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2007年6月

2007年6月30日 (土)

アビスパ 3-0 水戸、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●リトバルスキー監督(福岡):
・前半のようにうまくボールを回していこう。
・後半も相手にプレッシャーをかけていこう。
・3点目を取りに行くように。

●前田秀樹監督(水戸):
・コーチングをしっかりすること。
・プレーの連続性。
・パスミスをなくすこと。

●リトバルスキー監督(福岡):
「今日の1勝は、とても大切な1勝でした。水戸は最近の何試合かで良くなってきた印象があり、我々は水戸を尊重しながら戦いましたが、幸いなことに、いい結果を手に入れることができました。サイドからの攻撃がすごくよかったと思います。久永選手、(田中)佑昌選手がいい仕事をしてくれて、かなり相手を困らせていました。特に佑昌選手にとっては、今シーズン、自分にとって一番いい試合だったのではないかと思っています。
リンコンの美しいゴールで2点目を奪い、ハーフタイムをはさんで少しリズムを崩して、それを取り戻すのに15分くらいかかりましたが、その後、アレックスの3点目で相手にとどめをさし、勝利を決定づけることになりました。ゴールシーン以外でも、いくつかのカウンターアタックのシーンを演出しました。チームが活性化していましたし、チームの戦いぶりにはうれしく思っています。我々はコンビネーションサッカーをして、いいサッカーをしたいと思っていますが、今日は観戦された方も面白かったのではないかと思います」
Q:山形恭平選手がボランチで出場しましたが、評価を聞かせてください。
「非常に素晴らしいプレーをしてくれたと思います。特に攻撃面でチームに大きく貢献したと思います」
Q:今日は久永選手と田中選手の位置を変えてスタートし、途中から本来の位置に戻しました。その理由を教えてください。
「1週間で3試合をこなしてきたので、選手のコンディション的な問題も考えなければいけません。また、久永選手に関しては、前節の愛媛戦で、後半にいくつかのチャンスを演出したにもかかわらずゴールを奪えなかったことでフラストレーションが溜まっていたの。ポジションを変えることで気分転換を図れるということもありましたし、水戸の意表を突くという狙いもありました。最初はそういう形でスタートして、それに対して、水戸が徐々にポジショニングンを修正してきたので元に戻しました。そうすることによって、裏を取れるようになったし、結果として得点を奪うという結果につながりました」
Q:補強の必要性を感じていらっしゃるということですが、それは、今日の勝利を得ても変わらないのでしょうか?そして、これからのリーグ戦を戦っていく上で補強が必要になってくるのかどうか、その点についてお聞かせください。
「チームを分析した結果が一晩で変わるわけではありませんが、チームの状況を考えると、第2クールが終わって補強することによってチームの競技性が高まるし、リンコン選手1人では負担がかかりすぎるというのもあって、いまは補強を考えているところです。データから見ると、京都、仙台、札幌に対して、あまりいい結果が得られていません。やはり、この3チームと対等に戦えるようにチームのレベルアップを図らないといけないと思います」

●前田秀樹監督(水戸):
「この暑さで選手たちが熱中症にかかったんじゃないかと思うくらい、何もさせてもらえなかったですね。基本的に運動量が全然ない。攻守の切り替えの速さがない。集中力が切れている。最悪のゲーム内容だったということで、ここを直していかないと上位のチームに勝てない、いいゲームができないということです。私はいつも、相手がどうかではなく、自分たちがどうだったのかということを言っているんですけれど、そういう意味では、今まで少しは出来ていたことが、今日は出来なかったということです。
福岡さんはボールをポゼッションして、きちんと動かして、人も動いて、イージーミスがほとんどない。これが当たり前のサッカーであって、それにスピードとか、テクニックとか、アイデアとか、いろんなものがプラスされて出てくるものですけれども、うちの場合は、基本的なところでボールを浮かせたり、失ったり、これでは話にならない。もっと、基本的なところを出来るように、これからチームを直していきたいなと思います。
過酷なこの連戦の中で、どのチームも同じでしょうけれど、警告なり、怪我人が続出で、ビジュがやっと間に合ったという状況でした。ビジュは4ヶ月くらいトレーニングをしていなかったんですけれども、その割にはよくやってくれたかなと思いますけれども、そういったチーム事情もあります。
選手たちは一生懸命やってくれているんですけれども、夏場になればなるほど、基本的な技術を持っているチームが勝っていくことになるので、そういうところの意識をもたないといけません。そういう意味で、今日は何もさせてもらうなかったし、福岡さんのファイティングスピリットに脱帽する試合だったと思います」
Q:基本的な部分ができなかったというのは、連戦が影響しているのでしょうか?
「そういうことではないと思いますね。逆に、そういうことであっては困る。選手たちが怖いというのがあったと思うんですね。ですからハーフタイムには、福岡さんが1トップなのに、なんでうちがボールを奪ったときに4人が残っているんだと。だからやられてしまうんだと。だから両サイドが上がって積極的に攻撃参加しないと、とても話にならない、ということを伝えました。
選手というのはそういうところがあるんですね。たとえば、相手の足が速いとやられるんじゃないかという、それだけのプレッシャーで積極性がなくなってしまうようなところがあって、本当に前半は何をしているんだろうと僕もびっくりしたくらいでした。自分からのアクションじゃなくて全てリアクションですから。
これでは話にならないということで、今まで通りにアクションを起こしましょうということで言いまして、それで後半は多少なりとも自分たちで攻撃する意識が出てきたかなと。福岡さんというのは強いというイメージが選手の中にあると思うんですね。そういうことが、消極的なプレーにつながってしまうということがあったと思います。そういう意味ではメンタル的な問題でうちは弱いですね。上位陣との差があると思います」

●山形恭平選手(福岡):
「いつ出ても大丈夫なように準備はしていました。相手のプレッシャーがなかったというのがありますし、自由にプレーできたというのが良かったんじゃないですか。守備を重視していたというよりも、バランスを重視していたんで、誰かが上がったら、そこを埋めるという意識は常に持っていました。ボランチの位置で相手の攻撃の芽を摘むということが重要だというのは感じていたし、チームの調子が悪いときは、あのエリアが空いてしまって相手に主導権を握られるということが多々あったので、特に今日はバランスを気にしながらやっていました。あとはチャンスになった時に、もう少し前に出て、今日も得点機があったので、それを決められれば文句はなかったですけれども、全体的には、久し振りの90分間だったんですけれども走れたし、良かったんじゃないかなと思います」

●田中佑昌選手(福岡):
「GKは見てなくて、コースだけを意識して打ちました。あの前に同じような場面があって、監督から1対1はシュートを狙えと言われていたんで、あそこでのシュートはすごく意識していました。蹴ったあと弾道をみたら、少しずつ曲がって枠に向かって行ってたんで、入ったかなと思って見ていました。2点目のアシストはアレックスとリンコンが見えて、アレックスの右足に出したのが少しマイナスに入って、それがいいところにこぼれてリンコンが決めてくれた。最後のボールの質をもっと上げないと、上位と戦う時に点が取れないと思うし、勝てないと思うので、最後のクロスのところをしっかり出来るようにしたいですね。湘南戦は順位も近いし、負けられないと思うし、また自分が点を取って勝つつもりでやります」

●リンコン選手(福岡):
「練習の中で話し合って(田中)佑昌選手との連携を改善しようとしているところで、それは久永選手にも同じことが言えると思います。傾向として連携は段々高まって来ていると思います。この2人がすごい運動量でサイドを駆け上がってくれるので、彼らの活躍によって私もそうですし、チームがいろんなものを得ていると思います。また、アレックスとのピッチ外での友情がピッチの中でも現われて、それが形として得点につながっています。つまらないプライドとか虚栄心は全くないので、誰が点を取っても常に幸福な気持ちを感じています。次の湘南戦は第2クールの最終戦であって、我々にとっては決戦になります。いい形で第2クールを締めくくって、いい形で第3クールに入れるように、いい試合をして勝ち点3を取りたいと思います」

●金澤大将選手(水戸):
「相手に思い通りのサッカーをされてしまったという感じです。連戦と暑さはどっちも同じ条件ですし、むしろ、アウェイ、アウェイと戦ってきた福岡の方が悪かったんじゃないかという感じですけれども、福岡が、福岡らしいサイドチェンジを使った大きなサッカーを展開してきたのに対し、自分たちは目指すサッカーができなかったと思います。仙台戦はいいところで取れて、運動量もあって、切り替えも速かったんですけれども、今日のゲームに限っては守から攻の切り替えが相手の方が速かったというのがありますね。あとはミスパスがあったりとか、落ち着くところがなく、前に収まらなかったこともあって前にいけませんでした。僕がえぐったりする場面を多く演出すれば良かったなということがありますね、反省として」

●吉本岳史選手(水戸):
「全体的に切り替えも遅かったですし、コミュニケーション不足というか。アレックス選手、田中選手、リンコン選手を僕たちの左サイドで捕まえきれなかったのが敗因かなと思います。気持ちという部分では、個々のレベルで勝ちたいという選手が少なかったのかなと感じています。1対1でもそうですし、ヘディングでもそうですし、そういうところがすごく出て、今までの中で最も悪い試合でした」
Q:失点した後も最終ラインで随分体を張っていましたが。
「僕が復帰したときに、ミスをしても僕がカバーするから思い切ってやれよと言ったので、そういう役割が自分の責任だと思っていますし、後ろで頑張っていれば若い選手が思い切ってやってくれるだろうから、自分が頑張らなければという思いはありますね」

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2007年6月27日 (水)

愛媛 0-0 アビスパ、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●望月一仁監督(愛媛):
・ セカンドボールの対応をしっかりしよう。
・ クロスボールの精度をあげよう。
・ 攻撃のときに相手の裏をつこう。
交代なし

●リトバルスキー監督(福岡):
・攻守の切り替えは相手の方が早い。もっと反応を早くしよう。
・根気強くボールを回そう。
・勝点3を獲りにいくぞ。
交代なし

●望月一仁監督(愛媛):
「今まで、○か×かでゲームが進んでいたが、何とかグレーが必要じゃないかということで、守備で行くところと行かないところのバランスを取って今日はやった。波に乗ったらハードワークができて、調子のいいときはいいが、本当に苦しいときにハードワークができていない。苦しいときに頑張れるチームになりたいと伝えて、選手はそれをやってくれたのではないかと思う。守備面にひっぱられたのかもしれないが、攻撃が雑だったことが残念」
Q:相手ボールの取りどころを前にしたり後ろにしたり、メリハリが出てきたが?
「自分としては高い位置で取りに行きたいが、これだけ暑くなって90分間ハードワークを続けることも難しい。連動して守備を続けるのは厳しいので、ちょっとでも無理なときはバランスを取ってグレーのところでスペースマークをして、目的のところでスイッチを入れるようにした。グレーのところを作ることはよかったが、グレーが長すぎるとサッカーにならなくなる。グレーの時間を短くしながら、時間帯を分けたり守備の形を変化させることで、守備はよくなったが攻撃は残念だった」
Q:後半はなかなかフィニッシュまでいけなくなったが?
「疲労もあったかもしれないが、最後のアタックエリアまでは運べるようになっている。ショートパスや長いボールを使ってギアを入れられるようになっている。ただ、そこからが雑だったり、ターゲットでもうちょっと収まりきらなかったりした。その部分は精度を上げて、やりきる場面を作らないと点にはならない。次のステップはやりきる場面を多くしていきたい」
Q:ホームで初出場となった宮原の評価は?
「ボールが収まって、ある程度さばける能力があると感じている。守備では井上秀人のように一人で活躍できるわけではないので、周りと協力しながらバランスを取って、奪いどころをはっきりしないと。スペースのマークだけだと奪うところが低くなるので、もうちょっとスイッチの入れ方をこれからやっていかないといけない。ただ、彼が入って幅の広い展開など攻撃のところや、コーチングでリーダーシップを取ってくれている部分はよくなった。コンディションがよければ使っていくし、青野大介の怪我が治れば、このポジションだけでなく、コンディションのいい選手を使っていきたい」
Q:今日の勝点1の意味は?
「福岡という伝統と歴史のあるチームがいいサッカーをしている中で、そのチームから勝点を取れたことは愛媛としては一歩歴史を作れたと思う。これを乗り越えないといけないので、福岡のいい所はまねをして、もっと自分達が仕掛ける時間を長くしたい。まだ勝てていないチームからも、いつか1勝したい」

●リトバルスキー監督(福岡):
「今日はかなりオープンなゲームで互いに攻め合ったし、60分までは両チームにゴールのチャンスがたくさんあった。最後の30分、相手にプレッシャーをかけて得点機があったが、モノにできなかった。特に残り30分はチームが主導権を握ってチャンスを作ったがそれをモノにできず、勝点2を無駄にしてしまった。攻撃面でチームが苦しんでいたので、FW陣には物足りなさを感じた。今後、補強も必要になってくると思う。釘崎選手はいいレベルのプレーをしたが、やっぱり点を取るストライカーでないと結果には繋がらない。ウチは守備ではよくやってゼロに抑えたが、点を取らないと試合には勝てない」
Q:リンコンが出場停止で不在だったのが大きかったか?
「今日のリンコンの欠場はチームに響いたので、その不在は大きかったと思う。どのチームも代わりに出られる選手が必要。ウチの得点力はまだまだ物足りない」
Q:ボールを回すという部分では、90分間ビルドアップはできていたが?
「ハーフタイムに選手には言ったが、後半はリズムをつけてペースアップして相手にプレッシャーをかけて、根気よく回すことはできた。決定機は演出できたが、特に最後のチャンスには恐ろしいほど決まらなかった。プロとしては決めないと。6、7メートルぐらいのシュートを決めないと、どこで決めるのか」
Q:アレックスが攻撃に絡めなかったのはFWの問題か?
「もちろんリンコンとのコンビネーションはいいところがあり、一緒にプレーすると息が合うところはある。前半は前がかりになってボールに触れなかったが、後半は下がってボールを触ることで自分のリズムを取り戻したと思う」

●宮原裕司選手(愛媛)
「福岡は、ずっと所属していたチームだったので変な感じがした。ホームの声援は気持ちよかった。自分の仕事はFWにいい仕事をさせること。まだFWの特徴をわかっていなかったり、僕の特徴をわかってもらえていなかったりする部分がある。僕のしたいことと、FWのしたことをすり合わせていきたい。福岡はアレックスがトップ下に入って変則的なところもあって、ボランチとしてはポジションの修正が難しいところもあったが、試合を重ねていけば井上選手ともいいコンビになってくると思う。2試合0-3が続いていたので、今日ゼロに抑えたことは自信になると思う。ゼロに抑えられたことを、いい方向に向けていきたい」

●内村圭宏選手(愛媛)
「ホームで久々の先発だったので、点を取りたかった。守備に重心がいってゴール前でいい形ができなかったし、受けることも少なかった。ただ、守備面でやることがはっきりしてきて、チームに貢献できるようになってきたので、これからは攻撃で持ち味を出していきたい。粘り強く勝点1を取れたことは前向きにとらえたい」

●金守智哉選手(愛媛)
「相手のFWがスペースに流れるタイプだったので、下がってしっかり守った。前で取れたら攻撃につながるが後ろに下がった分、ボランチも下がって相手のボランチにプレッシャーをかけられなかった。後半、高い選手が入ってきたのでロングボールを使われ、セカンドボールを拾われてズルズル下がってしまった。(相手のシュートが入らなかったのは)ラッキーな部分もあった」

●井上秀人選手(愛媛)
「福岡は強いチームだったが、ホームなので勝ちにいった。点を取りにいってゼロに終わったことは悔いが残る。自分自身、惜しいミドルもあった。今日は誕生日ということもあって積極的にいったが(笑)、自分らしく点を取れず残念。(誕生日の)温かい声援は、前に前に行こうという力になった」

Q:宮原選手とのコンビネーションは?
「テクニックがある選手なので、前に行ってもらうようにしている。連携は高まっていると思うし、今日ゼロに抑えたことは自信になると思う。いかに攻撃で点を奪うかということは課題なので、練習でも力を入れていきたい。自分自身は今日みたいなミドルでも枠をとらえられるようにしたい。(青野)大介もいい左を持っているので、負けないように練習したい」

●赤井秀一選手(愛媛)
「攻撃で持ち味を出せなかったことは残念。失点しなかったのはよかったが、決定機も作られてしまったのでクロスを上げさせないようにしたい」

●田中俊也選手(愛媛)
「ミヤ(宮原)さんが入って、裏に行ったらボールが出てくるようになった。いい形でできたし、くさびが入ったら食いついてきたので、落とした後や裏を突いてチャンスも作れた。2トップも近づいてできたので、次からはもっとしっかりやっていきたい。前を向いて動き出したらボールが出てくるようになったので、チャンスはある。内容は悪くないし、次につながると思う。クロスでいいボールが入ってこなかった部分は話し合っていきたい」

●久永辰徳選手(福岡)
「相手が引いている時は、人をかけないと崩せない。サイドバックのオーバーラップがあればチャンスができるが、右サイドでは(山形)辰徳が上がって数的優位を作れていた。チェッコリは守備の部分ではよく守ってくれているが、サポートがなくて崩せなかった部分はイライラしていた。自分自身でもっと1対1を仕掛ければよかったと思う。今日はもったいないが、次のホーム(6/30・vs水戸)まで時間がないので切り替えていきたい」

●釘崎康臣選手(福岡)
「DFの裏を取ることを言われていて狙っていたが、相手は引いていたので上手くいかなかった。チャンスもあったので、決めたかった。絶対勝点3を取りたかったし、今日は全然だめ。しっかり切り替えて、次こそは頑張ります」

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鳥栖 2-1 山形、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●岸野靖之監督(鳥栖):
・サイドに起点を作り寄せてきたら前線へ。
・相手もサイドを起点にしている。そこをつぶす。

●樋口靖洋監督(山形):
・中盤からしっかりプレッシャーをかけよう。
・サイドチェンジを使って攻めよう。
・後半45分が勝負!アグレッシブにプレーしよう!

●岸野靖之監督(鳥栖):
「逆転で勝てたことがみんなのパワー、最後までやりきった選手に最高のほめ言葉を贈りたい。しかし失点は絶対にしてはいけないこと。前回の山形戦(13節)とは逆だった。勝った瞬間、うるっときた」
Q:山形に支配されていたが、どうして走れなかったのか?
「暑さに弱かった(笑)。前節試合がなかった後は、いい記憶がない。我々の試合展開に問題があった。
前半、山形は裏に走る選手を2人入れてきたために鳥栖は大胆なプレーもなく、やるべきことが逆だった。我々が逆転したということは、最後まで走ろうという意思が明確にあったから。もっと失点しないで勝つチームにしなければならない」
Q:山城の評価は?
「今まではサイドで使っていたが、色々なところに走れる自由さを生かすために前にもってきた。今日の彼は良かった」
Q:GKに浅井選手を起用した理由は?
「練習を毎日僕が見ている中で、誰が次の試合にベストなのか考えている。それが浅井だった」
Q:吉田選手と高地選手と怪我の具合は? また、それにより、後半は戦い方が変わったのか?
「今日の試合の16人を選んだ理由は、何が起きても対応できるメンバーということだった。どのようなことが起きても、対応できるようにしている。正直、あわてることはなかった。高地は『ボールを蹴ったら痛い』と言っていたので、迷わず前半で代えた。高橋を前に行かせたかったので、ボランチには村主を入れた。吉田はふくらはぎが『パキッ!』と感じたらしいので、大事を取った」

●樋口靖洋監督(山形):
「山形から来ていただいたファンの皆さんに申し訳ない。なかなか勝利に貢献できていない中、選手たちも何かきっかけをつかもうと懸命に努力してくれている。その選手たちに勝たせてあげられないのは非常に残念。ただ先取点を取ることも出来たし、先発していた坂井がアシストを決めるなど、次につながるところもあった。次戦(6/30@NDスタ)まで中2日だが、コンディションを戻していきたい」
Q:2トップに林・坂井選手を起用した意図と評価は?
「最も調子のいい選手を選んだら、この2人だった。両方とも持ち味をしっかり出してくれた」
Q:前半は鳥栖のDFの裏を狙う作戦だったのか?
「鳥栖は前からボールを奪いにくるチーム。我々も同じ狙いを持っている。その中で、少しでも鳥栖のDFラインを下げようと考えた。その中からボールを展開していくつもりだった」
Q:後半30分以降、2失点したことについては?
「前線で、もっと時間を作ってボールを収めないといけない。途中から入った豊田はもっと起点を作って、他の選手を楽にしてあげなければならない。前節も試合した我々と、前節は試合がなかった鳥栖とのコンディションの差が出た」

●浅井俊光選手(鳥栖)
「最高に嬉しい。鳥栖が点を取れると信じていた。これから勝って上位に食い込みたい」

●山城純也選手(鳥栖)
「しんどかった。点が取れてチームが勝って、むっちゃ嬉しい。(今季初ゴールまでが)とても遠かったが、これからはどんどん取っていきたい」

●高橋義希選手(鳥栖)
「今日の勝利は次につながる。(得点シーンは)気がついたらループを打っていた。フリーの選手もいたけど打っちゃいました(笑)」

●柴小屋雄一選手(鳥栖)
「失点したところは、僕の対応が悪かった。裏の裏をかかれた感じ。試合には勝ったけど、僕自身は勝った気がしない。反省するところが多い」

●廣瀬浩二選手(鳥栖)
「チームメイト様々の内容でした。位置取りも悪かったので、反省します。皆さんに申し訳ない」

●藤田祥史選手(鳥栖)
「シュートを打たないと…。パスを出してから後悔することが多かった。もっと貪欲にいけるように練習します」

●飯尾和也選手(鳥栖)
「1失点は大いに反省。前回の山形戦(1-2で逆転負け)で、みんなで話した内容を忘れずに最後まで戦えたから逆転できたと思う。試合内容に関しては、反省点が多い」

●北村知隆選手(山形)
「先制するまではアグレッシブにできていて、良い形だった。ずっと勝っていないので、勝ち方を忘れてしまった。少し弱気になっているかもしれない」

●本橋卓巳選手(山形)
「負けたので悔しい。(怪我は)大丈夫。今季初出場だが、サテラライトリーグなどに出ていたので緊張などはなかった。負けたことがとにかく悔しい」

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6/27練習後のオシム監督コメント

●オシム監督
Q:アジアカップへの準備期間が短いが、選手はキャンプは濃密だったと言っていたが?
「どういう意味ですか?」
Q:内容が濃いということです。
「特別なことはやっていない。現在リーグ戦をやっていて、本番に向けても現地入りして3~4日しかない。しかも相手は日本を倒そうとモチベーションを高めているチームばかりだ。いいプレーをしようという気持ちだけでは不十分。プレーとパワーをより高いレベルにしないといけない。やりたい気持ちを持つことがもちろん大切だが、疲れているとパワーが低下する。しかしそういう中でもアピールしようという選手が何人かいた。その気持ちも分かる。日本代表の一員になるというのは、大きな誇りだと思う。その気持ちは、非常に大事。大切にしてほしい。
でも、気持ちだけでなく体のコンディションも上げないといけない。そこに、テクニック・戦術が上積みされる。相手との力は接近している。誰もが優勝候補と言われることを嫌がっている。トランプのババを引くという意味と同じだが、熱い栗を手のひらに乗せられるという感じがする。日本は2連覇しているから仕方がないが、優勝候補と見られるのは気持ちがよくない。相手はチャレンジャー精神で向かってくる。それを逃れることはできないが、日本選手の構成を見ていると、2大会の経験者は少数派だ。経験が多いとは言えないが、才能ある選手を選んでいるつもりだ。この機会を生かして日本がいいチームになれればいい。そのためにアジアカップを役立てられてばいい。いずれにしても勝つのは簡単ではない」
Q:メンバー選考にあたり、選手の状態をご自身の目で見ることができたが?
「明日のスポーツ新聞を全紙買おうと思う。23人の予想メンバーが載っているだろうから」
Q:闘莉王(浦和)と水本(千葉)が離脱したが?
「どんな選手であれ、その人がいなければチームが成り立たないということはない。2人がいちばん残念がっていると思うが、2人がいればもっと競争は激しいものになっただろう。日本代表は2人が欠けたから崩壊するチームではない。彼らに代わる選手が注目を集めることになると思う。サッカーとはそういうスポーツ。いない人ではなく、いる人を見ないといけない。そうすればもっといいチームになる」
Q:今回はミーティングを重ねたようだが?
「私はそういう集まりをミーティングとは呼ばない。別の種類のもの。コーヒーを飲みながらおしゃべりをしただけだ。同じテーブルでコーヒーを飲みながら気さくな話をしただけだ」
Q:気さくな話を、選手はよかったと言っていたが?
「おしゃべりが役に立ったということですか? 選手の間でもっとおしゃべりできればいいのだが。監督やコーチが話していることを聞いているだけなのはよくない。私は彼らのほうから話しかけてくれるのを待っている。その状況ができれば、もっと早くお互いの理解が得られると思う。1つのベルを鳴らすより、多くのベルを鳴らしたほうがもっと理解し合えるということだ」

以上、記者会見コメントです。以下は、メディアが監督を囲んでの非公式コメントになります。
Q:合宿を経て最終メンバーの23名を決めるが、特に何を見たのか?
「そんな質問をしても手遅れです。そんなことは重要ではない。これまでの総合的な要素です。週末(6/30、7/1)にJリーグが1節残っているが、大きな比重ではない。選手が負傷しないかどうかを心配するだけだ。ギリギリになって23人をどう選ぶかと考えていたら、私は代表監督の仕事をしていないことになる。
個人的に見ていちばんの問題は、23人選ぶにあたって誰かを外さなければいけないこと。そういう選手に対して非常に複雑な思いを感じる。今回はトレーニング外の生活態度もよかったのに、外されたことが一生あとを引くということもあり得る。誰を選んでも不満が出るだろうが、私はできるだけフェアに選びたい。アジアカップ以降の将来性も考慮する。だからといって、全員をU22日本代表の選手に入れ替えるということではない。若ければいいということでもないのだ。20代中盤の成熟した選手を中心にしてチームを作りたい。ベテランと呼ばれるべき年を取った選手はいない。その言葉は嫌いなので使わない。ベテランというのは戦争から帰ってきた兵隊のこと。経験のある選手という呼び方が相応しい」
Q:相手国が予想したメンバーと違ってきているのか?
「情報は常に入れています。しかし、今は初戦のカタール対策に集中すべき。カタールと最初に対戦するのだから、2戦目以降の情報を集めるのはカタールに対して失礼だ。当面の敵を倒すことがいちばん大事なことだ。世界のどんな相手でも、次の相手を研究することが大切」
Q:中東勢は、堅守からカウンターという特徴を持っているが?
「そういう武器のない国はありません」
Q:この前の会見で「タイトルを取れない1000の理由がある」と言っていたが、合宿を経てその理由は減ったか?
「たくさんのネガティブな要因を挙げたらキリがないということ。条件は条件だ。客観的条件には変えられるものとそうでないものがある。少し辛抱していれば何が条件かが分かると思う」
Q:中村俊輔(セルティック)と遠藤(G大阪)にリーダー的存在になってほしいとの期待を口にしたそうだが?
「私の覚えている限りでは、リーダーという言葉は使っていない。選手がそう思い込んでいるなら別ですが…。みなさん、選手をスパイとして雇っているんじゃないですか?」
Q:闘莉王(浦和)と水本(千葉)を23人に入れるかどうかの判断は、30日まで待つつもりか?
「その質問には、もう答えました。アジアカップは彼らにはチャンスがないということ。また4年後にアジアカップはあるし、3年後にはワールドカップもある。ケガが治った後で、またチャレンジしてほしいと思っている」

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2007年6月23日 (土)

山形 1-2 福岡、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●樋口靖洋監督(山形):
・まだチャンスはある。しっかりと残り45分戦おう。
・相手よりも先に動くこと。運動量・攻守の切り替えの点で上回るように。
・ゾーンで守ることを、もう一度しっかり確認し、いい形で奪って攻撃しよう。

●リトバルスキー監督(福岡):
・後半もコンパクトに保つように。
・余裕がある時はDFラインでしっかりとボールを回そう。
・カウンターのチャンスをうかがい、追加点を狙おう。

●樋口靖洋監督(山形):
「残念な結果です。応援していただいたサポーターに、今日も勝利を届けられず、大変残念です。ゲームのほうは、前半と後半がまったく逆になって、90分を通してアグレッシブに戦おうということで選手を送り出したのですが、前半は福岡の非常に速いパス回しに、うちがコントロールをかけきれなかった。それで完全に向こうのペースになってしまったと思います。前半の途中に若干いい奪い方からペースを戻すこともあったのですが、45分間、完全に向こうのペースでやられてしまった。ただ、残り45分で我々の力を示さなければいけないということで送り出して、アグレッシブな姿勢は見せてくれたと思います。1-2になったあと、同点に追いつくチャンスで2度ほど決定的な形を作れた。そこで決めきれないのは、勝点を積み重ねられない現状の部分だと思います。まだまだ試合は続くので、コンディションを戻して、怪我人の回復なども考慮しながら、次の鳥栖戦、アウェイですがなんとか勝利をあげられるように、短い時間で準備をして臨みたいと思います」
Q:前半はどこでプレスをかけていいのかわからない状態だったと思いますが、その原因というのはどこにあると思いますか?
「まずひとつは、向こうのパス回しでバランスよく回されたということ。それと、どうしても向こうのFWが縦関係になってて、アレックス選手ですね、彼がうちのボランチの後ろにいつもポジションをとっていて、なかなかボランチが前に出れなかった。そこのところは我々の対策としては、ゾーンの中でコンパクトにして、逆にボールに出ることで、彼が浮いててもそこを使わすなと。バイタルエリアを閉めるためには、ボールに出さなければいけないという話をしてたのですが、先ほども言いましたように、向こうのパス回しの速さ、それと回してる距離感のよさで、うちが本来かけているプレスがかけきれなかったと思っています」
Q:後半、ペースを取り戻せたのは?
「前からの追い出しを少し高くして、ボールに出ることで、もう1回自分たちのやり方を思い出そうというところで、何度もボールには行くけれども間を使われるシーンがあって、当然リスクはあるのですが、0-2という状態だったらやっぱり、アグレッシブにそこを取りにいくんだという姿勢をもう一遍見せようというところで送り出して、そこはリスクと裏腹な部分はありますけれども、高い位置から行くことによって相手のミスを誘って、我々のペースにできたかなと思います」
Q:宮沢選手と財前選手のポジションを前節と入れ替えたのは?
「右サイドバックに須田が加入してから、なかなかボールを動かすというところが機能していなかったので、サイドを変え簡単にボールを預けられる場所に財前がいる、そしてタメをつくって追い越す。お互いが右利き同士、逆サイドは左利き同士ということで、少し全体の幅を考えて、今回はそういう形にしました。前半はボールを取りきれなかったということで、なかなか攻撃の形が見えず、その狙いを見ることができなかったかなと思います」
Q:木藤選手の早い時間の交代が、チーム全体に与えた影響はありますか?
「なかなかボールが取れない状況の前半のなかで、かなり狙いを持って彼がボールを奪っていたという部分に関しては、正直、誤算になる交代だったと思います」
Q:今日の最初の失点は前半10分と早い時間帯でしたが、アクシデントのようにも見えるし、相手にペースを握られ始めた時間帯でもありますが、この失点をどのように見ていますか?
「形自体はアクシデントに近いものだったと思いますが、あそこでフリーキックを与えたこと、フリーキックのセカンドボールに寄せきれなかったことが、前
半のチーム状態を表していると思います」
Q:前節でかなりいい守備ができていましたが、それが振り出しに戻ったと考えていますか?
「振り出しに戻ったとは思っていません。これは力関係の部分で、我々がプレスをかけようとする以上に、今日の福岡のパス回しの質、パススピードの質とかバランスだとかが高かったと思います。ただ、そこに対しても後半できたように、もう少し勇気を持って行かなくてはならなかったという部分で課題は残りますが、継続して守備の部分を、少なくても後半45分相手をコントロールすることで相手を追いつめたという部分は前向きにとらえたいと思います」
Q:今日の前半のように、プレスをかけたくてもかけられないという状態になった場合に、対策としてはどのようにするべきだったのでしょうか?
「ひとつは、もう少し2トップを縦関係にすることによって、全体のゾーンは下がっても、よりコンパクトな状態からプレスをかけに行く。ボランチが出れない。それから、2トップがプレースパックしきれないということで、相手の6番(布部)、10番(久藤)あたりが自由にボールを回していたというのが問題だと思うので、相手のボランチに対してプレスをかける時間を与えないということがひとつだと思います。それと逆に、もうひとつ言えば、積極的にサイドの高い位置からボールに対して追い出して、リスクを怖れずに取りにいく、ということのどっちかだと思います」

●リトバルスキー監督(福岡):
「今日は大切な1勝です。特に、今日の山形戦はうちと上位争いをしているチームですから、できるだけギャップを広げるにはいい戦いでした。前半はいいサッカーができて、特にボールを回して、動きも豊富で、結果として2得点挙げることができました。第1クールでやっていたサッカーを取り戻してきたと思います。しかし、ゲームは90分間でもう一度リズムを崩して、相手に主導権を握られてしまって、唯一のチャンスで相手が点を決めて、そこからいろんな問題が生じてきました。今日の試合は接戦で、どちらかと言えば私たちのほうがゲームを優位に運べて、勝利に相応しかったと思います。次節、愛媛戦が控えていて、かなり難しい試合になると思いますが、できるだけ連勝できるように頑張っていきたいと思います」
Q:後半になって運動量が落ちたように感じましたが、その原因は?
「後半の運動量は、前半と比較すると下回ったところはありますが、それでもいい運動量があったと思います。しかし、後半の立ち上がりから少しペースを落としてしまって、後からまた主導権を握ることはできましたが、後半でまだまだ課題を修正しなければいけないと思います。90分間、前半のリズムを保つことは難しいと思います。しかし、リズムよく試合を最後まで運ぶことができたのでよかったと思います」
Q:前半は非常にボールが回っていましたが、後半になると横のパスが少し減って、縦に出すパスが早めになったところをつかまえられてカウンターを仕掛けられる場面がありましたが、これはどのようにお考えですか?
「後半も比較的ボールを回すことができましたが、ラストパスの精度が欠けて3点目を取ることができませんでした。3点目を取ることによって、もっとチームが優位に立てるのではないかと思いました」
Q:監督が先ほどおっしゃった後半の修正点というのは、どんなところを考えていますか?
「特にすべてを直さないといけないというわけでもない。今日の相手も強敵でしたし。ですから、次の試合にいいところを取り入れて、持続して、コーチとしてはいろいろいじるというよりも、いいところをそのまま持続していきたいと思います。選手にあまりにもプレッシャーをかけて完璧を求めすぎると逆効果になることもあると思います。今日の勝利を喜ばないといけないと思います」

●宮沢克行選手(山形):
「(前節の)セレッソ戦でいい形で、結果は出なかったですけどいい雰囲気だったので、それを維持して自分たちがやるべきことをやろうと考えて臨んだんですけど、特に前半は足がうちらのほうが止まっているような状態で、いい守備ができなかったかなと思います。残り45分間、やるべきことをしっかりやろうということで、後半気持ちを切り換えて臨んだんですけど…」
Q:後半のゴールは、久しぶりに流れのなかからのゴールで、今後につながるのでは?
「あのときは自分は、仲間を信じて長い距離を走ってゴール前まで行ったので、そういう気持ちが最後に得点になったかなと思います。これからも、自分のことや仲間のことを信じてやっていくしかないので、前向きに取り組んでいこうと思います」

●財前宣之選手(山形):
「こういうときに先制させてはいけなかったですね。簡単に先制点を許してしまって、どこかでちょっと入りがバラバラだったので。その間に2点取られてしまって、後半は悪くなかったですけど、前半で決められたかなと思います」
Q:福岡のポゼッションがよかったですが、そのあたりは想定していましたか?
「想定はしてたんですけど、予想以上にライン間を使われたので、そのへんでちょっとバラバラになってしまった時間帯に先制点を許してしまいました」
Q:2失点目よりも先制点のほうが痛かったですか?
「そうですね。去年の第1クールもそうでしたけど、どうしても先制されると、気持ちの面で、下をみちゃいけないんですけど、連敗しているとやっぱり気持ち的にバラバラになってしまっているのが現実です」
Q:前半はプレスがうまく連動してかかっていなかったようですが?
「第1クールはそのプレスがはまって、そのままやっていれば相手も罠にはまっていたという感じでしたけど、第2クールになって、その網をどうしたら打開できるかということをどのチームも研究してきて、それについてまだ修正できていないのかなと。自分たちもプレスには行っているんですけど、第1クールとはちょっと違うことをされてきて、その中で混乱しているというのが自分もやってて感じます。プレスをしてないわけじゃないんです。プレスをかけれないように、相手もポゼッションしてくるので。今日は相手がサイドに張るチームだったので、自分もミヤも縦に入れさせたくなかったので縦を切って中に持っていって、その中で取ろうという話だったんですけど、そこでライン間を使われて、みんなが置いていかれる展開だったかなと思います。前半、特にアレックスをつかめなかった。アレックスをつかむようにみんなで話し合っていたんですけど、予想以上に動き出しがよかったし、つかみきれてなかったですね」
Q:4連敗ですが、この状況をどう打開していきますか?
「まだ半分も終わってないし、4連敗することはすごく悔しいですけど、こういう経験があって前に進めると思うので、投げ出さないでもう1回、ここから這い上がっていけるようにやり続けるしかないと思います。プラスに考えてやっていきます」

●豊田陽平選手(山形):
Q:攻撃の部分を振り返って、どうでしたか?
「自分が一度、決定的なチャンスを外しているので、その少ないチャンスを決めなきゃいけない。決めていれば同点だったので、悔しいです。そんなにチャンスの多くない試合で、いいボールを上げてくれたので。少ないチャンスにしっかり応えなきゃいけないと思います」
Q:中盤からの縦パスが2トップになかなか合わないようにも見えましたが?
「悪いときもあるし、いいときもあるし、そんなにネガティブになる必要はないと思います。ちょっとしたズレは多少はあったと思いますけど、その点について、そこだけしっかり反省しなきゃいけないという印象はないです」
Q:前半、運動量が少なめに見えましたが、守備でボールを追っていてどう感じましたか?
「やっぱり、いいときに比べたら量的にも質的にも減ってますし、そこはなんとかしなきゃしなきゃとみんな思いながらやってます。どこかで、空回りじゃないですけど、今まで出れたところが出れなくなった部分も多少はあると思います」
Q:4連敗になりましたが、次節に向けて。
「ずっと負けてて悔しくない選手もいませんし、スタッフとかサポーターとか一丸となって、次は鳥栖に勝てるように。勝ちにいくしかないと思います」

●久永辰徳選手(福岡):
「前半は自分たちのペースでサッカーができて、得点も取れて、前半の45分に関しては自分たちのサッカーができたと思います。ただ、後半は立ち上がり、入りはよかったんですけど、10分過ぎから相手に主導権を握られて、後半はずっと守備しかしていないイメージで苦しい試合だったと思います。ただ、アウェイで勝ち点3が取れたのでよかったと思います」
Q:前半、ポゼッションが機能したのは、どこがよかったのですか?
「山形の強いところは、11人でしっかりコンパクトにプレッシングをかけてくることなので、それに引っかからないように、しっかりとボールを回せたことがいいことだったんじゃないかなと思います。そのポゼッションもしっかりとサイドバックが起点になって、プレッシングの始まりは相手の2トップなので、そこをうまく走らせて、空いたところにボールを入れて、そこからしっかりと中盤が前を向いてプレーすることができました。それによって、しっかりと11人でつないでゴール前まで行けたのでよかったです」
Q:前半は久永選手の前、相手サイドバックの裏のスペースを何度か使えていたようですが?
「前半は相手がすごく警戒していました。その分、足元でもらえてポゼッションがしっかりできたので、それに関してはよかったですけど、後半は相手が前からプレッシャーをかけてきて、それこそ裏のスペースがすごく空いたんですけど、相手のプレッシャーに引っかかって自分たちが主導権を握れなかったです。そこはうまく裏のスペースを使いたかったんですけどね。後半はうまく使えなかったです」
Q:連勝したことについては?
「連勝したことについてはうれしいんですけど、第2クールで6敗しているし、J1昇格を狙うのであればこれ以上負けられないので、これから連勝しなければいけないという気持ちだったので、連勝してうれしい反面、ほっとしています。僕らは、連勝しなきゃいけないという状況なので」
Q:これから連勝していけそうな手ごたえは、今日の試合で感じられましたか?
「もちろん今日もそうですし、前節もそうですし、少しずつよくなっていますよ。ただ、今日のような試合で、2点リードしてて、勝っているにもかかわらず負けているような雰囲気で後半は戦わされたので、そこを修正していきたいなと思います」

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2007年6月18日 (月)

日本代表予備登録メンバー発表 オシム監督会見AFCアジアカップ 2007

2007年06月18日
田嶋幸三(財団法人日本サッカー協会 専務理事)
イビチャ・オシム(日本代表チーム 監督)

田嶋 いよいよベトナム、インドネシア、マレーシア、タイで行われるアジアカップが始まります。それに向けたメンバーの発表を今日はさせていただきますが、まずはみなさんに報告があります。当初23名を登録して、補欠リスト7名というルールでしたが、先週の金曜日、6月15日にAFC(アジアサッカー連盟)の方からトータル30名を出してほしいと言ってきました。ですから今日は30名を発表することになります。

GK:
川口能活(磐田)、楢崎正剛(名古屋)、西部洋平(清水)、川島永嗣(川崎)
DF:
中澤佑二(横浜FM)、坪井慶介(浦和)、加地亮(G大阪)、田中マルクス闘莉王(浦和)、駒野友一(広島)、水本裕貴(千葉)
MF:
中村俊輔(セルティック/スコットランド)、橋本英郎(G大阪)、羽生直剛(千葉)、遠藤保仁(G大阪)、中村憲剛(川崎)、鈴木啓太(浦和)、阿部勇樹(浦和)、今野泰幸(FC東京)、山岸智(千葉)、太田吉彰(磐田)、伊野波雅彦(FC東京)、水野晃樹(千葉)、本田圭佑(名古屋)、家長昭博(G大阪)
FW:
高原直泰(フランクフルト/ドイツ)、播戸竜二(G大阪)、巻誠一郎(千葉)、前田遼一(磐田)、佐藤寿人(広島)、矢野貴章(新潟)

――最終的に23人に絞るわけだが、どの時点で選考を行うのか
オシム 新しいAFCのルールでは、7月5日まで期間があるということ。しかし、ハノイ(ベトナム)に何人かを連れていって、そこで帰すことはしない。それよりも前に(選考を)行う。選考は、今行われているJリーグの試合などにもよる。まだ出発前に3試合、Jリーグの試合がある。つまり、そこで負傷する選手が出る可能性もある。それ以外の理由でも当然、30人の中で外れたり、追加されたりするかもしれない。つまり、30人プラスアルファの関係者がいるのが現状だ。
(直前の合宿で選手を絞るのか?)30人のうち誰かが必ず行く、行かないと、2つに分かれてはいるのはよくない。その30人のリストの全員が100パーセント、Jリーグの試合で力を出してほしいと思っている。
――今回の30名を選ぶに当たって、最も悩んだ、難しかった点は?
オシム 一番悩んだのは、まだ時間があるということ。つまり、まだ23人に絞ることができないということがある。時間の猶予を与えられたことがいいのかどうか。サッカーというのはプレーだけのクオリティーだけで決まるものではない。私のように長くサッカーにかかわっていると、プロの選手というのはどういう考え方かと理解することができる。プレーのクオリティー以外の、人間的な要素が関係してくることが分かってくる。そこで一番悩む問題は、どんな名簿を作成しても必ずそこには満足しない、不満を持つ選手、クラブがあるということ。そういうことは付きものだから、この場で謝るつもりはない。名簿に入った、入らないという違いはニュアンスの壁があるから分からない。落ちた選手が気持ちが良くないというのは分かる。名簿に入っているか、入っていないかは大きな違いだ。しかし、それを決めなければいけないのが、私の仕事なのだ。落ちた選手には、「この大会が人生の最後ではない」と言いたい。サッカーのキャリアはまだ続く。来年にはワールドカップ(W杯)の予選が始まる。それまでにアピールするチャンスはある。そうすれば、私が方が間違ってるということを証明するかもしれない。いずれにせよ、メンバーを決めるのが一番難しいことだ。
――ポリバレントな(多様性のある)選手がディフェンスをやるとしても、中盤の選手が非常に多い気がするが、その理由は?
オシム この名簿を見てバランスが取れていると感じていただければうれしいのだが、この中で、スペシャリストとしての選手、そしていくつかのポジションができるポリバレントな選手が混じっている。もちろん、誰がどういうポジションになるか、誰を選ぶかはディスカッションのテーマになる。しかし、ここで全員に納得してもらうにはホワイトボードで説明したり、ビデオでどんなプレーができるか見せなければいけないが、それには時間がない。言えるのは、日本だけで決まったことではない。対戦相手がどんなチームか、どんな場所、グラウンドでプレーするのかを考慮に入れた上でのことだ。
――アジア杯での具体的な目標設定は? アジアカップを通じて、W杯予選、W杯本大会に向けてトライしてみたいことがあるか
オシム 今、あなたがお聞きになったようなことを私も考えている。私にも思想の自由がある。現実問題としては、その2つをどうするか。いずれにせよ、ここにいる皆さんの99.99%が、日本がタイトルを取らなければいけないと感じているかもしれない。しかし、そうであったとしても、なぜ日本が勝つべきなのか、どういう理由があるのか。私の方でも用意がある。つまり、日本がタイトルを取れないであろう1000の理由をここで挙げることもできる。説得力のある客観的な理由を。しかし、ここにいる皆さんは分かっているはずだが、ネガティブな材料はあまり記事にはお書きにならない。ここで客観的な目標設定を挙げても、皆さんに納得してもらうことはできない。監督としての私の考えと、ジャーナリストとしての皆さんの考えは必ずしも一致しないということだ。ただし、力のバランスでは皆さん方の方が優勢だ。私がここでドンキホーテのように言っても仕方ない。しかし、風車を相手に必ず勝つという約束もできない。客観的な条件とはどういうものなのか。ここで客観的な条件を皆さんにこちらから質問しても構わない。つまりどんな条件で戦うか、有利な点、不利な点、何があるか。答えはこんなところでいいですか。それとも皆さんが知っているアジア杯を勝つ条件を説明してくれる人がいますか。
――監督就任直後の会見で、無責任に(W杯での日本代表を)盛り上げていたメディアを批判していたが、今回のアジアカップについては、内容と結果、どちらを重視しているのか?
オシム W杯直後の発言については、今でもそう思っている。日本は身の丈にあった戦いをするべきであって、メディアが作り上げた雰囲気は、対戦国のモチベーションを上げる結果になってしまった。一つの例だが、日本はアジアカップで対戦する(グループリーグ)3カ国(カタール、UAE、ベトナム)の中で、現在もリーグ戦を戦っている唯一の国だ。つまり直前までだ。十分な準備ができない。それが大きなハンディキャップだとは思わないだろうか。あるいは、ほかの対戦国に失礼だとは思わないか。皆さん、いかがだろうか? 内容か結果かで言えば、私は結果を重視する。ただし、それがどんな結果か、ここで保証することはできない。個人的には、もちろん日本サッカー協会にとっても、結果より内容の方が重要で、しかも将来、長く戦えるかどうかを重視しているのだろうと思う。もちろん両方が伴われているのがよりいいのだろう。サッカー協会として、今のアジアカップに何を期待しているのか。残念ながら、そういうことを理解しているジャーナリストが多いとは言えないのが現状ではないだろうか。
――現地の蒸し暑い気候に対して、具体的にどのような対策を考えているのか
オシム 残念ながら、日本にはサッカーができるような巨大なサウナはない。ある条件で準備するしかない。代表キャンプをベトナムでやりたいが、それもできない。今ある条件の中でやるしかない。時間がないし、選手も集まっていないが、最大限の努力をしておきたい。フィジカルについてもそうだが、まずはメンタルの準備をいかにするかが、日本国内でやることだと思う。もちろん、どんな条件でも(いつものプレーが)できることが理想だが、そういうわけにもいかない。アジアの気候については私より、皆さんの方が詳しいだろう。選手によっては、暑さに強い選手、そうでない選手の違いが出てくるだろう。いずれにせよ日本の選手は、多かれ少なかれ、似たような高温多湿でのプレー経験はあるだろう。頭の中にイメージのビデオカセットがすでに入っていて、どういう感じになるか、対策を立てることができるのではないかと期待している。
――中田と稲本を呼んでいない理由は?
オシム 何をお聞きになりたいかは分かる。サッカーの専門ジャーナリストなら頭に答えあるのではないか。しかし、あなたが考える理由と私の考えている理由は、同じではないかもしれない。先日のキリンカップの出来が良かった、悪かったというのが理由ではない。それ以外の別の理由で決めた。一つは、フィジカルコンディションの問題。しかも(稲本の場合)、移籍して新しいクラブに移ったばかりだ。新しいクラブでの責任や課題がたくさんある。もしあなたが、その選手のことについて、よく知っているのであれば、彼が自分で何を話したか、ここで申し上げる必要はないだろう。あなたの通信社で配信された記事だと思うが。もう1人(中田)は、次のシーズンの所属先が決まっていない(編集注:バーゼルとの契約は08年夏まで残っているが、代理人と鹿島が交渉しているとの一部報道がある)。つまり、どこでプレーするかが決まっていない。この秋からの給料をどこからもらうか、決めなければならない。そういう選手を呼んだとして、どんなプレーが期待できるだろうか。そういう選手に対して、代表はポジションを空けて待っているべきなのだろうか。彼の就職活動のために、代表が協力をしようというのなら話は別だが。個人的には探してあげたい。しかし代表監督には、別の仕事での責任がある。この答えで、ご満足いただけただろうか?
――先日、けがから復帰した田中達也について、様子を見るつもりもあるのか?
オシム 「グッドラック」と申し上げたい。私の考えは、このリストに表れている。そして彼には未来がある。今回の名簿には彼の名前がなかったが、1年前の名簿がどうだったか、思い出していただきたい。田中達也は入っていただろう? ただし、そこからけがをして、復帰して1試合良いプレーをしたからといって、それが戻れる理由にはならない。ただし、今後も呼ばないということでもない。田中達也以外の選手について、もっと質問をしたらいかがだろうか?

――田嶋専務理事、先ほどオシム監督が内容と結果について語っていたが、協会としてノルマは考えているか?
田嶋 前回(2004年大会)も今回も(ノルマを)決めたことは一切ございません。

――けがから戻った前田が入ったが、最終的には横浜FC戦で判断したのか?
オシム 前田に関しては、彼以外の選手にはないものを持っている。個人的な考えだが、運動量が非常に多い。ほかの選手が「俺の方が走っている」と怒るかもしれないが、前田はよく走っている。個人技術が優れている。見た目は速くは見えないが、いつの間にか相手の危険な地域にいる。これまでの代表には、不足していたタイプの選手なので注意深く見ていた。前田についてはそういう感想を持っているが、本来は個人の選手の細かいことについて話さなければならないのは、私にとっても選手にとってもよくない場合の方が多い。特に、こちらからマイナス要因を答えなければならないような質問は控えてほしい。市場で、どの野菜が新鮮なのか話しているわけではないのだから。選ばれた選手でも欠点がないわけではないし、選ばれていない選手についても(選ばれた選手とは)わずかな差でしかない。これまでの代表、Jの試合を注意深くフォローしていれば、選考の理由は見当がつくはずだ。それでもご自分で答えが見つからない人は、サッカージャーナリストをお辞めになった方がいいだろう。
――けがした闘莉王が入っているのは、今後の回復を期待してか。それとも、それ以外の要素か?
オシム 代表にもメディカルスタッフがいて、選手の状況についてケアしている。闘莉王はJリーグにとって貴重な選手。皆さんにとっても貴重ではないだろうか。記事を書くネタをいつも提供してくれている。またけがをしたとか、治ったとか。(オシムの携帯の着信音が鳴る)私のことをケアしてくれる人もいる(苦笑)。
――今回のメンバーの中では、川口、中澤、中村俊がアジアカップ連覇を経験している。彼らに期待することは?
オシム 経験が豊富だというのは、2つ意味がある。つまり、2回タイトルを取った経験がポジティブに出るか、もうタイトルはいらないか。若い選手にとっては、よいレクチャーをしてくれたり、模範になることを期待している。アジアチャンピオンとは、どういう存在か。若い選手の模範になること、自分の経験伝えること、その2つの役割がある。「タイトルはもういいんだ」という態度を取るのなら、少し考えを改めてもらわなければばらない。経験のある選手には、チームを引っ張る存在になってもらって、ほかの選手のモチベーションを高いレベルに引き上げ、また、ほかの選手を助ける役割を期待している。彼らにそういう力が残っていればだが。問題は、いいプレーができるかどうか、それが第一だ。
――田嶋専務理事、ノルマは具体的にはないということだが、それは大会前の準備が万全でないことと関係があるのか?
田嶋 いえ、それはいつの大会でも、(ノルマを)何位と決めても内容も関係してくるわけですから、そのこととはまったく関係ありません。

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2007年6月17日 (日)

アビスパ 2-0 草津、いろんなコメント

得点者:'18 アレックス(福岡)、'84 久藤清一(福岡)

●リトバルスキー監督(福岡):
・攻守の切り替えを早くするように
・後半、相手が攻めてくるからチャンスは広がる
・追加点を取ることが重要

●植木繁晴監督(草津):
・中盤をきちんとコンパクトにして攻撃を
・イージーミスからカウンターを受けているので、その際のカバーリングを早く

●リトバルスキー監督(福岡):
Q:試合を振り返って
「この試合での何よりの収穫は勝点3。我々にとって本当に大切な勝点でした。今日の試合も流れのいい時も、悪い時もあり、1-0でリードしているときもミスが目立っていました。後半も、立ち上がりがスローペースで、相手の得点のチャンスもあり、うちはコンパクトではなく、ポジショニングのミスもありましたが、幸いなことに失点を喫することがありませんでした。もう一度再確認しなければいけないと思いますが、攻めることは大事ではありますけれども、まずは守備を整えてから戦うということが大事であって、何人かの選手が前戦に残ってしまって戻ってこなかった場面もあり、少し残念に思う部分もありました。来週は山形戦がありタフなゲームが続きますが、やはり、今までやってきたことを持続することだと思っています。また、けが人が戻ってくるという状況にあり、チームにとっては明るい材料になると思います」
Q:後半は両サイドバックを上げずに、少し引き気味の体勢で構えていたように見えましたが、あれは1点を守りにいくということだったのでしょうか?
「私のサッカー界での多くの経験からすると、1-0を守ろうとすると逆に敗戦につながってしまうので、ハーフタイムには選手たちに追加点を取りに行かなければいけないと言いました。けれど悪い結果が続いているということで少し自信を失っていたことがあり、そういう流れになってしまったのだと思います」
Q:今日は2点とも布部、久藤、久永らのベテラン勢が絡んでのものでした。この暑い中で頑張った彼らの評価を聞かせてください
「本当にベテラン選手たちは素晴らしかったと思います。プロ意識もさることながら、賢くプレーするという面で若い選手は彼らから見習わなければなりません。まあ、言葉で言うと簡単に聞こえてしまいますが、言葉だけではなく行動に移すことが大切だし、毎日ハードワークすることが成功への道につながると思います」
Q:苦しい星勘定が続いていますが、その点について監督はどのようにお考えでしょうか?
「確かにいろんな試合で勝点を取りこぼしてしまいましたが、やはり、苦しい状況でもやり続けなければいけません。簡単ではないかも知れませんが、チームを軌道に乗せるために1日、1日を大事にしながらコーチ陣全員で取り組んでいかなければいけないと思います。J2で上位に上がるためには、2、3連勝することが必要で、この前の徳島戦に勝った後に敗北を喫するようでは0からのスタートになってしまいます。ですから、やはり連勝が必要だと思います」

●植木繁晴監督(草津):
Q:試合を振り返って
「あれだけボールを奪った後にミスがあれば、こういう結果も仕方がないかなという結果ですね。もう少しきちっと奪ったボールをひとつ、ふたつつなげると、自分たちのポゼッションが生きてくると思うんですけれど、あまりにもミスが多すぎました、疲れもあるんでしょうけれど、ミスが多すぎると、こういうことでやられてしまうという結果につながるというゲームでしたね。特に怒りもありませんし、まだうちのチームには足りないものがたくさんあるということを見せてもらったゲームだと思います」
Q:福岡の両サイドがサイドの裏を突いてくるというのはあらかじめ予想していらっしゃったと思いますが、その部分に対してどのような対策を練られていたのでしょうか?
「そこに関してもラインだけきちんとキープできていれば、やられることはないと思ってました。失点のシーンも藤井が残っていオフサイドを取れなかった分ですが、ラインをコンパクトに押し上げながら、後ろをケアして、中盤の前の選手がサイドバックからボールを奪おうというコンセプトでいました。ただ1回のミスがあれば失点につながってしまうということです」

●久藤清一選手(福岡):
「前半のうちに点が取れたのでよかったと思います。自分たちのミスもあったし、向こうのペースで結構やられていたんで、その辺は落ち着いてパスを回すことを考えなければいけないと思います。自分の得点は非常にうれしかったです。布さん(布部)がいいボールを出してくれたんで、あとは流すだけでした。チームがなかなかいい雰囲気ではなかったので、この勝利をきっかけにまた勝って行けたらと思います。(試合中、DFラインに指示を出していた内容は?)両サイドのスペースで2対1の状況を作られるのが嫌だったし、僕と布さんとDFラインの間が空きすぎるも嫌だったし、そのスペースで相手にボールを受けられていたので、そこは声を出してどちらにいるのかということを教えてほしいとDFラインには話していました。でも、苦しい時に点を取れたのが良かったと思います。それと、サポーターの声援が力になっているんで、もっと力を貸してください。お願いします」
試合後(スカパー!)でのインタビュー(抜粋)
久藤:(今日のポイントは)バランスを考えてというのと、監督が「中盤でも点取っていい」と言われたので、取りに行きました。なかなか勝てなかったので、今日はみなさん、おいしいお酒を飲んでください(笑)。この勝ちから、また連勝を始めたいので、スタジアムに来て応援してください。
久永:試合前のミーティングで、ユースケと僕はどんどん仕掛けていって、ペナルティエリアの中に入ってどんどん勝負していけという指示だったので、思いきって、90分やろうとは思わずに、前半から行きました。いつも負けがこんでて帰ったら(子供に)怒られるので、今日は笑顔で迎えてくれると思います。ここ数試合連敗が続いていてチームとして自信を失っていたので、本当に今日の勝利をきっかけにまた連勝できるように、みなさんで一緒に戦っていきましょう。

●布部陽功選手(福岡):
「湿度が高かったんで汗がいつも以上に出ました。相手も同じ条件だったので、できるだけボールを回そうということでやっていました。とにかく勝ちたいのでいろいろと考えてしまうこともあり、失点が重なったんで特に守備の面ではいろいろと意見を交換しながらやっているんですけれど、今日の失点0というのは非常に良かったと思います。いい展開でしたね、点を取った場面も、ダメ押し点を奪ったシーンも。あれで守っている方も精神的に楽になったと思うし。久藤ちゃんの得点は大きかったと思います。(次節)山形戦はまず点をやらないこと、負けないことが大事だと思います。その中で、攻撃的な姿勢を忘れないでやろうと思います。相手が攻撃的に来る分、守備的になってしまう時間帯があるかも知れませんが、ずっとは続かないと思うので、その中でチャンスをしっかり決められるようにしたいですね」

●神山竜一選手(福岡):
「(フリーで飛び込まれることがありましたが)一番裏を見えている後ろの選手が声をかけなければいけないことなので、その選手が声を出すように僕たちも言っていかなければいけないと思います。僕もクロスに対しては対応が良くないなと思っているので、そこは改善していかなければいけないと思います。後半押し込まれたのは相手が前に人数をかけてきたので仕方がない部分もありますけれど、そういう場面は必ずあるので、そこで我慢して、我慢したから2点目が入ったんだと思います。第2クールは先制しても追い付かれていたんで、我慢した結果のカウンターで1点が取れたので本当に良かったと思います。次につながる試合になったと思います」

●鳥居塚伸人選手(草津):
「狙っていたことは半分も出来ていないイメージでした。運動量も少ないし、出てた選手の絵が一つになっていなかったので残念な敗戦でした。守備においてはコンパクトにしてプレスをかけるというのが狙いですし、攻撃では3人目の突破とかを意識してやっていますので、そういう面では絵が一緒にならなかったし、中盤のところでスピードがなかったので、得点まで行かない。何となくポゼッションしているんですけれど、いざ点を取ろうという場面では、しっかり守られてしまったんで、うちの色は出なかったと思います。内容が良くなってきたところで勝ちきれずに敗戦してしまったので、何とかここで勝点3を取れるようなチームにしていきたいと思います」

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湘南 4-1 鳥栖、いろんなコメント

得点者:'16 藤田祥史(鳥栖)、'47 原竜太(湘南)、'50 石原直樹(湘南)、'53 斉藤俊秀(湘南)、'89 永里源気(湘南)

●菅野将晃監督(湘南):
・前半の闘いを続けよう。このまま終わるな!
・相手のカウンターに気をつけよう
・残り45分、集中を切らさず闘おう

●岸野靖之監督(鳥栖):
・慎重になりすぎて前に出し急がないこと
・押し込まれてDFラインが下がったとき、FWもひとり下がってディフェンスすること
・後半、風下になり相手のシュートはのびてくるので気をつけよう

●菅野将晃監督(湘南):

「どうもありがとうございました。試合前に相手よりも多く走ろうと、シンプルな言い方かもしれないが、それが勝つ要素だと伝えた。鳥栖の厳しい日程と比べ、我々はひとつ余裕があったのでしっかりと今日のゲームに臨めたし、いい1週間、いい雰囲気をゲームのなかで発揮できたなと思います。前半1点取られたが内容としては我々のサッカーができていたので、それを継続していけば必ずいい結果が得られると伝えたし、実際そういう結果になった。今日の勝利もまた大きな勝利だったと思う。またつぎのゲームに向けていい準備をしたい」
Q:後半開始早々に3点、後半よくなった要因とは?
「思っていたのと鳥栖の戦い方が少し違っていたので、試合前と後半とでは相手の闘い方に対する我々の認識を修正して後半に臨んだ。その意味ではうまく機能したかなと思います」
Q:具体的にはハーフタイムにどんな修正をしたのでしょうか?
「バイタルの攻め方で、前節の鳥栖のゲームを見ているとそこへの侵入を許したくないというディフェンスをしていた。そこでサイド、とくに裏を突こうというのがプランのひとつで、前半は相手のサイドバックの裏に竜太(原)らが何度か流れてきたりして、相手を引かせる意味でもよかったが、それ以上に今度はバイタルを使おうと。とくにアジエルと望(加藤)、とくに望が前半はわりとサイドに張っていたので、もう少し中でプレーして、且つサイドバックがそこへ上がっていこうというふうにしました」
Q:今日スタメンだった山口選手について評価をお願いします
「けっこう皆さん評価してくれたんじゃないでしょうか。彼のよさ、ボールの付け方は練習でよく出ていて、ゲームでしっかり出せるかがポイントだったが、まさにそのままというか、彼のよさは出ていたと思う。当然センターバック系の選手なのでディフェンスの対応はある程度できたかなと。ただサイドなので、自分の裏などをさらにしっかりと対応できるようになっていけば、またひとつ大きな戦力になってくれるのではないかなと思います」
Q:重視しているポゼッションが今日はうまくできていたように見えたが?
「そうですね、でももっとですね。もっともっとできると思うし、<※冗談交じりに>北島義生のパスはどうしようもないので、なるべくそういうのを出さないように彼には指導していきたいと思います」

●岸野靖之監督(鳥栖):
「湘南は非常に元気だったと思います。以上」
Q:なかなかボールが繋がらず蹴ってしまった印象がありますが、いかがですか?
「下手だから蹴るのかなと。繋げないから慌ててしまう、周りが見えない。これは悪いとき。でも選手を責められないですよね。途中で10人になって、なおかつ得点差もあったなかで、なんとかしようとする姿が僕にはハッキリ映っているので。本当は1-0で勝たなければいけないチームにしなければならないが、今日は責められない。僕の能力のなさが逆転負け(に繋がった)ということ」
Q:早めの時間帯で交代に動いた意図は?
「後半始まって2分に失点し、その後すぐまた(失点)。ハーフタイムに話したことをやるまえに失点してしまった。そのあともすぐに失点した。僕は、負けているときは必ず逆転しにいくという姿勢をチームにもっていきたいので、逆転されたが逆転する、点を取りにいく、ということですね。センターバックを入れたのは、いい攻撃をするにはまずしっかり守れないといけないから。サイドから仕掛けたいというのもあった。早めの交代=点を取りにいく。そのまま終わってしまったら負けですから。仮に残り10分で交代しても、その短い時間で結果を出せる選手もなかにはいると思うが、ある程度時間を与えて、その選手が与えられた時間で何ができるかも大事だと思うので。僕からのメッセージというか、交代で入る選手は現状を把握してプレーすると」
Q:前回の湘南戦も0-5、今回もそれ以来の大量失点ですが?
「僕からしたら最後の4点目はやってはいけない点。それ以外は紙一重というか、あそこで打たせてはいけないとか、アジエルに前を向かせたらいけないとかはあるが、前半のようなゲームを後半もやらなければいけない。そういう手を打たなかった僕の責任だと思う。選手は非常によく頑張ってくれたと思う。1-0で勝たなければいけないところを逆転されてしまった。僕からすると、失点はダメだが、長いシーズンを考えると4点目のような失点はなくさないといけない。3点目もセットプレーから入ったので、そこはなくしたい。大量失点とはいえ、前回の0-5のゲームは相手がよかったのではなく鳥栖が悪かったわけだからべつに気にはしていません」
Q:湘南の右サイドバックからいいクロスが上がっていたが、そこにはプレスにいかなかったのか、いけなかったのか。
「いけてなかったんじゃないですかね。あそこはもう少しクロスを上げさせないようなディフェンスをしなければいけないが、彼は寄せられる前に早めに上げていたので、そのへんはけっこう頭を使っているのかなと。あと左の山口(鳥栖)はもともと守備が得意で出ている選手ではないので、本当はもっと寄せていい守備をしていい攻撃にしてもらいたいが、彼のいい部分を前で出したいと、それが前回の京都戦でも出ていた。もちろん相手はいいクロスを2回上げていたと思うが」
Q:クロスをある程度許してもゴール前を固めるというコンセプトもあったのでしょうか?
「いえ、僕のなかではゴール前に入らせないようにする(意図)。最後のところでゴール前を固めるというかシュートに対して体を張るが、基本的に引いて守ってゴール前を固めてカウンターするというサッカーは絶対にしません。ゴール前に入らせない、ペナルティのなかにも入らせない、ペナルティの前でどんどん守備の組織をつくる、できれば相手エリアでいつもサッカーをする、それをしないと先がないのかなと。ゴール前を固めてカウンターというのは僕からすると先のないサッカーですよね。それはしたくないですね。そういうのもあるのかもしれないが、僕のなかではそれを鳥栖でやるべきではないかなと」
Q:サイドからのクロスを意識するあまり真ん中をやられて失点したように見えたが
「えぐってのクロスではないし、寄せてくる前に早めにクロスを上げる、その精度が高いということ。ただそれをドンピシャで合わせてきたことは素晴らしい。あとはアジエルが巧かったんじゃないですか。巧くなかったら多分1点目はなかったのかなと。それをわかって試合をやっていますから、アジエルは素晴らしかったし、わかっていてもやられた。それが実力かなと。非常に素晴らしい選手だったと思います」

●アジエル選手(湘南):
「前半は相手がスペースを締めてきたので厳しかったが、相手の疲労もあったのか、後半はうまく攻めることができた。暑かったので90分間もつように気をつけてはいた。今日は絶対に負けられない試合。このゲームを絶対モノにしようと後半に入った。気持ちで勝った」

●原竜太選手(湘南):
「先制点を取られたあとも落ち着いて決定機も与えなかったし、前半そのまま終わって後半しっかりみんなで逆転しようという感じだったので全然暗くなかった。ここで踏ん張って上に行こうという声も出ていた。結果もついてチームにも自信が付いたと思うし、逆転勝利、ホーム連勝と、いいことが重なっているので、このまま流れに乗りたい。
(ゴールについて)前半のヘディング2本はどちらか決めたかったが、そこで気持ちを落とさず、1本目外れて2本目バーだったので、つぎ打てば入るだろうという気持ちで準備していた。3本目もちょっと危なかったけど、気持ちで入ったかなと思う。もっとしっかり練習して精度を上げていきたい。後半ミスが重なったこともあったので、個人的にはもうちょっと修正したい。
クロスボールからのシュートは自分の持ち味。いいボールが上がってきているし、今日も何本かいいボールが来ていた。クロスボールが少ないときはいい流れもないし、クロスをどれだけ上げるかも大事だと思うので、アジエルのストロングポイントも活かしながらサイド攻撃の精度を上げていければいいかなと思います。
(石原選手とのコンビネーションについて)お互いかぶらなくなってきているし、お互いを見て違うほうに動くことができていい感じできていると思う。このままもっと精度を上げていけるようにしたい」

●田村雄三選手(湘南):
「(効果的な攻撃参加をしていたが?)相手のスペースが空いているときに上がった。監督からも指示があったので、いかなければと思った。
(サイドに少し慣れましたか?)最初ひどかったぶん、少しはよくなってきたのかなとは思いますが、まだまだ。勝ててよかったです」

●山口貴弘選手(湘南):
「(初出場・初スタメンについて)緊張はしたがピッチに入ってからは意外と周りが見えました。先輩たちからは『オレたちが助けてやるからミスを恐れず思い切りプレーしろ」と言ってもらっていた。やったことのないポジションだったが、雄三さん(田村選手)もサイドバックということで、帝京コンビで頑張りました(笑)。
自分には相手よりも多く走るということしかないので、それだけは貫こうと、とにかくどんどん動いて顔を出しボールを動かすことを意識した。まだまだミスは多いが、守備の面ではある程度連携がとれて守ることができたので、ミスをできる限りなくしていきたい。本当に勝ってよかった」

●村主博正選手(鳥栖):
「後半立ち上がりの失点は自分たちの課題。あの時間帯を頑張っていれば、こういう展開にはならない。90分を通して同じゲーム展開ができなければいけない。ただこれは修正できること。いままではやりたいことができないゲームがたくさんあったが、今日は敗れはしたが意思統一はできていた。もちろん修正点はたくさんあるが、つぎに繋がるゲーム。ポジティブに考えたい。
つぎはまず連敗しないことが大事。休み明けは入り方が悪いときがあるので、いい流れで入りたい」

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2007年6月13日 (水)

仙台 1-0福岡、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●望月達也監督(仙台):
・攻撃時のリスクマネジメント。
・落ち着いてボールを動かし、ラストパスを正確に。

●リトバルスキー監督(福岡):
・攻撃時、もう少し落ち着いて、タイミング良くボールを回そう。
・1対1は仕掛けていこう。
・梁選手とロペス選手へのマークの受け渡しをしっかりと。

●望月達也監督(仙台):
「今回のゲームで自分達が一番大切にしたのは、特に心理面だ。非常にタフなゲームが続き、東京V戦では後半にいいゲームができていたのにやられてしまった。それを引きずらず、前に連敗した時と同じように『自分達は成長の過程なので、結果につながるまでには1シーズンを通して何度かあるけれども、自分達が目指しているものは忘れてはいけない。自分達はJ1で戦えるだけの力をつけるということを、J1に上がることと並行してやっていくことが目標だ』と話していたので、心理面が一番のポイントだった。
 非常に選手達がタフにグラウンドの中に入ってくれたし、前回の立ち上がりの悪さというか、自分達がリアクションのサッカーをしていたのをアクションのサッカーに変えたことが一番大きかった。
 ゲームは皆さんに見ていただいて色々な感想があると思うが、本当に辛抱強く、点を取るまでに我慢できたし、何度かのピンチでもみんなで体を張ってゼロに押さえられたということが、ある意味、勝ち点3以上に大きな価値だったと思っている」
Q:磯崎選手の投入は、相手の田中選手にチャンスを作られ始めていた左サイドの守備についての対策か?
「タノ(田ノ上)の持ち味は、アグレッシブで攻撃的なところ。ただ、1-0でリードした時に相手が狙っているのは自分達の裏のスペースなので、少し前がかりになった時の両サイドの田中選手と久永選手、それに付随したアレックス選手の飛び込みを一番最初に消さなければいけなかった。そこはイソ(磯崎)に、まず守備をしっかり考えた上でやるようにということだ。
 タノはもともと中盤の選手なので、一つ前で守備もできるし、ボールも握れる。なので少し自分達が奪った時にサイドで時間を作るということもプラスアルファの役割としてタノに与えた」
Q:小針選手が再三見せた好セーブが、チームに与えた影響は?
「最終的には、ゴールを奪われないというところにくると思う。その前でブロックできれば良いに越したことはないが、小針も11人の選手の1人なので、最終的にそこに鍵をかける選手であって、いくつかの好プレーが自分達のメンタルにプラスに働いたと思うし、最後まで諦めなければ失点にならないというところだ。
 その前のマーキングだとかプレッシングのタイミングだとかで課題は当然あるが、当然今話をしたように、結果的に誰がそこでセーブをしても、ゼロに押さえたということが非常に大きなことだった。やはりチーム全体にとっては、非常に勢いになったと思う」
Q:今季2度目の先発となった田村選手の評価は?また、彼を途中から右サイドバックに移した理由は?
「もともと、ナオヤ(田村)の良さというのは、中盤で非常にタフにボールを動かせる上に、特に守備で、足下だけでなく空中戦でもタフにいけることだ。それを90分間続けられるという強いメンタリティを持った選手なので、その良さが今日のゲームではよく出た。ボールを動かすということに関しても、時間と共に非常に落ち着いてできた。
 後半、少しキン(菅井)が足を痛めた部分もあったが、実際にナオヤを右サイドバックに持っていった理由は、非常にタフにキン同様前に出て行けることと、もう一つはサイドから良いボールを入れ、スルーパスやクロスを活かせるということだった。
 なおかつ、ボランチのシンゴ(富田)もタフに前に出て行くし中盤のさばきもできるから、その組み合わせの方がベターだという判断だ」
Q:ハーフタイムに選手に対して強調したことは?
「自分達でボールを握れているので、焦ってはいけない、じれずにボールを動かそう、ということ。それから、中盤でボールをつけた時に、スペースがあるのに前を向かない場面が何度かあったので、特にセンターバックの前にスペースがあって、そこに入った時に前を向こう、向いてスペースができたらもう一回サイドを使おう、ということだった。
 どちらかというと押し込んだ時にちょっとみんなが前に行きすぎて、リスクのマネジメントを忘れてしまいそうな時もあったが、今日はその辺は少し意識させた。それにプラスして、相手がリスタートでの点を狙っていることは分かっていたので、それへのマーキングについて。前半に自分達の注意が浅くて、レフェリーが1回止めてくれましたけど、フリーキックの場面で危ない場面があったので、そういうシーンだけは自分達で消していこうということだ。それもリスクのマネジメントであり、その辺を特に強調した」
Q:前節から3人先発が入れ替わっての戦いで、いい手ごたえがあったのでは?
「あと4試合で(シーズンの)半分が終わるが、第2クールでは自分達の安定を保ちながら、できれば新しい選手が何人か出てくれると、第3、第4クールで楽になり、一番きつい時に戦い方の選択肢が増えるという話をしている。今日のゲームもその一つなのかなと思う。ただ、一つコンセプトとして自分達がアクションでサッカーをするということは変わらない。そういう意味では、攻撃に関しても守備に関しても、少しバリエーションが増えた。今日は一試合で、勝ち点3以上にチームの成長が見られた。
 あと、大事なことは、これをどれだけ続けていけるかだ。今日は他のチームが勝ち点を落としているという情報が入っているが、やはり自分達が今、階段を上り始めているところなので、一歩上れるか二歩上れるかというのはあるものの、常に上り続けられるように、次の準備をしたいと思っている」

●リトバルスキー監督(福岡):
「今日の試合は、両チームとしてはいいゲームをしたと思う。高いペースの試合展開で、前半は仙台の方が主導権を握り、後半はアビスパペースになったと思う。
 残念ながら後半で得点を上げることができなかったが、特にリンコンのシュートで小針のナイスセーブがあって、他にもチャンスはあったが相手のゴールを破ることはできなかった。前節で敗北を喫してから、今日のゲームの前では不安もあったが、しかし今日のようなゲーム、みんながハードワークをして、いい姿勢で試合に臨んでいけば、次の試合では不安は完全に消えていると思う」
Q:試合前に不安を抱いていたが今はクリアされたというのは、どの点か?
「特に全員がハードワークして、前半は結構守備面で良く守ったと思う。前半は得点のチャンスはそんなになかったが、後半に入ってみんな積極的な姿勢でプレーしゴールを狙った。1点ビハインドになってからもそれを崩そうとした、そういう姿勢がすごく良かったと思う。チームが攻撃面では結構活発に動き、質のいい動きで相手のゴールを狙おうとした。遠目とかミドルシュートでの狙いではなく、突破して相手のDFラインを破ろうとしていたのはすごく良かったと思う」
Q:柴村選手を起用した理由は?
「柴村選手に関しては、結構いい活躍をしたと思う。最初は4バックで自分の役割をちゃんと果たし、3バックになってからも自分の仕事をちゃんとやっていると思った。次にまたチャンスを与えるにふさわしいと思う」

●菅井直樹選手(仙台):
Q:90分を振り返って?
「途中で(試合から)抜けてしまったということで、ちょっと残念ですね」
Q:プレーにおいて意識していたことは?
「毎試合そうなんですけど、特別に何かしようということは考えていないですし、勝つことだけに執着してやっています」
Q:前半はどういった戦いだった?
「ボール自体は保持できている状態で、なかなか最終ラインを崩せないという感じだったので、そこは選手の間で『じれないようにやっていこう』って話はしていました。(福岡の)カウンター自体も試合の流れなのでしょうがない部分もあるので、次に修正していければいいかなと思います」
Q:見事なゴールだったが、あのタイミングでどのように考えてオーバーラップした?
「あのシーンの前にベンチの方には『膝の具合がきつい』と言っていたんですけど、交代の選手が準備している中でそういう仕事ができたので、終わり方は良かったと思います。でも正直自分としては、最後までピッチに立っていたかったですね」
Q:今季の仙台は、SBがいい上がりをしていると、いいサッカーができているという印象があるが?
「SBがどうのこうのではなくて、みんなが力を合わせ連動してやるからこそ、いいサッカーができると思うので、みんなの力です」
Q:次節に向けて意気込みを。
「前回負けているので、アウェイにはなりますけど、勝点3を取って勝ってきたいです」
Q:ゴールパフォーマンスが地味だったのは、足が痛かったから?(笑)
「そうですね。(ゴール後に)転んだ時に、また誰かに上に乗っかられて痛かったので、あまり無茶しないようなパフォーマンスでしたね」
Q:相手の左SB柴村選手がほとんど上がってこなかったので、サイドの主導権を争う上では、菅井選手が先手を取れてやりやすかったようにも見えたが。
「主導権の部分ではつかめていると思うんですけど、最後のクロスの精度などでミスもあったので、もっともっと改善していかなければいけない部分はあります」

●田村直也選手(仙台):
「率直に嬉しいんですけど、また課題が自分の中でも見つかったので、次の試合にまた絡んでいけるように、明日から練習したいです」
Q:ゴールに結びつくパスを振り返って。
「一人、菅井の前にうちの選手がいて、(福岡の)DFの選手がそいつに食らいついてたので、その裏に出せばチャンスになると思いました。ちょっとディフェンスに当たったのがいい方に出て。でもシュートが素晴らしかったので、彼を褒めてくれた方がいいと思います」
Q:従来のポジションであるボランチでの先発に、最初に意識したことは?
「最初は簡単に、叩いたりさばいたりするプレーを心がけていたんですけど、ちょっと持ちすぎてリズムを作れない時間があったので、そこが課題です。もっと仲間を使ったりして、そういうプレーをしていきたいです」
Q:途中、右のSBに移ってからは?
「1点リードで、最後の方はSBでした。上がっていくのも時間を考えれば危険だったんですけど、2回くらいあったピンチでも失点しなかったので、SBとしてもできるという自信にもなりました」

●梁勇基選手(仙台):
Q:前半立ち上がり、チーム全体が前に急ぎすぎ、パスミスなどでチャンスを潰すこともあった展開から、15分頃にはピッチをワイドに使えるいい流れになった。ピッチの選手たち自身で、やり方を上手く変えられたといった自覚は?
「今日はホント、前から積極的に、守備でも攻撃でもいけていた中で、ピッチの中でも『サイドにスペースがある』というのはわかっていたし、そういう話し合いもしていました。上手くそこで切り替えられて、真ん中、真ん中とならずに、サイドに広げる形ができたので、良かったと思います」
Q:前節の前半と、今日の前半は違うという実感は?
「個人が声を出すのではなくて、全体的に、後ろも前も要求し合いながら『こうしよう、ああしよう』というのが出ていたので、こういうコミュニケーションというのは試合中でも、上手く行かなかった時に特に積極的に取って、こっちのリズムに何とか持ってこられるような力を持っていきたいし、今日みたいに真ん中だけの流れから、すぐにサイドへと切り替えられたことは、チームとしてよかったと思います」

●久藤清一選手(福岡):
「もうちょっと落ち着いて回しても良かったと思う。回した時にチャンスができていた。負けが込んでくると、今までできていたことができなくなることもあるが、そこをあえてチャレンジしていかないといけない。
みんな一生懸命やってくれているので、結果が欲しい。今日はみんな気持ちが入っていたし、絶対に勝ちたいという気持ちもあったので、どうしても勝ちたかった。シュートのこぼれ球に詰める人ももう少し考えていかないと、弾いた後に誰もいないこともあるので、そこをどうにかしていかないといけない」

●柴村直弥選手(福岡):
「みんなから思い切ってやれといわれていたので。自分も最後までやりきるつもりでいた。 自分が出て、勝つことが目標だったので、それが出来なかったのが残念です。信じてくれたサポーターと、試合に出ていない仲間たちに申し訳ない気持ちです」

●田中佑昌選手(福岡):
「チームとしては良いサッカーをしているけども、一本のチャンスを入れられてやられてしまった。先に点を取って、ディフェンスを楽に守らせてあげたい。結果として点が取れていないので、明日からの練習で、クロスとかシュートの精度をもっと上げていかないといけない。負けるようなサッカーはしていないので、今はしっかり凌いで、勝ちきれるようにしたい」

●山形恭平選手(福岡):
「(失点はアンラッキーだったと言われ)アンラッキーと入っても、ロペスのところで押さえておけばなかった点だと思うし、2列目の飛び出しを中の選手が絞ってケアしていれば点はなかった。アンラッキーというよりも、改善する点はある。
 どんなにいいゲームをしても、1点を取られて負けた。悔しいですね。いいサッカーをしても、点を取れなければ勝てないことを、この試合ですごく感じた。みんな負けたくないと思っている中で、一番悔しいゲームだった。でも点が入らないと勝てないという結果になることが、痛いほどわかった。点が取れないのは技術なのか気持ちなのか、いろんな問題があるが、もう一回みんなで話し合って、きちんとやりたいと思う」

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鳥栖 2-0 京都、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●岸野靖之監督(鳥栖):
・相手ボールの時に楽にパスを回させるな。
・ボールを奪う時はなるべく前で奪いたいのでFWからディフェンスをがんばろう。
・サイドを起点に攻めていこう。

●美濃部直彦監督(京都):
・ファーストディフェンダーをはっきりさせて攻守の切り替えを早くする。
・2TOPの2人どちらかが必ず相手のボランチにチェックに行くこと。
・こういう厳しいゲームを勝っていかないと上へは行けない。必ず勝ちに行こう。

●岸野靖之監督(鳥栖):
「気持ちがいっぱいで頭が整理できてない。選手に聞いてあげてください。ファイト丸出し、戦う姿勢、戦術、勝とうとする意欲、いろんなものがこの試合にこもっていた。全て出してくれた選手に感謝」
Q:レオナルドのゴールはホーム通算200ゴール目と忘れられない誕生日になった?
「レオナルドが『必ずゴールをプレゼントする』と言ってくれていた、その勝負強さ、すばらしいと思う」
Q:サングラスはプレゼント?
「ミーティングが終わったあとにキャプテンの一言で『プレゼントが二つある。一つはサングラス、もう一つは試合が終わるまで待ってくれ』と言われた。すばらしい選手たちだ。試合が終わってみんなと握手しているときに『勝利をプレゼントしたかったからできてよかった』と言われた」
Q:京都の攻撃でサイドの倉貫選手と徳重選手が一つポイントだと思う。そこを長谷川選手と日高選手がよく抑えたと思うがポイントは?
「倉貫選手は決定的なパスを出せる選手と思い、ここ何試合か見ても嫌なところをついてくる選手。山口と中に入ったときはボランチで見てサイドの時は2人で守ろうと指示通りだった。そこに起点をつくられる、中に入ってラストパスを出されるというのが一つの形だと思うのでみんなで意識した。徳重選手も中に入ってくるスピード、サイドを割るのははっきり分かっていたので高地と長谷川で見る。長谷川はサイドの守りの計算ができるので、日高と2人ともその起点を抑えられると計算どおりです。間違えると真ん中が薄くなるのでボランチ、センターバック、両サイドでポジション確認しながら守備するように指示した」
Q:順位が変わったが?
「選手のがんばり。上と離れると戦う集中力が薄れてくるから集中できる勝ち点にいることは非常にいい事。まだまだ勝ち星が増えなきゃいけない。得失点差も上回らなければならない。まだまだ集中力を切らさないように頑張ること」
Q:開幕戦と比べて選手が成長したとこは?
「勝負どころ、ポイントで変なミスが減った。失点が開幕から減ってきている。サッカーの定説で『いい攻撃はいい守備から、勝つには守りから』が形としてでている。選手たちもタフさを身につけてきた」
Q:2点目がとれた、無失点は大きいのでは?
「2点目が取れると非常に楽。決めた山口自身が『2点目はでかいでしょ』と言ってきた。今日は先発メンバーを変える必要ないくらいファイトを見せてくれた。より負担がないように相手が嫌がるように3枚のカードを使い変えた」

●美濃部直彦監督(京都):
「水曜日のナイトゲーム、京都から足を運んでくれたサポーターに良い結果がだせなくて残念で申し訳なく思っている。ゲームのほうは、鳥栖は本当にいいチームでアグレッシブだ。鳥栖の最近の成績を見ると我々にとって難しいゲームだと感じていた。試合前から雨が降っており、ゴール前での集中力が勝負になると後半にも伝えた。しかし残念ながら相手のフリーキックからゴールをとられ相手の方の集中力が上だった。動き出しが早くそれでやられたのは非常に残念。2点目は前がかりで相手には大きなスペースがありそこをつかれた印象を受ける。非常に残念なゲームだったが中2日でまたゲームがあるので気持ちを切り替えて次に移りたい」
Q:流れの中、攻撃の中で手ごたえは?
「前回長いボールが多かったのでパスをつないでいこう、スリッピーなグランドなので丁寧につないでいこうという狙いを持ってやった。何回かチャンスもできた。1点取られてからはサイドに渡邉と加藤を入れてサイドから仕掛けるように指示をした。最後は西野も入れてパワープレイも含めて何とか1点を取りに行ったが取れなかった」

●山口貴之選手(鳥栖):
「倉貫、平島に気をつけた。前で仕事ができなかったけどDFで頑張った。日高ともうまく受け渡しができた。ゴールはシュートを打つ前ににやけてしまった」

●赤星拓選手(鳥栖):
「連敗だけはしたくなかった。集中してやった。岸野さんの誕生日に最高の結果が出せてよかった」

●長谷川豊喜 選手(鳥栖):
「今季出場した中で初勝利を迎えることができた。やっとチームに貢献できたと思う」

●日高拓磨選手(鳥栖):
「京都の倉貫選手が中に入るとグリ(村主)さんが見てくれた。パウリーニョが流れてくると精一杯頑張って抑えた。最後まで走り負けることはなかったと思う」

●高橋義希選手(鳥栖):
「岸野さんの誕生日を勝利で祝うことができてよかった。今日の試合は前半の入りがよかったから今日の勝利につながったと思う」

●平島崇選手(京都):
「FWにうまくボールが入らなかった。今日の試合は本当に疲れた。そして悔しい」

●パウリーニョ選手(京都):
「自分として疲れはなかった。鳥栖が前半からよく動いていた。山形戦での勝利をつなげることができなかった。仙台戦では良い試合になるでしょう」

●斉藤大介選手(京都):
「シュートが少なかった。球ぎわで負ける部分が多かった」

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2007年6月10日 (日)

C大阪 2-0 福岡、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●クルピ監督(C大阪):
・止めるところは身体を張って。イエローカードに気をつけよう。
・後半我慢すれば必ずチャンスはくる。信じてプレーしよう。
・クロスは急がず、正確に!

●リトバルスキー監督(福岡):
・勝ちたいという気持ちをもっと出して戦え。
・トレーニングで出来ていることをピッチで出せ!
・恐れずに!!
 
●クルピ監督(C大阪):
「勝因の一つはディフェンスが非常に安定したこと。これまでの試合は中盤が間延びしてしまい、カウンターを何度も食らっていたが、今日はスペースの埋め方もバランスの取り方も良かった。
リトバルスキー監督が試行しているのはクロスが多いサッカー。慎重の高い選手が多いので警戒していたが、選手が非常に高いパフォーマンスを見せてくれた。勝利にふさわしい内容だったと思う。ただ、これに満足することなくトレーニングに励んでいきたい」
Q:淡路島での強化合宿の成果が出たのか?
「(7泊8日という)短い期間だったが、一番重要だったのは選手個々のクオリティーの見極めだった。今はそれを受けて、どの戦術がベストかを探っている段階。どの戦術がチームにフィットするのかは公式戦を通すことで見つかってくるもの。もう少し時間がかかる」
Q:PKを与えた場面での苔口と千葉との選手交代の意図は?
「苔口が非常に疲れていた。最初からよく走っていたので、体力の消耗が大きかったので、PKが決まる、決まらないにかかわらず、交代させようと考えていた。また、千葉を入れたのは空中戦に対応でき、中盤のスペースを埋められる選手だから」

●リトバルスキー監督(福岡):
「まずC大阪が1勝したことにおめでとうと言いたい。セットプレーで2点入れられたことが試合の勝敗を分けた。ウチもチャンスはあったがセットプレーで点が取れなかった。
前半は十分なサッカーができなかった。後半は良くなったが最後のアッタキングサードでアイデアが生まれず、いいプレーにつなげられなかった。アレックス、久永は本来なら先発で臨める選手なのだが、ハードな1週間を控えていること、特にアレックスは痛みを抱えていることから休養を与え、後半から入れた。その後半は主導権を握ってボールポゼッションも上回ったが、ゴールにつながるポゼッションではなかった。PKはアレックスが優先的なキッカーのはず。それなのに、リンコンが蹴ったことは理解ができない。結局、(外すという)悪い結果になってしまった。お互い接戦で試合が運んだので、最低引き分けに持ち込みたかった。PKを外したことでこうなってしまった」
Q:鈴木をトップ下で起用した理由とその評価は?
「トップ下というより、中盤の5人という構成で試合に臨んだ。鈴木はまだ若く、ミスを犯すこともある。今日は前掛かりにプレーしたことが、いいパフォーマンスにつながらなかった。いい教訓になったと思う」
Q:後半開始でアレックス、久永の2人の選手を投入した意図は?
「ゲームプランとして中盤を支配することを考えて交代した。前半はセレッソのほうが中盤をコントロールしていた。後半に入って、久永が活発に動き、アレックスがかなりボールに触ったことでサイドから攻められた。ただ点を取らないことには試合には勝てない」

●ゼ カルロス選手(C大阪):
「ゲームに出ていたメンバーだけでなく、チーム全員で戦った結果、勝利を得られたことが何よりも嬉しい。(5月29日~6月4日の)淡路島での強化合宿では、ほぼ毎日午前午後の二部練習だったが、全員が全力を出し尽くした。それによって、監督が意図することが出せるようになったと思う。これからも練習の成果を試合で出して勝ち続けていきたい。(得点は)いろんなセットプレーを毎日欠かさず練習している。正直、練習しすぎて疲れているのだが、結果につながってうれしい。これからもしっかり決めていきたい」

●前田和哉選手(C大阪):
「点を決めたことよりチームが勝利したことの方が嬉しい。監督からはDFは絶対にウラを取られるな、センタリングを上げさせるな、と言われていた。押し込まれている状況でPKを与えたが、吉さん(吉田)が止めてくれて勢いが出た。その直後のFKだったので、これを決めればもっと勢いが出るので決めてやろうと思っていた。古さん(古橋)のボールがすごく良かったので、決めることができた」

●吉田宗弘選手(C大阪):
「(PK阻止は)たまたま結果に結びついただけ。読みというより、全体の雰囲気で止められた感じ。いきなり勝点をたくさん増やすことはできないので、1試合1試合を大切にチーム一体となって、次もしっかり勝って勝点を詰めていきたい」

●古橋達弥選手(C大阪):
「DFが安定してゼロに抑えられたことが良かった。前線から守備の意識を高めたことで、中盤でボールが取れた。ただボールを奪った後、もう少し落ち着いて回せられればもっと良かった。1点目はゼが『自信があるので蹴らせてくれ』と言ってきた。すごくいいボールだったと思う。練習の成果が出た。(第18節の湘南戦で負傷退場について)実は前歯が2本折れちゃたんです」

●香川真司選手(C大阪):
「疲れはあるが、使ってもらえることは嬉しいし、監督に感謝している。その分、得点に絡むプレーをしたいので、次の徳島戦で頑張りたい。(前半8分の決定機を外した場面は)ちょっと焦った。あそこで冷静にならないと。ゴール前で焦ることがあるので、落ち着いてプレーしていきたい」

●田中佑昌選手(福岡):
「1点負けていたので、負けたくないという気持ちがあったので、後半はゴールを意識したプレーが出た。普段からそういうプレーを心掛けないといけない。縦を警戒されていたが、ポジションチェンジを繰り返していたら、マークが空いてきた。前半はボールをあまり取れず、自分のリズムでプレーできなかった。チームとしてもいいパス回しができなかった。前半は自分たちのサッカーができていなかった。負けたのは仕方がないので、気持ちを切り替えて、次(の仙台戦で)勝点3が取れるよう頑張りたい」

●久藤清一選手(福岡):
「失点はセットプレーだったので、うまくマークをしなければいけなかった。(布部、山形辰が出場停止だが)代わって出る選手はアピールの場となるので、頑張らないといけない」

●布部陽功選手(福岡):
「後半は自分たちのペースでできたが…。内容的には悪くないと思うで、別に落ち込む必要はない。ワンプレーで流れが変わる。ワンプレーで自分たちに勝点、勝利を引き寄せられなかった」

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鳥栖 0-1 札幌、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●岸野靖之監督(鳥栖):
・攻めの時はDFの裏を使おう。
・シュートを打っていこう。
・FWに入るボールに気をつける事。

●三浦俊也監督(札幌):
・守備は相手FWに起点を作らせないように。
・ラインコントロールをしっかり。
・攻撃は少ないチャンスをモノにしていこう

●岸野靖之監督(鳥栖):
「強い方が勝った」
Q:失点シーンをどう思うか?
「覚えていない。フリーでシュートを打たした」
Q:今日のコンサドーレの守備で一番いいところは?
「身体の高い四人を並べている、そこが強いのではないか。リスクを冒さない、はっきりした仕事、一対一も強い、経験も持っている、よく訓練されてる」
Q:ペナルティーエリアまでは攻めにいけていた。もう一歩必要だったのか、あそこからでもよかったのか?
「点が取れなかったのでどちらもよくなかった。強いほうが勝った」
Q:谷口の評価は?
「選んだ選手には大きな期待をしている。チャンスは一回あったが決められなかったのは力がなかった。彼自身が何を感じ、次のチャンスにどう生かすか期待している。ここで得たものを次に生かしてほしい」
Q:三枚のカードで宮原ではなく他の三人(山城、山口、谷口)を交代させた。どういうゲームプランを?
「廣瀬が前半思い切りやられた。そこは予定外だった。他の二人は『どう点をとるのか』考えたときの僕の判断だった」

●三浦俊也監督(札幌):
「サポーターの皆さんに感謝します。
第二クールだけを見れば一位と二位対決だったので厳しいゲームになると思っていた。第一戦と比べればスタートメンバーが七名くらい変わったので勝てるチーム作りが進んでいると思った。前半は予想通り厳しかった。守備に関しては決定的なのはなかったが主導権は鳥栖が握っていた。この暑さ、相手が強いこともあり後半メンバーを変えずに様子を見た。最後、チーム全体がよく耐えたと感じる」
Q:後半立ち上がりに点を取ったがそれはゲームプランとしてあったのか?
「思ったとおりにいかないのがサッカー。前半、相手がアグレッシブにくると予想していた。後半、こちらにペースが来る可能性があるとは考えていた」
Q:藤田の評価は?
「彼の良さがこの暑さの中では生きているなと感じた。鳥栖キラーにだけならずに他のチームでも点を取ってほしい」
Q:石井の評価は?
「一番決定機があったのは石井。本人も決めたかったと思う。しっかりハードワークしてくれて彼の良さも出してくれた。途中交代での自信を持っているので初先発ということで注目して見ていた」
Q:最後に藤田をFWに、池内を右にと見たことがない形だったが?
「守り固めです。後半は右サイドがやられていたのでそこを強くするために池内。石井と藤田でどちらが走れるかと考え藤田の方が走れると判断した」
Q:今日の勝利で勝点45。この時点で目標達成となったが?
「予想以上の出来。次の目標をたて、気持ちを切り替える」

●山口貴之選手(鳥栖):
「我慢比べで負けた。隙を作ってしまったほうが負ける。札幌は、一人一人が役割をこなしていた」

●長谷川豊喜選手(鳥栖):
「最初の方はよかったと思うが、失点シーンで中に入りすぎたことが反省点」

●村主博正選手(鳥栖):
「首位のチームだけあって固かった。鳥栖は、一つ一つのプレーの質を上げるようにしていかないといけない。このようなゲームを勝てるようにしないと…。一人一人としてはやり切った。悔しい」

●山城純也選手(鳥栖):
「(失点シーンについて)最初に見たときに中に出すことはわかっていたが、対処できなかった。先に点を取ったほうが勝つ内容だったが、札幌のほうが先に点を取ってしまった」

●藤田祥史選手(鳥栖):
「札幌は固かった。もう少し、自分でいけるような技術をつけないといけない」

●赤星拓選手(鳥栖):
「逆サイドに山城が入ってくれたが、もう少し寄せてシュートを防がないといけない。そこしかないところに打たれて失点してしまった」

●飯尾和也選手(鳥栖):
「札幌の高さは感じたが、競った後にうまく拾うことはできていた。失点のシーンは隙を見せたところが実力の差。そこを突いた札幌が首位。全体的な守備は悪くはなかったと思う。みんなは戦う気持ちをなくしていなかったし、そういう守備をしていかないといけない。上のチームに隙を見せてはいけない」

●廣瀬浩二選手(鳥栖):
「(怪我したシーンは)ももに足が入ってしびれてしまった。試合中に動きながら治そうと思ったが、2回目の接触で膝までしびれてしまった」

●谷口堅三選手(鳥栖):
「悔しい! 決めるところで決められるような選手にならないと…。(チャンスに)あそこで決めていれば、負けていなかったと思うし、これがFWの仕事」

●高橋義希選手(鳥栖):
「内容より、結果を求められる試合だった。結果にこだわってやっていかないと…」

●藤田征也選手(札幌):
「走りきれば石井さんからボールが来ると信じていた。シュートは思いっきり振りぬいた。鳥栖の暑さは感じなかった。(フランスツーロン大会での)経験を出すことができたと思う」

●芳賀博信選手(札幌):
「前半からガンガン来ると思っていた。前半は鳥栖のペース。後半は風上になるので、ボールをできるだけつなぐことを考えた。これからは何が起こるかわからないので、勝てるときに勝っておきたい」

●中山元気選手(札幌):
「前半は相手に対してではなく審判に熱くなってしまった。試合の中ではもう少し冷静にならないと」

●曽田雄志選手(札幌):
「(今季13度目の完封勝利に)よい試合だったとは思わない。危ない場面も何度かあった。シュートは打たれたかもしれないが、決定的な仕事はさせなかった。しかし、そこまで持ってこさせないようにしないといけない。前でボールが収まらないと攻められてしまう。今のままでも悪くないかもしれないが、相手のミスで助けられているようではいけない。さらに完成度を高めていきたい」

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2007年6月 5日 (火)

コロンビア戦後、いろんな選手のコメント

■中村俊輔(セルティック)
(ピッチコンディションに苦しんでいたが)慣れが必要。前半は芝に突っ掛かった。ドリブルもしづらいし、向こうもしづらそうだった。相手は上のレベルのチームなので、粘り強い気持ちで行くように監督に言われた。激しく行けとも言われた。良かったのは前半の守備。これほど強いチームはガーナ戦以来だと思うけれど、(ビデオで見た)ガーナ戦でもあそこまでは行かなかった。変に飛び込んだりせず、連動して守って、人のために走る。監督もハーフタイムでもっと周りがサポートするようにと言っていた。コロンビアのようなチームとやれてよかった。

■中村憲剛(川崎フロンターレ)
相手は速かったし、前半は特に中盤で押し切られた。最初の15分くらいはプレッシャーが強かった。今日はシンプルなプレーを心掛けた。誰かに当てても正確に返ってくるし、自分が上がっても周りがサポートしてくれるので、どんどん行こうと思った。
 素早い判断が求められた。中盤のプレスは速かったけれど、バイタルエリアに入ればそんなに厳しくはなかった。コロンビアは球際が強く、うまい。後半はちょっと疲れてきて、ラフなプレーも多かった。
(キリンカップについて)普段の練習を意識ながら臨むことができたし、充実した部分もあったけれど、課題もあった。いつものことだけれど、ミスが多い。パスのタイミングとか、走りながらのコントロールとか、まだまだだと思う。
(決定機でシュートを外したことについて)長い距離を走ってからでも冷静に決められないといけない。

■駒野友一(サンフレッチェ広島)
 今日は最終ライン(での仕事)が多かった。13番(マリン)のマークがうまくいかずに不利な場面を迎えたし、マークの受け渡しがうまくいかなかった時間帯もあった。後半は何本か1対1の形が作れた。相手が後半途中から運動量が落ちてきた。それはこっちがワンタッチ、ツータッチと少ないタッチ数でいい形ができたからだと思う。それでも、チャンスは作れたけれど点は取れなかった。
(コロンビアについて)少ないタッチでしっかりつなぐし、個人技もすごかった。(ディフェンスラインが)前半から4枚でいい形になっていると思った。FWの選手が代わっても、3より4の方が2列目の動き出しがいいと思った。自分としては前半はなかなか飛び出して行けなかったが、後半は相手の運動量が落ちたので(前線に)行けた場面もあった。(キリンカップを終えて)長い合宿だったので、ピッチの外でもいろんな選手とコミュニケーションを取ることができた

■遠藤保仁(ガンバ大阪)
前半はなかなかうまくいかず、後半は多少自分たちのプレーができるようになった。(ハーフタイムの指示は)もっとシンプルに、ミスを少なく、ポジションチェンジや運動量を多くするように言われた。
(海外組が入ったことについて)特に(中田)浩二とイナ(稲本)が入って、自分としてもいい刺激を受けた。収穫は、2試合やってみて、やりたいこともできたけれど、課題もあった。アジアカップに向けていい準備ができたと思う。
(1トップは)あまり慣れていないということで難しかったけれど、だんだん感覚が分かってきた。中盤に関しては特にオフェンシブな選手は運動量を求められる。大変だけれど、そこはちゃんとやらないといけない。

■中澤佑二(横浜F・マリノス)
阿部ちゃんと(センターバックを組むのは)は初めてだったので、よく話をした。特に不具合はなかった。
(ディフェンスラインの主導権について)それは誰がというわけではなく、気づいた人が言えばいい。マークのずれとか。とにかく今日は負けなくてよかった。

■今野泰幸(FC東京)
(左サイドのポジションについて)交代は急に言われた。FC東京では1回だけやったことがあるけれど、(オシム監督から)特に指示は何もなかった。プレッシャーもあったし、0-0の場面だったので、行くべきかどうすべきか迷うこともあったが、オシムは僕に攻撃的なものを期待しているわけではないと思ったので、空いているスペースがあったら、そこがチャンスだと思った。
(周囲との連係については)ボールを持てるタイプではないから、誰かにボールを当てて裏に回り込んだり、おとりになるような動きを心掛けた。

●中田浩二選手(FCバーゼル):
「出場時間については、もう少しやる予定だったが、右足首を痛めたので監督が大事を取ってくれということで短くなった。前半に8番が裏に抜けてターンした時にボールを取ろうとしてポイントで引っかかった感じ。まだ痛いけれど、これからのオフでしっかり治したい。正直、勝てる試合だったし勝ちたかった。しかしああいいう相手に点を取られなかったことは良かった。DF面は良かったと思う」
Q:オシム監督からの指示は?
「(今日のシステム?)前線は前線、中盤は中盤、DFはDF同士で話していた。あんまり指示らしい指示はなかったが、自分たちで見ながらという感じ。相手のツートップを僕と駒野で見るようにオシムに言われた。あとは中盤の選手が抜けてきたところをしっかり見ること。中盤は流動的にやっていた。ヤット(遠藤)と俊(中村俊輔)が外に張るだけじゃなかったし。前半はボールキープができなかったけど、そこまで悪くはなかった。コロンビアがいいサッカーをしていて技術も高くて速かった。負けなかったことが自信になるし、キリンカップを1つ取ったことが今後につながる」
Q:オシムジャパン初召集でしたが?
「ある程度はできたと思う。オシムさんのサッカーは凄く新鮮な感じ。こういうの気持ちを90分通して実践できればいいと思う。もうちょいいければよかったけど、もっと連携がよくなればいけると思うし。このチームはみんがよく動くし、技術もしっかりしている。いい選手も多いし、いろんな経験をすればもっと上がっていく。サポーターにはそれなりに成長したところが見せられたと思う。これから続けて行けたらいい。ある程度オシムさんのサッカーは理解できた、それを忘れずにやっていきたい

●稲本潤一選手(フランクフルト):
「いつもと違うサッカーだったけれど、こういうのをしっかり続けて行ければいいと思う。意外なポジションで戸惑う部分もあったし、機能したかというと難しい。これからあのポジションで使われるかもしれないからいい経験にはなったと思うけど。前半はプレッシャーも厳しくて、こっちがボールを取ってからのミスが多かった。強い相手とやることは必要だと思うけどトップ下はプレッシャーがきついし、球際も激しかった。あれだけキープされると体力的にも厳しい。でも最後まで踏ん張り守備は組織的にできた。あのポジションは練習でもやったことがない。フラムの時にやったことがあるんで、スペースを空けて憲剛(中村)や啓太(鈴木)が前を向いてボールをもらえるようにしたかった。でも本当は本来のポジションでやりたかった気持ちはある。中盤に足元でもらうタイプの選手が多くて難しい部分もあった。やりづらさを感じた」
Q:監督からの指示は?
「攻撃に関しては自由に、守備ではボールがボランチと相手のセンターバックに入ったら、しっかりプレスをすることという指示をオシム監督から言われた。こういう組織的なサッカーはやりがいのあるサッカーなので、続けていけたらいいと思う。今日の試合はもう少しゴールに近い位置で絡むことができれば良かった。もっとボールを触る回数を増やしたかった。一年ぶりの代表だったけれどもサポーターの前でプレーできて嬉しかった」

●高原直泰選手(フランクフルト):
「もちろん勝つことが一番だけれども、いい相手と試合が出来たので、良かった。コロンビアは非常にいい対戦相手だった。前半は相手のプレッシャーが激しく、パスミスをして、ボールを簡単に失う場面があった。そういう時にうまく自分たちのプレーをしていけるかが大事。後半はいい感じでできた。後半のような形を前半もできればよかった。アジアカップで優勝すればコンフェデの出場権が取れる。それが大きい。アジアの大会に出ると、ヨーロッパや南米とはまた違ったチームがたくさんある。結構引いてカウンターを狙ってくるし、日本はそういうチームに攻めきれないことが多い。いい経験になるのは間違いない。オーストラリアが入ることは違和感があるけど、より難しくなる。試合に出ていると自分に跳ね返ってくることがある。出て何をするかが大事。今日のコロンビアは後半に入って徐々におちてきた。日本も走る選手が入って少しずつスペースができて、その中に入れるようにはなってきた」
Q:コロンビアの印象は?
「本来の力を出し切れないチームがあるなかで、コロンビアは非常にいい選手が来たし、なかなか経験できない非常にいい試合ができた。前半、上手くいかないことが沢山あって、後半に入って徐々にボールが上手く出るようになった。ハーフタイムを挟んで後半上手くいくようになったのだが、もっと早く修正していければよかった。監督の目指しているところは分かったつもりだが、それを実際にやるには、高度でなかなか難しい。これからチームとして、目指すサッカーに近づいていければと思う」

●鈴木啓太選手(浦和):
「前半の最初に相手がどういう形でやってくるかを予想した。で、実際にゲームをやってみて、ある程度早い段階で誰につくのかというのはできた。途中で8番がサイドに開いた時にどうするかという問題が出て、その解決に少し時間がかかったけど、早く修正できるようにはなってきていると思う。8番がサイドに開いたら誰がマークするのか。浩二(中田)君が、前につられてもいけないし、ボランチのところでケアするのに時間がかかった。少しディフェンスラインと中盤の間にスペースを空けない形で行かないといけなかった。相手も途中から疲れてリアクションサッカーになった。前半に自陣で押し込まれた時に耐えたのが大きい。中盤がボールを取られる場面が何回かあったのが反省すべき点」

●田嶋幸三専務理事:
「ずっとオシム監督がやろうとしていたサッカーが、後半になって見えてきた。前からプレスをかけて、高原が下がったら羽生が上がるといった連動が出てきた。0-0という結果だったが、緊張したいい試合だった。視聴率が低いとか観客(動員)のことも大事だけど、クオリティを上げることがそういうものを上げることにつながる。チームがオシム監督のサッカーになってきたことをうれしく思う。(前半は欧州組4人を出して機能しなかった?)すぐには難しい。いい時も悪い時もある。今後に向けてレベルを底上げしていくことがチームにとっての強味になる。アジアカップに向けては、相手がディフェンシブにくる。中東勢やベトナムはカウンターで来ると思う。どんな状況であれ、勝つことを目指してやってほしい。Jリーグの日程が厳しい中、いい試合をしてくれてスタッフに感謝している」

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コロンビア戦後 オシム監督&コロンビア監督会見2007年06月05日

オシム監督
――初めてタイトルが懸かった大会で優勝だったが、どのような感想か?
タイトルは初めてではない。日本では初めてだが。試合についてだが、印象といっても0-0という結果をどう見るか。もっと良くなる部分、悪かった部分があった。前半は「カミカゼシステム」というべき、危険なやり方だった。それでも部分的には、カミカゼのやり方が有効だと思った。何とかわれわれは、そこから生き残った。
(カミカゼが)どういう意味かというと、スタメンはリスクが大きい顔ぶれだった。それが時間帯によっては、非常に大きな問題を持っていた。特にコロンビア側がアグレッシブに来た時間帯だ。向こうのスタイル、やり方は、日本の何人かは予想できず、不意を突かれた場面があった。こちらにチャンスがなかったわけではないが、向こうのチャンスはこちらから差し上げたものだった。そこを修正しようと思った。後半は明らかに良い内容だった。ボクシングの採点だと、合計では日本が判定勝ちでもおかしくない。前半、向こうがチャンスがあったので失点していたかもしれないが。コロンビアというアグレッシブな、そしてテクニックのあるチームと戦えたことは、よいレッスンになっと思う。戦術の面でも、個人的なスキルの高さでも、(相手は)文句のないチームだった。
いつものように(試合内容が)満足かそうでないかは、詳しく述べない。何しろ私の考えは大事ではないからだ。(ジャーナリストの)皆さん、そしてサポーターの皆さんがどう感じたかだ。よく注意してもらえれば分かることだが、何か発見はあったと思う。それが何かは、私が申し上げるのでなく、皆さんが感じたことを話し合ってほしい。ヒントを付け加えるなら、人もボールも動く時間帯は、非常に美しくエレガントではなかったか、ということだ。
 たまには、私の方から宿題を出したいと思う。こんな答えでよろしいだろうか。
――前半と後半、こういう展開になることを予想していたように思うのだが。例えば個人と組織プレーの違いというようなテーマがあったのでは?
テーマをこちらから申し上げるよりは、ご覧になった感想でよいのでは? サッカーというのは見て分かるものだ。例えば勝ち点1の争いになったとき、アジアカップでもそのような局面があるかもしれないが、今日のような試合であれば、前半10分で誰かを交代させていたと思う。しかし、今日のような性格の試合では、なるべく長いチャンスの時間を(選手に)与えて、プレーを見ようという意図があった。結果として、ああいったプレーが見られたわけだ。選手個々人もそうだが、チームとしての試合の進め方、プレーの切り方や給水の取り方、フィジカル的な準備も含めて、こちらから細かい指示がなくても、選手はもっとサッカーに対して執着してほしい。皆さんはうまい選手がお好きだろうが、たとえうまい選手であっても走らなければ、その選手が走らないことで借金を監督が支払わないといけないことになる。
――カミカゼシステムとおっしゃっていたが、前半はなぜリスク承知で試合に臨んだのか。そしてなぜ後半はそれを修正したのか?
カミカゼシステムが機能していれば代える必要はない。問題は、リスクが大きいかどうかではく、機能していたかどうかだ。機能していないのは、選手が駄目だったという話ではない。原因はもっと単純なことだ。それは全員が、フィジカルコンディションの準備ができていなかったということだ。非常に良いプレーをした選手もいた。これまでのプレーから、(実力が)分かっている選手もいた。それについて、私が何か言うのではないかと皆さんは挑発していたわけだが、その手には乗らない(笑)。誰とは言わないが、フィジカルの準備ができていない選手がいたということだ。ただし、それを直すのは簡単だ

ホルヘ・ルイス・ピント監督

今日の日本の優勝に祝福したい。日本代表はいいチームだと思った。プレーはダイナミックだし、リズムがいい。両チームともチャンスは作ったが、得点には結び付かなかった。それでも双方がダイナミックでいい試合だったと思う。われわれもプレッシャーを掛けたが機能しなかった。後半は失点するリスクもあった。それでも現段階で全力を尽くしたので、幸せな気持ちで帰ることができる。
――今回の代表は松本の試合(モンテネグロ戦)と同じようにチャンスはあったが、FWはゴールできなかった。コパ・アメリカ(南米選手権)が迫ってきているが、どう思うか(外国人記者)
とにかくゴールチャンスは作ったが、決定力が不足していた。ある時間帯でエゴイストなプレーをしてしまった。とにかく攻めていったことはよかった。日本も攻撃的だったので、攻撃的なチーム同士の試合というのは、お客さんにもよかったのではないか
――前半は圧倒していたのに、後半は日本が押し返した。どこに違いがあったのか?
そのとおり、前半はわれわれが主役で選択肢もあった。しかし後半は、自分たちのプレーに日本が反応し、彼らはアグレッシブになった。左右のスペースを空けて戦い、決定的なチャンスも2~3回あった。点にはつながらなかったが。
――日本戦に向けた対策と、そこで見えた日本の強み、弱みは?
ボールを奪って主導権を持つこと、細かいパスをすること、そしてプレッシャーをかけようと指示も出した。だが、それが機能したのは前半だけ。後半は自分たちのエリアでボールを奪われ、カウンターが機能しなかった。日本の印象はダイナミック、戦略的でリズムの均衡を崩すのがうまい。マイナス点は、個人技が発達していなかったことだ。
――中1日の強行で、けが人が出たのか。それから2番(コルドバ)が出なかったのは?
今回は強行日程だった。10番(アンチコ)はメディカルチェックしているところだが、手を骨折したようだ。マリンは筋肉の状態がよくないと聞いている。ほかの選手も疲れていた。2番のコルドバも使う選択肢もあったが、ほかの選手を試してみたかったので、今回は出場させなかった。今回は素晴らしい大会に参加できてうれしい。私は2002年も06年も日本代表を見ていたが、日本は常に前進している。今度はコロンビアで皆さんにお会いしたい。

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2007年6月 4日 (月)

コロンビア戦前日 オシム監督会見2007年06月04日

いつものように質問からどうぞ。
――練習の終わりに選手を集めて話をしていたが
秘密の話ではないが、選手に話したことは、皆さんに話すことではない。後で選手に聞いてみたらどうだろう。皆さんが選手たちに聞くことで、私が話したことを彼らがどういうふうに理解していたかを確かめることができる。(いずれにせよ)難しい話はしていない。
――明日の試合のポイントは?
ポイントはこれだ、と話せれば楽なのだが。しかしコロンビアのようないいサッカーをしてくるチームは、ひとつのポイントを抑えても、別のポイントから攻めてくる。高いクオリティーを持っているチームだが、弱点もあるはず。サッカーはしばしば、長所と思われていた部分が、試合の中では弱点として現れることがある。弱点として現れるなら、それを最大限に活用しようと考えている。弱点を発見できれば、仕事の半分は成し遂げられたと言えるだろう。しかし彼らも、日本の情報を持っているだろう。どんな選手がいて、スタメンはこうだろう、と予想してくると思われる。短所をどうやって長所で補うか。サッカーはそういう意味で人生と似ている。
――具体的にコロンビアの長所とは?
クオリティーという点でいえば、あまり長々と話す必要はないだろう。彼らの7~8人は欧州、メキシコ、そして南米の強豪でプレーしている。そして彼らには、南米に限らず、世界のひのき舞台に戻りたいという意欲が感じられる。欧州でプレーしている選手の数は(今回のメンバー以外にも)日本の倍はいるということだ。クオリティーの高いチームであることははっきりしている。それをどう日本が抑えるかが課題となる。
――アジアカップに向けて欧州組を試す最後の機会となるが、起用のポイントと彼らに期待することは
試すといっても、テストという意味での機会ではないと思う。私にとっても選手にとっても、メディアにとっても気持ちのよくないことではないか。テストというのは、合格する場合もあれば、落第する場合もある。しかも1回のテストで合格しなかったから、すぐ落第というわけでもない。もちろん、選手の特性を見たいという気持ちもある。中にはプレーしないでも分かる選手もいるが、多くはプレーをさせてみないと分からない。今回、20数人招集しているが、全員を出せるわけではない。3人くらい、2試合とも出られない選手が出てくる可能性がある。しかし、そういう選手を含めて、代表チームはできている。試合だけではなく、チームの一部として機能しているかどうかも私は見ている。試合の数が多くて、全員に出場機会があれば、もっとよいのだが。試合もそうだし、それ以外の代表の活動の中でも、選手の能力や個性というものは出てくる。そこで、必ずしも良いプレーをしなくても、必要な選手はいる。つまりプレーそのもの以外でも、重要な要素が存在している。生きたグループとしてのチーム、そういった必要な要素を選手たちは持っているか。サッカーのプレーさえできればいい、という話ではないのだ。

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2007年6月 2日 (土)

第19節:水戸0-1鳥栖、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●前田秀樹監督(水戸):
・クロスボールに対して中の入り方を工夫すること。
・積極的にシュートを打っていこう。
・後半も集中してプレーすること。

●岸野靖之監督(鳥栖):
・サイドからのクサビが入れにくいので、外してサイドから展開。
・中盤はワンタッチプレー。真ん中を空けない。
・DFラインは早く展開。
・ユンは中盤の背後でボールをもらい、ラストパス。
・相手のDFラインの背後に出たボールにしつこく。

●前田秀樹監督(水戸):
「本当に残念です。最悪でも引き分けなくてはいけないゲームだった。ウチの方が前半から攻守においてアグレッシブにプレーし、鳥栖のいいところを出させなかった。ボールを奪ってからの速いパス回しでサイドをえぐってクロスを入れるという狙いはできていた。後半に尹が入ってくるとことは計算づく。彼にプレスをかけないといいボールを入れられてしまうので、椎原と村松には厳しく行けといっていた。だが、さすがに尹はうまかった。彼が入ってきて鳥栖にリズムが出てきた。ただ、彼にミスが出たらウチのチャンス。お互いに決定的な部分が出ると思っていた。失点の時間帯も悪くはなかった。ただ、武田のミスキックもあって、あの時だけラインが崩れてしまった。そこですよね。椎原と村松も一瞬だけ遅れてしまった。さすがの尹だけに精度の高いキックだった。でも、あれだけかな。負けはしたが、素晴らしいゲームを選手たちはしてくれた。1点入れば、自信になる。最低でも今日のゲームをやれれば自ずと自信はついて、一皮剥けるはず。選手たちを褒めたい。あとはゴールが決まれば。このゲームを続けていきたい。正直、ここ3戦、私も迷いました。負けが込むと選手たちは自信をなくしてしまう。なので、シンプルに裏に蹴るサッカーをやろうと考えていたが、考え方が変わって、やっぱり自分たちはポゼッションしてパスをつないでゴールに向かうということを貫いてきた。だから、選手たちにはアクションサッカーをやりましょうと話をした。選手たちはその通りやってくれた。それと吉本が入ったことによって、ラインが落ち着いた。安心できましたね。そこが今日の収穫。ようやくリーダーが戻ってきて、チームが引き締まった。小椋も代表から帰ってくれば、中盤でリーダーシップを見せてくれるはず。もう下がるところまで下がったので、これからいいチームになるだけだと思います。今日は負けはしましたが、本当に素晴らしいゲームを選手たちはやってくれたと思います」
Q.けが人や代表選出で選手を多く欠きましたが、出場した選手たちはアグレッシブなプレーをしていました。
「本当にその通りだと思います。塩沢や岩舘も自分の能力を出してくれた。ひたむきに守備をしたし、それに対して周りも反応していました。あとはミスをなくしていかないといけない。もっと精度を高く。ボールを大切にすることが大事ですね。今日選手たちに伝えたのは『自分たちがこれまでやった中で一番いいイメージを浮かべてプレーをしよう』ということでした。椎原はマイナスに物事を考えてしまうところがあった。でも、彼は昨年の横浜FC戦でゴール前に侵入して素晴らしいゴールを決めている。そのゴールを思い描きなさいと伝えました。金も湘南戦ですごいゴールを決めているので、それを思い浮かべなさいと。もう一度いいイメージを思い浮かべて出て行こうと選手たちに伝えましたが、その通りプレーをしてくれたと思います。選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います」

●岸野靖之監督(鳥栖):
「勝ててよかったです。なかなか点が取れなくて、非常に工夫が必要だった。なんとかしぶとく1点を取れた。この価値は大きい。水戸がしっかり守って、背後にボールを入れてくるという徹底したサッカーをしてきた。危ない場面があったけど、何とか守ってくれた。守備がしっかりしたチームに対してどう点を取るのかというところで鳥栖は今季苦しんできた。1点しか取れなかったが、1点も取られず1対0で勝つことができた。苦しんだけど、粘り強く選手たちはプレーをしてくれた。選手たちに感謝したい。また、アウェーまで来て、応援をしてくれたすべての方に感謝したい」
Q.前半はがっぷり四つの展開で、攻撃に工夫が必要だったということですが、どういった工夫が必要だと思いましたか?
「なかなかサイドに入れなかった。真ん中で相手に厳しく来られて、サポートも距離ができてしまった。前線にボールが入っても次のところを狙われてしまった。水戸の守備が堅く、素早くサポートできなかったのが攻められない原因だった。後半はポストに当てた後の動きが少しずつ増えてきた。中を固められたので、外を狙ったが、水戸の攻守の切り替えの速さに苦しんだ。そこからどう点を取るのかというところで、1つはロングシュート。もう1つは背後を狙うということで、前半は点を取れないと見えていたが、それを繰り返す中でゴールは生まれると思っていた。シュート打てるシーンがあったが、枠をとらえず精度を欠いたが、数少ないチャンスを決めてくれた」
Q.いつもは後半途中で交代をすることが多かったが、今日は後半の最初からメンバーを代えましたが。
「いかに崩すかというところで、変化をつけたかった。1点勝負だと思っていたので、後半からGOしないとダメだと思った。我々は攻めていくという姿勢が必要だった」

●鈴木良和選手(水戸):
「あの一発。それだけだった。やっぱり尹はいい選手。決定的な場面を作ることができる。反面、ウチはセンタリングやシュートの精度が低かった。チームとしてはうまく戦えたが…。吉本が入って、盛り上げてくれて、後ろからコミュニケーションを取ってくれたのでチームはよくなった。ただ、尹が入って、ボールがおさまるようになって、DFラインが引いてボランチもプレスに行ききれなくなってしまった。そこで決定的な仕事をされてしまった。チームとしていい戦い方ができたけど、自分としては決定的な仕事ができず、自分に腹が立ちました。個人の精度をもっと高めていかないといけない。金も前にボールをつけてくれて、よかった。今までDFは蹴っていただけだけど、今日はしっかりつなげた。岩舘もボールをよくおさめてくれて起点になっていた。前半はお互いきっちりした戦いが出来ていただけに後半の最初のチャンスを決めたかった」

●椎原拓也選手(水戸):
「あの一発だけでしたね。僕の足に当たって、いいコースに行ってしまった。もっと早く詰められていたら…。後悔しますね…。相手にはあれ以外、チャンスを与えずウチがやりたい守備がやれていた。相手に何もさせなかったけど、先に決めることができなかった。これを試練だと思って、やっていくしかない。やり方自体は前の試合と変わっていないけど、相手より先手を取ろうということは心掛けてやった。取った後の動き出しもよかったと思う。あとは最後のところですね」

●金基洙選手(水戸):
「全体的に計算どおりで自分たちのペースでやれていただけに悔しい。久々に試合に出場した感じだけど、サテライトなどでやっていた。自分のサッカーができればと思っていたし、できたと思う。その分、あの失点は悔しい。試合前のミーティングで監督から前に蹴ったボールに対して、ボールがおさまらなくても前から追えばミスがミスでなくなるということを全員で心掛けていた。そこから自分たちは押し上げることができた。行く時と引く時のやり方がうまくいっていた。けが人が多い状況だけど、常にチャンスがあると思って、今までも全力を尽くしてやってきた。サテライトの試合も含めて1試合1試合、試合に出られる喜びを噛み締めてやってきた。今日はグラウンドに子どもと手をつないで入っていったけど、本当に喜びを感じた。その思いを常に持ちながら、プレーをしていきたい。全体的に今日のプレーは悪くない、これを続けていって、課題を修正していきたい」

●吉本岳史選手(水戸):
「やっと復帰できたので、前半からサッカーを楽しんでやれた。自分も、チームもしっかりやれていたと思う。内容はすごくよかった。体力的には相手がボールを蹴ってきて、きつかったけど、90分気持ちが充実していたので、大丈夫だった。シミュレーションの練習で周りの選手には僕を見てほしいと伝えていたし、ゲームの中でも声を出しながらやれていた。加藤もよく声をかけてきてくれたし、プレーの中でその都度問題を解決できた。はじめての割りにはうまくいったと思います。最後のFKは蹴った瞬間、入ると思った。とにかくあの失点の場面だけだったので、悔やまれますね。ただ、あの失点の前からプレスが後手を踏むようになってきていた。もっと押し上げてプレーをできればよかった。ほんの一瞬。集中が切れてしまった。ウチが我慢しきれなかった。前半は相手にお付き合いして、蹴るサッカーをしてしまったけど、ウチには村松や鈴木良といった足元がうまい選手がいる。なので、もっと楽しいサッカーができると思う。1つ勝てば、自信を持てると思う」

●鈴木和裕選手(水戸):
「いいサッカーはできたが、結果につながらなかった。勝てなくては意味がない。直すところはいっぱいある。ただ、吉本が入って、彼は声も出せるし、このチームで長い間やっていただけに周りからも信頼されているので、チームが安定した。1試合目にしてはよかったと思う。今日は右サイドバックだったけど、特に後半はフリーで待つことが多かったのにサイドチェンジのボールが来なかった。(金澤)大将も生きなかった。もうちょっと大きくふれたら、もっと攻められたと思う。これまで同じメンバーでできず、苦しんできたけど、吉本が真ん中に入って引っ張ってくれた。やりやすかった。ただ、残り15分で運動量が落ちてしまった。その時にどういうふうに守るのか。課題というか、試合の中で状況に応じて、自分たちで変えていかないといけない」

●柴小屋雄一選手(鳥栖):
「今日は水戸の戦い方にはまってしまった。パスも取られ方が悪く、ウチのサッカーはできなかった。危ない場面が多かった。取られた後もうまく攻められてしまった。こういう相手とやる時にどうやるのかという面でいい勉強になった。後半から2人が入ったが、彼らが入ると点を取る意識が強くなる。でも、後半もなかなかボールをつなげず、水戸の方が攻撃はできていたと思う。ただ、ウチは守備の面でやることが決まっているので、うまくしのぐことができた。こういうゲームで負けずに、さらには勝てたことが大きい。これで4連勝ですが、今年のJ2はどこが勝ってもおかしくない。なので、ウチもこれから連敗するかもしれないので、気を抜けない。甘い考えを持たず、毎試合毎試合、勝つことだけを考えてやりたい。古巣の水戸相手でしたが、かつて一緒にやれた選手とやれることは楽しみでした。やっぱり思い入れのあるチームですよね。でも、試合をやる上ではJ2の中の一つのチームとしてしか意識はしませんでした」

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第19節:福岡 2-1 徳島、いろんなコメント

ハーフタイムコメント
●リトバルスキー監督(福岡):
・前半の相手のサッカーは裏を突くだけなのでラインを浅くしない。
・良いコンビネーションで行けている。古賀の左サイドがフリーになっている。
・後半はいつもやられているので最初から最後までシャープにやれ。

●今井雅隆監督(徳島):
・攻撃は縦のボールに対してコントロールをしっかりしよう。
・守備は全体的に問題ないが、奪ったボールのサポートを意識しタメを作ろう。

●リトバルスキー監督(福岡):
「かなりタフなゲームでした。特に4連敗中ということもあって選手たちは緊張していたが、この試合に勝ててうれしく思っています。試合は開始からテンポが遅く、DFのポジショニングのミスもあり、何回か相手にチャンスを与えてしまい失点してしまいました。その失点の後にチームが立て直してボールを回すことができるようになり、幸運にも古賀が1点を取ってくれて、これはかなり重要な得点でした。後半に入るとうちは悪い流れの中で試合をすることがありがちだったので変えることも考えられましたが、様子をみようということでスタートし15分間は予定通りにやれました。そのあと、選手を交代させなければならなくなりましたが、久永は前半良かったけれど疲れがありましたし、古賀も久しぶりの先発でフィジカル面でリズムを失ってきていたので、交代することになりました。
それから、うちが主導権を握ることになり、2人フレッシュな選手を入れることでチームが活発化し、その中から田中佑昌のクロスと山形恭平の素晴らしいゴールがあり、それが結果につながりました。最後のところでは勝ち点3を取るということにピリピリしてしまい、いいサッカーではありませんでしたが、何より勝利を飾ったことが大きかったです。
今日は、特に後半は選手全員が攻撃から守備の切り替えを徹底し、自陣にしっかりと戻ることで失点を抑えられたことが勝因だったと思います。ハードワークをしてくれた選手を評価すべきだと思っています」
Q:交代の理由はフィジカル的なものだけでしょうか
「田中佑昌に関しては、特に相手の裏をつける選手なので、そういう狙いを持って投入しました。山形恭平に関しては、左サイドに入れましたが中に入って守備に貢献するように伝えていました。アレックス、リンコンに疲労が見えたので、中盤を埋めるために守備に戻るように指示しました」
Q:何かゲン担ぎはしたんでしょうか。髪も切ってらっしゃいますが
「いや、これは子供を散髪に連れて行ったついでに私も切ってきただけです。今日は、82年のW杯の時の貴重なものを身に付けていたので、それが運を運びこんでくれたんじゃないでしょうか。でも運とは自分たちが一生懸命にプレーすることで呼び寄せるものですし、それを結果に結び付けないと意味がないものだと思います。」
Q:この勝ち点3で悪い流れは断ち切れるのでしょうか
「一応、連敗を止める形にはなりましたが、すぐにC大阪戦もあるし、それに対する課題を修正しなくてはなりません。このリーグは非常に難しいリーグですから、毎試合、毎試合、自分たちの力を発揮できるようにならないと、いい流れになったとは言えないと思います。けれど、17試合戦ってきましたが、今は初めてリンコンがスライディングをしました。それは彼の勝ちたいという気持ちが現れたプレーでしたが、そういうものが必要なのだと思います。選手たちもいろいろと追い込んでやっていますが、サポーター、メディアも含めて、チームと一丸となって戦うこと、それがJ1に昇格できる方法だと思っています」
Q:鈴木惇選手についてお聞かせください
「今日のような試合の流れの中では、中々若い選手を入れることは難しかったのですが、それでも彼にとってはチャンスだし、私自身も彼のプレーを見ることができて嬉しかったです。私は、彼がいずれもう少し長い時間プレーすることを望んでいるし、それが実現すればよいと思っています」

●今井雅隆監督(徳島):
「私は指導者になるという話を30歳のときに初めて受けた時に、一番大切なことは忍耐だということを諸先輩方から学んで、それを今でも心にしまいながら日々を過ごし、試合にも臨んでいます。けれど、今日のゲームを総括するという話になった時に、我々が福岡に追いつく、J1に昇格する、J2のトップに行くにははるかな時間がかかると言わなければなりません。同じミスを繰り返す。変わらないミスがミスを呼ぶ。つまらない失点を繰り返す。こういうチームが上位にいけるはずはない。感情的に話しますけれども、選手も良く考えてほしい。メディアの皆さんに話す内容ではなく失礼かもしれませんが、我々はプロとしてサポーターに愛され、お金を払っていただいて、プロとして評価されるようにならなければならないのに、全く評価されない試合を繰り返してしまう。僕の責任でもあるんですけれども、そういう徳島の情けなさを変えていかなければならないということを今日のゲームで感じました。普段はこういうことは言わないんですが、選手に、是非、考え直してほしいという気持ちで一杯のゲームでした」
Q:それでも先制点まではいい流れでしたし、選手交代で流れが変わってしまったようにも見えましたが。
「別にそういうことはないと思います。交代云々ではなくて、最初の10分間だけですね。チームとして、プロとして、自分の役割を全うしようということで10分はやれていた。ところが10分過ぎたらできなくなった。それで、もう1回やり直そうということで得点につながった。そういうことをまたすぐに忘れてしまう。それが、いま我々が持っている力というか、プロ意識というか。勝つためにやり切れないというか。3人の交代以前に、我々が持っている良くない習慣を直していかないと最終的に結果に結び付かないと思います」

●今井雅隆監督(徳島):
「私は指導者になるという話を30歳のときに初めて受けた時に、一番大切なことは忍耐だということを諸先輩方から学んで、それを今でも心にしまいながら日々を過ごし、試合にも臨んでいます。けれど、今日のゲームを総括するという話になった時に、我々が福岡に追いつく、J1に昇格する、J2のトップに行くにははるかな時間がかかると言わなければなりません。同じミスを繰り返す。変わらないミスがミスを呼ぶ。つまらない失点を繰り返す。こういうチームが上位にいけるはずはない。感情的に話しますけれども、選手も良く考えてほしい。メディアの皆さんに話す内容ではなく失礼かもしれませんが、我々はプロとしてサポーターに愛され、お金を払っていただいて、プロとして評価されるようにならなければならないのに、全く評価されない試合を繰り返してしまう。僕の責任でもあるんですけれども、そういう徳島の情けなさを変えていかなければならないということを今日のゲームで感じました。普段はこういうことは言わないんですが、選手に、是非、考え直してほしいという気持ちで一杯のゲームでした」
Q:それでも先制点まではいい流れでしたし、選手交代で流れが変わってしまったようにも見えましたが。
「別にそういうことはないと思います。交代云々ではなくて、最初の10分間だけですね。チームとして、プロとして、自分の役割を全うしようということで10分はやれていた。ところが10分過ぎたらできなくなった。それで、もう1回やり直そうということで得点につながった。そういうことをまたすぐに忘れてしまう。それが、いま我々が持っている力というか、プロ意識というか。勝つためにやり切れないというか。3人の交代以前に、我々が持っている良くない習慣を直していかないと最終的に結果に結び付かないと思います」

●山形恭平選手(福岡):
「今日はベンチスタートだったので、何かアピールしたいと思っていました。これまでもチームは悪いサッカーをしていたわけではないので、悲観することなく自分たちのサッカーをやり続けたことが今日の結果につながったんだと思います。(田中)佑昌もベンチスタートだったので何か仕事をしたいと思っていただろうし、自分もそう思っていたので貪欲にゴールを狙いました。きわどいシュートでしたけれど気持ちが伝わったと思います。監督からは左サイドでボールを受けてゲームをコントロールし、前に行きすぎるなと言われました。負けないことが大事でした。負け続けていたことでみんなフラストレーションがたまっていましたけれど、これから連勝を続けていきたいです」

●古賀誠史選手(福岡):
「(得点は)ミスキックです。クロスでした。ただあまり良く覚えていません。まだ試合勘が戻っていないし、今年はあまりやってないですしね。でも左SBが(山形)辰徳だったので、去年も一緒にやっていたから大丈夫でした。いつも先制して逆転されるパターンが続いていたので、それとは逆のパターンになったので、試合中は気にはなりませんでした。多分、点は取れるだろうとは思っていました。それと今日は早めに相手を潰そうということを、みんなが意識していたと思います。監督からも早めに潰そうというのを言われていました」

●鈴木惇選手(福岡):
「うれしかったです。少ない時間でしたけれど試合に出られたし、その試合で勝てたのは良かったと思います。監督には、とにかく走りまわっていつも通りにプレーするように言われました。そういう意味では、もっとボールを触りたかったんですが、簡単には触らせてもらえませんでした。試合を経験したということだけで、まだサッカーの話はできません。これからの目標はたくさんあるんですけれど、Jリーグデビューは果たせたので、今度は先発メンバーに選ばれることと、日本代表に選ばれることです。実際に経験した博多の森は、ユースの試合の時とは全然雰囲気が違いますし、もう1回、ここに立ちたいと思いました」

●久永辰徳選手(福岡):
「最初から90分間やろうとは思っていませんでした。サイドハーフの仕事は攻撃と守備において運動量が必要になってくるんで、そんな中で90分間をやろうという気持ちでは今の連敗は脱出できないので。ハーフタイムに監督から「ヒサ、もつか?」と聞かれたので、もたないと思ったら代えてもらっていいって言っていたし、実際に後半に疲労が出てきたので、ああいう形で交代しました。でも交代した選手たちがチャンスを作って、交代してきた(山形)恭平が決めて、流れが戻るんじゃないかなと気はするし、そういうきっかけになってほしいと思います。内容的には、あまり良くなかったけれど、それを逆転して勝ったというのは、いい勝ち方だったのかなという気がします。勝つことが一番いい薬なので、失っていたものを徐々に取り戻せればと思います」

●羽地登志晃選手(徳島):
「第2クールに入ってステップアップしているなと感じていたんですけれど、今日負けてしまって負け数も増えてきて、悪い時間を守りきれないとか、いい時間帯に点を取るだとか、そういうメリハリをつけるのがまだまだだなと思います。僕も、もっと引っ張っていかなければと思いますし、そういう意味では、90分間を通してずっとボールを呼び込んでいかなければいけないんですけれども、最後は少し息切れしてしまった感じだったので、その辺は反省点ですね。オープン攻撃は外からの精度が大事だと思いますし、先制ゴールのシーンは青葉のボールが良かったと思うし、僕も勢いよく飛び込めたと思うし、いい得点だと思いますけれど、あの流れのまま畳み込んでいれば終わっていた試合だったんで、その辺が詰めの甘さだと思います。チームとしてもそうだし、僕も2点、3点取れるようにしたいなと思います」

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2007年6月 1日 (金)

モンテネグロ戦後 選手コメント2007年06月01日

■鈴木啓太(浦和レッズ)
体力的に落ちてきた時間帯になると、プレッシャーも落ちて、マイボールの時間が短くなってしまった。後半は縦パスを入れてカウンターを食らうシーンがあったので、あまり急がずにサイドチェンジする形にした。その修正はうまくいったと思う。こちらはホームのゲームをして、相手はアウエーのゲームをした感じ。
 後半から相手の7番(N・ブヨビッチ)が入ってきて、彼へのマークをはっきりさせるまでに時間がかかってしまった。そこで3バックに変えて修正したが、今度は相手が3トップにしてきた。相手もそこは考えているので、難しかった。

■駒野友一(サンフレッチェ広島)
得点シーンはタカ(高原)さんがニアに入ってくるところで(クロスを)上げて、触ればゴールというボールを狙った。そのとおりの形だったので良かった。(低くて速いボールが多かったのは)相手の高さを意識したのもあるし、グラウンドが濡れていたというのもある。前半は(矢野)貴章が相手の裏を狙う動きをしていたので、早めにそこへ合わせようというのもあった。監督のやろうとしているサッカーが、少しずつできるようになってきた。自分は右サイドが本職だと思っているので、そういった意味で今日の試合は個人的にやりやすさはあった。
 システム変更については、監督から言われたのではなく、自分たちでやれたことが収穫。相手の攻撃の枚数によって形を変えることもできた。自分は忙しかったけれど(笑)。システムやポジションの変更は、阿部が言って変えるという形だった。

■矢野貴章(アルビレックス新潟)
高原さんとはお互いが下がり過ぎないことを意識していた。距離感を持ってやるのはできた。(代表戦を経験するようになって)JリーグでやっているDFとは、うまさというか強さが全然違う。このレベルでやっていくには、もっと自分のフィジカルを上げないといけない。それ以外の点でもやらなければいけないことはたくさんあると感じた。ゴール前の入り方ももっと工夫しないといけない。高原さんはボディコンタクトの強さもあるし、1点目のようなニアへ飛び込むスピードもある。せっかく身近にいるので、いろいろと見習いたい。

■橋本英郎(G大阪)
自分が出るのは終了間際だったので、ちょうど(藤本)淳吾と一緒に変わる形になって、彼から『短いし、楽しもうか』と声をかけてもらった。自分は守備重視で入れと(オシム監督から)言われて、淳吾は好きにやってこいと言われていた。(モンテネグロ選手との)ユニホームの交換は、ビチョビチョだった(笑)。交換していいものなのか迷ったが、周りが換えているようだったので、自分も換えた。

●稲本潤一選手(ガラタサライ):
「ずっと準備しながら試合を見ていました。ベンチに入っている限り試合に出るチャンスはなると思っていますから」
Q:オシム監督のサッカーを理解することはできましたか?
「人とボールが動くサッカーですね。中盤がしっかりボールを繋いで、前を向ければチャンスになる。ああいう形をきっちり作っていかなくては。自分が入った時も、1タッチ2タッチでシンプルにボールを繋ぎながら速さを求められると思う」
Q:選手の個性は把握しましたか?
「キャラはだいたいわかってきました(笑)。実戦形式でまだ数回しかやれていないですからんね。これからまだまだ一緒に過ごす時間があるし、明日は大学生との試合もあってゲームができる。コミュニケーションをとりつつ、相互理解をはかっていきたいです」

●遠藤保仁選手(G大阪)
「前半は人も動いていたし、ボールも動いていてよかったと思う。先制点でだいぶ気持ちも楽になったし。(1点目のアシスト?)ショートコーナーだったし、相手が高い分、意表をついてやろうと話していた。(中澤)佑二がよく決めてくれた。チームとしてクイックでやるべきところはやるというのが浸透してきている。それはいい部分だと思う。
(中村憲剛、鈴木啓太との連動性が出てきた?)確かに距離感も切り替えもよかった。これを90分間続けたい。テンポよくボール回しをしてスルーパスを出したりできた。3人同時に出ることがほとんどなかったんでいい機会だった。後半は足が止まってミスが増えてきた。運動量も下がったし、パスのテンポも悪くなった。なかなか自分達のリズムにすることができなかった。そこは課題。相手も前気味に来て、もっと冷静につなぎたかった。シュートも枠に飛んでいない。1人1人の持つ時間も明らかに長かった。それを監督は『個人プレー』と言っているのかもしれない。ワイドにやって冷静につなげればもっと崩せた。ワイドから2点目を取ったようにクロスを上げるのも有効だったのに。考えてやらないといけない。追加点があったから慌てずにはやれました。ミスさえ減らせば、もう少し疲れずにすむと思う。次のゲームではしっかり修正したいですね。キャプテンについては、アップが終わってキックオフのギリギリ前に監督から言われた。(中澤)佑二がやるのかなと思ったんで、びっくりしたけどいい経験。監督は自分か阿部ちゃんかと言ってきたけど、それなら自分がやりますといった。キャプテンをやった記憶はほとんどない」

●中澤佑二選手(横浜FM):
Q:先制点に関しては?
「いいボールといいタイミングでしょう。相手のFWが3枚にしたり、2枚にしたりしたので、こっちもいろいろ模索した。いい実践経験を積めたと思う。自分たちの判断でやった。システムが3~4回は変わったんじゃないかな。僕は初めてだったけど、分かっているメンバーとやるのは大きい。後半の頭に3バックにしたのは、坪井と話して、その後、阿部に行ってみようかと言った」
Q:目標はアジアカップ制覇?
「そこが大事。やるからには目標を高く持つこと。ここをいい形で終わらせることで次もよくなっていく。アジアカップでいい試合をするためにも、今回はモノにしなければいけない2試合だ」

●高原直泰選手(フランクフルト):
「サイドから何度か崩して攻撃をしたけど、最後のラストパスがなかなか合わなかった。それでも点を取ったところはいいタイミングでいけた。ああいうプレーを試合で多くしていくことが大事」
Q:開始10分は厳しかった? 
「相手がどういう感じで来るのかなという様子見はあった。結構引いていたんで、なかなか難しかった。相手の状況を見て引いたりすれば、相手もずれたりしてくる。前半はそれを繰り返せばいいと思った。そして徐々に崩れてきて、ボランチのスペースがあいて、そこから起点を作ることができた」
Q:オシムジャパン2試合目ですが?
「自分のプレースタイルが徐々に浸透していっているのかなと思う。コンビについても多少はできたけど、ボールをつなぐ中で全体をどうしていくかを話していかないと。まだ2試合やっただけだし、よかったとか悪かったとかいえないけど。とりあえず点を取ったし、チームが勝ったんで、結果がよかった。でも勝ったからよかったということでもない。もっとチャンスがあったし、ゴール前に詰め寄った場面もあった。もっといい状態できっちりゴールにつなげられるようにしないといけない。2-0から3-0へと試合を決めるゴールが大事だった。3点目が奪えなかったことが課題」

●中村憲剛選手(川崎F):
「結果については、ホームで勝つことが非常に大事だったんで、相手がどうあれ、2-0で勝ったことは自信になる。前半のモンテネグロが引いてきて、フリーでボールを受けられることが多かった。こから先の仕掛けがうまくいかなかったけど、ダイレクトでポンポンボールを回して崩せればよかった。自分はミスを恐れず、ボールを受けてサイドチェンジとかをやりたかった」
Q:メリハリをつけようとした?
「ダイレクトで前に入ると相手もつかみづらくなる。サポートに入る関係もできて、サイドからも展開できた。2点目はコマ(駒野)がいい上がりをしてくれたんで、クロスもよくて、いい形になった。練習パターン通り。モンテネグロは大きいし、普通にクロスを入れても跳ね返される。速いボールというのは非常に有効だった。後半はハーフタイムにもっとゲームをコントロールするようにと指示されたので、そうするつもりだった。後半の0点はOKじゃないけど、向こうが前がかりだったし。決定的なところを決められればよかった」
Q:個人プレーが出たとオシムさんが言っていたが
「それは自分だと思う。シュートを2本外したし、シンプルに外に出せればよかったから」

●鈴木啓太手(浦和):
「落ちついて後ろでサイドチェンジしつつやっていこうという話をした。少し早くタテパスを入れて、カウンターになった場面があった。でも相手のやり方にはまった面はある。どう修正するかが大事だったけど、修正できたのがよかった」
Q:得点が前半から取れましたね
「前半はこっちがホームで、相手はアウェーで、それぞれがそういう戦いをしてきた。そこでリードできたのは大きかった。後半に入ってああいう展開になるのは仕方ないこと。ハーフタイムの後、3バックに変更したのは、相手の7番が入ってきたから。彼はキープレーヤー。10番と7番をどうマークするかが1つの鍵だった」

●水野晃樹選手(千葉):
Q:時間が短かったですが 
「前よりは長かったし問題ない。出る時の指示はポジションのことだけだった。右サイドに入れと。自分の長所を出していこうと思っていたけど、ボールに触る回数が少なかった。もう少し呼び込めた場面もあり、積極性がかけていたかなと思う。あの時間帯から出たんだからもっと仕掛けていかなければいけなかった」
Q:フォーメーションが変化した?
「自分が入った時は4-4-2で、駒野さんが後ろにいたけど、その後駒野さんが左に行って、その後、3-5-2になった。そしてまた途中から4-4-2になった。選手たちは普段の練習からああいうのはやっているし、おかしくはなかった。途中出場で出た自分とかがもっとアグレッシブにプレーできたらよかったけど、もう少し試合に出た時に仕事をしたかった。あまり納得はいかない。次に出るチャンスがあれば、今日以上のパフォーマンスを出したい」

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モンテネグロ代表フィリポビッチ監督会見

前半、私たちは苦労した。試合をコントロールできなかった。日本の強さが前半に出て、突然2点入った。(こうした展開は)予想していなかった。1点目はわれわれのミスによるものだと思う。1点目が入って、チームのリアクションも遅かった。後半は少し違う感じになった。選手たちにもう少しリスクを冒してもいいと伝え、前半よりいいプレーをしたと思う。こちらがボールを持つ時間が長くなり、得点のチャンスもあった。PKを外したのは残念だ。PKが入っていれば、選手のリアクションはもっとよくなったと思う。選手たちにとっては、今日の試合は非常に大事だと思う。若い選手が多く、今夜の雰囲気のような試合でプレーしたことがなかったからだ。
――突然2点とおっしゃったが、失点することは予想していなかったのか?
守備だけでなく、全体的なチームの集中力が足りなかったと思う。
――試合後、オシム監督と長く話していたが
日本のチームのプレーに対して、私たちは何もできなかった。オシム監督がどういう作戦を立てるのか、われわれには分からなかった。日本の選手たちは運動量が豊富だし、FWだけでなく、サイドの選手も空いているスペースをうまく使っていた。オシム監督が持っている知識、哲学を見せてくれたと思う。彼のサッカー哲学は昔から変わっていない。
――日本チームと選手の印象は?
日本のプレーはビデオで見ていたので、いい守備、得点力があるチームだと予想はしていた。1人だけ選手を挙げることはできない。チームの全体的なつながりが大事だと思う。日本代表にはいい選手がたくさんいると思う。
――PKを蹴らせた選手(ブルザノビッチ)について
彼は(独立後初の国際試合となった)ハンガリー戦でPKを決めているのだが、PKは彼に蹴らせるべきではなかった。私は大声を出したが、聞こえなかった。
――PKは誰に蹴らせたかったのか
彼以外の誰かだ。

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モンテネグロ戦後 オシム監督会見2007年06月01日

質問をどうぞ。
――テレビでのインタビューでは、「いいプレーをする時間帯もあったが、個人プレーに走る、不満がある」とおっしゃっていた。監督の望むサッカーが90分間できていないのか?
 選手たちは、私が何を望んでいるのか完全には理解していないので、常に私が望むようなプレーができているわけではない。しかし、それは偶然の結果ではない。そのためには、細かいことだがたくさんの事柄を修正しなければならない。こういう試合では、良い点もあるが、それについて話すよりは、今後何を修正すべきか、悪かった点を話す方が将来のためになる。そういうことが、たくさんあったから私は満足することができない。例えば個人的な目的によるプレー、ミスをしないように安全策をとったプレー、試合の中で自分だけが目立とうというような個人プレー、さまざまなことがある。もちろんミスはたくさんあったし、ラッキーな面もあった。客観的に見て、モンテネグロにもチャンスがあった。PKもあったが、彼らはそれを得点にはつなげることができなかった。軽率な時間があったことへの罰を、本来ならPKによって与えられるべきだったかもしれない。モンテネグロのPKは、難しいプレーから生まれた。しかしそれについての細かい話は、皆さんにではなく選手に直接話す。そうした問題を除けば、内容は悪くなかった。勝ったという結果どおりの内容だった。
ひとつ気になるのが、終了間際で苦しんだこと。相手は焦らず、落ち着いていた。フレッシュな選手を次々に投入してきた。そして中盤の構成力を高めて勝負をかけてきた。幸い、われわれのゴールの近くではなかったが、彼らが中盤を支配して、1対1の勝負でほとんど向こうが勝っていた。私にとってモンテネグロはなじみのある国だから、モンテネグロという日本人にとって存在していることも知らないような国が、技術の高い選手をそろえているところを目の当たりにできたことは、うれしく思う。彼らはもう少し効率的なプレーができる。気持ちが強すぎたのだと思う。ある程度、時間が経過すれば、何試合か重ねることによって経験も備わって、いいチームになると思う。あらかじめモンテネグロの記者のためにも申し上げておく。
――個人プレーということだが、個人でドリブルで勝負するときは、そうすべきだと思うか?
そうしてもいいのだが、タイミング、時間帯、そして目的がよくなかったのだ。タイミングが選手のプライベートな要因で決められたことがあった。チームとして前進している時間帯に、チームのためでなく個人のためにボールを使う。例えばシュートして得点する、あるいはナイスパスを出す、あるいは競技場の大画面に自分がアップで映りたいとか、あるいは試合後に自分のユニホームを振り回しながら競技場を一周するとか――。それもサッカーの一部ではあるのだが、そういうことはチームのためにならないと選手には伝えてきた。人気取りの競争では、選手の方が私より勝つだろう。日本はスター選手、個人で目立つ選手が人気を集める国だから。しかし、それではサッカーは前進しない。個人プレーをうまくできるのがスター選手。まあ、私も好きなのだが(笑)。しかし、そこで試合に負けて、私のクビが飛んでしまっては、どうしようもない。
――今日のスタメンは望みどおりのものだったのか(モンテネグロ人記者)
何人かの重要な選手を使うことができなかった。1人は左利きの選手、もう1人はモンテネグロの3番(ヨバノビッチ)を抑えられるポジションの選手。それからサイドの選手も、けがのために使うことができなかった。タッチラインを1人でカバーできて、何度も往復できる選手。そういうエネルギーとスピードのある選手が、本来はいるのだが使えなかった。2人の選手を並べなければならなかった。そこでのコンビネーションが、攻撃で良くても守備では駄目、あるいは逆に守備は良くても攻撃は駄目。また、将来的には2ボランチのところを1人で任せたいのだが、そういう選手がいない。つまり守備もできるが、そこから攻撃の起点となるような、クリエーティブなプレーができるような選手を探しているところだ。
――個人プレーについて、今年になって増えたように思うが、それはなぜか?
それは今年になって始まったことではない。そういうことが今後起こらないように、選手には言わないといけない。つまり症状が起こってから治すよりも、予防した方がよい。まだ治療できる範囲だと思うから、口に出して言っている。例えば中村憲剛、彼のようなレベルのクオリティーの選手であれば、ゴールのはるか上にシュートするはずがない。しかもシュートするタイミングの時に、彼の近くにフリーの選手がいたのに、シュートして外した。状況によって違うプレーができるかどうか。例えばモンテネグロの方が1-0でリードしている状況で、同じプレーをするのか。得点を挙げれば、明日の新聞の一面を飾る、あるいはニュースで大きく取り上げる、そういうことが頭にあったのかもしれない。「彼のプレーが試合を決めた」、そういう見出しだ。そういうことで、サッカー選手をやっているのかもしれない。選手の側にそういう野心があれば、皆さんがそれをかき立てるわけだ。だから、それをうまくチームのためにプレーさせるというのは、簡単なことではない。
勝った試合ではあるが、良かったことより悪かったことについて、より費やすことが明日のためになると思う。例えばパスミス、スキルの低さ、パスのタイミングが悪いこと、手間を掛けすぎること、ボールが私物であるかのように長い間キープしようとすること、などなど……。それらを直さないと、もっと良いチームにはならない。「今日は勝った、おめでとう」というのはお世辞にしか聞こえない。別に対戦相手が、私が昔住んでいた国の一部だったから言うのではない。つまりバルカンの習慣だが、相手を褒めて、実は自分を褒めるという表現なのだ。だから、私とこれ以上話しても時間の無駄だ。

――ワンタッチプレーでリズムを作るのが日本の良さだと思うが、それができなかったのはどこに原因があると考えるか?

 それで何が聞きたいのか? 相手がいるのだ。自分たちだけでプレーしているのではない。相手がいる中で、それをやらなければならない。日本は原則として、なるべく早いプレーを心掛けている。これは日本だけではなく、良いサッカーをするチームはプレーが早い。早いサッカーは、私の発明品ではない。単純な、早いプレーを要求しているのは私だけではない。ご覧のとおりのプレーしかできなかった。

――では今日の試合については、相手の守備が良いプレーをさせなかったと考えるのか

 モンテネグロ側のプレーで、それができなかったわけではない。簡単にできた時間帯もあったが、そうではない時間帯もあった。だから問題はより深刻なのだ。選手によって、理解、あるいはスタイルに違いがあるのが問題だった。あるグループの選手は、あまりにも単純なワンタッチのプレーをする。あるグループの選手は、自分本位のプレーをする。3つのグループの選手が混じっていた。それが何分でのどういうプレーだったか、10個以上挙げることはできる。しかし私がここでそれを言うと、選手たちはその記事を読むだろう。勝った試合だから、あまり選手たちのことを悪くは言いたくない。だから負けたときには、もっと率直に言う機会があるかもしれない。勝ったのに水を差すような、今日のような時ではなく、負けるのを待つというか、その時に率直にお話しようと思う。それほど遠い将来ではないと思うが。
――楢崎を使ったが、その評価は? また中村俊輔は埼玉で出られる状態にあるのか?
後の質問から答えよう。出てほしいが、私は医者ではない。きちんと準備ができたときにプレーしてもらいたい。つまり100パーセントの状態でプレーしてほしいのだ。ピッチの上に立つだけでは、彼にとっても、マスコミや観客の皆さんにとっても、よくないと思う。100パーセント、フルに戦う選手を使う。それでも中村俊輔は、非常に優れたスター選手だから、彼がつまらないプレーをするのであっても出場すれば、さらに1万5000人も観客が増えるのであれば、出す価値はあるのかもしれない。政府がそういう政策を取っているなら、それも悪くない。毎日テレビのニュースを見ていると、中村俊輔がひとつのニュースで3点くらい入れるわけだ。私は日本に4年ほど住んでいるが、約1500日、1日に3ゴール見ているとすると、5000点近くのゴールを挙げていることになる。それは、私が生涯見たゴール数よりも多い。そんなにゴールを挙げている選手が、今日の試合に出場していないのか、事情を知らない人は不思議に思うかもしれない。
楢崎については、本当のことを話さないといけないか。私には一緒に仕事をしている、信頼できる協力者がいる。その協力者と一緒に仕事ができるかどうか、意見を受け入れられなかったら、彼が残るか、私が残るか、そういうことも考えないといけない。共有した考えは、川口だけでなく、もう1人守ることのできるGKを探そうではないか、ということだ。つまりそれはアジアカップのためであり、それから日本代表の将来のためである。川口は良いGKだが、永遠に守れるわけではない。川口はレギュラーではないという話ではない。むしろ反対で、川口が使えるのは分かっているから、もう1人オプションが欲しいということ。彼が故障して、グループリーグで出場できなくなったらどうするのか。だから今日は楢崎を試した。川口は次の試合に先発する。GKはエゴイストが多い。自己愛が強い。だから川口がどういうリアクションをするのか観察していたのだが、彼は非常に立派な反応だった。試合前に(モンテネグロ戦のベンチ外を)通告した。試合前に話すことが大事なのだ。試合後だと、出場したGKのプレーによって、言うことが変わるから。
今日の試合だけで判断できるとすれば、川口以外にも信頼できる、経験のあるしっかりしたGKが日本代表に加わったと言えるかもしれない。これに若いGKも加えて、GKのチームを作ることができる。そういう考えで決断して、今日は楢崎を先発させた。負けていれば、考えも変わったかもしれない。だが頻繁に代えるほど、良いGKが見つかるというわけでもない。
――勝利したのだから、少しはにこやかに話してもよいのでは?
(わざと深刻な顔をして見せて、会場が笑いに包まれる)
――水野を入れたときに、相当長い指示をしていた。どういう指示をしたのか
私は水野だけでなく、交代選手にはかなり細かい指示を与えている。個人的に考えるのだが、日本代表のフルメンバーとしては、まだ彼は子供だ。才能には恵まれているし、アイデアも溢れるほどある。ただし、そのアイデアに自分がとらわれてしまう。そこで例え話だが、そこに牛がいる。ミルクが100リットル必要だ。そこで乳搾りをすればいいのに、牛にボールをぶつけてしまう。つまり、そんなことをしてもミルクが得られるわけがない。牛を見つける仕事までして、そこで成果を台無しにしてしまう。彼には、効果的なプレーをしろと。つまりサッカーのプレーをしているというよりも、ボール遊びが好きな選手だから、そういう選手がプロとして、職業としてサッカーをしている選手と混じって出場するわけだ。何に気をつけるべきか、指示したことについては、これ以上話すことはないだろう。彼の才能を、チームのために使わないのはもったいない。それくらいの才能を持っている。ただしその才能が、潜在的な才能で終わってはいけないと思う。
(そろそろ時間ですので、というプレスオフィサーの言葉に)
居眠りされている方もいるのでは? ブラジルに勝ったわけではないのに、こんなに長くしゃべるとは思わなかった(苦笑)。

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