのは当たり前だ。落ち込んでいても仕方がないので切り替えていくしかないが、どんな戦術にしても戦う気持ちがなければゲームにならない」
Q:福岡の2列目にフリーで飛び込まれていたが?
「センターバックが1トップのリンコンだけを見ていて、マークの受け渡しをしないので話にならなかった。彼らには、何をやっているのか問いただしたい。それをしっかりと見られなければDFラインにならない」
Q:チームを立て直すにも一番大切なことは?
「一番はやはり気持ちだと思う。チーム力、個人の力はそんなにすぐには上げられないが、気持ちは変えることができる。このチームに気持ちがなければ話にならない。今日の試合を見るかぎり、なめているとしか言いようがない」

●リトバルスキー監督(福岡):
「今日の試合の結果は非常に嬉しい。アレックスがハットトリックを達成したことで自信を持って前半を戦うことができた。後半は流れの悪い時間帯もあったが、全体的にはいいイメージで福岡に帰ることができる。布部選手のレッドカードだけは、この後にヴェルディ戦が控えるだけに痛いところ。代役をどうするか考えなければいけない。今日は仙台も負けたし、この先に希望の持てるゲームになったと思う」
Q:今日は3バックのシステムだったが感想は?
「これまでのゲームではアタッキングエリアまでボールを運ぶことができていたが、相手のゴールを脅かすまではいっていなかった。前線にもう一人選手を増やすことで、ゴール前に人を送り込みたかった。その分、後ろにリスクがあったが、リスクを冒してでもやっていくことが必要だった。今日は新しいシステムが機能していた」
Q:これからものシステムを続けていくのか?
「次節のヴェルディ戦にはフッキという選手がいるし、布部が出場停止となるので、どうするか考えなければいけない。試合当日の土曜日の朝まで考えることになるでしょう」

●後藤 涼選手(草津):
「これだけ応援をしてもらいながら、本当に情けない試合をしてしまった。裏のスペースも空いていたので何度か飛び込んでいったが、中盤と噛み合っていなかったように思う。ゲームの入り方自体は悪くなかったと思うが、1点を取られた後に勢いを取り戻すことができなかった」

●尾本 敬選手(草津):
「1点を取られた後、向こうの勢いを止めることができず失点を重ねてしまった。(チカの出場停止で)僕がDFラインに入ったが、他の3人との意識のズレが出てしまったと思う。それが失点につながってしまった」

●山崎 渡選手(草津):
「失点シーンは1つ1つのプレーの詰めが甘く、相手に隙を許してしまった。チーム全体で守りたかったが、前半はうまくいかなかった。(このチーム状態を変えるには?)すぐには全部良くならないので、今までやってきたことを信じてプレーしていくしかないです」

●本田征治選手(草津):
「後ろから見ていて、チームに必死さが欠けている。実力のあるチームが必死になって走っているのに、こっちがそれ以上にやらなかったら勝てるはずがない。もっと自分たちを追い詰めていかなければいけない」

●アレックス選手(福岡):
「生まれて初めてのハットトリックを達成できて、本当に嬉しい。前半の30分で達成できるなんて信じられない。ブラジルの少年時代はFWをやっていたがハットトリックをしたことはなく、それ以降はサイドバックをやっていたので得点のチャンスは少なかった」

●田中佑昌選手(福岡):
「最近は先制点が取れていなかったが今日は早い時間帯に先制することができ、勢いに乗れた。前半に得点を重ねられたことで楽にゲームを進めることができたと思う。両サイドもうまく相手の裏のスペースを突いていくことができていた。

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2007年7月24日 (火)

アジアカップ2007,サウジ戦前、いろんなコメント

オシム監督&中村俊輔会見

――明日の試合は組織対個という構図で見ているが、どう考えるか
オシム どちらが組織的というのか。
――日本が組織を主体としていて、サウジアラビアが個人技を積み重ねるサッカーをしてくると考えるのだが
オシム サウジに組織がないと?
――そうではない。傾向としての話だ
オシム サウジに組織がないとここで申し上げたら、ただでさえモチベーションが高いサウジをさらに元気付けることになるのでは? あなたのは質問ではなく、コメントと理解する。あまり良い質問ではない。
サウジは、非常に良いチームだ。監督も代わった。去年(のアジアカップ最終予選)も強かったが、今年は新しいチームでやっている。完全に新しいチームになったといえる。よりアグレッシブでモダンなサッカーをする。何人か、こちらとしても対応が難しい選手がいる。
――中村選手、シュートが足りない、もっと攻撃的なサッカーを目指すと言っていたが
中村俊 攻撃のバリエーションを増やすということ。ロングシュートとか、いろんな形ができればいいと思ったので、そういう話をした。
――明日の試合結果をどう予想するか
オシム どういう意味の質問なのか分かりかねる。何と答えればいいのだろう。明日は必ず勝つと約束しろと? それより試合の中身について、ここでは話をしているのではないか? 試合は明日に迫っているのだ。われわれが勝つか、サウジアラビアが勝つか、明日になれば分かることだ。私はそういう予想を事前にはしない主義だ。
――サウジアラビアにはスピードのある選手がいるが、メンバーを入れ替えることで対応するという考えはあるか
オシム どんなチームにも、スピードのあるFWはいる。サウジのFWはもちろん優れている。それでも、必ずDFを入れ替えると考えるのなら、もしかしたら質問者はDFを代えろと言っているのかもしれない。しかし、こちらのDFも能力があるから、必ずしも代える必要はないと思う。そこで仮に選手を代えて負けてしまったら、代わりに入った選手の責任になってしまうではないか。
――歴史的にサウジはアジアカップで一度も日本に勝っていないので、彼らのモチベーションを警戒していると思うが、日本の選手のモラルについてはどう思うか
オシム それは日本の選手の意識についての質問か? それともサウジと日本との関係の歴史についての質問か? 歴史よりも未来、特に明日の試合のことを聞いた方がいいだろう?
――では、そちらで
オシム しかし未来の話をするのなら、過去を忘れてはいけない(笑)。
――中村選手、ことしは走り方が違っているように感じられる。自身ではどう考えるか
中村俊 ポジションも違うし、走る質が変わってきている。基本的に距離は変わっていないと思うが、タイミングとか、自分がもらうだけではなく(スペースを)空ける動きとかを増やそうとしている。距離の問題ではなく走る質。(パスを)出す側からもらう側の意識を持つようにしている。
――中村選手、今大会は苦しんででも勝ち続ければいいと言っていたが、ここまでの収穫を挙げるとすれば何か
中村俊 今までは監督が変わってからなかなか代表に参加できなかった。今回初めて長い期間、一緒に練習したりして、今の代表のサッカーをやりつつ、連係もとりつつ、チームとして結果を残さないといけないし、個人としての結果も残さないといけない。オフ明けで大変だったが、とても充実している。今は自分に一番足りない、ランニングすることとかを、勉強ではないけど、やっている最中。それをやりつつ大会も勝っていく。そんな感じです。
――サウジの20番ヤセルについて、どう思うか
中村俊 テレビで見たが、何人かいい選手がいる中で、危険なプレーヤーであることは間違いないと思う。
――中村選手、今大会は走る意識や守備意識も高まっているが、それはオシムのサッカーの中で意識が変わっていったのか
中村俊 昔から代表でも守備をしていたし、今は憲剛(中村)が前にいったときに自分が後ろでバランスを取っている。ボールがないところのランニングの意識とかは、セルティックに行って考えるようになった。ただしオシム監督になって、もっといろんなアイデアが出てくるようになった。
――中村選手、オーストラリアは強いと言っていたが、明日のサウジ戦についてはどう考えるか
中村俊 準決勝は難しい。これで負ければ3位決定戦だし、ちょうど5試合目で疲労もたまってきている。そういう意味で難しくなるが、タフな試合になるのは間違いない。技術的なものも大切だが、タフなメンタルも絡んでくると思う。
――組織と個人技のバランスについてどういうイメージを持っているか
中村俊 個人のプレーを出すタイミングについて勉強している。サイドで1対1で抜ければセンタリングを上げられるが、後ろに戻してもう一度やり直した方がいい形ができるんじゃないか。今はそういう練習をしている。だけどペナルティーエリアに入った時に、いいアングルでほかの選手がいなかったら、個人のキックフェイントだとかを使うべきタイミングで使おうと思っている。でも、今はなるべくボールを動かして攻めて、サイドチェンジをしてもっといい形にできないか、そういう意識を持ってやっている。
――監督、決勝の相手についてはイラクと韓国のどちらが望ましいか
オシム こういう質問に答えることになるとは思わなかった。われわれは、明日の試合について会見をしているはずだ。つまり、韓国とイラク、どちらと対戦したいかを考えるよりも、明日の試合をどうやって勝たなければならないかという時なのに。今日だけでなく、これまでの会見で私が話してきたことが、いったい何だったのか。非常に残念な思いである。
――オーストラリア戦は相手のフィジカルへの対応が課題だったが、次のサウジ戦での日本にとっての課題は何か
オシム 相手が変わったから、選手も全員入れ替えようか? 皆さんには意見を言う自由はある。つまり、そういう方向への誘導尋問かもしれない。同じ選手が出るなら疲れている。それで負けるかもしれない。つまり、疲れた選手を使った監督が悪い。選手を入れ替えて負けたら、それを決断した監督が悪い。つまり明日負けたら、その責任者は誰かと探すまでもない。責任者は、ここにいる。つまり監督がすべての責任を取るということだ。

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2007年7月21日 (土)

オーストラリア戦後、いろんなコメント

オシム監督会見

――PK戦を見ていなかったのか。心臓は大丈夫か?
 病気でなくても、心臓に悪いので見なかった。私はここでは死にたくない。故郷のサラエボで死にたいので、発作を起こしたくない。だから見なかった。それに、私が(PK戦を)見ていると勝てないというジンクスがある。
――オーストラリアの選手が1人退場し、日本にアドバンテージがあったのに、なぜ120分でも勝てなかったのか?
なぜなら、私たちのサッカーが完成の域に達していないからだ。ハンドボールや水球では、退場者がいる間に点が入るが、サッカーはそうでない。サッカーは足でやるスポーツなので、よりボール扱いが難しい。それほど正確なパスを出せるなら、もっと楽に勝てるのだが。またサッカーはビリヤードとも違って、狭いスペースにボールがうまく転がるわけでもない。それよりも、われわれの内容がよかったことを、もっと見てほしい。いつも心掛けているサイド攻撃は機能していた。オーストラリアに優秀なGKと優秀な4~5人のDFがいたことは、われわれの責任ではない。それに疲れもある。1人退場で少なくなるのも、サッカーにはつきものの事件であるから、われわれの側に責任があったわけではない。それに少ない方のチームが、モチベーションを強めて、しっかりしたプレーをすることもある。むしろそれが普通だ。人数が1人少ない方が勝つことだって、世界中のサッカーではよくあることだ。アンリ(※フランス代表FW、バルセロナ所属)という選手がもし日本にいたとすれば、10人になったとしてもカウンターによって勝つ可能性がある。それにオーストラリアにはキューウェルが途中から入ってきたし、1対1で勝負する選手もいた。個人的には、日本がこの試合でしたこと以上に何ができたか、ということを教えてほしい。退場者が出る前も、出た後も、日本の方がいいプレーをしていたことは事実だと思う。ひょっとすると、別の見方ができるのかもしれないが。
――守備が非常によかったが、中澤と阿部が非常によい仕事をしたのでは?
専門のジャーナリストがそうおっしゃるのなら、信用するしかない。ありがとう。
――次のゲームはさらに難しくなるのではないか
その通りだ。
――PK戦の模様を控え室で見ていたようだが、ベンチを引き上げる前にどのようなことを考えたか? そして勝利が決まった後は?
ロッカールームでは見ていない。情報も入ってこなかった。特に感想はない。私が見たくないというのに、生中継を見ていたというのはおかしな話ではないか。
(勝利を知った後は)喜んでジャンプして天井に頭をぶつけそうになったが、このとおり元気で生きている。
――オーストラリアは後半の最後は疲れていたし、日本の選手も疲れがあった。もう少し早く選手交代してチャンスを増やすことは考えなかったか
PKの前に(勝負が)決まればよかったが、そうしたくても相手がそうさせてくれなかった。それが答えでよいだろうか。
――フィジカルで上回る相手に勝利したことで、就任以来のテーマである「日本化」の手ごたえは感じたか?
勝ちはしたが「日本化」するというところまでは、まだできていない。怒らないでほしいのだが、よく日本人のジャーナリストからそういう質問を受けるが、意図が分かりかねることがある。オシムが監督で勝った方がいいのか、それともオシムのせいで負けた方がいいのか。つまり、日本を応援する立場で記事を書いているかどうか、はっきりしてほしい。結論を急がないでほしい。まだ時間はある。私としては、結論をできるだけ先に引き延ばそうと思っている。つまり、皆さん(ジャーナリスト)と反対のことをしようとしているのだ。
――いつも「満足してはいけない」と言っているが?
私が「満足してはいけない」と言っているのは、それ以上進歩しないことになってしまうから、監督として満足してはいけないと申し上げた。しかし、本心とは別に、ここで「満足した」と申し上げようか? この会見を終わらせるためにはそうした方がいいかな(笑)。あるいは、私が(「満足した」と)言ったと記事を書いても構わない。

●田嶋幸三 日本サッカー協会 専務理事
「ちょうど去年の今日、オシムさんと契約した。その日にベスト4に入ったことは大きい。でもリベンジという意識はあまりなかった。これから韓国も中国も何度も戦うんで、1回1回リベンジとは言っていられない。相手は10人になってからもタイトに守ってきた。ウチも暑さの中、中盤もトップもそれなりの仕事をした。なかなか勝負をかけられないでいたが、PKで勝ったことは大きい。こちらも昨年とはメンバーがほとんど変わった。そういう中で対等にやることができた。それだけ選手層が厚いということ。オーストラリアとはこれからも何度もやっていく。今回の日本はこの環境に適応したサッカーをやっていた。テレビで見た人には物足りなかったかもしれないけど、あそこで勝負に出たら墓穴を掘ることになってしまう。そういう展開を耐えて勝てたことが大きかった。
(オシムさんがPK戦を見ていない?)でも喜んでいましたよ。ロッカールームから出てきた時は喜んでいたから。もう1試合、きちんと勝つようにしたいと思う。(内容で圧倒した?)日本の中盤のスキルは高い。戦術的にも中盤が余って数的優位を作る形をしっかりやっていた。グループリーグからずっとそうだが、日本のサッカーをしたと思う。いい形で高原も点を取り、最後まで自分たちのサッカーをした。高原は本当のストライカーだね」

●鈴木啓太選手(浦和):
「(勝った時は)正直、うれしかったです。(守備面について?)相手の研究はもちろんできていたし、前半は危ないシーンもあったけど、やるべきことはハッキリしていたし、相手の情報への対応はある程度できたと思う。(ブレシアーノのマークとビドゥカのケア?)チーム全体としてだいたいはできた。サイドバックの加地君や駒野が中を絞りながらケアをしていた。うまくいったと思う。オーストラリアはサッカーをよく知っていた。個人個人もそうだったし、今までの相手より組織だっているというか、パスをつながせるところとボールを取りに行くところはハッキリしていて、もちろん強かった。次やったら勝てるとはいえない。それだけの相手だった。
(失点の時間帯?)難しい時間帯だった。セットプレーは彼らの武器。警戒はしていたけど、やられた。それでも焦らなかったし、すぐに取り返すことができて落ち着けた。でも今日の勝利の価値を大きくするのも、小さくするのも自分たち次第。これからだと思う」

●川口能活選手(磐田):
「(PK?)集中力を切らさないようにやっていた。その前の試合はみんな頑張っていたし、何とかそれに応えたかった。佑二(中澤)中心に守りも集中していたし、タカ(高原)も決めてくれた。そんな頑張りになんとしても応えたかった。PK戦は運もあるけど、GKの責任も大きい。何とかモノにすることができた。相手のオーストラリアの選手はプレミアでやっている人が多かったんで警戒した。
(何で止められたか?)分からない。こういう試合をモノにすることの積み重ねが大事。まだ2試合あるし頑張りたい」

●今野泰幸選手(F東京):
「(出た時?)中が偏っていたんで、サイドから入れたり揺さぶって揺さぶって点を取れるかなと思っていたけど。試合の中で決めておきたかった。(自分の役割?)まず守備でファウルをしないように。相手には一発があるから、しっかり対応したかった。攻撃ではサイドで出たんで、クロスを入れるのか1回戻すのかをしっかり判断すること。そしてアシストできればよかったと思う。((中村)俊さんへの決定機のパス?)90分以上頑張ってきたんで、ああいうシュートを外してしまうのもしょうがないと思う。(内容では圧倒していた?)でも僕は守備の選手なんで、最悪なことを考えてまずはスペースを埋めることを考えた。カウンターを出させないことを考えなきゃいけないなと思ってやった。監督からの指示は特になかった。すぐに入れと言われただけ。(イメージ通り?)そうだったけど、惜しいチャンスがありながら同点にできなかったのが残念。PKじゃなくて崩して勝ち越して勝ちたかった」

●巻 誠一郎選手(千葉):
「(得点シーン?)その前の失点の部分が問題。あの直前でマークが変わった。そこまでは阿部がアロイージについていたのに、阿部が前へ行って、自分がアロイージについた。それでやられたから自分のミス。それを取り返すためにも、早く同点にしないと厳しいなと思っていた。タカ(高原)さんのシュートはタカさんがうまかった。あの時間帯に失点してすぐに同点にできたのはよかったし、気持ちを落とさずに攻めようという気持ちを持てたことはよかった。(課題?)全体にフィニッシュの部分。相手のセンターバックをどう引き出すかというところ。前半はうまくいっていたけど、10人になってから相手がベタ引きになり難しかった。引いた守備陣の手前のスペース、(中村)憲剛とか、(中村)俊さんとか、ヤット(遠藤)さんとかのところでスペースをうまく作ってミドルシュートを打つとか、そういう動きがよりゴールに近づくと思う。危険な動きが加わるとゴールへの選択肢も増える。今日は早い時間帯に相手が中盤とディフェンスラインをつながせない守備をしてきたことで慌てた部分がある。でも今日の勝利は後から出る人も仕事をしてくれるという安心感があって得られたもの。チームみんなの勝利だと思う」

●高原直泰選手(フランクフルト):
「(苦しい時間帯の同点弾?)今日は切り替えしが引っかかることが多かった。そういうシーンが沢山あったけど、ここぞというところでああいうプレーができてよかった。(失点した時?)まだ時間があったし、まずは同点に追いつくこと。取られてから早く追いつけたからこそ勝てたと思う。(気温は)今までの中では涼しかったかなと思う。(立ち上がりの時間帯にミスが続いた?)相手も最初は動けるし、プレッシャーもある。そこをしっかり抑えられれば問題はないと思った。あとは高さがあるからそれを注意した。(ゴールシーン?)オーストラリアのビデオを見た時、キックフェイントに簡単に引っかかっていた。で、実際にやったら簡単に引っかかってくれた。シュートはGKを見て動けばよかった。すぐに追いつけたんで、流れが悪くなるところを持ちこたえることができた。同点になってすごくよかった。(オーストラリアをやっつけたという印象?)これから何度も当たる相手だと思う。でもこれから対戦するかもしれない相手に何度も負けるのはよくない。そういう意味でPKだけど勝ててよかった」

●佐藤寿人選手(広島):
「時間は20分ちょっと。そこでしっかりと点を取ることを求められていた。だから点を取れなくてくやしいけど、勝てたことはよかった。ホントに最初から出ていたFWの2人が運動量多く走っていたんで、息切れすると思った。そこで自分にチャンスが回ってくるかもしれないと考えていた。(決定的なシュート?)DFが来ているのは分かっていた。ニアに低くて速いボールが来たけど、DFに寄せられた状態でうまくボールを捉えることができなかった。プレッシャーがきた時、どれだけシュートをコントロールできるかだ。ここまできたら頂点に立ちたい。一番強い相手に勝ったんで、勢いに乗っていきたい」

●中村憲剛選手(川崎F):
「試合を重ねるごとによくなってきているし、チームとして1つになっている。(前半相手がワンボランチ気味だった?)ワンボランチで、2トップとダブルオフェンシブハーフが自分と(鈴木)啓太のところにきた。そのオフェンシブの2人をはがして前へ行けばチャンスになると思っていた。それでフリーランニングを増やしたら、相手はあんまりついてこなかった。真ん中のプレスはきつかったんで、それを頭に入れつつ前へ出るように心がけた。ウイングの(中村)俊さんとヤットさん(遠藤)がいい形で入ってくれるから、ゆっくりとうまくボールを回そうと思った。
前半はボールを走らせつつ、仕掛けられる時はスピードアップしようと意識した。2トップを最終ラインの2人で見つつ、ブレシアーノを啓太が見て、自分は5(クリナ)を見た。ビドゥカのポストプレーが一番怖い。彼を挟み込むことが課題だった。ゴール前に運ばれるシーンが怖かったんで、そこをしっかりとケアした」

●中村俊輔選手(セルティック):
「攻撃のバリエーションは確実に増えてきている。今日は自分たちが走ってボールを動かすことをやっていたけど、暑いという部分があった。暑くなければオーストラリアももっと走るしパワーが出てくる。特殊な大会だと始まる前から言っていたけど。今日は今日だけど、もっと気温が低い時にどうなるか詰めていく必要がある。そういう意味では参考にならないかな。相手の3バックは分かっていた。ブレシアーノがトラップする回りを警戒していた。そこを(鈴木)啓太が見ていたんで、自分はサイドをケアした。
(同点ゴールにつながったクロス?)一応、起点になったからよかった。本当は中に入れるのをやめて回そうと思ったけど、あの時間帯は勝負のパスをどんどん入れないといけない。そうしないと固めてカウンターという向こうのペースになってしまう。前半だったらやめてたけど、あの時は行った。(延長後半の決定機?)中に入ってって、今ちゃん(今野)からボールが来たけど、当たらなかった。両足でジャンプした時、ふくらはぎが初めてつった。GKもよかったけど、『ここでつるか』という感じ。でもPKを決められてよかった。俺は今日は走ったと思うよ。そういう達成感はある」

●加地 亮選手(G大阪):
「(足が腫れている?)今はちょっと分からない。捻挫の可能性があります。オーストラリアはしっかりつないで出てくる力があった。10人になったらやりにくくなった。キューウェルとかスピードでこられた方が嫌だった。(前回の中国のアジアカップを思い出すか?)そうですね。何かありますよね。(ひと山超えた?)とりあえずという感じではありますけど。(オーストラリアを相手にして?)1年ぶりのオーストラリアということで、勝ちたい試合だった。フィジカルはJリーグでは味わえないものだった」

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鳥栖 2-1 徳島、いろんなコメント

●岸野靖之監督(鳥栖):
・相手のTOPに入ってくるボールへの対応をしっかり。
・クロスを自由に上げさせすぎている。
・もう1点、しぶとく取りにいけ。
・集中!切り替えを早く!!

●今井雅隆監督(徳島):
・守備の面で安定感がなかった。
・攻撃について、後半はグラウンドの幅をもっと使っていこう。

●岸野靖之監督(鳥栖):
「まるで昨日できたようなチームだった。言葉の通じない者同士がサッカーしているようだった。勝ったのは事実だが、このサッカーで勝ち続けるだとか上に行くとかは、恥ずかしくて言葉にできない。
ただ一生懸命やってくれた選手には感謝している。最後まで応援してくれたサポーターの声が勝たせてくれた。汗をかいているが冷や汗と気持ちいい汗の半々です」
Q:追加点が取れたのが大きかった
「しっかり狙って高地らしさがよく出たシュートだった。廣瀬が裏をしっかり狙い、そこから中をよく見て迷わず振りぬいたシュートだった。もっとああいうサイドからえぐるとか強引にシュート場面を作るとかあってもいい。2点目を取れたあたりから勝ちを意識してしまったのかな。縦のボールに対応できなかったり、ボールに寄せ切れなかったりと極端にレベルが落ちた」
Q:野崎選手の評価は?
「最初の何分間かに固さが感じられたが、初出場で何かにトライしようというのは感じられた。彼がこれからやらないといけないことをグランドで見つけたのかなと思う。非常に頑張っていた」
Q:新加入の金信泳選手の評価は?
「最終的には足がつりだして…いけるとこまでいこうと考えていた。鳥栖に来てチームの力になろうとプレーで示してくれた。藤田との距離が遠かったり合わなかったりしたところもあるが、彼がボールを持つと相手の選手にプレッシャーを与えられる。1対1じゃ負けないと思う。今日の試合では、彼が持っている力の半分も出せていないのかな。野崎同様、鳥栖のためによく頑張ってくれた」

●今井雅隆監督(徳島):
「ゲームを通してディフェンスラインの不安定感があり、2点目を入れられてしまった。そのあと、後半の立ち上がりは追いつく気持ちがあったが、2点目を入れられた後にペースダウンしたのが気がかりだ。1点入れたのは良かったが、もう少しメンタルを強く、チーム全体でもう一度ゲームの流れを引き寄せようとしなければいけない。言い訳になるが、新しく選手を獲得して、新しいチームを作り始めたばかり。選手は一生懸命やっているので、今までと違うサッカーをつくる努力をしていく」
Q:今日の徳島の戦い方のコンセプトは?
「我々が90分戦いぬくためには、前半の早い段階で失点してしまうと流れが悪くなるので、前半20分は集中してゲームに入ること。20分過ぎればゲームは流れるので前半は0-0。後半は交代のカードを含めて勝負に行こうというゲームプランだった」

●山口貴之選手(鳥栖):
「ミスが多かった。勝って反省する試合だった」

●高橋義希選手(鳥栖):
「後半にボールをうまく回せなくなった。守備は簡単に崩されなかったが…。新しく入ってくれた選手も守備を頑張ってくれていた」

●藤田祥史選手(鳥栖):
「もう少し、起点になるようなプレーをしないといけない。後半は反省するところばかり…」

●加藤秀典選手(鳥栖):
「右サイドで日高が積極的に上がっていったので、その分、守備を頑張ろうと…(笑)。とにかくサイドからやられないように注意した」

●廣瀬浩二選手(鳥栖):
「(アシストシーン)真ん中が空いていたので狙って入れた。もう少しいいボールを入れないといけない」

●野崎陽介選手(鳥栖):
「最初の数分間は緊張していた。ファーストタッチを大事にしようと考えていたが、そのファーストタッチでミスをしてしまった。そこで開き直れたのは良かったかも…。攻守の切りかえとパスミスは今後の課題」

●金信泳選手(鳥栖):
「PKは自分で決められなくて残念(笑)。前から守備を行う鳥栖のサッカーは良いサッカーだと思う。自分もそういうサッカーをしたかった」

●日高拓磨選手(鳥栖):
「後味が悪いけど、勝ててよかった。後半、足が止まってしまって、攻撃に参加できなかったことは反省点」

●高地系治選手(鳥栖):
「(決勝点)打ったら入った!という感じ。1-0で勝っていても追加点は必要。2連敗していたので、勝てたのはスタジアムに来てくれたお客様のおかげ」

●長谷川太郎選手(徳島):
「試合に出場できて嬉しかった。最後のチャンスに決め切れなかったことが残念。貴重なチャンスをはずしてしまったので…。次につなげます」

●片岡功二選手(徳島):
「悪い流れを変えるために声を出して動いた。それが得点につながったと思う。最初は守備から入っていくように指示を受けていた。PKは不運だったが、ポゼッションはある程度できていたと思う。熊林を中心に、形はできていた。(得点は)丹羽と目があった」

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2007年7月20日 (金)

日本 vs オーストラリア:試合前日コメント

●オシム監督・鈴木啓太選手(浦和):
Q:明日はこれまでにないビッグマッチだが?
(オシム)「最も困難な試合だと思う。アジアカップ全体の状況を客観的に見て、日本が対戦する可能性のある相手の中で、最も困難な相手だ。日本はこれほどの相手と対戦したことはない。そういう機会があったとしても親善試合だ。私が就任して以来、どんな相手でも過信は禁物だし、リスペクトすると言ってきた。これまで対戦してきた中ではガーナがオーストラリアと比べられる相手だろう。しかしそれはあくまで親善試合だった。オーストラリアは今大会前半はミスがあり、気候にも慣れなかったが、だんだん調子を上げてきた。手ごわい相手だ。どんな大会でもどんなチームでもよくない時はあるが、彼らはそれを通り過ぎた。どんな強い国でも全て100%でやれるわけではない。調子の悪い時も勝つ。それが本当の強いチームだ。最近のコパアメリカを見ても、ブラジルが初戦で負けたのに、その後盛り返したというのがあった。オーストラリアがそうならないとも限らない。
つまり、強いチームが悪い状況を乗り越えて、今後良くなる方向に進んでいるということ。我々はまだ調子の悪いゲームを経験していない」
Q:鈴木選手に伺いますが、足の具合はどうか?
(鈴木)「まず今日のトレーニングをやってみないと分からない。たとえ足の調子が良くてもオシムさんが使うかどうか。僕はいい準備をするだけ。ゲームに出るつもりで準備を進めたい」
Q:オーストラリアは手ごわい相手というが、明日のゲームの一番のポイントは何か?
(オシム監督)「ポイントというのはどういう意味でしょうか? 我々には我々のポイントがあるが、オーストラリアのポイントは分からない。だから、試合のどこが一番のポイントになるかは言えない」
Q:昨年はオーストラリアに敗れたが、その後、日本は強くなっているように感じるが?
(オシム監督)「昨年と今年を比べてどちらが強いといったことは言いません。昨年は昨年。今年は今年。1年経って多くのことが変わった。良くなった悪くなったは別の話だ。昨年のオーストラリア戦を私はスタジアムでナマで見ていた。ビデオも見返しているが、同じ選手がたくさん残っている。1年前の印象を言えば、良いチームが勝ったということ。日本人の方には気に入らない言い方でしょうが。日本にはアンラッキーな部分も沢山あったが、日本のサッカーファンがオーストラリアをいいチームと知るいい機会になったのではないか。1年前のゲーム直前と、明日のゲームを控えた今、メディアやファンは違う考えを持っていると思う」
Q:オーストラリア戦の経験を持たない選手たちが今回のチームには多いが?
(オシム監督)「経験が大事であるのなら、オーストラリアの方がワールドカップ経験者がより沢山います。とはいえ、日本も若すぎるチームとは思わない。1年経ってメンバー変更もありましたが、ノーマルな範囲の変更です。昨年のワールドカップに出ていない人も選手としての経験を十分持っている。つまり、試合をするのに十分な経験ということです」
Q:オーストラリアは徐々に調子を上げているが、日本も良くなっている。今は強豪と戦うのは楽しみか?
(オシム監督)「私個人は強い相手とやるのは楽しみです。しかしメディアやファンは勝つことがいい経験だと思っている。私は強い相手とどういう試合をして、どんな内容が得られるかが重要だと思っています」
Q:鈴木選手に伺いますが、あなたの役割はチームの中でも最も重要だと思われます。あなた自身は、ここ数年で自分の評価が変わってきたと思うか? 自分がスポーツ新聞の一面を飾ることがあると思うか?
(鈴木)「20年、30年先だと思うけど…。僕がその時、サッカー選手をやっていれば、そうなっているかもしれない。でも僕の仕事は11人の中の個。僕自身の役割はいい選手といい選手をつなげる役目であったり、自分自身ハードワークしてその先の選手たちが思い切って攻められるようにすること。1つのピースと1つのピースをつなげる役割だ。評価してもらえるのはうれしいことだけど、まだ成長する必要がある。1つの個として試合を決定づけられるようになりたい。例えばミドルシュートを1試合で1本決めるとか。やれることは限られているので、90分の中でやれることをやるだけです」
Q:オーストラリアはフィジカルが強いが、その部分に対してはどう思うか?
(オシム監督)「サッカーの質問と理解してお答えします。こういうサッカーへの質問がもっと多く出てほしい。フィジカル面の違いはもちろん大きい。運動選手としての能力は向こうの方が高い。我々がどう挽回するかは簡単なことではない。それでも方法がないわけではない。オーストラリアはフィジカル能力が高いが、技術やスキルを備えた選手もいる。非常に手ごわい相手だ。対戦相手の身長体重を気にするファンの多い国のチームとしては大きな問題だ。しかし、問題は体の大きさとテクニックの両方ということになる。2つを克服することが明日の大きな課題になる。我々の選手が大きくて動ければいいが、大きければ下手になるだろうし、そういう選手はレスリングをすればいい。しかしレスリングの試合でも多分、オーストラリアの方が強いでしょう」
Q:この1年間チーム作りをやってきて、日本の良さがかなり出せるようになったと思うが、オーストラリア戦ではどうよさを出すのか?
(オシム監督)「会見でこういうことを聞かなくても、あなたとは普段から話をする仲じゃないですか。いつも答えていることの繰り返しになるのが残念です。私個人としてはその種の質問を私に聞かないでほしい。評価をするのはメディアやサポーター。第3者がするべきものであって、代表監督はやりたいことをやって他人からどう評価されるかだ。監督というのは個人的な好みや方針でチームを作っていくもの。進歩しているかしていないかの評価は世論にお任せします」
Q:昨年のワールドカップでのオーストラリア戦は衝撃的な負け方だったが、そのショックが今回の試合にどう影響するのか?
(オシム監督)「1年もの長い間、ショックが続いているということの方がショックですね。そういうショックを乗り越えて生き残ってください。その時のショックは、ショックとして感じた方がご自分自身に責任があると思った方がいい。対戦相手の情報をきちんと入手していなかったということだから。昨年も今日も情報の種類は変わりない。どんな選手がどんなクラブでプレーしているかを知っていれば、昨年のワールドカップでも簡単な相手でないと分かったはず。昨年のワールドカップでもショックを受ける必要はなかったのです」
(鈴木)「まず僕はその試合に出ていないのでショックは受けていません。とにかく昨年のワールドカップで戦っていた選手たちは僕より経験のある人ばかりで、非常に強かったし、素晴らしい選手が揃っていた。それなのにオーストラリアに負けて、日本のレベルがそうなんだとは思った。でも今回は戦う上で失うものは何もない。負けたら日本に帰りにくくなるのかもしれないですけど、チャレンジすることは楽しみ。勝利を目指して100%やるだけだ」
Q:就任から11ヶ月間で日本チームをどのように変化させたのか?
(オシム監督)「誰が変えたんですか? (「もちろんコーチ(オシム監督)がです」と質問者が回答) 
私が代表監督になったからといって、日本のサッカーが変わったとは思っていない。私の存在はそんなに大きくありません。その質問に答えるには長い時間がかかります。ステップバイステップというか、プロセスが必要になる。1年しか経っていないし、まだ初歩的な問題すら解決できていない。デリケートで試合の結果を左右する部分。明日ならばビドゥカをどう止めるか。誰がホテルのロビーで衝突して彼がケガをしないかと考えることもある。さまざまな問題があるし、1つ1つを解決するのは簡単ではない。その1つを取ってみても複雑な解決方法がある。1年前のゲームと今回のゲームでは、ビドゥカを抑える担当は変わらないかもしれない。むしろ同じ選手になるかもしれない。でもオーストラリアはビドゥカ1人じゃない。試合の要素としてはほんの一部。それ以外のことも考えないといけない。全体の対策はここでは話しきれないくらい大変だ。他の選手もビドゥカとは違う長所があるし、特徴を持っている。彼らが集団的にくると怖い。個人能力を比べても向こうが上なわけだから。ただしサッカーは11対11。ビドゥカ個人にマークをつけるということだけで勝負は決まらないと申し上げておきます」

●アーノルド監督&キューウェル&ビドゥカ選手:
Q:明日の試合の展望はどうですか?
(アーノルド監督)「非常に難しいゲームになる。日本はグループリーグでいいゲームをしていて、大変難しい試合になる。我々はベトナムにやってきて、チーム全体がいい状態だ。これまでとは違った環境、文化の中で試合を心待ちにしている」
Q:メンタル面はどうか?
(アーノルド監督)「グループリーグとは完全に違った状態だ。我々が戦ったことのある日本代表とは選手も監督も違う。日本がワールドカップ以降、素晴らしいチームになってきていることは十分分かっている。その相手にベストのプレーを行うことがまず第一の目標だ。我々もタイに勝ったことで自信を持てた。その自信を持って明日の試合にのぞみたい」
Q:ビドゥカ選手に伺いますが、日本についての印象は?
(ビドゥカ)「日本は非常に動きの速いチーム。それが特徴になっている。もちろん我々も日本にはない強みを持っている。いろんな選手がベンチにいるし、オールマイティにいい状態でのぞめると思っている」
Q:ビドゥカ選手に伺いますが、オシム監督とは古い知り合いだそうですね。
(ビドゥカ)「私はオシムさんをコーチとして尊敬している。旧ユーゴスラビア代表で監督をしていた時から憧れていた。グラーツの監督の時もテストマッチをするなど接点があった。私がザグレブにいた時にお目にかかり、非常に近づきやすい人とい印象を持った。そこから交流が始まりました」
Q:明日のシステムは? 4-4-2か3-5-2か?
(アーノルド監督)「こんなに多くの日本報道陣がいる中で、私は言う気はありません」
Q:キューウェル選手に伺いますが、アジアカップで得点を決めることの意味は?
(キューウェル)「サッカー選手は誰でも大会でゴールを決め、いい試合をしていくのを目的としている。アジアカップはまだほんの数試合しかしていないが、そこで準々決勝まで勝ち残ることができた。私は準々決勝を楽しみにしているし、明日のゲームはグループリーグとは完全に違う。非常に厳しい、激しい試合になる。チームとしての意識は高まっている」
Q:ベトナムに来てからのチーム状態はどうか?
(アーノルド監督)「ここまで2日間トレーニングを消化し、雰囲気はとてもいい。選手のモチベーションも高まり、チームの一体感はフィールド内外で高い。チームスピリットは非常にいい状態です」
Q:ビドゥカ選手に伺いますが、グループリーグの入りを失敗したが?
(ビドゥカ)「我々はグループリーグでまずいスタートを切ってしまった。批判されても当然のプレーをしたのは事実だ。しかしその批判がサッカーそのものを超えて展開されたことが悲しかった。我々がサッカーをしていないと書かれたのだ。しかしそのことによって、逆にチームの一体感が深まった。次のゲームではいい結果を残そうという強い気持ちにつながっている」
Q:オシム監督とジーコ監督を比較するとどこが違うと思うか?
(アーノルド監督)「私は他のチームのコーチを批評する立場にはない。ジーコ監督もいいチームを作ったし、オシム監督も同じように日本サッカーに貢献していると思う」
Q:ベトナムの気候には適応できたのか?
(アーノルド監督)「我々は大会前の4週間をシンガポールでの調整に当て、グループリーグをタイで戦って、ベトナムにやってきた。こうした取り組みを経て、湿度や気温に対してはかなり順応している。グループリーグの序盤2試合は温度や湿度に悩まされてきたが、3つの国を移動してきて順応はほぼできてきている」
Q:準々決勝からはPK戦があるが?
(アーノルド監督)「とにかくPKになった場合は、選手が自分に自信を持つこと。能力を信じてPKにのぞむことが不可欠だ。が、まずは最初に90分で勝負をつけることが最優先である」
(キューウェル)「集中力を途切らせることなく、90分いかに戦うかだ」
(ビドゥカ)「PK戦に備えて何かの準備をするのは難しい。今の時点ではPK戦は想定していません」
Q:キューウェル選手に伺いますが、日本のワールドカップ後の変化についてはどう思うか?
(キューウェル)「日本はこの4ヶ月で大きく変わった。新しいコーチが来て、新しい選手もいる。ワールドカップの時とは全く違ったチームに見えます」
Q:ビドゥカ選手に伺いますが、アジアカップに入ってからゴールへの意欲は高いか?
(ビドゥカ)「サッカー選手というのはストライカーでなくても誰もが点を決めたいと思っている。タイ戦で2点取れたのはよかった。2人のストライカーを置く布陣はいつもクラブでやっているし、その方がやりやすい。1人がターゲットになってくれるので、その分、動きやすくなる」
Q:キューウェル選手に伺いますが、あなたの左足はケガをしているが、中村俊輔の左足は絶好調だが?
(キューウェル)「右だろうが、左だろうが関係ない。なぜか左利きの選手の方が才能があると思われるんですかね・・・」
Q:ビドゥカ選手に伺いますが、中村俊輔はやはり脅威か?
(ビドゥカ)「中村というより、日本はチーム全体として集団の力を発揮するところがポイント。彼らは1人1人が集中力を持って役割を果たす。日本というのは伝統的に集団としての動きに長けている。素早く、技術的にも恵まれたチームだと思う。だから我々も勝つために日本の1人1人に注意を払わなければいけない」
Q:日本と準々決勝で当たるのはいい機会か?
(アーノルド監督)「グループリーグの時点では、最初2試合の結果は選手たちにとってもショックだった。関係者にもショックを与えてしまった。現時点でアジアカップの優勝に一番近いと思われる日本と戦うのはグッドタイミングだ」
Q:中村俊輔は一番の懸念材料になるだろうが、彼のところをスペースの使い方がカギになるのか?
(アーノルド監督)「我々も技術面においての練習を続けている。数人の選手の守備強化にも取り組んでいる。セットプレーももちろん練習している。ドイツワールドカップでは67%の得点がセットプレーから生まれた。ペナルティエリア付近からのFK練習も取り入れている」
Q:明日は速い展開で攻めるのか?
(アーノルド監督)「日本はこの3試合を見ていると、ゆっくりと粘り強くサッカーを展開している。我々は速攻と技術を生かした試合運びをしていくつもりだ」

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2007年7月16日 (月)

ベトナム戦後、いろんなコメント

●オシム監督(日本代表):
Q:後半、動きがよくなったようだが、ハーフタイムでの指示は何か?
「私の見方は違うかもしれない。後半がいいとは必ずしも思わない。後半は、相手が動かなくなったので、こちらはボールを保持することができた。相手の力が落ちただけで、こちらが良くなったわけではない。もっと難しい状況でミスが少なかったのは、むしろ前半だったのかもしれない」
Q:ベトナムのパフォーマンスをどう見ていたか?
「ベトナムには2つの顔があると思う。前半のフレッシュなチーム、そして後半の体力が落ちたベトナムだ。彼らはまったく違うチームだった。前半のベトナムはフレッシュでいいゲームをしていた。運動量があり、テクニックを駆使したボール回しで、我々を慌てさせた。グループリーグ全体を通じて、彼らがグループリーグを突破できたのは、それに相応しい力を持っていたからだと思う。後半のベトナムについては、いずれ別の機会に説明したい」
Q:失点した後、選手が慌ててゴールへ動くような動きをしていたことについては?
「失点につながるミスをしたことが問題だ。こういう試合では、いかなる状況が起きても対応できるよう準備していなければいけない。立ち上がりは我々の方が少しナーバスになって、向こうの方がアグレッシブだった。ラッキーだったと言わないが、すぐに取り返すことができたので、その後の展開が楽になったと思う。前半のベトナムは、人数をかけて中盤を支配し、われわれをブロックすることに成功していた。そして、日本選手たちの近くで、ベトナムは数的優位を作り、ある程度ゲームをコントロールした。そこで我々が踏みとどまることができたのは大きい。ベトナムの戦術がどういうものか選手がすぐに理解したので、平常心を取り戻すことができた。選手が自分たちで判断をしたということだ」
Q:今日の試合で最も満足している部分は何でしょう?
「満足するかするかしないかについて、何十回も繰り返すのは辛い。監督が満足してしまったら、そこで進歩は止まる。満足した監督は辞めるしかない。私を辞めさせるために満足させるというのなら、話は別だが・・・」
Q:今大会を通じて、チームが真価しているように感じるが、この過酷な気象条件での試合運びについてはどうか?
「進歩の余地については、沢山ありすぎていちいち話せない。もちろんチームは進歩しているが、それは後になって分かるものも含まれている。
例えば、私が新聞記事を読んでいて、そこに出ている意見というのは『日本はアジアカップの前回王者だから、優勝できて当たり前。グループリーグ敗退などとんでもない』というものだ。そういうプレッシャーを、我々は克服しなければならない。これは大変なこと。ミスをすることが許されないと、選手たちは過度に緊張するものだ。
個人的に気になるのは、ミスや取りこぼしといったものが、日本のジャーナリストには許されないということ。私の知る限り、日本は日本であって、ブラジルではない。ところが、いかなる相手にも勝たねばならないという雰囲気がある。あなた方も誤報することがあるだろう。我々だけがミスをしてはいけないのだろうか・・・」

●巻誠一郎選手(千葉):
「試合によって役割が変わる。チームがスムーズに行くようにするのが僕の役目。中2日だったけど、そんなに気にはならなかった。前半ちょっと暑かったけど、ベトナムも後半になって運動量が落ちたし。どちらに有利ということもなかった。
(1点目?)ボールを触るだけだった。特に突出したことはしていない。ただああいうボールを受けられる動き出しをするのが大事。2点目は相手がボールウォッチャーなる場面がそれまでもあったし。GKが小さかったので、頭を超えた方がチャンスだと思って走りこんだ」

●遠藤保仁選手(G大阪):
「(2試合連続でマンオブザマッチ?)あまりなんとも思わない。FKを決めた印象が強かったんじゃないですかね。今日の自分は何もしていないけど。FKのシーンは、GKのポジションがファーサイドによっていたから、ニアを狙ってやろうと思っていた。
(1位通過?)ハノイの気候に慣れてきているし、次に当たる相手は初めての環境になる。そういう面では有利なところがあると思う」

●阿部勇樹選手(浦和):
「途中押し込まれたのは準備不足。試合の入り方を考えないと。失点しても焦ることなく盛り返せた。最初は中盤からのプレスにいけず、ずるずると下がってしまった。立ち上がりがよくなかったし、フリーの選手も上がってくる。間延びしてしまい、誰がボールに行くのか、誰が人に行くかがはっきりしなかった。でも徐々に修正し、思い切ってチャレンジすることができた。
(今日が一番暑かった?)いや、この前のUAE戦の方が厳しかったと思う」

●中村俊輔選手(セルティック):
「(4ー1の勝利?)最初に点を取られたのが良くなかった。なるべくゆっくり回しているよりは、早く勝負へ行くために前へ動き出していったのがよかったのかなと。あそこで妙な形で回していたら、はまって前半を1-0で終わっていたかもしれない。そうだったら厳しかった。仕掛けに行ったら裏にボールが出た。うまいことつながって点になった。仕掛けろとは監督は言わなかった。自分たち、特に僕がそう思った。
(1点目のアシスト?)相手が寄せてくるのは分かっていた。切り替えしてGK側に巻がいたんで、合わせるだけだった。それでも得点できるボールを出せた。1-1の後はほとんど回して終わった。回しつつ人が動かして仕掛ける段階までは出来てきた。
これだけ暑いから自然と相手のプレッシャーがきつくなくなるけど、涼しい国で元気のいいチームあったらどうなるのか。そういうところまで考えてやらないといけない。自分としてはベストな結果。早めに点差が開いて、イエローカードも溜まっていたし、交代できた。結果として疲労もそんなに溜まらなかった。3点目に関しては、次に誰が何をしてくるか分かるし、連動してたけど、GKが動くからわざと引いてニアを狙って蹴った」

●鈴木啓太選手(浦和):
「ミスをしなければ失点をしなかった。お互いのカバーももっと必要だった。原因というのはDFだけじゃなくて、ボールの取られ方も悪かった。でも今のチームは失点しても経験ある選手たちが慌てない雰囲気を作ってくれる。ベトナム戦はこれからの戦いのヒントになると思う。今日はうまくできた。3点差がついたこともあるし。
(失点場面?)自分に当たって入ったけど、その前も問題だった。CKだったり、FKだったりには必ず原因があるし、UAEの時もそうだった。ミスが重なると失点につながる。できるだけ誰かがカバーできる意思統一をしていきたい」

●加地亮選手(G大阪):
「(試合の入り?)相手も来るとわかっていた。最初は高さのない相手に対して放り込んで、間延びさせるのがプランだった。失点した時間帯はそこがうまくつながらなかったというだけ。立ち上がりの失点だったし、まだ余裕があった。1-1に追いついてホットしたということもなく、慌てずにやれた。そして相手がへばってきたらパスを回して戦おうという約束事だった。実際、失点を除けばプラン通りに行った。
このチームでは蹴り込むこと自体、あんまりやらない。でも今日は相手に高さが無かったんで、ロングボールで対応しようとした。
(グループリーグの課題?)試合ごとに1失点しているんで、まずはその修正。攻撃のバリエーションだったり、確認というか、それも必要。そしてミスを減らすこと。
(1位通過?)それが一番クリアしなければいけない部分だった。4か国中もっとも難しい環境で1位になれてよかった」

●佐藤寿人選手(広島):
「スコアが4-1といういことで、ほぼゲームが決まった中で出たので、個人的にはアピールしないといけなかった。チームとしてしかりしたスコアで終えることが大事だった。個人的には残り何分かでポゼッションしたけど、シュートが打てるところに飛び込みたかった。チームとしては勝ったのは良かった。でもカウンターを食らって後ろの選手が疲れるといけないとケアしていた。
(監督からの指示?)特にないけど、巻さんと変わってタカさん(高原)の周りを動くように心がけた。タカさんをあんまり走らせずないように、晃樹(水野)と自分、羽生さんで動こうとした。最後にシュートがバーの上を越えた時があって、ああいうのはしっかり決めないといけない。でもセットプレーで点も取れたし、失点はアンラッキーだっただけ。ポゼッションしながら攻撃ができたことはよかった」

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2007年7月15日 (日)

アビスパ 0ー1 仙台、いろんなコメント

●リトバルスキー監督(福岡):
・前半は両方にチャンスがある試合展開。
・後半45分、ミスをしないようにに集中していけ。

●望月達也監督(仙台):
・前半同様に、スタートの入り方を集中して入っていこう。
・攻守の切り替えを早くしよう。
・久藤の動きに注意しよう

●リトバルスキー監督(福岡):
「試合について話をすることはすごく難しい状況です。特に北斗のケガがあって悲しい時を迎えなければいけません。ゲームに関して言えばオープンなゲーム、接戦でした。今日はロペスがゲームにプラスαを加えて試合を決めてしまいました。我々も得点機を演出したんですけれども、それを決めることが出来ませんでした。今日は仙台が勝利して帰るということです。みんな限界まで戦ったのですが、あと5%ほど力を出していれば、結果は変わっていたのではないかと思います」
Q:相手との差はどんなところにあったのてしょうか
「仙台の攻撃力の特徴は柔軟性にあると思います。ロペスと梁が内側に入って中々守備をしづらい動きをします。前節ではヴェルディに敗れましたが、得点機もたくさん作っていました。うちはゴールチャンスがあったところをものにできず、他のチームはそれをものにしています。いま、そういう差が出てきていると思います」
Q:上位にまた勝てませんでしたが、これからどんなことが必要だとお考えでしょうか
「試合をご覧になって分かっていると思いますが、得点力不足、ゴール前での力不足の部分があります。6週間前にもそれについて話しましたが、リンコン1人にたよるのは難しいし、十分なゴール前での力がなければ。ずっと無失点に抑えても得点機を決めないと試合には勝てません」

●望月達也監督(仙台):
「お疲れさまでした。今日の自分たちのテーマで一番の部分はメンタル的な部分で、前回のゲームでヴェルディさんにホームで1-4で叩かれた後なので、もう一度自分たちのやってきたことを信じるということでした。サッカー的なところでは、自分たちは攻撃的な部分を全面に押し出しているので、そこの部分でリスクを背負わなければいけない。けれど、そのリスクをどうやって減らしていって、ゲームの中で消していくかということを話をしたときに、大切なのは攻守のバランスだろうということで、バランスを一番のポイントにおいてやりました。今日はアビスパさんが立ち上がりにカウンター狙いだったのかなというのもありますが、失ったときにバランスが取れていれば守備はちゃんと出来るはずですし、もうひとつはボールの失い方を注意することを心がけていました。この点に関しては、結果だけを振り返れば、ある程度、自分たちのプラン通りにできたのかなと思います。
攻撃に関しては、ひとつプレッシャーを回避できればCBの前にスペースがあるのは分かっていたので、奪った後の切り替えに注意しました。前半にいくつかチャンスがあったところを取れなかったので、少しゲームが膠着状態になりましたけれど、じれずにボールを動かすということに関しては、きっちりできましたし、それがロペスのゴールにつながったのかなと思います。
終盤の相手の攻撃に関しても、それぞれが自分の守備のタスクを守れたということが勝ち点3につながったのかなと思います。相手を圧倒するというゲームといえば、3-0、4-0のゲームを考えますけれど、自分たちにとっては失点0で勝てたということが自信になる部分だと思います」
Q:後半になってロペスをトップ下に置いた4-5-1のシステムに変えましたけれど、その意図と、それに関しての評価を教えてください
「基本的にはリードした後に変えました。中盤を厚くするという狙いがひとつ。あとは、ロペスの守備を彼にあったものに変えていくこと、それと、相手の起点がアレックスとボランチのところなので、そこに対してプレッシャーをかけるというのも狙いのひとつでした。特に相手にスペースを与えないという意味では効果的だったのではないかと思っています。また、奪って前へ出ていくということに関しては、関口はもともと2列目から飛び出していける選手なので、それがひとつの自分たちの考えでした」
Q:中田洋介選手についての評価を教えてください
「菅井がずっと出ていたので中田にチャンスを与えられなかったんですけれど、今日に関しては非常にいい準備をしていましたし、守備の部分の意識というところと、奪ったところの攻撃の意識のところは非常に良かったんじゃないかと思います。選手たちが考えたプラン通りに試合ができたのも、磯崎を含めて両サイドバックの意識が非常に良かったからだと思います」

●久藤清一選手(福岡):
「ひとつ、ひとつやってくしかないですね。向こうに合せちゃったみたいな感じがありますね。うちのサッカーが出来ていませんでした。もう少し後ろで回せてというのができれば良かったんですけれど。仙台のFWの2人が結構走って、スピードもあったので、寄せられて、出すところがなくなって。寄せてくるチームに対して上手くパス回ししていかなければいけないと思います。そういうチームにパスが回せていないので、そこは課題だと思いますね。いい場面で前を向けていないというのがあったので、出す場面も少なかったし、後ろに戻すところもあったので、もう少し前に行けばよかったです。まずは休んで、リフレッシュして、一からやっていけばと思います」

●長野聡選手(福岡):
「今日は最悪です。悪循環でした。ボールを取っても回す意識がなくて、相手に合わせてしまう感じで、うちのいいところを消された感じがしますね。相手のパス回しが速くて、上がってくる人数も多くて、中盤で捕まえるのを手こずってズルズル下げてしまいました。そこを修正しなければいけません。どうしても競り合ったときに、うちが点を取るというところで弱いかなという部分があって、勝負どころを自分たちの方に持ってくるというのが足りないと思いますね。でも、まだまだ諦めるのは早いし、悪いところを修正していけば勝てると思うし、下を向くことなくやっていきたいと思います。監督を信じて、自分たちのやってきたことを信じて、やり通すことが大事だと思います」

●久永辰徳選手(福岡):
「自分たちがやりたいサッカーを相手にやられてしまいました。それが博多の森でやられたというのが残念です。立ち上がりに噛み合っていなくて引かざるを得ないという状況だったし、後半は選手で話して守備から入ろうということで引いて守る形をとったんですが、そういう形を意識してやったことがなかったので、ただ引くだけで、守り方が整理されていなかったので、カウンターもできず、ただ引くだけで、失点は時間の問題だったかも知れません。相手が勝つべくして勝った試合だったと思います。札幌、仙台に負けたことは厳しいし、J1復帰にはもう時間がないので、その中で自分たちの戦い方というのを考えていかないといけないと思います。その中で僕たちができることは、グラウンドの中でチームがひとつになれることを考えて、それをやるだけです」

●ロペス選手(仙台):
「試合が今日に延期になったわけですが、今回は結果を見れば今日で良かったと言えると思います。昨日やっていたら、同じ結果が得られたか分りませんから。立ち上がりから、今日はみんなが集中して試合に入れたと思います。また仙台は得点能力があります。ですから、あとはマークがしっかりすればかならず勝てると思っています。それが今日のゲームでできたと思います。得点シーンは、本当にすばらしいクロス、完璧と言えるクロスが入ってきたので押し込むだけでした。」

●中田洋介選手(仙台):
「試合が延期になったのは自分のサッカー人生の中ではじめてのことだったのですが、あまり試合に影響はなく、いつも以上にいい入り方ができました。粘り強い守備が僕の持ち味だと思っているので、何回か危ないシーンもありましたが、0に抑えられて良かったです。試合前から100%の力を出そうと思っていたので、それが出来たと思います。自分が出た過去2試合は勝っていないし、みんなに迷惑もかけているので、自分が試合に出ると勝てないと言われるのだけは嫌だったので、今日がラストチャンスくらいの気持ちでやりましたし、こうやって結果が出たのは自分だけの力ではなく、他の選手の支えがあってのことなので、それに関しては感謝しているし、自分もそれに応えて得点をアシスト出来たのは、すごく嬉しく思っています」

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ベトナム戦前日、コメント

オシム監督、遠藤保仁選手

「何も言うことはありません」
Q:先ほどベトナムのリードル監督が、明日の試合ではアタッキングディフェンスをすると言った。日本のカタール、UAE戦を見ると、特にアタッキングなDFはしていなかったように思うが、明日はどうか?
(オシム監督)「それについて、私は何と言ったらいいでしょうか? ベトナムの監督として最も大事なゲームを前にして、他のどんな言い方ができたのか? 非常に論理的だ。ベトナムにとって明日は歴史的な試合だろう。今まで内容も伴っているし、ホームだし、ベトナムに有利な条件が揃っている。観客も多いし、彼らは気候にも慣れている。明日のゲームは対戦相手に有利な材料が多い。その上でどんなゲームになるのか言い当てるのは難しい。逆にベトナムにも我々という対戦相手がいる。こうなるであろうというつもりはありません」
Q:1位通過してハノイに残ることがどう重要なのか?
(オシム監督)「1位でも2位でも通過することが第一の目標。その上でハノイに残ることがいいのか、場所を変えた方がいいのか。それよりまずは通過することが大事だ。通過した後にさまざまなことを考える。私の国の諺で『まだ生まれていない子うさぎを森の中に探しに行くな』というのがある。まずは突破してからその先のことを考えることになる」
Q:ハノイに残りたいのか?
(オシム監督)「私は観光客ではないので、ハノイに残りたいとかそうでないとかを言うつもりはありません」
Q:遠藤選手に伺いますが、今のチームの雰囲気はどうか? ベトナムについての印象は?
(遠藤)「僕が言うのも何なんですが、2戦目に勝ってチームもさらに一体感が増したし、勝つことのうれしさ、責任の重さを痛感している。チームはいい状態にある。ベトナム代表はサポーターを味方にして勢いのあるチーム。まずは引き分けは考えていない。勝つことだけを考えて多く走り、チャンスを作って、ゴールに結び付けられるようにしたい」
Q:遠藤選手に伺いますが、オシム監督の下でアタッキングフットボールをやってきたが、オシム監督からそういうサッカーを学んだのか? それとももともと日本のスタイルはこういう形なのか?
(遠藤)「監督からは多くのことを学んでいるし、何よりも僕自身がそれを痛感している。もともと運動量が多かったかどうか分からないが、運動量は増えている。走らないとサッカーはできない。走ることは当たり前のことだと思っている」
Q:明日のカタール対UAE戦の得点経過を選手に伝えるのか?
(オシム監督)「目の前の試合に集中することは第一だ。憶測に基づいて考えをめぐらすのは得策ではない。ホーチミンで何が起きたとか知った時はもう手遅れかもしれない。私を含めてスタッフは計算ができる。必要なことはわきまえているつもりだ」
Q:必要なことはわきまえているとおっしゃったが、状況に応じて選手変更もあるということか?
(オシム監督)「そうではありません」
Q:遠藤選手に伺いますが、蒸し暑い中で試合をするのは大変だが、2試合やって体は楽になったか?
(遠藤)「暑さにはほとんど慣れたし、1試合目もきつかったけど、日本にいる時と変わらずやれた。今は普通にやれている。明日は中2日ということで疲れが残るかもしれないが、次に向けての最高のコンディションを作りたい。みんなも元気だし、勝ったことで気持ち的にも楽になったと思う」
Q:高原のコンディションは問題ないのか?
(オシム監督)「代表のチームドクターはこの中にいませんか? それは私の仕事ではない」
Q:問題ないと思っていいのか?
(オシム監督)「高原がいい悪いではなく、私がその担当ではないということだ」
Q:遠藤選手に伺いますが、3年前の優勝の時と比べてチームの雰囲気、チーム完成度などどう違うのか?
(遠藤)「監督もメンバーも違うし分からないけど、今、オシムさんの下でやるようになって1年が経ち、この大会に来ている。チームとしてやりたいこと、やろうとしていることが明確になってきている。選手も理解してきている。最高点を追求しても届かないとは思うけど、今の段階でもいいところに来ている。あとは精度を高めたい。雰囲気も素晴らしい中でやれている。次に勝ってさらにチームの結束力を高めて行きたい」
Q:オシム監督は選手の健康が心配だろうが、我々はイエローカードが心配だが?
(オシム監督)「イエローカード対策班というのがあります。イエローカードをもらった選手は名乗り出るようにと言ってあります」
Q:遠藤選手に伺いますが、オシム監督のキーワードは走るサッカー。言い換えると『走れば、いいサッカーになる』ことをオシムさんから学んだのか?
(遠藤)「僕自身、間違いなく走る距離が増えたし、ビッグチャンスを何度もつかんだ。オシムさんから学んだことはある。でもただ走ればいいわけでもない。走らずに勝てば一番ラク。頭を使って走らなくていいプレーができればそれでいいこともある。状況によって考えながらやっています」
Q:遠藤選手に伺いますが、準々決勝でオーストラリアと対戦する可能性があるが、これについては?
(遠藤)「先のことは考えていないので。オーストラリアが2位で来るかどうかも分からないし、対戦できればうれしいというしかない。僕自身はドイツワールドカップにも出れなかったし、オーストラリア戦も出ていない。やってみたい国の1つではあるが、今はそこまで先のことは考えられない」
Q:ベトナムのパフォーマンスはどうか?
(オシム監督)「何度もお話しているが、どちらのチームが勝つということを前提に話を進めるのはフェアではない。サッカーは何が起こっても不思議ではない。日本が明日負けたらどうするかと聞く人が1人もいないことが不満だ。数学的にはあらゆることが可能。ポジティブなことばかり考えていても仕方ない。あらゆる状況を想定して、オプションを持っていたい。試合のクオリティ以外のさまざまなことに気を使わなければいけない。いい試合をしてもグループリーグ敗退はある。違った角度から考えてもいいのではないか。試合前に情報を得た方が、終わった後にどうしてこうなったのかと疑問を持つよりいい。今の回答に気を悪くされる方がいるかもしれないが、それがサッカーの現実だ」
Q:イエローカード対策班のことだが、今回のレフリーがJリーグなどと違ったジャッジをしていることを選手に伝えたりしないのか?
(オシム監督)「レフリーはアンタッチャブル。選手には何も言っていない。それより自分たちがいい試合をすることが大事。選手は十分クレバーなんで、判定や観客の応援もサッカーを構成する要素だと知っている。起こりえないだろうネガティブなことを伝えて対策を取らせることはしません」
Q:ベトナムが勝つ可能性があると言ったが、日本が勝つ可能性の方が高いと思うのだが、それには同意していただけるのか?
(オシム監督)「確率の問題ですね。予測はしません。そう考える理由が分からない。我々は何をしたらいいか分かっているつもり。それは我々の問題だ。これから余計なことを口走って、ただでさえモチベーションの上がっている相手をさらに勇気付けることは言いたくない。日本が有利だと私は思わない。不必要なことだと思う。計算上、明日勝てなくても1次リーグ突破はできる可能性はある。これも計算だ。カタールが勝たなければだが…。陳腐ですね」
Q:もしも日本がグループリーグで敗退したらどうするのか?
(オシム監督)「それはまた別の話だ。日本サッカー協会に聞いてください」
Q:日本のやりたいサッカーができない状況もありえるが、その時にどうプレーしたらいいのか? 選手たちのやっていることに満足しているのか?
(オシム監督)「満足してはいけないと前にもお話したと思いますが」

●リードル監督&ヌエン・ミン・フォン選手(ベトナム代表):
「みなさん、おはようございます。明日の試合はベトナムサッカー史上、最も難しいゲームだ。このグループBは今、難しい状況にある。今は日本とベトナム、カタールの3チームが準々決勝進出の可能性を残している。残念なことに我々は明日、一番強いチームと対戦しなければならない。とてもタフで難しいゲームになると思う」
Q:ベトナムはこれまでの2試合でいい試合をし、とてもいいスタートを切った。明日は勝ち点3を取りに行くのか? それとも勝ち点1でOKなのか?
(リードル監督)「私は明日のゲームに関して、30%はアタックに行き、70%は守備的に戦うつもりだ。それと多少のカウンターアタックを狙う。しかしそれ以外の特別なことはない。日本はこの大会でベストなサッカーをしている。パスを回し、非常に素早く動いている。この大会では他のチームとサッカーの質が違う。明日は勝ち点3を取りたいが、勝ち点1でも御の字だ」
Q:非常に難しい試合になるが、どこに注意するのか?
(リードル監督)「日本のカタール戦、UAE戦を見たが、日本はアタッキングフットボールをしている。パスを回し、クロスを入れ、能力の高いストライカーに合わせている。特にゴール前の25mにボールが入った時が危険。我々はペナルティボックスに入るパスやクロスをとめることが重要だ。明日の試合はやってみなければ分からない面もあるし、予想がつかない」
Q:GKとDFがケガをしているが?
(リードル監督)「今朝、短い練習をしたが、GKは25分やったところで練習をやめた。まずはドクターに診せ、その状況を見ながら明日どうするか決める。センターバックの選手も離脱した。彼は100%ではプレーできないが、85%の状態ではある。明日はおそらく先発するだろう」
Q:グループBはイエローカードが多いが、準々決勝進出が決まったらどうか?
(リードル監督)「とにかく明日はドロー以上を勝ち取りたい。私が恐れているのは日本が勝った時。UAEには100%の力でプレーしてほしい。我々が準々決勝に進んだらイエローカードは気になるが、いずれにしてもベトナムらしいサッカーをするしかない。明日は満足行く結果を残したい」
Q:ベトナムのスタイルは非常にコレクティブ。特に守備面がそうだが、明日はそれがポイントになるのか?
(リードル監督)「私のスタイルはいつでもアタッキングフットボールだ。しかしアタッキングフットボールは選手や相手による。日本のような相手に3トップ、4トップではのぞめない。しかし明日は大きなチャンスがあると思っている」
Q:キャプテンのフォン選手に伺いますが、日本チームをどう思うか?
(フォン選手)「日本チームはアジア最強。2試合を見てそう思った。明日は自分たちもこれまで2試合のようにベストを尽くしてベトナムのサッカーを見せたい。観客も多いし、明日はベストモチベーションで戦える」
Q:今日は練習場を変えたが?
(リードル監督)「ハノイスタジアムにしたのは非公開練習にしたかったから。ミーディンスタジアムのサブグランドは誰もが見ることができる」
Q:フォン選手に伺いますが、準々決勝に行く自信はあるか?
(フォン選手)「この大会前にベトナムサッカー協会が予想した結果とは違う形になっていると思う。もしも自分たちが決勝トーナメントに進んだら、偉大かつ歴史的な出来事になる。史上初の出来事でもある。我々はベストを尽くしたい」
Q:日本戦はベトナムサッカー史上、最もタフなゲームと言ったが、ベトナムのアドバンテージは何か?
(リードル監督)「日本のプレーヤーは何人かが欧州でプレーしていて疲労があるだろう。こちらは4万3000人のサポーターが応援してくれる中で戦える」
Q:フォン選手に伺いますが、準々決勝に進んでバンコクでタイと戦うことになったらどうですか?
(フォン選手)「その対戦は我々ベトナムの選手が最も期待しているもの。もし当たることになったらベストを尽くしてタイに勝ちたい」

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2007年7月14日 (土)

京都 1-0 鳥栖、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●美濃部直彦監督(京都):
・不用意なファウルを与えないように!
・前半は集中して出来ているので、このまま続けよう!
・クロスが少ない。もう少しサイドからの起点を作ろう!

●岸野靖之監督(鳥栖):
・今日は何点も入るコンディションではない。1点が大事。
・ロングボールはしっかり競ること

●美濃部直彦監督(京都):
「ごらんの通り台風で、今日の試合があるかどうかという天候の中で、西京極に足を運んでくれたサポーターに感謝します。そして、黙とうがあったようにアレモンの事故の件で我々は悲しい思いを持っています。彼に今日の勝利をささげたいと思います。それをやってくれた選手に感謝します。
ゲームのほうですが、2試合連続でピッチコンディションが悪い状態で、クオリティの高いサッカーは難しい、どうしてもラフなゲームになる。その中で2試合とも勝って勝点6をとれたのは非常に大きいと思います。勝てた要因としては、試合前に、雨の日の戦い方を徹底してやろうと、そして、タフなゲームになるから強いメンタリティを持って戦おうと、そういうところの差が出ると言って、選手がそれをしっかりやってくれました。徳重のシュートは、こういう試合はチャンスがあればどんどん打とうということで、彼がやってくれて非常に技術の高いシュートを決めてくれました」
Q:雨の2連勝ですが
「決して雨の中の戦いを得意としているわけではないし、もっといいコンディションでやることのほうがサポーターにとってもいいことだとは思います。ですが、こういう中で勝てた良かったです」
Q:早い時間での中払選手の投入の意図は
「倉貫選手の良さはこういう試合では出ないと思っていた。パウリーニョへの一瞬のパスなどを期待して出したが、こういうなかで発揮できないと思って代えました。中払はスタミナもあるし、強いメンタリティもあるし、雨の日に彼の役割を発揮してくれると思っていた。彼はしっかりやってくれたし、ある意味勝利を引き寄せる働きをしてくれたと思います」
Q:7月、8月に向けて今日の勝利がいいきっかけになるのでは
「7月、8月いわゆる第3クールですが、2勝して非常にいいスタートを切れたと思います。まだまだ強い相手もいるし、上位対決もありますから、これからもしっかり努力して勝点を取れるようにやっていきたいです」

●岸野靖之監督(鳥栖):
「負けたことは非常に悔しいですし、はるばる佐賀からまたは全国から我々を勇気付けてくれたサポーターに、それからテレビで応援してくれた鳥栖サポーターに勝利をプレゼントできなくて残念です。非常に水がたまってサッカーと言えない様な状態で、でも、これはお互い同じ条件なので、京都がやるべきことをやって勝ったと思います。鳥栖は少なくとも勝点1は取らなくてはいけないと思います。気持ちの弱いというか、そういうところから失点しました。そういう選手を使った僕の責任ですが、連敗しましたが、次から、もっと目のさめるようなゲームをしないといけないと思いました」
Q:守備はできていたと思うが
「できていたというか、今日のグラウンドでなんなんだという感じ。今日は場所の取り合いでパワーのある方が有利になるということです。鳥栖の選手もあと5m長くボールを蹴れるようにします」
Q:フィニッシュが少なかったが
「少ないというか無かったと思います。そこにいくまでのボールを蹴れなかった」
Q:「京都がやるべきこと」というのを具体的に
「相手より一歩でも1cmでも走る。シュートに対して必ず体を当てる、クロスを上げさせない。というところで、失点になった場面では、僕の考えでは防がなくてはいけない。いつも僕がトレーニングで求めていること。相手に一歩でも寄せるということ。その中であれ(失点時)はやったの? ということで。あの瞬間、あとでビデオを見て確認しますが、僕は行けたのではないかと。僕は、あれは鳥栖では当たり前に防がなくてはいけないと思っています」

●徳重隆明選手(京都)
「ゴールが見えたので思いっきり振りぬいた。パウリーニョのトラップしだいで裏に抜けたりとか出来ると思っていた。パウリーニョがトラップをミスしたときに『どけ』って感じで(笑)。狙ったところに行った。苦しいところで勝ててよかった。」

●石井俊也選手(京都)
「ディフェンスラインとボランチがよく耐えた。今日は1点勝負だと思っていた、我慢比べだとも思っていた。勝ててよかった。前の京都だったらやられていたかも知れない。辛抱強くなったと思う」

●斉藤大介選手(京都)
「こういうピッチ状態で勝ちをもってこれて、前節と今回の2試合に勝った意味は大きいと思う。(得点シーンは)ヘディングでとにかく前へ送ろうと思った。いいところに落ちてパウリーニョ、徳さん(徳重)が良く決めてくれた。1点を争うゲームで勝ててよかった」

●加藤秀典選手(鳥栖)
「前の試合が良くなかったのでラインを高く、しっかりやろうと意識をしていた。中央のアタックは僕と柴小屋で当たって、相手のサイドが入ってきたらサイドが行くのかボランチが行くのかというところで、前半決定的な場面になったり、迷った部分はあった。大事な試合を落として悔しい」

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2007年7月13日 (金)

UAE戦後、いろんなコメント

●オシム監督コメント
――非常に暑い中で、選手のプレーはよくなったか?
一番うれしいことは私だけでなく、選手たちが元気で試合を終えることができたことだ。試合結果よりも、選手・スタッフの誰もが心臓発作を起こさなかった。それほど困難な気象条件だったと思う。
――高原のけがの状況は?
それほど深刻なけがではないと期待している。しかし高原が出られなければ、日本がダメになるということでもない。
――このような条件でエレガントなプレーができたことについては
ゲームを左右したのは、どちらが相手を走らせることができたか、ということだ。結果として、われわれの方がボールをより多く動かして、対戦相手をより走らせて疲れさせることができた。今日の試合は90分どころか、45分でも大変だったと思う。しかしボールは疲れないので、気温には関係なく走らせることができる。結果的にはこちらのペースで試合を運べたし、勝つことができた。しかし、もしUAEが先制していたら、どんな試合になっていたか分からない。その場合、われわれの方が走らされていたかもしれない。
――日本の終盤のパフォーマンスについては

 その時が一番よい試合をしていたかもしれない。論理的ではないが。その時間から試合終了までの間、おそらく日本のボールポゼッションが95パーセントくらいで、UAEはほとんどボールに触れることができなかった、そういう試合展開だったと思う。
――選手交代の目的は?
交代理由は、リードしている状況で、間違いなく試合を無事に終わらせることだった。ある選手には少し休みを与えて、別の選手には代表のレギュラーになるようなアピールのチャンスを与えた。
――高原はゴールへの嗅覚(きゅうかく)が抜群だが、ほかの日本の選手についてはどうか?
彼がドイツでプレーしているのは、それが理由だ。つまり高原がドイツでプレーしているのは偶然ではない、ということだ。
――高原はどこをけがしたのか?
(この後も)プレーができればいいと思う。もし高原が出場できなければ、大きな問題になるだろう。代わりの選手を出場させて、埋め合わせしなければならない。方法はいくらでもある。負傷ではなくて、疲れではないだろうか。疲れてくると、体全体に痛みを感じるものだ。

■高原直泰(フランクフルト)
昨夜は全然寝られずに、体調を崩した。試合前にだいぶよくなったが、試合をやるにつれて悪くなった。無理してプレーするより、フレッシュな選手を入れる方がチームのためだと思ったので、自分で交代を要請した。今はだいぶ落ち着いてきた。次のベトナム戦も、もちろんやるつもりで準備する。休むつもりは全くない。
(2得点について)フィニッシュの場面で、ゴールできる場所にいることが大事。監督からは引かなくていいと指示されていたので、前気味のポジションを取って、タイミングを見てスペースに入りながら動いた。
 勝たなければいけない試合で、勝てたことがよかった。勝たないとチームの雰囲気が上がってこない。結果を出すことで、次に向けて頑張っていこうという、リズムをつかみたかった。こういう大会は、勝ち進めば勝ち進むほど力になる。

■中村俊輔(セルティック)
この大会はオーストラリアも苦しんでいる。ワールドカップで決勝トーナメントに進出した国が1分1敗なんて、やっぱり暑さが影響しているのかもしれない。普通なら動けて技術のあるチームが厳しくなる。それがアジアカップの特徴だし、難しいと思う。
(PKの得点について)3点目を取れば、試合が終わるというのはみんな頭にあった。2点目を取ったら、3点目を取りに行くと。あのときのイエローカードについては、全く分からない。ボールを置いたらイエローをもらった。
(グループリーグ最終戦のベトナム戦は)移動したくないから絶対に勝ちたい(※2位通過だとタイに移動)。でも今日も、後半だけを見たら負けている。失点シーンも人数がそろっていたのにやられた。反省しなければいけない。

■中村憲剛(川崎フロンターレ)
前半にうまく3点取れて、自分たちの狙っていた中東勢の弱点、特にボールウォッチャーになる部分を突くことができた。サイドを崩してのセンタリングなどが、うまくはまった。(第1戦の)カタール戦は追いつかれたので、そうならないように最後までコミュニケーションを取っていこうと話していた。
 自分の役割は、サイドチェンジとボールを回すこと。フリーの選手を簡単に使いながら、前に行くことも仕事だった。2点目の場面は加地君がフリーだった。カタールよりUAEの方が引いてこなかったので、入れやすかった。(3点目のPKにつながったパスは、)ヤット(遠藤)さんの声が聞こえたので、あの場面ではシュートを選択せずに出した。

■川口能活(ジュビロ磐田)
前半、いい形で得点を重ねられた。いい時間帯に先制して、相手が前に出てきたところを、うまく突けた。ただし失点については、3点リードしたところで、気の緩みが出たのかもしれない。ボールを奪われて、1本のパスでシュートまで持っていかれた。その前に体を寄せていかないと。(相手が退場で)1人少ない状況で失点したことは、反省しなければならない。

■鈴木啓太(浦和レッズ)
(足のケガについて)詳しくは分からないが、右足のすねのところ。最初はプレーできていたが、途中で足を着いた瞬間に、できないかなと思った。
 今日は早い時間に点を取れたことで、焦らずに試合を進められた。(グループリーグ最終戦のベトナム戦については)いい準備をしたいし、勝てば1位通過できる。ただ、相手より休みが1日少ないし、厳しくなると思う。今日の失点の場面も自分が絡んでいるので、反省しないといけない。

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2007年7月12日 (木)

アジアカップ:日本 vs UAE試合前日、いろんなコメント

*オシム監督と中澤選手同席で、日本語で会見が行われました。
Q:明日の試合についてお話いただけますか?
(オシム監督)「何も言うことはありません」
Q:UAEの初戦を見てどんな感想を持ったか? 危険を感じたか?
(オシム監督)「危ないチームだと思う。危ないというのは危険であるという意味。UAEの側から見ればそうだが、それだけではない。危険という意味はUAEが危険であるという意味とともに、日本チームが危険な状況に置かれているということだ」
Q:日本が負けることを受け入れられるか?
(オシム監督)「負けても仕方がないという気持ちでやっていたら、私はこのような仕事には就いていない。もちろんサッカーは負けることと勝つことがつきまとう。フランスに諺があるが、負けるにしてもどう負けるかが重要だ」
Q:中澤選手に質問だが、日本はカタール戦で1-1の引き分けだったが、強さを取り戻すことはできるか? 次の試合では日本を強く見せられるか?
(中澤選手)「選手がやるべきことはしっかりとコンディションを整え、相手の分析をすること。しっかり練習をすることだけなんで、強く見せるとかそういうことは監督に聞いてください」
Q:先ほどUAEより日本は危険な状態にあるとおっしゃいましたが、どういう意味ですか?
(オシム監督)「先ほどの答えはそういう意味で言ったのではありません。まず1つとして初戦の戦い方がある。ベトナム戦のUAEよりははるかにいいサッカーをしたと思う。危険であると言うのは、そういう試合の中でもっといい内容・結果であるべきなのに、それが果たせなかったということ。UAEの方がもっと改善する余地が多く残されている」
Q:UAE戦はアジアタイトルを獲るためにとても重要で、オシム監督自身にとってもそうだが、この試合の重要性をどう考えているか?
(オシム監督)「私のキャリアについては気にしていません。日本代表監督の仕事として? それは関係ないと申し上げている。私が唯一の日本代表監督ではない。あなたはどうしてそのようなことに関心をもたれるのか? 私はプレミアの監督でもないし、イングランドに住んでいるわけでもない。日本のサッカーがもっとよくなるように援助をしているだけです」
Q:日本サッカーは改善が必要とおっしゃったが、気象条件についてはどうか?
(オシム監督)「これまで何があったか、今まで何をしてきたか、どうだったかという話はあまりするつもりはない。あなたがサッカーの専門家であれば、約束などできないことが分かるでしょう。日本が3大会連続で優勝することが決まっているのなら、他の国が出る意味などない。私がここにいるのは、2回優勝した後を受けてのこと。私が勝っても面白くないということはないが、それが最優先課題ではない。もっと重要なことはワールドカップ予選だ。そのための若返りが私に課せられた仕事。3年後にもっと強いチームを作ることが大事なんです。アジアカップも大変重要なステップ。気候や困難な面もあるが、それが日本サッカーの最重要課題ではない。私に代表監督を要請する際、3大会連続アジアカップタイトルを獲らなければいけないという条件があったのなら、私はサインをしなかったでしょう」
Q:中澤選手に伺いますが、世界のあらゆる国と試合をされた経験があるあなたにとってはアジアのサッカーは大したことはないという感想を持っているのではないか?
(中澤選手)「アジアだからといって、僕自身はプレーするのに手を抜いているわけじゃない。カタールのセバスティアンのような新しい選手も次々と出てくるし、そういう相手と戦うのは楽しみ。いろんな選手と戦えるのがいい経験になる。だからアジアがどうのこうのということはありません」
Q:先ほどの危険という話の意味は、初戦でいいプレーをすると、その先の進歩が難しいという意味でしょうが、連携面の手ごたえはどうですか?
(オシム監督)「結果と内容の違いという意味では、どんないい内容でも負けは負け、勝ちは勝ちだ。ロマンティシズム、つまり美のために死を選ぶというのは過去の話。結果は日本対カタールが1ー1だった。日本は確かに勝利に近かった。、美しいサッカーをしたのも日本だったが、結果でその全てが忘れられる。1-1。それが今のサッカー界の真実だ。それ以上申し上げることはない」
Q:中澤選手にお伺いしますが、一度代表を引退しカムバックしたわけですが、この大会ではオーストラリアと準々決勝で対戦するチャンスがあります。それをドイツワールドカップのリベンジの場ととらえているのか?
(中澤選手)「オーストラリアにワールドカップで負けたことは今でも忘れてはいないが、そのリベンジはまだ考えていない。まずは予選リーグをしっかり突破すること。それで対戦相手がオーストラリアになった時、いろんな感情が出てくるのかと思います」
Q:昨日の練習ではゴール前の連携に時間をかけていたが、次のゲームではより積極的にゴールを狙う姿勢を打ち出すのか?
(オシム監督)「サッカーはそんなに単純ではなく、見かけよりずっと難しい。同じ練習を見て、ディフェンス陣が失点しないための練習だと言ったらどうなりますか?」
Q:中澤選手に伺いますが、明日の試合へのプレッシャーはないか?
(中澤選手)「どんな試合でもマスコミの方はいろんな記事を書かれるので、プレッシャーはあります。でも自分のプレーには影響しない。特別に臆することもなくプレーしたい、過度なプレッシャーは感じていません」
Q:中澤選手に伺いますが、こちらにきて1週間だが、単調な生活に飽きているのか? それともフレッシュな状態か? 食事はおいしく食べているのか?
(中澤選手)「食事は特別おいしくないものも出ていないし、毎食おいしくいただいている。練習も毎日違うし、僕は代表に入って日が浅いのでまだまだフレッシュ。新しい監督になってから試合も少なく1つ1つやっている段階。マンネリ化することは1週間くらいではありません」
Q:ガルフカップを視察に来たが、イスマイル・マタルの研究のためか? 彼を危険だと思うか?
(オシム監督)「個人的に知り合いではないので、どんな人間か分からない。どんな選手かには興味はあるが。しかしそういう質問はよくない。UAEはマタルだけでやっているわけではないし、他の人も、素晴らしい監督もいる。マタル1人と戦うわけではない」
Q:UAE戦は大事なゲームになるが、明日に向けての決意は?
(オシム監督)「NHKの方ですか? であれば、会見の後、こっそりお話します。ひょっとすると少し長くかかるかもしれませんが」
Q:中澤選手に伺いますが、メツ監督が「日本はうまく試合を殺すことができない」と話していました。それについてどうか?
(中澤選手)「殺すという表現は難しいが、カタール戦は残り5~10分の日本の戦い方にはまずい部分があった。今の日本代表はそういうミスをしてはいけない。同じミスを繰り返していたら先は見えてこない。選手全員で話し合ってやっていければと思う」
Q:ジーコが「日本の選手に1つ以上のオプションを与えるのは好ましくない、1つのオプションだけ与えてその通りやらせるべきだ」と話していたが、それについてはどうか?(*ジーコ前監督は6月5~6日にドバイで行われたドバイ・スポーツ・カウンシル主催のフットボールカンファレンスでそう話したという)
(オシム監督)「ジーコがそんなことを言ったかどうか、私は知りません。だから本当に言ったとしたらという仮定の質問になる。ジーコは現役時代から優秀な選手で、今も優秀な監督として有名だ。彼がそんなことを言ったとは信じられない。新聞記者の誤解ではないかと思う。ジーコはそういう言葉で日本を褒めたのではないか。日本のサッカーはさまざまなオプションやアイディアがあり、これからもっとよくなる。経済や社会と同じようにもっとサッカーも成長する。自由なアイディアや即興性は伸びていくだろう。もう少し日本のサッカーに期待してもいいですよ」

※会見は英語で行われたため、以下はコメント要旨になります。ご了承ください。
●ブルーノ・メツ監督(UAE代表)
「明日の試合はベストを尽くし、勝点3を取りたい。我々は何でもできる。いい結果を出して日本から大きなポイント取りたい」
Q:日本とは6年前、あなたがセネガル代表監督だった時に対戦しているが、その後、グローバルな視点でその進化をどう思うか?
「最初に5年前と今とは違う。UAEの監督も変わり、私が今はUAEの代表監督を務めている。日本はその後、ジーコ監督から今はオシム監督になり、代表チームは成長している。今大会の初戦ではカタールとドローだったが、いい内容の試合をしたと思うし、実力があるチームだと思う」
Q:UAEがベトナムに敗れたことは大きなサプライズだったが?
「サッカーは試合前にうんぬんすることはできない。我々は若いチームで経験が少ない。スタジアムも満員になり、ベトナムには有利だったし、我々にはプレッシャーもあった。サウジアラビアと韓国も1ー1だったし、サッカーは時々驚きが起きる。試合前には予想はできない。2002年日韓ワールドカップでも韓国がそうだった。彼らはスペインを破り、イタリアに勝って勝ち進んだ。強いチームでもそういうことが起きるのだ。小さなミスでゲームは変わってしまう。この前の我々もそうだった。次の日本戦ではいいアクションをしたい。日本はこの大会でベストチーム。いいクオリティを持っているし、いい選手もいる。最初の試合で敗れて、選手たちは驚いているが、何とか流れを変えてグループリーグを突破したいと思う」
Q:あなたとオシム監督はパランシエンヌ時代のチームメートだったが、オシム監督との思い出は?
「オシムさんはビッグプレーヤーで、私にはファンタスティックな印象だった。明日はそういう関係抜きにして戦う。サッカーはサッカーだ。オシムさんは本当にファンタスティックな選手で、コーチでもある。私は彼にとってはいつも若造だと思う」

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日本2-2(PK3-4)チェコ、いろんなコメント

●吉田靖監督(U20日本代表)コメント
「このような形でここを去ることになり残念です。
近くで見ていないからPKかどうかは分かりませんが、2回続けて帳尻あわせみたいにカードが出たことは不満です。4戦での選手のプレーには満足しています。素晴らしい試合をさせてくれた、この地には感謝しています。
このチームは解散になりますが、これから選手たちは始まります。悔しさを次に生かして欲しいです」
Q:後半のチェコのPKについて
「それはさっきも言ったのでもう言いたくないです。感想もないです。
最後15分は足もつっている選手もいたけれど、延長も考えながら選手を交代した。徐々にチェコのプレッシャーに押されていった。ラインも下がってしまって、もっと攻撃的にいければよかったが、体力的にも精神的にも、そうなってしまった。次があるから下を向くな、選手たちにはそう言いました

●福元洋平選手(大分)
「試合をやるごとに成長を感じるチームだった。得たものは大きい。経験を活かさないといけない、世界に来て力不足を感じた。色々あって、いいチームだった。今日は本当に悔しい。次にこの経験を活かさないと、いい経験だったとは言えない。活かせてからいい経験だったと言いたい。これからもみんなに置いていかれないように頑張りたいです」

「力が足りないことを実感しました。もっと僕が強ければ……そして速ければ……。自分の力不足を感じました。前半、攻撃陣が2点取ってくれたのに、本当に申し訳ない。特に2失点目は、僕がPKを与えてしまった。あの時は、このまま逃げ切るというより、仕掛けていこうと思っていました。向こうはロングボールが多くて、どんどん押し上げてきたけど、カウンターとかで点が取れなかった。でもこっちは点を取られる気がしなかったのに、ああいう形で2点取られてしまった。

 このチームは1試合1試合成長してきました。でも本音はもう一つ上に行って、世界のトップレベルと試合をしたかった。課題はいっぱいあります。すべてですね。やっぱりほかの国の試合を見ていても、みんな同い年なのにレベルが高いし、すごいプレーをやっている。『これが世界レベルか』と実感したし、自分の力不足を感じたので、これからチーム(大分)に帰って努力したいと思います」

●青山 隼選手(名古屋)
「つないでmいいサッカーができてチャンスをものにできていた。もったいない失点だった。2点を決めてからディフェンスが下がり始めて、中盤も含めて連携が取れていなかった感じがする」

●内田篤人選手(鹿島)
「2点を取って、守りに入ってしまった。押し込まれて、引いてしまった。グループリーグ突破はできたけど、その先は厳しい、それが今の実力だということ。
2-0の時点で、これで勝ったとは思ってなかったけど、やり方が変わらなきゃいいなと思っていた。ディフェンスラインがどんどん下がっていった。そこで声が出ないとか、耐えられないとか。それが今の力だということです」

●槙野智章選手(広島)
「試合後は吉田監督も泣いていた。これでチームは終わりだけど、まだ選手には次があるぞって、頑張れって言われた。チーム結成からの2年間半で色々とみんなに言って、嫌なことや傷つけることも言ったかもしれないけれどって監督に言われて、みんな泣いた。
2年半で成長させてもらって、結果で恩返しをして、優勝して胴上げをしたかった。悔しい。本当にただの監督じゃなくて、すごく距離が近かったなと思う」

●柏木陽介選手(広島)
「もっとこのチームでやりたかった。監督のためにも勝ちたかった。精一杯やったから仕方がないです。
後半、相手は蹴ってきたが、そこでこっちまで蹴る必要はなく、つながないといけなかった。個人的には今日がいちばんよかった。左も右も見れたし、相手が来てもボールを取られなかった。守備でも動けた。ただもう少しFWをフォローしたかった。
試合中のPKは、2本目は仕方がないけど1本目は取らなくてもよかったと思う。チェコの蹴ってくるサッカーにもっと対応して、こっちもカウンターで攻め切れればよかった。チェコの形になってしまった。
延長は数的優位で30分もあったのに、無駄なミドルが多くてもったいなかった。今日はセットプレーのキックは良かったが、中に入ってくれなかった。
だから最後は自分で狙った。今日のプレーは良かったけど、大会全体を通しての出来には満足していない。でも最高のチームでした。みんなが引っ張ってくれた。ここまで来てよかった」

●森島康仁選手(C大阪)
「チーム結成から、この2年半を振り返ると、最初は選ばれるだけでOKだった。試合にも、怖くて出たくなかった。AFCユース予選(05年11月)の頃からちょっと変わって、チャンスをつかんでやってきた。攻撃だけでなくて、みんなが守備も攻撃もやってきた。このチームのサッカーが楽しかった。中
心としていちばん前でやっているけど、自分としては目立たないくらいでちょうど良いと思っていた。負けたことはとても悔しい。次はチームをJ1に上げたい」

「2-0から変な流れになってしまいました。自分たちのサッカーができず、2-2になって、パニックになって。『こんな展開があるのか』と、試合中に思ってしまいました。それにPKを外してしまいました。僕が決めていれば……。
このチームでプレーできたことは、自分の中で大きな財産です。この経験を糧にして、セレッソでJ1に上がれるようにしたいです。本当にこのチームは最高でした。パフォーマンスを考えたり、それをやる余裕もありました。世界との差が無いことも分かりました。こんな大会に出させてもらって、本当にいい経験になりました。今日は、出し切った感があります。カワさん(河原)が代わってから、自分も守備を頑張りました。コウタ(青木)も、PKを与えてしまって動揺していたのでフォローしました。
(このチームを振り返ってみて)この代表では、最初はマイク(ハーフナー)という、大きな存在がいました。自分はその下でした。でも、アジアユースのときから、『自分も変わらないと』と思うようになりました。僕の仕事は攻撃だけじゃなく、守備。自分が一番前で守備をするようにしました。悔しいですが、今後も頑張ります」

●香川真司選手(C大阪)
「本大会での4試合は短かった。やっぱり自分は運動量や技術もそうだし、全体的に戦えるように力をつけたい。走れないといけないと思ったし、フィジカル的にタフにならないといけない。強い相手にも転ばないようになりたい。ずっとこのチームにいたかった。雰囲気がよかった。ベンチから見ていて、今日は途中からやばい感じがしていた。途中からセカンドボールを拾われるようになり、やられた。
個人的にはツーロン国際大会の時に全然ダメで、この大会もメンバーに入れるかなってどきどきしていて、セレッソでも全然良くなくて。ボランチにも金崎夢生(大分)とかも出てきて、彼がケガをしたから入れたようなもの。
できれば、勝ってスペインとやってみたかったなあ。ナイジェリアも強かったけど、強豪っていう感じのところとやってみたかった。もっと勝ちたかった」

「出たのは延長戦のわずかですが、ボールを積極的に受けて、セカンドボールをしっかり拾うように指示を受けました。
(決定的なシュートも放ちましたが)あれは、相手のハンドだったと思います。悔しいです。ナイジェリア戦では自分のハンドが取られて、今回は相手のハンド。なんかこの大会はハンドに泣きましたね。僕は次の大会もあるので、この経験を次に生かしたいと思います。次はこのチーム以上のものを作って、このチームよりも上にいきたいと思います。そうすることがこのチームへの恩返しになると思います。本当にみんなにはよくしてもらったので

●梅崎司
「このチームが最後になってしまって悔しいし、悲しいです。立ち上がり2点を取るまでは、自分たちのサッカーができていました。でも、2点取ってから、グループリーグでも感じていたのですが、試合巧者になれませんでした。3点目を取って相手をいなすサッカーができませんでした。強い国はああいう展開になったとき、自分のペースで試合を進めようとします。自分たちでボールポゼッションを高めて、コートをフルに使って攻めて、追加点を狙っていく。僕らはそれができませんでした。相手がパワープレーをしてきて、押し込まれても、そこで蹴るのではなく、つなげて相手をいなすようにしないといけない。ただ、あの時は相手に完全にのまれていました。あの時間帯、周りは完全にアウエーの雰囲気になっていました。自分たちを見失ってしまいました。チームとして焦ってしまいましたね。せっかく相手が前掛かりになってきて、そこを崩すチャンスがあったのに、できませんでした。要因としては、経験が少なかったのだと思います。そこでもっとチームとして強い意識を持てればよかったと思います。
(これでこのチームは解散となりますが)18歳のときに初めて代表に選ばれて、僕自身初代表だったのですが、最初はメンバーに入るか入らないかという当落線上でした。そこから、僕はこのチームとともに成長してきました。本当に感謝しています。ヤッコさん(吉田監督)にも感謝しています。最高のチームだったので、このチームは僕にとって一生の財産だと思います。決してこれは消えることはありません。この経験を糧に、これからもっと大きな舞台が待っているので、どんどん成長して活躍する姿をヤッコさんやスタッフの皆さんに見せたいと思います。負けたけど、日本のサッカーは結構世界に見せられたと思います。胸を張って帰っていいと思います。本音を言えば、次(準々決勝で)スペインとやりたかったけど、勝負の世界なので、この結果も『世界』だったのかなと思います。帰ったらJリーグが待っています。そこで結果を残すだけです。チームのJ1残留という結果を出しながら、北京五輪予選もあるので、絶対にそこ(U-22日本代表)に食い込んでいきたいです。そのためにも、どんどんレベルアップをしていきたいです。
(あらためてこのチームを振り返ってみて)チームとしても成長ができました。みんな、自信を持ってプレーできました。日本のサッカーを見せられました。これは大きかったです。それだけに、今日の負けは本当に悔しいですね。やはりこれからは『世界基準』を頭に置きながら、今後は世界を常に意識して、日々成長していければと思います」

●青山隼
「2点取っていたのに、僕と槙野、フク(福元)が中心となって踏ん張らなければいけないところで、踏ん張りきれなかったのが敗因だと思います。そこはまだまだ僕らの弱さだと思います。攻めの選手には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 このチームには、団体スポーツの一番の原点である、結束力がある。みんなで笑って泣いて、友情の塊のようなチームだった。一緒に笑って泣いて、いろいろなことを分かち合うことができた。本当に貴重な大会でした。
僕自身はここ(カナダ)に来る前、けがをしてJリーグの出場などに絡んでいなかったので、この大会に賭けていました。結果的には点を決めることができたし、結果も出た。チャレンジしていこうという大会前の自分の気持ちが、前面に出た大会でした。悔しいけれど、帰ってからが本当の勝負。世界で通用した部分や、通用しない部分も分かったし、経験を積めたと思います。良い意味でこれをバネにしたいと思っています。
でも本音を言うと、もっとやりたかった。やり残したことはまだまだある。本当に今後は練習あるのみですね。1日1日、何をやるのか意識したい。ここで得たことは、良い意味で“僕らもやれるんだ”というのがつかめたこと。“周りに絶対負けないぞ”という気持ちを持ってやれば、結果が出ることが分かりました。記者の人たちも本当に一緒に戦ってくれた。メディアの人たちやスタッフ、そういった人たちも含め、すべてが一つになって戦った大会だと思います。カナダに応援に来てくれた人たちとも一緒に戦えた。だからこそ、グループリーグ1位になれた。だからこそ、今日は絶対勝ちたかった。あの相手のハンドの判定も、運が悪かった。僕らも審判にごちゃごちゃ言い過ぎたこともある。それも過ちかもしれないし、それで印象を悪くしてしまったのかもしれない。もっと僕らが大人にならなきゃいけなかったですね」

●林彰洋
「本当に悔しい。優勝を目指していたのに、こんな負け方は本当に悔しいです。でも自分達のサッカーをやりきった感はあります。やりきった感はあるけれど、自分の中での評価では、計7本あったPKを1本しか止められなかった。もう1本は手に当てたのにはじき出せなかった、PK戦を勝ちにつなげることができなかった。それが力不足だと感じました。でも、このチームは最高でした。このチームでまだまだやりたいけど、解散という結果になってしまいました。この経験を心に留めて、次から頑張っていきたい。このチームは、チームワークと団結でここまできました。チームの結束が本当にあった。今回負けたのは、1人1人の技術がまだ足りなかったのだと思いたいです。でも僕らのサッカー人生はこれで終わるわけではないので、次に切り替えて、ステップアップしていきたい。課題も見つかりました。ハイボールの安定感など、一つ一つ練習に取り組んでいきたいです」

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2007年7月11日 (水)

札幌2-1アビスパ、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●三浦俊也監督(札幌):
・相手の2列目からの飛び出しを注意しよう!
・残り45分、0におさえよう。
・得点するチャンスは必ずある。マイボールを大事にしよう。
・セットプレーでもチャンスはある!

●リトバルスキー監督(福岡):
・後半立ち上がりにボールを回して主導権を得よう。
・相手のコーナーキックやフリーキックの時、集中しよう。

●三浦俊也監督(札幌):
「涼しい中でのゲームでしたので、お互い運動量の多い、攻守の切り替えの速いゲームになったな、という印象です。
前半に関してはお互いにチャンスがあり、福岡の方にひとつ、ふたつ問題点があるようなディフェンスの形で、それから札幌のほうも簡単に相手の田中選手に裏を取られるようなシーンで決定機を作られてしまった。前半が終わった段階では『どちらにも転ぶゲームになるな』という印象を持ちました。
後半になってからは風上になったからというのもあるかもしれませんが、どちらかというと、札幌が優勢に試合を進められたかなと思います。ただ、福岡のほうも決定力のある選手がいますし、今日に関しては田中選手、そこをなんとか抑えられて、というゲームになったと思います。
やはり後半のいい時間帯に点が取れないとなると、今度は福岡に流れが行くな、と思っていたら案の定相手に流れていきました。厳しいゲームになるな、というのは感じていましたが、ただやはり追加点を取って相手がリスクを犯している時に、決定機が入らないとなると、失礼な言い方になりますが代表と同じような結果になりかねないと思いましたし。ラッキーでしたけど、最後の逃げ切りの時間帯であそこでコーナーキックを与える一連のプレーなどは、まあ、日本人が持っている弱さというのを感じざるを得ない局面でした。あそこで何も起こさず終わらなければいけないかな、と思いました」

Q:ダヴィの動きが目立っていたと思うが、その評価は
「前回の試合もそうですし、福岡とやるときにはダヴィが相手にとっては嫌な選手だという感じはしました」

Q:前節の課題修復については
「まあやはり前線の2人のところにボールを収められるかどうかがポイントだと思っていたのですが、そこが比較的収まったかな、という感じはしています。そこがセカンドボールを拾えた原因かなという印象です」

Q:ホームでの連続負けなし記録がJ最多となったが
「その記録があるから何かがどうとかい問題ではないので、引き分けが比較的多かったので、今日みたいなイーブンゲームが拾えれば、今後は第3クールの厳しいアウェーゲームでも勝点を拾えると思います」

Q:福岡の守備にいくつか問題があったと話していたが、どういったところだったのか
「非常にいい質問ですが、あと1回対戦が残っているのでちょっとお話できません」

●リトバルスキー監督(福岡):
「オープンな五分五分な試合でした。試合開始早々から失点してしまったが、そこから立て直して同点まで戻すことができました。札幌のほうも攻撃的にきて、こういう結果になりました。本当に、残念な結果。PKの判定だけは、ちょっと明確ではなかったと思う。そういうPKによって、こういう結果に終わってしまいました。この結果はチームに相応しくない。ウチの選手は100パーセントを尽くして、こういう結果に終わったことで、彼らは悲しい思いをしていると思います」
Q:相手のダヴィをフリーにするシーンが多かったような気がするが
「今日のゲームはオープンなゲームで、我々も攻撃的にプレーしようと思って前がかりにプレッシングをしてその結果、そうなったと思う」

●芳賀博信選手(札幌):
「第3クール最初の試合で勝点3を取れてよかったと思う。得点こそなかったが、今日はダヴィが活躍してくれた。前線からの守備でもすごく頑張ってくれていたし。自分との連係もよくなってきていると思う」

●西嶋弘之選手(札幌):
「後半戦最初の試合で勝ち点3を取れて、新しいスタートが切れたと思う。前半に同点にされてリズムが悪くなった時間帯もあったが、後半に追加点を取れて勝てたという流れも悪くはないと思う。ただ、自分のサイドを突破される場面が何度かあったので、そこは課題として修正したい」

●高木貴弘選手(札幌)
「失点しても下を向くことなくプレーすることができた。チームとして、第3クール最初の試合で勝ち点3をとれたことは大きいと思う」

●大塚真司選手(札幌):
「攻守ともにメリハリのあるプレーがチームとしてできていたと思う。もう少しボ自分達でボールを動かして攻める時間帯が増えるともっと良いと思うが、後半戦最初の試合で、ホームで勝ち点3を取れたのはよかったと思う」

●中村北斗選手(福岡):
「前節はちょっと体が重くてきつかったが、今日はコンディション的にもしっかりできたと思う。もちろん勝てなかったことは凄く悔しく感じている。チャンスにもっと絡むことができていれば・・・。もう少し前を向いてボールを受けられるように、しっかりトレーニングしていきたいと思う」

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鳥栖0-1愛媛、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●岸野靖之監督(鳥栖):
・球際が弱い、厳しく行け。
・シュートを打つこと。
・コンパクトにいこう。

●望月一仁監督(愛媛):
・相手の2トップにボールが入ったら裏のスペースをケアしよう。
・高い位置からのプレスは続けていこう。
・サイドチェンジを意識してやっていこう

●岸野靖之監督(鳥栖):
「今日の試合は『勝ちたい』と思う気持ちの強いほうが勝った」
Q:中盤のボランチがいつもなら守れるところで守れてなかったが原因は?
「役割ができていなかった。こぼれ球を取れない、アタックもできない、必要なときに必要なところにいなかった。バランスが取れてなかった。後半もう一回整理して送り出した・・・・」
Q:レンタル移籍の宮原に点を決められたが相手としての宮原は?
「彼は非常に頑張っていた」

●望月一仁監督(愛媛):
「鳥栖は力があるチームなので歯が立たないかなと試合前の予想はあった。
いけるとこまで選手に頑張ってもらって、あとはスコアをみて、ゲームの流れで勝負できたら勝負したかった。勝ち点を取って帰れたらいいかなと思いながら試合はやった。結果は勝ったがまだまだ内容の差は感じる」
Q:1点を取って、終盤はかなり追い込まれたように見えた。今日の守備陣は?
「力の差を感じた。あの時間帯であれだけ崩されたら1点入ってもおかしくないと思った。あの時間帯でポゼッションできたらなと思う。まだまだ歴史の差を感じる」

●山口貴之選手(鳥栖):
「負けたのは自分のせい。あのシュートをはずしたら・・・。負けるときはこんなもの。全体を通して、今日はよくなかった。今日は悔しくて眠れない」

●高橋義希選手(鳥栖):
「前半が、良くなさ過ぎた。結果、シュートゼロということは、試合の入り方が悪すぎた。次に切り替えて臨みたい」

●高地系治選手(鳥栖):
「(アディショナルタイムのシュートシーン)トラップが大きかった。GKの出足も良かったけど、あれは決めないといけない。チャンスはたくさんあったが・・・。全体通して悪かった。気持ちで勝っていなかった」

●柴小屋雄一選手(鳥栖):
「(前半シュートシーン)「来た!」と思ったが・・・。90分間通して、後半のように攻めないといけない。気持ちで相手に勝っていなかった」

●藤田祥史選手(鳥栖):
「前半はタイミングが悪くて、競り合いで負けていた。後半のシュートは狙って打ったが・・・」

● 川北裕介選手(愛媛)::
「遠くまでサポーターが来てくれたので、どうしても勝ちたかった。攻められたけど、みんなが身体を張ってコースを防いでくれたので、フリーで打たれていなかった。前節、ダービーで負けているので、勝ちたかった。今日は試合をしていて楽しかった。尹さんが入り、山口さんが入り、鳥栖が次ぎにどういう攻めをしてくるのか楽しみだった」

●南裕三選手(愛媛)::
「前回の対戦で負けているので、リベンジしたかった。後半に押し込まれる時間帯が多かったが、もっと楽に戦えるようにしないといけない。そうして、このまま試合に出続けて行きたい」

●宮原裕司選手(愛媛)::
「PKでボールの置きなおしの指示を受けたときに緊張してしまった。本当は藤井が蹴るようになっていたけど代わってもらった。今日の試合は疲れた。最後はしっかりと守ることができたけど、そこは修正点」

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2007年7月 9日 (月)

カタール戦後 いろんなコメント

※会見は英語で行われたため、以下はコメント要旨になります。
●オシム監督(日本代表)
Q:敗戦のショックはあるか?
「ここに来て、それほどショックはない。敗戦はフットボールの要素である。今日の結果がグループリーグの終わりを意味するものではない」
Q:次の試合に向けては?
「問題はここの気候だ。今日は気温が下がったが、難しい気候が蒸し返さなければいいが。次の対戦相手であるUAEの方がカタール戦よりもよく戦えるだろう。が、UAEの方がここの気候をよく知っている。今日の試合とは戦い方が異なるだろう」
Q:今日の日本選手のパフォーマンスをどう考えるか?
「正直、選手のパフォーマンスは驚いている。驚くべきことに選手たちはフットボールをしていた。しかしこれは我々の問題だが、選手たちは美しいことを効果的な結果に結び付けるところまでのレベルに達していなかった」
Q:大会前の準備期間の短さと今日のパフォーマンスについては?
「大会が終わるまで待てば分かることだ」
Q:ベトナムが初戦で勝利したことについては?
「いい点が3つある。彼らはよいプレー、よい走りをしたこと。そしてチームとして何をすべきか理解していることだ。彼らはグループリーグ突破への特別なモチベーションを持っている。ベトナムが勝点3を挙げたことはシリアスに考えている。我々はチャレンジャーだが、ベトナムもまたチャレンジャーだ」
Q:今日の試合をどう評価するか?
「我々のサッカーはつねにに変化する。今日のゲームは終わった。今日勝つよりも引き分けたことが次につながるかもしれない。今日のことよりも次のことを考えなければならない」
Q:先ほど「日本がまだ、美しいことを効果的な結果に結び付けるところまでのレベルに達していなかった」と言っていたが、メンタリティーの問題か、それともテクニックの問題か?
「たくさんの理由がある。メンタリティーとテクニックの2つしか理由がなければ、ことは簡単だ」

※以下は、テレビのインタビューより
「勝点6でもおかしくない内容の試合だった。自己不注意の結果、こうなった。最後の仕上げができなかった。いいところまで仕事をしていながら、いちばん大事な仕上げができなかった。日本のサッカーは強い。力をつけてきている。ただし、こういうところでチャンスを決められないのは、直さないといけない」

■中村俊輔(セルティック)
オシム監督からは「アマチュアじゃないんだから、最後はきっちりと抑えろ」と言われた。今日は6-1くらいのゲームなのに、1-1という結果に終わった。点を決めなければいけないところで決められずに、与えてはいけないところでファウルしてしまった。前回のアジアカップと比べて、カタールはそれほど弱くなかったけれど、そういう相手にボールを回せた。相手ボールになってもすぐにチェックに行くこともできた。あと少しのプラスアルファがあればいい。例えば、誰かがスペースへのランニングを増やしたりとか。
オシム監督は「積み木を積んでいって、最後になって倒れた」と、最後は締めないといけないと言った。「俺は死ぬ気で試合に臨んでいるから、お前たちも同じ気持ちで行け」と。最後はだんだん熱くなって、顔も真っ赤になって、通訳も訳していなかった。

■高原直泰(フランクフルト)
前半から相手が引いてきた。途中まで崩せても、最後の精度が不正確だった。ただしサイドは崩せていたので、後半も続けていくことが大事だった。得点シーンはようやくラストパスが合った。だけど、もっと試合を決めるゴールを奪わないといけない。1点を取って相手が前に来たのに、そこをうまく利用できずに、逆にこちらが引いてしまった。
とにかく、勝ち点1という結果が出てしまったのだから、次の試合は勝ち点3が取れるようにいくしかない。これだけ引かれる中で、どう崩すか。そして1点をリードした後に、どういうゲームをするか。今日は中途半端な形になった。失点のFKにつながったファウルだけじゃなくて、その前からすべて連動していた。

■川口能活(ジュビロ磐田)
FKは壁の中の敵に当たって入った。相手にいいキッカーがいることは知っていたし、ファウルを与えてはいけないことも分かっていた。(試合終了間際の失点は)これが国際試合の怖さ。まだそれを知らない選手もいる。もっと修羅場をくぐらなければいけない。
(主審の判定に関しては)結構適当なジャッジが多い。でも、そんなことにいら立っていては、自分たちのプレーができない。ファウルをせずに止められるようにしなければならない。

■中澤佑二(横浜F・マリノス)
(次の試合に向けて)同じこと(試合終盤での失点)は繰り返さないようにしなければならない。あとは決めるところをしっかり決める。こういう国際大会では、そう何度もチャンスを作ることはできない。少ないチャンスの中で、いかに得点を決められるかが、勝ち抜いていく鍵になる。

■加地亮(ガンバ大阪)
何もかも失ったわけではない。やっているサッカーはこのまま続けていけばいい。最後の締めのところを注意して、次からは同じことを繰り返さないようにしたい。アジアのチームは引いているだけで、ゴール前だけ守っていればいいというやり方で来る。それに対して決められるか、決められないかがずっと続いている。
(失点は)勝てるという気持ちの余裕から出たミス。集中力が欠けていた。だからFKから失点した。そこはもうひと踏ん張りしないといけない。
 結果は1-1だが、やっているサッカーは悪くない。次の試合に勝てば、流れは変わる。

●今野泰幸選手(F東京)
「相手の出方がちょっと違った。2番(MF Mesaad Al Hamad)が予想以上に引いてきたし、そんなに前にも来なかった。やる前から守備もそんなにうまくないと分かっていたから、チャンスがあれば出て行こうと思った。こういう国際大会は久しぶりで、プレッシャーもかなり感じながらやった。左からの攻めに関しては、走ればいいパスが出てくる。相手の守りも出てこないし、結構前へ行けたと思う。
得点場面も前半から狙っていた。相手は裏に弱いし、そこを突いていけばいいと。最初はちょっと躊躇したけど、粘って走った。点を取りたいと思ったし、取れたことがうれしかった。その後? 相手も来たけど、こっちも惜しいところまでは行っていた。もう1点取れればいいと思ったんだけど…」

●山岸智選手(千葉)
「得点シーンはいい形だったと思う。僕らはどちらかというと、中盤でもFWでも自由にやっていた。気候の面は少しずつ慣れてきている。あと2試合走って戦わないといけないし、チーム全体としてやっていかないといけない。
タカさん(高原)がボールを受けに行って、俊さん(中村俊輔)が持った時、自分はいい動き出しをしようと思ったけど、前半は裏にスペースが少なくて難しかった。後半になって今ちゃん(今野)からタカさんに来て、自分といういいチャンスがあったけど、シュートを外してしまった。最後のシーンのところを落ち着いてやらないと。それは課題です」

●鈴木啓太選手(浦和)
「前半は上がらなかったのは、僕自身が上がっても、ボールを取られてカウンターになるだけだと感じたんで上がらなかっただけ。相手は引いてカウンターを狙うスタイルで来た。こっちのいいところを消してくる形。
予想と違ったかどうかは、そういう話をしても意味がない。相手が実際そうやってきたわけだし、予想は当たるとも限らない。早く相手の動きを見て対処していくことが大事だと思った。
今日は入り方も問題なかったし、決定的場面も作っていた。だからこそ勝たなきゃいけない試合だった。このゲームについてはよく考えていけないといけないけど、グループリーグはまだ2試合ある。前を向いて次に行かないといけない」

●中村憲剛選手(川崎F)
「相手は予想以上に引いてきた。芝のせいでタッチ数も増えてボール回しが遅くなった。気温はそんなに感じなかった。慣れたと思う。今ちゃん(今野)に通したパスは、今ちゃんがいい動き出しをしてくれたので、合わせるだけだった。山岸が引っ張ってくれて、前半は崩せそうで崩れなかったところが崩れた」

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7/9,U-20,いろんなコメント

●吉田靖監督(U20日本代表)
「相手のことはだいたい分かってきた。1トップで来ることも、2トップで来ることもあることを考えながらやった。
パワープレーの練習をしたのは一発勝負だから。膠着状態になったらやる可能性があるから確認した。ツーロンで一度やっていて、点にはならなかったがチャンスはできていた。ただ、負けている状況でしかやらない。引き分けではやらないと思う。チェコがどう来ても対応を変えるつもりはない。
3戦出た選手に疲れはあると聞いているが、休ませた選手は(コンディションが)上がってきている。ベスト16はどこも強いチーム。1戦1戦が本当の勝負になる。先のことは考えていない。
ミーティングは今日の練習前に15分くらいやった。15分ほどのチェコのビデオをを見せセットプレーもそのビデオに基づいて練習した。選手はだいたい把握していると思う。相手は高さがあってセットプレーもよいので、重要になる」

●内田篤人選手(鹿島)
「チェコ戦のビデオを見たけど、特にやることが変わるわけではない。自分たちの戦いをするだけ」

●ハーフナー マイク選手(横浜FM)
「ナイジェリア戦ではチャンスがあっただけに決められず残念。次はちゃんと決められるようにしたい。最初からチャンスがあって、あれ?って足が動かなくって自分で苦笑でした。ナイジェリアも思っていたほどではなかったので、点を取りたかった。ナイジェリアはグループリーグ無失点だし、取れていればなと思う。
チェコは技術もあるしスコットランドなんかよりもボール回しも上手い。でかくて強い選手もいるし。パワープレーの可能性があるが、いい感じだと思う。チャンスはまたあるとは思うからその時こそは決めたい。この代で最後の大会、少しでも長くいたいと思っている」

●森島康仁選手(C大阪)
「昨日みんなで日本食を食べに行きました!おいしかった~。
(マイクとのパワープレー?)第一のターゲットがマイクで、無理だったらオレがターゲットというようなイメージでいる。マイクが落としたボールをどれだけ取れるかが鍵。僕がカワさん(河原)みたいな動きになるということ。同じ動きにならないようにしたい。マイクが出るときは点を取らなくてはいけないとき、という共通認識が出来ている。それを練習で監督がやってくれている。
今、そのパワープレーをするという負けている状況が想像つかない。チームも調子が良いので。ポジティブに考えられているし。ナイジェリア戦はサブが出て、こっちが危機感を持った。みんなそうだったと思う」

U20日本代表が、初戦・スコットランド戦で見せたゴール後のパフォーマンスについて、
●ウェズレイ選手(広島)
「U20日本代表のみんなが、僕のパフォーマンス(弓矢ポーズ)をマネしたって?
実は、それは見ていないんだよ。でも、自分のパフォーマンスをマネしてくれたとしたら、それは本当に嬉しいことだね。
次の試合はいつ? ちゃんと見ることにするから。
また彼らが点を決めて勝ってくれることを願っているし、その時にまた僕のパフォーマンスをやってくれると、それは本当に嬉しいよ」

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2007年7月 8日 (日)

7/8、U-20、いろんなコメント

●吉田靖監督(U20日本代表)
「グループリーグの3戦が終わって、これからは一発勝負になる。悔いを残さないよう最善の戦いをしたい。全てが決勝のつもりで、先を考えず目の前の一戦に全てを出したい。
昨日のナイジェリア戦では、あそこまで出来るとは思っていなかった。昨日の勝点1は、チームが一体になるのに効果があったと思う。桐畑(柏)以外の全員を使えたので、コンディションも分かった。21人全員で100%の力を出したい。
次のチェコ戦については、メンバーは最初の2戦から変えるつもりはない。交代も使えているので。
チェコはグループリーグの3戦(※)全てビデオで見た。守備が堅く、アルゼンチン相手にもチャンスを作らせていなかった。個々の技術も高く、脅威だと思う。このチームの立ち上げの時に、スロバキア遠征で0-1で敗れているが、その時とは互いに違うチームになっている。欧州予選でスコットランドとやっているのを見たが、スコットランドばかりみていたので、頭にない。
狙いどころは、守備は崩せないと思うので、コスタリカ戦みたいに1チャンスをものにしたい。1トップの9番(FENIN Martin)と18番(PEKHART Tomas)が怖い。中盤はスーパーではないがハードワークしてくる。厳しい相手だと思う。
今日の練習ではPK練習をやったが、PKとセットプレーは毎日やっていく。そういう試合になると思う」

※チェコのグループリーグ戦績
6/30@ オタワ チェコ 0-0 アルゼンチン
7/03@オタワ チェコ 2-2 北朝鮮
7/06@モントリオール チェコ 2-1 パナマ

●青山隼選手(名古屋)
Q:チェコは中盤の選手がハードワークしてくるようだが?
「自分も同じ特徴なので、上回らないと。仲間よりも動いて貢献したい。決勝トーナメントは一発勝負、グループリーグとは違う戦いになる。負けられない。消極的にならず、積極的に自分たちの戦いをしないといけない。日本の特徴でもある両サイドバックを上げるとか、そういうところを意識してやることは大事だと思う。
決めるところを決めるか否かが勝敗を分ける。昨日のナイジェリア戦もチャンスが何本かあって、それが決まっていればすんなり勝てた試合だった。そこまでの形も大事だけど、フィニッシュも大事。PK戦になったら? たぶん10番目です(笑)」

●河原和寿選手(新潟)
「グループリーグ1位通過のために、昨日は失点しないかビクビクしながら見ていた。でも、やっているうちに日本のペースもつかめて、逆に点が入るかなってハラハラしながら見ていた。
スコットランド戦はたくさん外しながらも決めたので流れが来た。コスタリカは相手が外してこちらに流れが来た。FWの僕らが決めないと、どうにもならない。個人的には、動きの質は今まで良いと思う。あとはシュートで、そんなに悪くないはずなんだけど(笑)
グループリーグの3試合をやって、裏への動きは通用するかなと思っている。そこで起点もできている。でも、間で受けたときに、前に向かって1対1を仕掛けられていない。ワンタッチで落として前を向けるところで向けていない。簡単にやろうとして、後から考えたらトラップしていたらよかった…というようなところもある。それに、後から気づいたりする。そういう判断の遅さをどうにかしたい」

●柏木陽介選手(広島)
「決勝トーナメントに向けて気持ちが引き締まっている。上までいきたい気持ちは強い。足は大丈夫、痛みはない。ここまでの出来に納得はしていない。もっと自分を出していかないと…と思う。
ナイジェリア戦に出られたことで、気持ちは上がっている。試合に途中から出ることが少なかったので、良い経験になった。自分としては90分間、怖い選手になりたい。ここまでやってみて、Jリーグのほうがレベルが高いと思うので、普段Jリーグでやっているようなことをやりたい」

●槙野智章選手(広島)
「昨日の試合は、うちの選手層の厚さを感じた。次につなげてくれた。今度は僕たちがやらないといけない。
昨日も、試合に出たい気持ちはあった。疲れはない。でも休ませてもらったので、今はフルパワー。早くチェコにビクトリアまで来てほしい。試合の日まで待ちきれない。チェコが来たらすぐにやりたいくらい。(決勝トーナメントで敗れると、U20が解散になるが)このチームを解散させたくない」

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アジアカップ2007、カタール戦前日のオシム監督(日本代表)コメント

*記者会見にはオシム監督と川口能活選手(磐田)が出席。基本的に英語で行われました。下の一問一答の回答は、基本的にオシム監督で、一部だけ川口選手が答えました。

●オシム日本代表監督・川口能活選手(磐田):
(オシム)「私からは何も言うことはありません」
Q:こういった大会の初戦の重要性をどう感じているか?
(オシム)「アジアカップは重要だし、これはアジアでは非常に大きなトーナメント。でも初戦の重要性とは別だ。それと同じ質問を日本人記者にしたいと思う」
Q:カタールチームをどう思うか? ムソビッチ監督はかつて同じチームでプレーした友人だと聞いているが?
(オシム)「ゲームとプライベートとは関係がない。我々はいい友人だが、ゲームには関係ない。私はプレーヤーではないし、長いコメントはない。カタールについては川口に聞いてほしい」
Q:このグループ、トーナメント全体を見て、どこが強いと思うか?
(オシム)「このグループは特徴が非常に異なるチームが揃っている。でも大会全体についてはまだ少しのインフォメーションしかない」
Q:1次リーグを突破できなかったら辞めるのか?
(オシム)「我々のサッカー協会には会長もチームマネージャーもいる。彼らが決めるだろう。これは笑いごとではない。もしも我々が永遠にチャンピオンでい続けるならアジアのサッカーは面白くない。何でそんな挑発的なことを聞くのか。私は本当にこのグループはタフだと思う。しかし私からは何も言わない。あなた方が考えてください」
Q:川口選手に質問だが、アジアチャンピオンを守るというプレッシャーはあるか?
(川口)「我々にはプレッシャーはない。我々は若いチームで、とてもいいトレーニングをしている。いいコンビネーションとチームワークもある。それに我々はチャレンジャーだ。だからプレッシャーはない」
Q:川口選手に質問だが、カタールにどう勝つのか?
(川口)「最初のゲームはとても難しい。ビッグトーナメントの初戦はつねに難しい。しかし我々はメンタル、フィジカル両面の準備をしている。いずれにしてもカタール戦は難しい試合になるだろう」
Q:今回のチームに海外組の数名の選手を呼んでいない理由は?
(オシム)「我々の代表はベストプレーヤーを集めている。これがベストチームだ」
Q:川口選手に質問だが、前回大会を経験して、今回はキャプテンの重責を担うが、それについてはどうか?
(川口)「僕は自分のためにプレーするだけ。特に何も考えていないし、自分にはプレシャーもない」
Q:日本代表のどの部分がよくて、どの部分が不安なのか?
(オシム)「チームというのは1つのチーム。分けることはできない。サッカーは1つの方向に向かっているし、チームとしての1つの固まりだ。選手もオフェンシブ、ディフェンシブとかではなく、何でもできるという考え方がある、それがいつ実現するか分からないが、サッカーはそういう流れになるし、そういう方向に向かっている。日本チームもオフェンシブとか、ディフェンシブとかじゃない。チーム全体で1つである」
Q:川口選手に質問ですが、過去2回のアジアカップを制したが、今回はオーストラリアも参加している。それについては?
(川口)「オーストラリアはいいチーム。今回はとても難しい大会になる。我々は国のためにサッカーをする。今大会は暑さや湿度もあり、プレーするのも難しい気候だ。かなり大変な大会になるだろう」
Q:川口選手に質問だが、UAEについての感想は?
(川口)「UAEは守備が強固なので、ゴールをするのが難しい。でも僕らは多くのゴールを取れると信じている」
Q:川口選手に質問だが、あなたは以前、メディアのインタビューに対し「日本は時々集中力を欠くことがある」とコメントしているが、どういう意味か?
(川口)「覚えていません」
Q:カタール戦に対しての特別な考えはあるか?
(オシム)「全ての次のゲームが私の人生において重要だ。私にとって次のゲームはカタール戦。今の自分にとっては最重要だ。この試合で私は何かしようと試みている。次の試合がイタリア、ブラジル戦であったとして、つねに次のゲームが一番大事だ」
Q:UAEはタイに負け、ガーナに勝つなど、安定性を欠いているように思うが?
(オシム)「全ての大会が難しい。選手次第で良くも悪くもなる。全てのゲームで新しい情報が入ってくる。カタール側も日本についての情報は全て知っている。こちらも今なおカタールの情報を集めようとしている。莫大な情報が集まっているので、それを分析して、明日のゲームをどうするか決める。次の90分にどちらがいいプレーをするか。この1時間半の間に全てが決まる。その以前でも以後でもない」
Q:大会が迫っているが、3連覇へのムードが足りないのではないかと話す選手もいるが、そのあたりについてはどうか?
(これは日本語でまずオシム監督が回答)「私はこれから日本語だけで話したい。日本のジャーナリストは日本の取材をよくしているのだから、日本代表がどんな状況がよく知っている。どんな準備をしたか、いつ到着し、何をしたかを知っているはず。質問自体はいい質問とは言えない。タイトルを守るという質問も分からない。結果はやってみなければ分からない。この質問はとてもデリケートです」
(川口が日本語で回答)「準備期間はベトナムに入ってからも日数が少ないけど、試合が始まる時はアドレナリンが上がるし、モチベーションも高まる。今はしっかりとした準備が大切だ。試合になったら100%の状態でスタートを切ること。その大切さは各自分かっている。試合が始まってからチームとして戦う雰囲気はもっと強くなる」
(ここから英語でオシム監督が追加)「もし失敗した時のことを聞くのは不適切だ。選手のモチベーションを提げることになる。ジャーナリストは我々にプレッシャーをかけている。あなたたちはサッカーのスペシャリストなのだから、これは公平ではない。強い相手が我々の前に立ちはだかっているのだから、そういう質問をすると相手が日本はうまくいっていないと考える。つねに対戦相手は強いモチベーションを持っているのに、それをさらに高めるようなことをする理由がどこにあるのか」

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U-20,ナイジェリア戦後、いろんなコメント

吉田監督
非常に厳しい試合でした。選手はよく頑張ってくれた。今まで試合に出ていなかった選手が、自分たちの役割を全うしてくれました。日本として、良い戦い方ができたと思います。
――ほかのアジアの国が苦戦する中、日本は無敗でグループリーグ1位通過を決めました
例えば北朝鮮や韓国は、良いゲームをしていました。それを見ると、アジアと世界の差は以前と比べて縮まっていると思えます。でも、やはりこのように(アジア勢が)苦戦するということは、まだトップとの差はあるのかなと思います。
――引き続きビクトリアで試合に臨めますが
もうちょっとここ(ビクトリア)でやりたいと思っていたので、本当に良かった。ぜひもう1試合ここでやりたかった。ビクトリアは良いところですね。慣れているし、次(チェコ戦)は良い勝負ができると思います。
――今日は引き分け以上で1位通過でした。それに関しては?
引き分け以上、もちろん勝ちを狙って行っています。ナイジェリアという強いチームを相手に、粘り強く戦っていこうと選手に言いました。選手たちはだいぶ自信も付いたと思います。アジアから世界に場所を移し、レベルの差というものを痛感すると思いましたが、それ以上に良い試合ができたし、選手たちも慣れてきたと思います。選手たちが1試合1試合成長しているのを実感しています。
――選手交代について教えてください
安田については、ウメ(梅崎)が疲れていたので交代しました。柏木に関しては、彼を入れればいろいろな意味でチームが活性化するので、彼にボールを集めるように指示しました。守備的に行くというよりも、彼のボールキープによって、日本がボールを持つ時間が長くなるようにしました。
――今日は武田選手が当たっていましたが、次以降はどうするのでしょうか?
林がこのチームの第一GKで、2試合でも安定していたので、次は林を使います。でも、武田も非常に良かったですね。

■香川真司(セレッソ大阪)
(取り消されたゴールシーンは?)審判に「ハンド」って言われました。そう言われたけど、絶対にハンドじゃないです。本当に悔しかったです。あのシーンでは史上最高の胸トラップができて、その後はこれ以上ないくらい落ち着いていた。自分の中ではベストと言えるくらいのゴールだったのに……。それが本当に悔しかったです。
(今日は守備面で非常に貢献したが?)相手がどんどん攻撃的に来るのは予想はしていたので、僕が下がり気味でプレーしなければいけないのは分かっていました。ただ、そんな中でも監督からはどんどん抜け出していけという指示をもらっていたんですが、それが自分の中でなかなかできなかったのは悔しいです。ボールを受けてから、ちょっとしかチャンスメークができなかった。それが悔しいですね。
(トゥーロン国際大会の悪夢は払しょくできた?)チームとしてトゥーロンの二の舞にならなかったのがうれしい。そういう意味で、チームとしてこの勝ち点1は大きいと思います。トゥーロンでのフランス戦(1-5の敗戦)の時よりは、前に仕掛ける意識は強くなったと思う。あの時は、前を向くのを怖がっていた。でも今日は、前を向いてリスクを負ったプレーをこっちから仕掛けることができました。
(今日の経験は個人としても、チームとしても大きいと思うが?)ナイジェリアとやれたのはうれしいです。ナイジェリアは世界でナンバー3に入るくらいの実力。そのナイジェリアを相手にある程度やれるんだという自信はつかめました。また逆に、やれないことも分かりました。C大阪ではあまり良いプレーができていないと思っていますが、(C大阪のクルピ)監督が90分使ってくれるので、それが良い経験になっています。特に右サイドをやっているので、相手を背負ったときのキープ力などが身に付いた。より前への意識も強くなったと思います。もっと相手にとって怖い選手になりたいので、もっともっと仕掛けていけるようにしないといけない。まだまだ、ビビってる部分がありますね。
今日はコンディションも良かったし、ここにきて上がってきている。今日の課題をもう一度頭の中で整理したいです。次(決勝トーナメント初戦のチェコ戦は)ベストメンバーで戦うだろうけど、それでも今日のようにプレーすればチャンスはあると思うので、良い準備ができるようにしたいです。

■柏木陽介(サンフレッチェ広島)
同点で終われてよかったです。自分としては、攻撃のリズムを作ることで持ち味を出そうとしました。やらなければいけないことは分かっていたし、それができてよかったです。点にはつながらなかったけど、チームが一つになってつかんだ勝ち点1と、1位通過だと思います。
(どのような意図で送り込まれたのか?)どちらかというと、点を取るために投入されたのかなと思っていました。それで、「よしっ!」と思って、どんどん前に行きました。後ろはモリゲ(森重)に任せて、自分は前に行って、セカンドボールを拾うようにしました。
(1位通過が決まったが?)本当にここ(ビクトリア)に残れることはうれしいです。僕はこの街が好きになりました。ずっとここで試合をしていたので、観客も次の試合はきっと日本を応援してくれると思います。チェコはよそから来ますからね(笑)。チェコはここでやっていないので、芝の感触も知りません。確かに、ここの芝のねちっこさは何度やっても嫌だと思いますが、もう慣れてきました。このスタジアムの雰囲気も好きなので、次もここでやれることは大きいです。
(チームの成長を感じるが?)ベンチから見ていても、日本はいいチームだな、強いなと思いました。だから、もっとこのチームでやりたいです。みんなメンタルが強くなりました。今、みんなで励まし合えています。みんながいいプレーをしていたので、悔しい半面、勝ってほしいという気持ちが強かったです。青木とミチ(安田)が入って流れが変わったし、みんなが相手のすきを分かっていました。そして、そこを突くことができた。こちらから仕掛けることで相手にプレッシャーを掛けることをしたかったけど、ここでようやくやれるようになりました。ここまできたら、僕らがちゃんとやれるというのを証明できると思います。もう「調子乗り」とは言わせたくありません。見ている人たちは分かっていると思います。
(いよいよ決勝トーナメントの戦いになるが?)これからは結果がすべての世界。本当にこれからなので、まず目の前の戦いをしっかりとしていきたいです。

■内田篤人(鹿島アントラーズ)
今日は勝ちたかったけど、引き分けでもよかった。正直疲れもあって、これまでのように前線に上がっていたら、体力的に耐えられないと思った。でも、低い位置からでも、ナイジェリアのファー(サイド)はけっこう空いていたので、後半に2回チャンスを作ることができました。今日はキックミスをしないように、十分気をつけました。点にはつながらなかったけれども、今日引き分けることで決勝トーナメント初戦を移動せずに迎えることができて、楽になった。それ以外は1位、2位というのは、僕の中ではそんなに変わらないですが。
(今日は守備陣の負担が大きく、内田選手も身長が高い選手を相手にしたが?)マークするときに相手に対して遅れたりしたら、むやみに飛び込まないように、引いて、うまく間合いを持って守りました。何回かピンチはあったけど、0点で終われたことは大きいです。でも、決めるべきところで決められないのが課題。決めるべきところで決められないと、やっぱりチームは苦しくなる。ここからは、負けたら終わりの試合が続きます。厳しい戦いが待っているので、選手全員の力を出して戦っていきたい。
(トゥーロン国際大会では、メンバーを大きく入れ替えたことで大敗したが?)真司(香川)は、トゥーロンのフランス戦(1-5の敗戦)のときに、メンバーを替えて負けたという周りの目があって、悔しかったと思う。その周りの目に対しては、自分も腹が立っていた。今日の相手は体も強くて厳しい試合だったが、結果的に引き分けることができてよかったと思います。

■太田宏介(横浜FC)
今日はみんなで声を掛け合って戦いました。自信になりましたね。やりにくさはなかったです。スタンドも近いし、すごくやりやすかったです。
(守備面で貢献していましたが)守備での貢献はできていたと思いますし、無失点で抑えられたことは自信になります。90分を通してコンパクトに戦えたことが勝因だと思います。僕はフク(福元)となるべく近い距離でやろうと話していました。サイドが空いてしまっても、モリゲ(森重)がしっかりとコースを限定してくれていたので、問題はありませんでした。
(ナイジェリアは)確かに相手の身体能力は怖いんですが、やられるとは思っていませんでした。これは、Jに出て試合を経験していることで、大一番での勝負に対して、変にビビらなくなったからだと思います。試合に入ったときは変に落ち着きがなかったんですが、やっていく中でリズムが出てきて、いけると思いました。正直、あのナイジェリアには負けていてはダメだと思いました。ナイジェリアはそんなに良くなかったですね。こっちもチャンスを作ることが出来ていました。でも、反省もあります。それは攻撃に絡めなかったことです。ヤッコさん(吉田監督)から、「攻撃をセーブするように」とは言われていました。確かに、我慢も大事だと思いました。でも、もっと仕掛けられたと思います。そこは課題ですね。
(試合を終えて)まだ気持ちは落ち着いていませんが、この大事な一戦に自分が出て結果を残せたことは本当に自信になります。僕はこの代表では一番下の存在だと思っています。なので、チームに貢献できたことはうれしいです。
(トゥーロンでの経験が生きているのでは?)そうですね。トゥーロンのときはショックでした。集中が切れたら、大量失点を食らうんですよね。自分たちの力のなさを感じました。でも、そのあとJで試合に出ることができたので、あの試合のことは忘れて、Jでアピールして代表に入ろうという気持ちに切り替えました。でも、なかなかJで結果が残せなかったので、本当に不安でした。選ばれましたが、先ほども言ったように、チームでは一番下なので、正直なところ、カナダに来ても出られないと思っていました。でも、こういう展開で、みんなが(1、2戦を)頑張ってくれたので、出られました。感謝していますし、出るとまた次も出たいと思うので、しっかり準備をしたいです。ここまで来たら少しでも上に行きたいので、チームのために少しでも力になりたいです。

■藤田征也(コンサドーレ札幌)
ボールを奪ってから前に仕掛けることができた。点を取れそうな雰囲気はありました。個人的には運動量を多くしようと思っていたので、その点では動けていたと思います。
思ったよりもナイジェリアと差はありませんでした。自分から仕掛けていけばチャンスはあったし、自信になりました。結果的に0-0でしたが、チャンスはあったので勝ちたかったです。でも、引き分けは最低限のやるべき結果だったので、それができたことは良かったです。
(トゥーロン国際大会ではメンバーを入れ替えたフランス戦で1-5と大敗したが、その苦い経験が生きたのでは?)トゥーロンの時のようにならないようにと、みんなで喋っていました。今回こういう結果が出て、報われた気がする。次につながると思います。
(次のチェコ戦に向けては?)こうやって試合に出ることができたので、まずは疲れを取って、次に向けて調整をしたいです。いつもと変わらず、集中してやりたいです。やはりアフリカのチームに負けなかったことと、結果を残したことはいい経験になったし、自信になったので、次につなげたいです。

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2007年7月 7日 (土)

湘南 0-2 アビスパ、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●菅野将晃監督(湘南):
・相手のポゼッションに対してもっと積極的に奪いにいこう。
・カウンターに注意しよう。
・バイタルエリアでボールを持った時にサポートをしっかりしよう。
・全員で戦おう。我々のホームだ!

●リトバルスキー監督(福岡):
・いい形でパスが回っていたし、いいローテーションができているのでこれを続けよう。
・後半の立ち上がり、相手が前に出てくるので、耐えるように。

●菅野将晃監督(湘南):
「どうもありがとうございました。今日は七夕のスペシャルデーということもあり、多くのサポーターの方々に集まっていただき本当に感謝しています。選手も今ある力を精一杯発揮しようとやってくれたと思ってます。その意味では今日の敗戦は監督である私の大いなる責任かなと感じています。ただディフェンスに関して前半から行くようにしたが、相手のポゼッション、後ろでのボール回しになかなか的が絞れなかった。またゲームを通して見ると立ち上がりの失点。いまの福岡に対して追う形は厳しい闘いになる。ただそこで追いつく力を持たなければいけない。一つひとつのプレーの質の部分でもあるかもしれない。そこも併せて、チームとして闘える部分と併せて、一人ひとりのクオリティを高めていかなければいけないと思いました。
第2クールが終わり、目標には若干足りないが、我々としては粘り強く来ているので、3連敗だが、第3クールに向けてこの流れを断ち切る気持ちがまず大事。第3クールはいちばんの正念場だと思っているので、つぎの水戸戦が重要な一戦になると思っています。それに向けてしっかり闘えるようにしていきたい」
Q:アレックス選手が自由に動き回っていたが、どう捉まえるかという対策は?
「毎試合観てますが、彼は同じプレー。それに対して当然マンマークもあると思うが、それはほぼ無理ですね。そこでいかにコンパクトにして縦での受け渡しを含めて、やろうという部分だったと思う。たしかに点を取られたが、ある程度は抑えたと思っています。もちろん後半や前半の終わりにもカウンターでフリーにしていたところもあるので、それは彼だろうが誰だろうが我々の守備の部分だと思っています」
Q:菊池選手を起用した意図?
「当然今日のゲームに勝ちに行ってるので、その戦力としての起用だと思ってください。もちろん彼は才能を持っているので、より大きくしていく経験の場にもなるとは思っているが、それが前提ではなくあくまで今日の勝利に向かううえでのメンバー入りです」
Q:彼の起用の根拠は、具体的には?
「ひとつは彼の持ち合わせているサッカーセンス。そのなかで彼のボールコントロールや視野の広さ、今日のゲームではあまり発揮できなかったと思うが、彼の視野の広さは非常に高いレベルにあると思っている。もちろんまだまだこれからの選手なので、難しい状況なら使ったかどうかわからない。0-2だったが我々の時間だったので、そういういい流れで今日は彼を出したいとは思っていた」
Q:中盤同士の争いのなかで、坂本選手や北島選手の守備面の評価をお願いします。
「坂本、北島の両ボランチを含めて非常にハードワークしてくれたと思っている。北島のよさである状況に応じて的を得た粘りのあるディフェンスは効いていたし、紘司(坂本)も積極的に久藤選手を抑えようと前向きなディフェンスをしてくれたと思う」
Q:スピード豊富なメンバーが多かったと思うが、スピードを生かすことができたか評価をお願いします
「今日の攻略の意図としては、相手のボランチも前からのディフェンスをしてくるので、バイタルエリアが開くというプランを立てていた。実際その通りでした。ただそこを突ける、あるいは受けたときの、技術や判断に、少々足りないところがあった。あそこでもう少ししっかり前を向く、あるいはディフェンスをしっかりつけたらもっと違う展開になったんじゃないかなと思っています」
Q:具体的にそこを突く選手というのは?
「基本的にはトップ、プラスサイドの選手ですね。ただ当然受けだけではいけないので、つねに言ってるふたりでの出し入れ、動きをやるようには言ってたが、永里のほうがどんどん引いてしまい、原がわりとひとりで受けてしまう。それも含めて厚みが出なかったのかなと思う。ただ後半、梅田を入れて、永里にはすべて梅田の裏を狙えという指示を出し、何本かはそういう場面が出たとは思う」
Q:福岡は柴村選手が出ていたが、左サイドから重点的に崩すような指示は?
「とくにしてないです」
Q:第2クールが終わり、目指していた勝点には足りてないということだが、その勝点を狙うために後半に向けて必要なこと、足りないものなど聞かせてください
「もちろん目標としていた勝点には6ほど足りないが、ただそれはひとつの目標。いまの数字自体は、立ち返ってみると厳しいなかで昨季を終え、今季はリスタートした。これまで2連敗が何度かあり今日が初めての3連敗だが、非常に粘り強く勝点を少しずつだが積み上げてきたと思っている。まだ諦めなきゃいけない数字ではまったくないし、ここからの闘いだと思っている。闘い方、やろうとしているサッカーの方向性はけっして変わらないと思う。ただ今日のゲームで見られたような ―― たとえば立ち上がりだったり相手に追加点を許したり ――今日は1-0のまま終盤を迎えなければいけないし、2点取られたならしっかり1点をまず取って少なくとも2-1の状態で終盤を迎えなければいけない。その点でもう少しの粘り強さというか、闘い方も含めて、サッカーの質そのものも含めて、もう少し粘り強いプレーや気持ちをもっともっと、昨季と比べたら格段に違うと思うが、本当に上を目指すならその部分のレベルアップがないと。ここまで3分けというところにも表れているんじゃないかと思う。今日のゲームでも可能なら悪くても引き分けにしなければいけない。そういう部分が上がっていけばもう少し上を目指せるのかなと思っています。第3クールで、新しい戦力も加わりながら、より闘えるようにしていくことが一番大きなテーマなんじゃないかと思う。いまは試合が終わったばかりで整理しきれていないが、今現在はそう思っています」

●リトバルスキー監督(福岡):
「今日の一戦は難しい試合だったが2-0で勝つことができてうれしい。アジエル選手や石原選手が欠場していても湘南はいいチームで、ほんとうに今日は勝ててよかった。
今日はとくに前半いいサッカーができ、ボールをうまく回して相手をかきまわし、いい流れだった。ただひとつだけ、前半のうちにもう少し点を取るようにしなければならなかった。そこが欠けていた。
後半に入り、湘南が明らかにうちを押し込んできて、とくに前線からプレスをかけてきた。それに対しうちはアタックしていたが、いいタイミングで追加点を取ることができた。2点目は今週ずっとセットプレーの練習をしていた成果。しばらくの間セットプレーから点を取っていなかったので、その意味でもいい得点だったと思います。
また今日の試合で、長い間試合から離れていた柳楽と北斗(中村)が復帰することができて、時間は僅かだったが、やはり九州出身の北斗と若い柳楽が戻ってきて、サポーターには喜んでもらえたと思います」
Q:柳楽選手と中村選手のポジションの意図は?
「北斗選手については、ポジションというよりチャンスがあったので、ゲーム勘を取り戻せるように(出した)。柳楽選手に関し(J's Goalの分が尻切れトンボです)

●斉藤俊秀選手(湘南):
Q:今日の感想をお願いします。
「まだまだ差があるなと感じた。とくにDFとしては、立ち上がり2分の失点は反省すべき点。ゲームプランが崩れてしまうし、つぎは絶対に繰り返さないようにしたい。
(今週の)FC東京とのトレーニングマッチでは、相手にやらせて隙を突くというかたちをシミュレートするなど、いい準備ができていたが、今日はそれが出せなかった。結果、後手に回ってしまった。
また、相手は試合巧者だなと感じた。スローインの入れ方やゴールキックの狙い場所など、細かいところの戦術が成り立っている。そういうチームに先に点を与えると厳しい」
Q:個の部分で違いを感じた点はありますか?
「やはり監督から伝えてもらったこと以外に、賢く ――ズル賢いという意味ではなく―― 考えてプレーする必要を感じる。たとえばセットプレーでも、ショートコーナーを使ったり、状況に応じてアクセントを織り交ぜるなど、個人戦術の部分でも個々に成長していかないといけない。
ただ、今日の負けでマズイとか変な閉塞感はない。ここからが本番だと思ってずっとやってきた。第1、2クールで得たこと、反省を活かし、第3、4クールで成長していくことが大事」

●山口貴弘選手(湘南):
「(マッチアップした田中選手について)縦に速いので、縦を切って紘司さん(坂本)と挟むように監督からも言われていた。警戒はしていたが、先制点の場面では自分も引っ張られてしまった。あのようにダイレクトパスを繋げられると対処も難しくなる。
相手が回しているときに、焦れずに我慢して守備し、反撃を狙った。その集中力の部分などはいい勉強になった。また後半はバイタルに入るなど、相手の体力が落ちたこともあり、いいかたちができたと思う。
自分はチャレンジしてナンボ。どんどん前に出てサポートしていきたい。守備では先制を許さないことがまずは大事。攻守のバランスをとりながらやっていきたい」

●金永基選手(湘南):
「まずは守備からという自分たちの戦術をあらためてチーム全体で確認しなければいけない。でもまだ悪い位置ではない。また気持ちを新たに第3クールに臨みたい」

●中町公祐選手(湘南):
「久しぶりの試合出場で、試合から離れていたときに色々と感じることもあったので、今日は決して足を止めず、気持ちも折れることなく90分やり続けようという強い気持ちでピッチに入った。ゴールに直結するプレーを出したいと思っていたので、結果的にゼロだったことは非常に悔しい。自分の持ち味ともいえるキープ力にはある程度手ごたえを感じたが、自分にボールが回ってこないときにどう動いてボールを取りにいくのかということに課題を感じた。どこでボールを受けて自分のペースをつくり、チームにリズムを生み出すか、今後に向けて考えていきたい」

●菊池大介選手(湘南):
「今日は、自分のプレーを精一杯出すように言われていました。でもプロのなかに入ってプレーしてみて、自分の課題やできていないことに気付かされた。こういう場を与えてもらいながら、自分の持ち味であるドリブル、テクニックを使ってチャンスを生み出すプレーなどができず、悔しい気持ちでいっぱいです。
(J2最年少出場記録について)まだまだなので、特別な意識はありません。親や指導者の皆さんなど、多くの方のお陰でピッチに立てていると思うので、感謝してプレーしたいと思います」


●布部陽功選手(福岡):
「(アシストした2点目について)つぎの1点が勝負だと思っていたので、取れてうれしかった。
(ゲームを振り返って)押し込まれたときのカウンターが効いていた。攻めさせてカウンターできれば、相手は心理的にも体力的にも消耗すると思う。とくに前半はリズムよく動けていた。貪欲さも見られた。
ただ、いいかたちで終われたが、第2クールに入ったときに4連敗しているので、おなじ失敗をしないように第3クールに臨みたい。まだまだ、絶対に気を抜けない」

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鳥栖2-0草津、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●岸野靖之監督(鳥栖):
・守備はFWからしっかりやろう。
・次の一点が勝負所。

●植木繁晴監督(草津):
・攻守の切りかえが遅れているので早く。
・クロスを入れるタイミングを考えて。

●岸野靖之監督(鳥栖):
「今日、先制できるかどうかは非常に大きなポイントだった。向こうにもチャンスがあり、我々にもチャンスがありながら、なかなか決めきれずにいた。前半の終了間際に点が取れたのは非常に大きかった。今までは先制しても後半の立ち上がりに失点してしまっていたが、もう一度見つめなおし追加点を取ろうと後半送り出した。
草津も非常にアグレッシブでいいサッカーをしていた。全くもって差はない。今日は、90分走り続けた選手、鳥栖を応援してくれる人たち、みんなの力で勝てた。非常に嬉しい。よくやったという思いでいっぱい」
Q:前節のヴェルディ戦で積極的にプレスをかけずに敗れてしまった。課題をどう立て直したのか?
「前回は1対3で負けてしまった。『固く行く』事を伝えたが、慎重に行ってしまった。完敗だったが、今節をしっかりと掴むことができた。
「我々のすべきことは?」と選手にテーマを与え、試合の映像を見てもらった。彼らの中に感じてもらいたいことがしっかりとあったので、今節の試合に生かすことができると感じていた。みんなが失点しないように集中してやってくれた」
Q:後半戦に向けて課題は?
「シーズン当初に苦労した。勝ち越してもまだ得失点差がまだマイナス。まだまだ取り返せていない。まずは、失点しないようにしっかりとしたディフェンスをしていくこと」
Q:石田選手の評価は?
「草津は攻守の切りかえが早い。早めのクロス、精度の高いクロスを持っていた。その相手にサイドにしっかり起点つくり、中央にボールを入れられるかがポイントだった。そこを清水、小井手、石田には対応するように言った。特に石田の持ち味である攻守の切りかえのスピード、サイドからの仕掛け、ゴール前でのしぶとさはできていた」

●植木繁晴監督(草津):
「見ての通り、前節の試合と同じで何も変わっていない。今週、ミーティングを重ねて、先発4人を入れ替えたにも関わらず、何も変わっていない。これが、今のうちの力」
Q:前半途中は、ボランチの位置から左右にいい展開ができていたが、途中からできなくなった理由は?
「選手の運動量が落ちたことと、危険な時間帯に失点してしまったのが一番の原因」

●石田博行選手(鳥栖):
「今日の試合に関わった16人に感謝しないといけない。自分がやりやすいように、場を作ってくれた。自分はそれに合わせるだけでよかった」

●小井手翔太選手(鳥栖):
「今までは、中から攻めることが多かったが、サイドからの攻撃ができてよかった。攻撃に幅が出てきた」

●藤田祥史選手(鳥栖):
「あまり意識していなかったが、ホームでやっと決めることができた」

●櫻田和樹選手(草津):
「前の試合よりは、戦う姿勢を見せることができたと思う。前半は良い守備ができていた。後半立ち上がりの失点であわててしまった。もっとボールを散らして行きたかったが、前がかりになってしまったスペースを上手く使われた」

●秋葉忠宏選手(草津):
「失点した時間帯が悪かった。あの時間帯に失点すれば、勝点3を取ることはできない。0-1の時点で我慢できれば展開も違っていたが、集中力の差、チーム力の差が出てしまった」

●佐田聡太郎選手(草津):
「前半、やっていることは悪くなかった。悪い時間帯に失点してしまった。2点目は自分のミスから…。個人的には動きも気持ちも悪くなかったのだが…」

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2007年7月 5日 (木)

コスタリカ戦後 FIFA U-20 World Cup Canada 2007、いろんなコメント

吉田監督
 非常に厳しいゲームでした。でも苦しい中で、選手は粘り強く戦ってくれました。この勝ち点3はとてもうれしいです。これまではこういう苦しいゲームはなかなかものにできなかったのですが、今日はものにできました。選手たちの成長を感じます。非常によくやってくれました。コスタリカは守備の組織がしっかりしていて、なかなか攻め切れませんでした。でも、こういう展開は予想していました。こちらの攻撃の狙いとしては、相手のゾーンの間、間を狙っていこうというものでした。選手が間に入って、ボールを引き出せという指示をしました。前半途中からその形で、いい展開が何度かできたのは良かったと思います。守備面では、「前線からプレッシャーを掛けていけ」という指示をしました。ただ、選手の疲労もあり、前線からプレスが掛からなかったので、途中から「ある程度引いて、自分のゾーンに入ってきたらプレスを掛けるように」と指示をしました。そうしたら試合が落ち着きました。
――ハーフタイムの指示は?
「試合運びはこのままでいい、0-0で終わってもOK。このままでいこう」と言いました。ただ、右サイドバックの内田が高い位置に張れば、ディフェンスは3人でボールを回すことができる。3人だとボール回しがしやすいので、内田が高い位置に張ったままにしました。それは日本のもともとの戦術を貫いただけです。
 このまま粘ればチャンスはあると思っていました。この試合はどちらが粘り勝つかが鍵だと思っていました。相手も後半は足が止まってきましたし、本当に選手はよくやってくれました。
――次の試合(ナイジェリア戦)の戦い方は?
基本的に、今日の試合は五分五分で、運が良かった思います。この試合は非常にきつかったです。選手の疲労度も考えて、次のメンバーは決めなければいけない。メンバーを入れ替える可能性もあります。

■梅崎司(大分トリニータ)
重要な時間帯で点が取れました。得点シーンのクロスは、(田中)亜土夢がいい形で走り込んでくれたので、僕はDFとGKのスペースを狙って速いボールを上げました。完ぺきなクロスでした。得点の形が非常に良かったと思います。ただ、コスタリカは球際が非常に強かった。特に右サイドバックが手ごわかったです。事前の情報で速くてうまいと聞いていましたが、その通りでした。でも、受け身になるのではなくて、こっちが攻撃を仕掛けて押し込もうと思っていましたし、押し込むことができたと思う。
課題としては1-0になった後、ボールポゼッションをもっと高めたかった。もっと幅広くボールを回しながら、2点目が取れればよかったです。スコットランド戦もそうですし、やはり終盤でのボールポゼッションを高めること。ここがまだまだ甘いので、しっかりとやりたいと思っています。今日の試合は個人的にはアシストは良かったです。でも、自分としては後半1本真ん中で、フリーでボールを持てたのに、あそこでシュートを打てなかったことは悔いが残ります。あの時、青木が一瞬フリーに見えた。僕の視界にはカバーする相手の選手が入っていなくて、それで青木に出してしまった。あれは本当に悔やまれます。
(この2戦は非常にキレのある動きをしているようだが)ここに来てから、個人的にすごく状態がいいです。今は個人のアピールとかいうよりも、チームのために戦うことができています。今はこのチームのために自分を生かしたい。このチームで一つでも多く勝ちたい。もっと自分の力をこのチームに生かしていきたいと思います。

■田中亜土夢(アルビレックス新潟)
 苦しかったけれど、行けるという気持ちはありました。点を決めて、頑張っているDFを楽にしてやろうという気持ちがあった。得点シーンに関しては、サイドのウメさん(梅崎)からいいボールが来たので、あとは押し込むだけでした。センタリングが来ると信じて走ったし、シュートコースがはっきりと見えていました。
 最近こういうことがなかったので、大事な試合で決められてよかった。ここは世界の舞台なので、一生懸命がむしゃらにやっています。それがいい結果につながったと思います。
(試合中に腰を強打していたが?)正直今でも痛いです。腰から落ちてしまって、痛かったんですが、試合中は気にしていなかった。でも、今は少し痛いです。
 僕はとにかく運動量を多くして、走って動いてボールをもらって、相手に負けないようにしたいと思っています。ゴールの時もワンタッチ、ツータッチで素早くさばいて、中に走って決めることができた。自分は動いてがむしゃらにやることが大事なので、それができてよかったです。
(今日はお母さんがスタンドで応援していたが?)母親もそうですし、日本人も見に来ているので、その中で決められたのはすごくうれしかった。印象に残るゴールですね。
 トゥーロン(U-21国際大会)から徐々に自分の状態が上がってきているので、これを続けて、常に上を目指していきたいと思います。

■青山隼(名古屋グランパスエイト)
今日はビルドアップが難しかった。ビルドアップをしたかったけれど、相手がすぐリトリート(退却)してきたので、なかなか難しかったです。そこで下手に中盤にボールを当てようとすると、相手はリトリートをおとりにして、前に一気に出てきてボールを奪うことを狙っていた。素直なプレーをしてしまうと、一気にカウンターを受けてしまう危険性があったので、そこは避けた。なので、ディフェンスラインの前でボールを受けて、モリシ(森島)と河原に長めのボールを入れるのがベストだと思った。本当はもう一枚前に上がって、ボールを展開したかったのですが、あの素早いリトリートではなかなか難しかった。予想以上に相手は引いてきました。
このチームは本当に最高のチームです。みんな本当に集中しているし、それが途切れる時もあるけれど、本当にみんながまとまっている。集中が途切れれば全員でカバーしようとする意識がある。
 このチームの素晴らしいところは、つなごうという時につなげるし、セカンドボールを拾おうとすればそれができる。みんなが思っていることを、全員で表現できるチーム。これまでの戦いは苦しいものだけれど、みんな一体感があるし、こっちに来てから本当にまとまっている。スコットランドに勝ってからは、まとまりがもっとよくなって、21人全員が勝利に向かって気持ちを一つにして戦っている。本当にいいチームになったと思います。でもまだグループリーグだし、ナイジェリア戦もある。このチームでまだ試合がしたいので、一つでも多く勝てるように頑張りたいです。

■河原和寿(アルビレックス新潟)
前半は反省しなければいけないです。ボールを簡単に失ってしまいました。僕が動いてボールを受けたところで、ボールを失わなければ、もっと厚みのある攻撃ができていました。ただ、受けるタイミングに問題はありませんでした。あとは、技術だと思います。その点は今後修正していきたいです。
 前半は失点してもおかしくありませんでした。そこを耐えられたのは大きいです。今までならそこで失点していましたが、失点せずに耐えられたことが勝ちにつながったのだと思います。前半をゼロでしのげたのは大きかったです。間違いなくこのチームは良くなっています。そう思っています。
(相手はゾーンで守っていて、間を突くのは難しかったと思うが?)予想以上に相手が引いてきましたね。DFとMFの間で受けたくても、スペースがありませんでした。一つ一つのパスがなかなか合わなくて、前半はリズムを失ってしまいました。後半になって、人もボールも動くようになって、良くなってきました。要因は、自分たちの時間帯が後半に増えたことです。前半は向こう中心の試合でしたが、後半は主導権を握ることができました。個々の運動量が落ちなかったことが、日本の良さだったと思います。
(前半押し込まれた要因と、後半立て直すことができた要因は?)相手のシステムは4-3-3でした。中盤の上がり目の8番(ボルヘス)をつかみきれずに、プレスに行けなかったことが、ラインが下がった要因でした。8番は動き回るので、なかなかつかみ切れず、自由にさせてしまった。それで、彼を恐れてラインが下がってしまいました。ハーフタイムに全員で彼のマークの確認をして、ほとんどのボールが彼から出るので、彼の近い位置にいる人がプレスに行くことにしました。前半はサイドに流れて走り込んできていたので、サイドに顔を出したらサイドハーフが行ける距離なら行く、という約束事をしました。そのようにしたら、うまくハマりました。
(この勝利の意義は?)スコットランド戦とは違って、さらに自信がついた勝利だと思います。初戦は最初から勢いで行けたけど、今回は僕らの悪い部分が出た試合で、失点せずに勝てたことが成果だと思います。その点は成長したと思います。

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2007年7月 2日 (月)

U-20日本 vs U-20スコットランド、いろんなコメント

吉田靖監督(U-20日本代表)コメント

「非常に厳しい試合になると思っていた。初戦で勝ち点3が取れたことは日本にとってとてもよかった。内容も狙い通りのことがある程度出せた。だが、3得点の後失点し、守勢にまわったので、そのあたりは改善しないと」
Q:ハーフタイムの指示は?
「1-0で迎えて、よくあるのは守勢に回ってしまうこと。だから0-0のつもりでもう1点取りに行け、積極的に行けという指示をした」
Q:この大会で日本はこれまで初戦で苦労することが多かったがどのような指示で試合に入ったか?
「基本的には日本の戦いをする。前線からプレスに行き高い位置で奪ってゴールの回数を増やす、相手に合わせるのでなく、しかけていけ、と。これまでこうやって良い結果を出してきているから、そのやり方を選択しました」
Q:スコットランド相手ということで特に意識したことは?
「攻撃では、早く動かすということ、コンタクトは避けること。守備では相手が強いかもしないけど、あたり負けしないことを言った」
Q:次戦に向けては?
「日本の特徴でなく、このチームの特徴として、よいときは良い、悪いときは全然だめ、というのがある。それはいつでも不安なのだが。良いところを出す形でやりたい」

●河原和寿選手(新潟):
「試合内容としても支配できて、いい形で点もとれた。ただラスト15分で、相手の攻撃のチャンスが多くなってそこで1失点したのが課題。自分としては得点が取れなかったのが残念。チャンスはあったけど。でもそこにいられているのはよいことだと思う」

●青山隼選手(名古屋):
「昨日言ったとおり、チャレンジしていくことが大事だと思っていた。あの時もサイドは空いていて呼ばれたんだけど、打っていうと思っていた。あの3点目が取れてチームにとっても安心感じゃないけどそういうものを与えられたと思う。でもそのあと1失点したことは課題」

●森島康仁選手(C大阪):
「後半ハーフタイムにもう一回やり直そうって話をした。1点目のシーンは絶対に追いつくと思って走った。結構くさびは入っていた、そこで3つくらい選択肢があるなかで一番難しいのを選んでると監督に言われていた。から後半は簡単に中盤をつかうことを心がけた」

●槙野智章選手(広島):
「(スコットランドFWフレッチャー選手は?)思っていたより怖くはなった。チームで佐藤寿人、ウェズレイとやっていることが活きていると思う。ディフェンスとしては89分よくても残り1分でやられてはだめ。チームとしては勝っているけど、1失点したことで引き締まるんじゃないかと思う」

●柏木陽介選手(広島):
「前半はある程度自分たちの戦いが出来た。後半は蹴ってきたのでセカンドボールを意識した。あまりボールが触れず納得はいかない試合だった。前半に前に行き過ぎていた。チームのことを考えて意識していかないといけないと思う。これまで2,3点と確実に取れることはなかったから、1失点したけどそのあたりをポジティブに捉えたい」

●安田理大選手(G大阪):
「(試合ではもっと上がれたのでは?)そうですね、もっと上がれたと思う。特に後半はサイドもあいていたので、突破が出来たかもしれない。回数が少なかったから次はもっと意識したい。ガンバには99年組が多いから、僕はそれを超える結果を目指さなくてはと思ってやっている。次が大事になる。目標はあくまで優勝」

●梅崎司選手(大分):
「結果的にも内容的にも自信が深まった試合。自分たちのサッカーができた。アジアユースに比べて、左もスムーズ。安田が入ったことが大きいと思う。中盤で流動的にできるようになっている。1失点はしたけど、その後戦えてことがプラスだと思う」

●林彰洋選手(流通経済大学):
「みんな良く集中できた。結果次第では次につながる大会なので、頑張りたい。アジアユースに比べて、その後の遠征とかでやられて、どこがうちのスキかが把握できている。そういう失敗をしてここに臨んでよかったと思う。今日は流れとして、ずっと日本が攻めていたのでどこかで相手の時間はあると思っていた。でも今日みたいに3点取ったあとならいいけれど、1点のあととかで、マークのずれとか、自分たちのミスだったらよくない。得失点差で最後は決まるから」

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2007年7月 1日 (日)

東京V 3-1 鳥栖、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●ラモス瑠偉監督(東京V):
・DF3人はポジショニングをしっかり確認しよう。
・船越はもっと高い位置でプレーしよう。
・最後まで冷静にプレーしよう。

●岸野靖之監督(鳥栖):
・失点はパスミスから起こっている。ていねいに継ごう。
・相手を怖がりすぎるな。

●ラモス瑠偉監督(東京V):
「前半はゲームプラン通りで完璧でした。その後1回のポジショニングのミスでやられましたが、ハーフタイムで修正して30分以内のできるだけ早い時間帯に点を取りたいなと思っていた。もう少しハル(大野敏隆選手)に相手のボランチのところにいてもらって、サイドで海本にしかけてもらおうかなと話をしていたのですが、良い形で2点目が入りました。最後の10分ももっと余裕をもって自分たちのサッカーをやればよかったのに、自分たちのリズムでできなかった。これからまた修正していきたい。全体的には勝ちましたし、前半と後半の20分までは良い内容でできたと思います」
Q:服部選手と大野選手のダブルボランチの評価は?
「ハルには今回ボランチとして出てもらいましたが、自分の良さを出してくれて非常に良かったと思います。ただ最後のほうはお互いに動きすぎて、どちらも疲れていた。どちらか外さなければという状況だったので、守りのことを考えると服部の守り、リーダーシップを選んだ。ハルが調子が悪いから外したのではなく、けっこう飛ばしていて疲れが見えたので、運動量が欲しくて金澤を入れました」。

●岸野靖之監督(鳥栖):
「非常に残念です。前半があまりにも悪すぎたので、それが1試合を通して響いた。負けているので後半は攻めにいったのですが、なかなかチャンスも少なかった。こういう相手には先にやらないとというゲームプランが開始3分(の失点)で崩れているようだと、サガン鳥栖はまだまだ強いチームにはなれないのかなと。ある意味、今日のゲームは自分たちから捨ててしまった。失点してから頑張るのでは遅いということだと思います」。
Q:「前半悪すぎた」とおっしゃいましたが、具体的にいうとどのあたりでしょうか?また原因は?
「1つ感じているのは、パスミスが多かった。それも小さな展開の中でのミスなので、これが自滅の原因だと思います。もっともっとテンポ良くボールが流れるように動かさなければいけないですし、僕のいちばん嫌いな怖がって安全策ばかり、置きに行くというプレーが前半多かった。そのあたりをハーフタイムで選手たちにも話しました。そういうプレーを何十試合、何年続けても全く成長にはならない。選手としても大きく成長するトライだと思うのですが、そういうトライが今日は少なかった。自分たちで相手に敬意を表してしまうというか、自分たちで相手を大きくしてしまった感じです。選手たちには『相手は大したことはない』という感覚でやってほしかった。技術的、メンタル的な部分をもっと上げなければならないのは事実ですが、パスミスから失う、そこからまたボールを追いかけなければいけない、戻らなければならないというサッカーは疲れるだけなので、奪ったボールは必ずフィニッシュまで持っていけるというゲームのできるチームにしなければならない。特に前半に関しては、自分たちのサッカーを全くやらなかったということ」

●服部年宏選手(東京V)
「(大野選手とのボランチコンビは)出たり入ったりしながら上手く出来たと思う。ぼちぼちだったんじゃないかな。ただ、失点はいらなかった。アクシデントでGKが交代してしまい、マークの受け渡しなどのちょっとした部分でミスが出てしまった。そのあたりをもう1回修正し直していかなければならない。
今日は全体としては良かったし、勝点3も取れたので、まあまあだったと思う」

●海本幸治郎選手(東京V)
「個人的にはまだまだダメです。足にボールがついていませんでしたし、まだ自分の状態が全然上がっていません。
(藤田)泰成との両サイドで、彼も上がっていける選手なので、バランスを見ながら上がることが出来たと思う。動きの中で変化をつけながら、これからもっともっと自分で崩していく数を増やしていければ、フッキ、ディエゴをもっと生かすことができる。うちはやはり彼らがストロングポイントだと思うので、勝点3を取ることを第一に考えると生かしたい。このメンバーで力負けはない。負けるのには必ず原因があるので、課題として出た部分は1つ1つチームとして修正して勝ち続けたい」

●戸川健太選手(東京V)
「上手くいった。結果が出たのが全てだと思います。FWは点を取ってくれるし、前線の選手も守備陣は守ってくれると思ってくれていると思う。このままいけばとっても良くなると思う。
今日は本当は失点0で終われれば良かったが、その辺はまた次に向けて修正していきたい。とにかく失点の少ない堅いチームになっていきたい。
前回の対戦(12節)では、6連敗目を喫してしまった。さらに僕のミスで失点してしまったので、とにかく今日は『やってやる』という気持ちが強くて、90分間集中してプレーできた。今チーム状態はすごく良いと思う。DFだけでも次は誰が出ているかという緊張状態の中、良い意味での競争ができている。外国籍選手も含めて、本当にチームとして一丸となっている。誰が出ても結果が出ているのでとても良いと思う」

●一柳夢吾選手(東京V)
「(期限付き移籍していた鳥栖が相手で)岸野監督に『鳥栖戦ではよう出るなぁ』と言われました。失点0で抑えられたら良かったんですが…。でも1失点だったので、まずまずだと思います。
メンバーが多少違いましたが、全く問題はありませんでした。前線の選手もシュートでハッキリと終わってくれたので非常に良かったです」

●高木義成選手(東京V)
「(GK吉原慎也選手の負傷による)いきなりの交代だったので、準備する時間もなくてすぐに出る感じでした。今日は暑い中でのゲームだったしどうしても負けられない試合だったので、前半の20分過ぎという早い時間帯で交代枠を1つ、しかもGKで使ってしまうのは非常にもったいないというのがまず頭に浮かびました。(吉原選手には)何とか大丈夫であってほしいなと思っていたのですが、ケガなので仕方ないですね。久しぶりのゲームでしたが、難しく考えて緊張してしまうときりがなくなって、自分からさらに難しい状況を作ってしまいかねないので、良いほうに捉えて逆に開き直ろうと思ってプレーしました。
監督が僕に求めているものもわかっています。修正して、また次もしっかりと勝点3をとりたいです」

●藤田祥史選手(鳥栖)
「山城から良いパスが出たので、後ろからタイミング良く飛び出し、ゴールを決めることができました。ただ、ゲーム全体としてはもっとくさびのパスをもらったり、攻撃の起点となったり、シュートをもっと打つなどしてチャンスを作りたかった。そこがこれからの課題だと思っています。
今日は全体的にミスが多かった。サイドチェンジのミスを相手に奪われて、自分たちでピンチを作ってしまった場面がとても多かったように思う。失点に関しても、1点目もそうだし、2点目もFKを与えてしまったことがそもそも自分たちのミス。非常にもったいなかった。
チームとして目指すサッカーは固まってきた。次の試合で第2クールの最後をしっかりと勝利で飾って、第3クールもそのままの勢いで戦っていけるように頑張りたいと思います」

●高橋義希選手(鳥栖)
「前半の早い時間での失点でゲームプランが崩れてしまいました。もっと中盤で展開してリズムを作りたかった。そのあたりでも、まだまだこれからレベルアップしていかなければいけないと思います。
相手チームどうこうより、まずは自分たちのサッカーをしっかりとやっていかないといけないと思います。ただ、第2クールに入って連敗がない。この敗戦を引きずらず、次は必ず勝ちたい。チームの雰囲気も非常に良いので、とにかく気持ちを切り替えて次に向けて頑張るだけ。僕は次の試合出場停止ですが、練習からチームを盛り上げ、自分のできる形でチームに貢献したいと思います。

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